イベント投資

良い投資先を探す際の条件として、「株主のことを最大限に考えている企業」であることが必要です。

この株主のことを考えてくれているかどうかは、企業の株主還元がどうなのかによって判別することができますが、この判別をする際に重要な考え方として配当性向というものがあります。

利益を株主に還元する方法は実に様々であり、最近では自社株買いや配当性向の引き上げなど株主還元を積極的に考える企業は一定の評価をされ投資家から人気を集めることがあります。

ここでは株主還元を行う企業を見つけるための配当性向という概念についてご説明します。

続きを読む

株価が上昇する要因には実に様々なものがありますが、そのなかで自社株買いと呼ばれる企業自身が行う利益向上対策があります。

近年、JPX400の誕生とともに新たに株主資本利益率の向上のために自社株買いを始める企業も増えるなど、その動向には注目が集まっています。

実際、自社株買いを発表した企業の株式には投資家の買いが集まり、株価が上昇することがあります。ただそれを完全に鵜呑みに してしまい自社株買いをする企業を手当たり次第買い付けてしまうと思わぬ高値をつかまされたり、その後まったく株価は上昇することなく小動きを繰り返したりすることもあります。

そうならないためにも、まずは基礎知識の確認と実例をいくつか見ることで自社株買いを理解していきましょう。

続きを読む

「株式投資をするのであれば、魅力のある銘柄に投資をしていきたい」

投資をする上でこのように考えるのは至極当然です。魅力のある銘柄は全体相場の暴落時でもそれほど大きくは下がらず、全体相場が上昇を始めた時には頭一つ抜けるような勢いで株価を伸ばしていくことが多いからです。

投資で利益を上げるうえでは、この魅力ある銘柄をいかに見つけられるかどうかが一つの投資成功への分かれ目だと言えるでしょう。

さて、投資対象として魅力のある銘柄を集めたJPX400と呼ばれる株価指数が2014年にスタートしました。最近の株式市場では日経平均株価とTOPIXと共に話題になることが多く投資をしている人ならば名前を聞いたことのある人も多いかもしれません。

ただ詳しい内容や魅力、投資への適切な使用法まで理解をしている人はそれほど多くないかもしれません。このページでは、そんな魅力的な銘柄を集めたJPX400指数についてご説明していきます。

続きを読む

株式投資をしているとファンドと呼ばれる集団の話をよく聞きます。代表的なところで言えば、年金基金が株を買いにくるとか、ヘッジファンドが売りを仕掛けてきたなどです。

ファンドは基本的には投資家から資金を集めて、様々な手法を使い金融商品に投資をして利益を上げようとします。その資金量も千差万別ですが少なくとも個人投資家よりははるかに大きく、ファンドの動向によって市場の方向が決定することさえあります。

つまり、個人投資家にとってその動向は見逃せないものがあるのです。そこでこのページでは、投資に役立つファンドに関する情報をまとめてご紹介します。

短期投資。中長期投資からイベント投資まで幅広くカバーできる知識ですので要チェックです。

続きを読む

投資家は資産の投資先を決定する際にはできるだけよい企業を選別します。その企業がこれから成長してくれれば投資した金額はより大きな金額となって返ってくるからです。

これとほとんど同じことを個人投資家ではなく企業がすることがあります。それは企業買収であったり子会社化という形をとったりします。そして、それらを成し遂げるための方法として株式公開買い付けがあります。

株式公開買い付けがされると、買い付けされた企業の株価は大きく上昇します。このページでは、株式公開買い付けに関する基礎的な知識の習得を目指していきましょう。

続きを読む

株式投資で利益をあげるためには確固たる投資戦略が必要不可欠です。

そしてその投資戦略には大きく分けて、銘柄選択や資産配分、売買タイミング、リスク管理などがあります。長期的に投資で勝ち続けていくためにはその全てが必要であることがいうまでもありませんが、今回は銘柄選定と資産配分に着目して、長期的に勝つために必要な株式のポートフォリオの組み方をご紹介します。

