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デイトレーダーのためのボリンジャーバンド入門

『ずっと横ばいだった株価が上がり始める。』

『上がりきった株価が下げ始める。』

その最初のタイミングがある程度予測できると当然のことながらデイトレードをするにしても有利に立てます。

株価が上昇の流れへと入るはじめの一歩や株価の急激な下げの終わりを測定するための分析ツール。

それがボリンジャーバンドです。

基本的に株価の流れを判断するためのツールはほかにもトレンドラインや移動平均線などがありますが、ボリンジャーバンドも一度使い方をを覚えると有効な指標となりますので、このページで一気に把握してしまいましょう。

まずはざっくり!ボリンジャーバンドの解説

ボリンジャーバンドはテクニカル指標の中のうちの1つで過去の株価と比べ現在の株価がどこに位置しているかを測る移動平均線に近いものです。

ボリンジャーバンドはバンドの広がりと狭まりを利用して、株価の流れを読むためのものです。

真ん中の線が移動平均の25日線、そしてその周りをボリンジャーバンドが挟むように並んでいます。(下図)

このボリンジャーバンドは真ん中の線である移動平均線から位置する上下1本目のバンドを1σ、-1σ、上下2本目のバンドを2σ、-2σのように表示します。ちなみにσは「シグマ」と呼びます。

基本的には株価の動きはこのボリンジャーバンドの範囲内に収まりやすいとされています。ちなみに移動平均から上下1σの間で株価が動く確率は68%、上下2σまでの間で動く確率は96%だそうです。

この特性を知っていれば充分トレードに活かすことができます。

ボリンジャーバンドの2つの特性を利用した取引手法

ボリンジャーバンドには株価の動きに合わせて2種類の特性があります。そしてその特性に沿った取引をすることで利益を狙うことができます。

その特性の1つ目が、株価のトレンド(流れ)発生によるバンドの広がり、2つ目が株価のレンジ(横横の動き)にともなうバンドの狭まりです。

この2つの特性があることを知ればそれに合わせて株価の取引をして利益を上げることができますよね。

それでは詳しくご説明します。

ボリンジャーバンドを利用した順張り投資戦略

株価が横横の状態ではバンドが上下のバンドが狭まった状態であることが多いです。

しかし上下どちらかへと株価が動き出すと、いわゆるトレンド(株価の流れ)が発生したということで、バンドが広がり始めます。株価の流れについて売買をする順張り投資で行くならば、このバンドに沿って株価がゆっくりと移動していく時を狙って株を買ったり売ったりして利益を出していきます。

例えば株価が上昇トレンド入りしてボリンジャーバンドが広がり始めたら当然陽線が立ちやすくなりますし、下げトレンドならばその反対です。

それではここで実例を見てみることにしましょう。

東レ(証券コード3402)日足チャートです。

白い星の地点から明らかに株価の流れが上方向へ伸びています。またバンドの2σの上に出ることも多くなりバンドに沿うようにして株価が上昇しています。

このようにバンドの広がりに張り付くように動く現象を“バンドウォーク”といいます。

ちなみにこのような時に逆張りをして、株の新規売をしたりすると大体は負けトレードになってしまいます。そのためこのような時には流れに逆らわずに素直に買い目線で行くべきです。

もちろん上昇の流れに乗っているため、デイトレならば陽線が立つことを想定して積極的に上値を追っていくか、押し目(一時的な株価の下げ)で買う姿勢が大事です。

順張りの基本戦略に関しては「デイトレで無難に勝ちトレードをする順張り投資戦略」を参考にしてください。

ボリンジャーバンドを利用した逆張り投資戦略とその注意点

ここではバンドを利用した2つの逆張り戦略と注意点をご紹介します。

1 株価が横横で動いている時にバンドの上下に触れた地点で逆張りを仕掛ける方法

株価が横横で動いているいわゆるレンジの相場において株価は基本的にはバンド内に収まることが多いです。そのため、株価がレンジ内でバンドの2σに当たるところで売り目線、バンドの-2σに当たるところで買いの目線と判断できます。

バンドが狭くてわかりにくいと思いますが白い枠で囲った部分では、株価がレンジ(横横)の動きを続けています。

このような時にはバンドの2シグマにあたって株価が跳ね返る動きが継続される傾向があります。そのためバンドに触れた位置でいったん逆張りをしてみるのもありだと思われます。

詳細な逆張り投資の手法に関しては「デイトレ初心者でも下げ局面で利益を出せる逆張り投資」をご覧下さい。

価格の抵抗・節目を考慮に入れた詳細な逆張り手法をご紹介しています。

2 株価が上下へと動き出してバンドが大きく広がった際に移動平均線との乖離を加味して逆張りをする方法(ほぼ移動平均乖離率を利用したトレード)

横横に動いていた時から株価が上下に動き出したとしても、株価はどこかでその動きを止めて、再び25日線(真ん中の線)へと近づいていくはずです。

さきほどと同じソフトバンク(銘柄コード9984)の日足チャートです。今度はバンドのひろがった側の動きに注目です。

バンドが大きく開ききったところから真ん中の25日線に向かって株価は戻る動きを見せます。

そのためこの習性を利用して25日移動平均からの乖離が大きくなった際には逆張りを仕掛けてみるのもありです。25日線からの乖離率を利用すれば、バンドが大きく開ききったという単純な理由での決め打ち的な逆張りをせずに済み、仕掛けの精度もあがります。

上記チャートにおいては、ソフトバンクという大型の銘柄という理由もあり25日線から10%の乖離で25日線へと向かう動きが見られます、この点、「移動平均平均乖離率を利用した逆張りトレード」で実例解説をしています。

ただし、このやり方には注意点があります。

※ ボリンジャーバンドを利用した逆張りトレードの注意点

ボリンジャーバンドを逆張りに使用する際には注意しないといけない点があります。

順張りのところでも少し触れましたが、バンドが大きく広がると大抵人間の目には大きく株価が上がりすぎている、下がりすぎているように見えます。しかし、バンドが広がりを見せそれに連れて株価が上昇下落をすると、結構行くとこまで株価は伸びていきます。(東レ日足チャート)

上記は東レ(銘柄コード3402)の日足です。バンドが広がりを見せ明らかな上昇トレンドに入っていますが、25日線からの乖離が10%、20%と乖離しながらどんどん高値を更新しています。

東レは実はこのチャートの数日前に、「ボーイングからの1兆円分の材料受注のニュース」が伝わり好需給となりました。それに加えて、過去の高値をブレイクアウトするという絶好のチャート形状も作っていました。このような銘柄は、ボリンジャーバンドや移動平均が役に立たないことがほとんどです。

とくにアベノミクスがはじまってからは株価は材料や業績により上昇も下落も一方通行になる傾向があるように感じます。

そのため、ボリンジャーバンドや移動平均からの乖離は景気が後退したときやバブルが落ち着いて株価が足踏みをするような時に積極的に使うべきだと考えています。

まとめ

個人的には株式のトレードにおいて有効だと感じるテクニカル指標は移動平均、出来高、トレンドライン、チャートパターンです。この4種を極めれば、短期投資ではかなり勝てるようになるでしょう。

そのためボリンジャーバンドはあくまで補助的な指標として活用していただければと思います。

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