チエル IPO情報 新奇性のある事業内容に注目

 チエルは事業内容が教育用ソフトウェア、ネットワークおよびシステムの企画・開発及び販売ですが、教育関連のICT銘柄として上場時は注目を集めることが予想されます。また、需給の面では吸収額4億円、時価総額14億円とボリュームが小さいことから同社の事業内容が評価されれば時価総額は2~3倍程度想定しても良いと思います。上場後のセカンダリーに妙味がある案件です。 

銘柄情報
銘柄コード  3933 銘柄名 チエル 市場 JASDAQスタンダード
事業内容 教育用ソフトウエア、ネットワークおよびシステムの企画・開発および販売

評価

初値の期待度 セカンダリー妙味 総合評価
 B
予想初値

需給面

同社の公募売出数は457,000株 あります。想定価格810円では吸収額が4億円、時価総額が14億円と軽量です。VCとSOのリスクですが合わせても12万株程度なので上場時の影響は軽微であると考えます。ただ、公募価格1.5倍以上ではロックアップが解除される大株主がいますのでセカンダリーで入る場合は上場日を控える場合は落ち着いてから入ってもよいでしょう。

成長性

同社の教育事業へICTを活用するサービスは上場企業では新奇性があります。業績はここ横ばいの上Y校ですがデジタル教材を導入する販路が拡大すれば、更なる成長が期待できると思います。

【評価の解説】

初値の期待度とは、公募価格よりも高い初値が付く可能性が高いと考えられるものです。この評価が高い銘柄は、『IPO 株の当選確率を上げる3 つのテクニック』を使って、積極的に申し込みをすると良いでしょう。セカンダリー妙味とは、上場後に株を取得しても、尚、値上がり益を見込める可能性が高いものです。この評価が高い銘柄は『IPO セカンダリー投資で会社員が年間数100万円の利益を得た方法』を参考に、利益の増大を目指してみるのも手です。また、初心者の方は、IPO 投資の基礎として、『IPO投資で収益率26.6%の成功例!絶対知っておくべき2つのノウハウ』にも目を通しておきましょう。

基本条件
仮条件 730~810円
公募価格 2016年3月10日 決定予定
ブックビル期間 2016年3月3日 ~ 2016年3月9日
購入申込み期間 2016年3月11日 ~ 2016年3月16日
上場予定日 2016年3月22日
上場時発行済株数 1,800,000株 (別に潜在株式172,050株)
公募売出数 525,500株
(公募140,000株、売り出し317,000株、オーバーアロットメント68,500株)
想定発行価格 810円
購入に必要な
想定金額
81,000円
引受証券会社
役割 証券会社 割当数 割合
主幹事証券 みずほ 388,700株  85.05%
引受証券 SMBC日興 36,500株  7.99%
引受証券 SBI 13,700株 3.00% 
引受証券 いちよし 9,100株 1.99%
引受証券 極東 4,500株 0.98%
引受証券 マネックス 4,500株 0.98%
既存株主およびロックアップ条件(VCリスク:C)
氏名 株数 割合 ロックアップ
川居 睦 750,000株 38.03% 90日 or 1.5倍
チエル株式会社 208,500株 10.57%  
森谷 和浩 195,000株 9.89% 90日 or 1.5倍
株式会社旺文社 180,000株 9.13% 90日 or 1.5倍
アルプスシステムインテグレーション㈱ 180,000株 9.13% 90日 or 1.5倍
チエル社員持株会 105,000株 5.32%  
森 達也 60,000株 3.04% 90日 or 1.5倍
大賀 昭雄 60,000株 3.04% 90日 or 1.5倍
株式会社旺文社キャピタル 45,000株 2.28% 90日 or 1.5倍
㈱第一総合会計 22,500株 1.14% 90日 or 1.5倍
既存株主合計 1,972,050株  ロックアップカバー率 75.68%
ストックオプション付与状況(SOリスク:C)
総会決議日 株数 行使価格 行使期間
2013年3月19日 78,000株 334円 2015年3月21日~2023年3月19日
2015年3月31日 12,000株 500円 2016年7月19日~2024年7月18日
2015年3月31日 52,200株 500円 2016年7月19日~2024年7月18日
2015年3月31日 29,850株 567円 2017年6月24日~2025年6月23日
合計 172,050株 上場時行使可能株数 78,000株
直近の業績
業績動向(百万円) 売上高 営業利益 経常利益 純利益
(連結実績)2014.3 1,502 153 154 101
(連結実績)2015.3 1,555 162 161 91
(連結予想)2016.3 1,690 180 180 116
(連結3Q累計実績)2016.3 977 -2 -2 -1

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柳橋義昭

柳橋義昭

IPO投資を中心にイベント投資なども実践する兼業トレーダー。 IPO投資については証券会社にてIPOの業務に携わっていた経験や証券ディーラーだった経験を活かして独自の攻略法を構築し抽選や裁量配分の収益よりもセカンダリーの収益の方が大きい。

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