まずは株式のポートフォリオの根幹となる3つの銘柄群のご紹介の後で、その3つをどのように組んでいくか(ポートフォリオ化)していくかを書いていきます。

続きを読む

株式投資をしている人ならばTOPIXという名の株価指数があることは知っているかもしれませんが、TOPIXが株式投資において非常に重要で、その内容を知れば知るほど収益機会が増えることまでを知っているひとは実はそれほど多くはありません。日経平均株価や日経平均先物などを注意深く見ていてもTOPIXを見ることまではついおろそかになってしまう投資家は多いものです。

TOPIXは東京証券取引の1部に上場している全銘柄から算出される数値で、日経平均株価よりもはるかに多くの銘柄によって構成されます。

そのため、ファンドと呼ばれる機関投資家がベンチマークとしての投資先にすることが多く、その動きを知っていることで意外な利益を狙うことが可能となるのです。また日経平均との関係性を探ることで相場全体の先行きを占うことも可能となってくるのです。

この記事ではそんな日本の株式市場を代表するもう一つの株価指数であるTOPIXに関する情報をまとめてご紹介します。

続きを読む

株式投資をする際に銘柄を選んだり、タイミングよく株を買う技術を上げる人はたくさんいますが、タイミング良く持っている株を売ることまでに気を使って投資をしている人はそれほど多くはありません。

ある程度利益が出てくると、「そろそろいいか…」と考えて株を売ってしまったりします。

持っている株を売って利益を確定することを「利食い」といいますが、利食いのタイミングは大変重要なものです。たとえ良い銘柄を良いタイミングで買い付けていても利食いがしっかりとできてないとそれほど利益を上げられないまま取引が終わってしまいます。

確かに利食いの完璧なタイミングは誰にもわかりませんが、ある時点で株価が下げやすいタイミングがいくつかあることも事実です。

この記事では、その利食いのタイミングをご紹介していきます。

続きを読む

長期的な運用による株式投資は、様々な資産を組み合わせてリスクとリターンのバランスをとりながら長期的な目線で利益を狙います。

特に長期で金融資産を運用するファンドなどは、大量の資金を株式で運用するために「株価指数」という指標を参考に銘柄を組み合わせて投資をするものがおおいです。

基本的にはそのような株価指数に連動させて銘柄を購入しますが、ある銘柄に株価を下げさせるような大きな悪材料が出てきた場合には、当然ファンドの組み入れ銘柄群の中からそのような銘柄を除外しなければなりません。また新たに指数に組み入れられる銘柄は、ファンドが銘柄群の中に組み入れるためにその株式を購入したりします。

この一連の動きは「ファンドのリバランス」と呼ばれます。

リバランスが起きると、比較的大きな資金の動きが特定の銘柄に発生するためその動きがあることを前もって知っておかないと思わぬ損失を出してしまうことがあります。また買われる銘柄をあらかじめ知っておくことで先回りして銘柄を仕込んでおく収益機会にも恵まれます。

続きを読む

株価が大きく上昇し、その日これ以上の株価をつけられないというところまで買われることをストップ高といいます。

時々株価が10倍、20倍にもなるような爆上げ銘柄の話が話題になりますが、そのような銘柄には多かれ少なかれストップ高を経験している銘柄が多数あります。

そのため投資でおおきな利益を上げる手段の一つとしてストップ高になりそうな銘柄を探し出してあらかじめ保有するという手法が取られます。

もちろん、すでに保有している株式が運良くなんらかの事情でストップ高になれば非常にラッキーですが、実はもっていなくてもストップ高にすでになっている銘柄、もしくはなりそうな銘柄を探し出してタイミングよく保有することで、利益を上げることも可能です。

使い方を間違えずに成功すれば大きな値幅を取ることができます。まずはストップ高の基本を確認しておきましょう。

ストップ高の基本

株式の取引においては、1日の間で株価の制限を設けて過熱化した買い、もしくは売りをいったん落ち着かせようとします。その日の株価の値幅の上限まで買われることをストップ高といい、下限まで売られることをストップ安といいます。

たとえば、前日100円の終値で終了した銘柄があったならば、次の日の取引時間内におけるストップ高は150円になります。このストップ高になる値幅は現在の株価により異なりますので最初の段階で把握してしまいましょう。

下記はカブドットコム証券の制限値幅表です。

stopdaka-3

とりあえずは10000円未満の株価における制限値幅を把握しておけば問題はないでしょう。

さて、先ほどの例で150円まで株価が上昇して、さらにそれ以上株価が上がりそうだと見込まれれば、150円の買い注文や成り行き注文(いくらでもいいから買いたいという注文)が殺到しその日の取引を終えることがあります。

もちろん150円まで株価が上昇してストップ高をつけた後、そこから下落することもありますが、ストップ高をつける銘柄というのは様々な個人投資家により人気を集める爆上げ銘柄に変貌をとげることがあります。

特に時価総額の小さな銘柄はその傾向が顕著です。時価総額が小さいということはそれほど買われていないということであり多くの資金が集まると株価の上昇もそれだけ大きいものとなります。

一つストップ高状態の板の例を見てみましょう。下記の画面はストップ高が付きストップ高価格に張り付いている状態の注文板です。

stopdaka-1

上記の板は504円がその日の値幅制限である引け後の板です。

504円の右側に52000株の買い注文が集まっています。また、画面の上部分には成り行き注文が1507600株集まっています。取引時間が終わりに近づくにつれてストップ高価格でもよいから買いたいという注文が増えるのです。

このいくらでもよいから買いたいという注文が株価を大きく上昇させることがあります。いわゆる一時的な過熱感を持つということです。もちろん過熱感は一過性で終わる場合もありますが、そのまま終わらずに上昇した地点から下がらずゆっくりと株価を押し上げていくこともあります。

それでは、ストップ高の実例をみていきましょう。

ストップ高連発!そのパターンと実例

ストップ高とはその日の取引の上限いっぱいまで買われている人気状態ですが、実際にどのような動きになるのかを実例でみてみることにしましょう。

  1. 取引時間中に値段がつかないまま大引けでストップ高
  2. 取引時間中に右肩上がりで上昇して上限まで買われストップ高、そのまま終わる
  3. 2のパターンでストップ高をつけ、その後売られて上限より下の値段で終わる

おおきく分けて上記3つのパターンが存在します。おなじストップ高でも状況によってその意味合いが変化します。

1 取引時間中に値段がつかないまま大引けでストップ高

このパターンは取引時間中に値段がつかずに買い気配を切り上げてストップ高で終わるケースです。ストップ高として一番強い終わり方で次の日に引き続き上昇する可能性の高いストップ高となります。

チャート上では、ローソク足が一本の横棒のような形となります。非常に強い買い圧力がかかっている状態であり次の日も大きく株価が上昇する可能性があります。直近ストップ高で派手な動きをしたのは、ジーンズ大手のリーバイスです。

stopdaka-2

一時ストップ高6連発という大きな動きを見せました。途中の横棒時点では比例配分での購入以外の方法では買えません。最初から持っていた人はとても運が良い人ですね。

2 取引時間中に右肩上がりで株が上限まで買われストップ高、そのまま終わる

こちらのパターンは取引時間中に値段がつき、株価が右肩上がりに上昇してストップ高まで買われそのままストップ高の価格に買い注文が集まって終わるケースです。ここでも一つ例を見てみることにしましょう。銘柄コード3641パピレスという銘柄の日足チャートです。

stopdaka-4

赤い矢印のついた日が2のパターンにあたる日です。その前日は横棒で終わっているため結局引けまで値がつかない強いストップ高で終わっていますが、次の日も寄り付きから一直線でストップ高になるような動きをしています。

一方チャートの半ばより少し向かって右側、ストップ高を付けた日の翌日に大陰線(大きな下げ)となっているのがわかるでしょうか。その後株価は一時的に低迷していましたが、今回は営業利益が83%以上プラスしたという業績上方修正の発表により株価が大きく買われることになりました。

このパターンも比較的強く、次の日も買いから始まる可能性が高いですが、1ほどの強さはなく場合によっては次の日にそれほど買われずに始まる、もしくは少し売られて始まるということがあります。ただ、値動きはしばらくのあいだは見ておくほうがよいでしょう。

3 2のパターンでストップ高をつけ、その後売られて上限より下の値段で終わる

2のパターンと同じように取引時間中に株価が買われてストップ高価格をつけますが、その後売られて結局ストップ高価格で終わらなかったパターンです。

1や2よりは買いの勢いが弱いですが、一度ストップ高をつけるほど買われていますので、次の日も上値を伸ばすような動きを見せることがあります。ただし、一度ストップ高をつけたあと、前日終値付近まで戻ってくるような強い売りがあった場合には、次の日はおおきく売られることがあります。

なぜならストップ高にいたるまでに多くの投資家がその株式を購入して高値で捕まったまま含み損を抱えた状態に耐え切れずに損切りをしてくることがあるからです。

このあたりは経験的な見極めが必要になるところです。ストップ高銘柄の動きは瞬時の判断が非常に大事でちょっとの遅れが命取りになることがありますので、十分注意して取引を行うようにしましょう。

ストップ高で利益を獲得するための3つの手段

ここまでストップ高に良くある例を提示してきましたが、実際にストップ高を利用して利益を上げるには次の3つの方法があります。

1 比例配分狙いで注文を入れる

もうストップ高になっている銘柄で寄り付きそうもない銘柄に成り行き注文を入れて株を購入する方法です。ストップ高で売る投資家もいますので、その分の株式は抽選により成り行き買い注文を入れている投資家にあてられます。もちろん人気化している状態なので必ず当たるとは限りませんが、注文を入れること自体は無料なので手間を惜しまなければ、運よくストップ高銘柄をゲットすることができます。

ただ気を付けておきたいのは、ストップ高が2発目、3発目での入手は、次の日に売り気配から始まる可能性があります。株式は過熱しすぎると売られるものです。比例配分狙いで買いを入れるならストップ高1発目が一番安全です。

なおネット証券や大手証券よりも、中小証券を利用してストップ高銘柄に注文を入れると意外と高確率で取得できるというのは隠れた裏技です。これも覚えておくとよいですね。

2 ストップ高張り付きを狙って買いを入れる

ストップ高の実例でご紹介した2のパターンにおいて市場がそろそろ終わりそうになってくるとその銘柄がストップ高で終わるかどうかが雰囲気で感じ取れるようになってきます。

ストップ高を何度もつけているような場合には引け(取引時間終了)に向けて一気にストップ高張り付きとなりそのまま終わることがあります。少し高度な技ですが、ストップ高銘柄の動きに慣れたら試してみるのも良いでしょう。

3 株価上昇を見込んでストップ高の次の日に買ってみる

ストップ高となった銘柄は人気状態の株式です。それこそ15%から20%ほど1日で上昇しているため、テクニカル分析でいえばほとんどの指標が「売り」の指示を出すはずです。

しかし実際にはその後何度も大幅上昇を繰り返すことが株式市場では多々あります。

この3つ目の手法は、ストップ高した後も引き続き大幅上昇をする上記のようなケースを見越して株式を買って利益を上げる手法です。リスク管理をとることは必須ですが、成功すれば大きな利益を獲得することが可能となります。

参考)ストップ高銘柄を取引する際の注意点

最後にストップ高銘柄を取引する際の注意点をご説明します。

ストップ高銘柄とは、ある意味で個人投資家の過熱感が最も高まっている状態の銘柄だといえます。悪材料によりパニック的な売りが集まっているのが、パニック的に買いが集まっているのがストップ高なのです。

つまりそのような投資家の注文には冷静さが欠けているといえます。

冷静さが欠けた注文が長いこと続きストップ高が数日間連発したりすると、一転して大口の売りが降ってくるようなときには途端にこれまでの買いがパニック的な売りに回ることがあります。こうなるとストップ高連発による上昇を消してしまうような値動きをすることもあります。

ストップ高銘柄を扱うときには、そのような危険もあることを十分認識したうえで取引をしていくことにしましょう。

まとめ

ストップ高銘柄で利益を上げる方法を3つご紹介しました。

文章だけ読むと簡単に利益を得られると思ってしまうかもしれませんが、いざやってみると知識の他にも経験と徹底したリスク管理をとる姿勢が必要です。

ただ、辛抱強くストップ高銘柄の値動きを読むことでいずれ利益を得られるようになるはずですので、この記事を参考に相場をはってみてください。