カップウィズハンドルとは|株式投資の利益アップに欠かせないパターン

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20180327

カップウィズハンドルという言葉をご存知でしょうか?

カップウィズハンドルとは、株価チャートの一つのパターンのことをいいます。コーヒーカップのような形のチャートを形成している状態をいい、これに着目して売買することで大きな利益を上げることも可能です。

この記事では、カップウィズハンドルの有効性について、私が実際に売買した事例を交えてお伝えします。

今まで勘に頼って売買していた方も、一つのチャートパターンとして知っていただくことで、根拠を持ったトレードができるようになります。最後までお読みいただければ幸いです。

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柳橋義昭

柳橋義昭

IPO投資を中心としたイベント投資で年間2000万程度のトレード利益を得ている株式投資家。証券会社でのIPOの業務の経験や、証券ディーラーの経験を活かして独自のIPO攻略法を構築。

1.カップウィズハンドルとは

カップウィズハンドル(Cup with handle)は、チャート上に現れるコーヒーカップのような形をしたチャートパターンのことをいい、下降トレンドから上昇トレンドに大きく転換するパターンです。

  • カップウィズハンドルの例:グローバルリンクマネジメント(3486)

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上のチャートは、グローバルリンクマネジメント(3486)の日足チャートです。

同社は、2017年12月13日に新規上場して高値6,600円を付けてから株価は低迷し、その後、12月29日に高値を超えて上昇しました。ローソク足が、コーヒーカップのように底を這いながら少しずつ下値を切り上げて高値をブレイクしていることがおわかりいただけると思います。

下図は、カップウィズハンドルを説明するためのイメージ図です。       2

株価は最初は低迷していましたが、反発して前回の高値のAまで反発してきました。前回の高値と今回の高値までを水平に引いたラインをネックラインというのですが、このネックラインを上へブレイクアウトすることがポイントです。

Aを上にブレイクして、そのまま上昇するのが理想的なカップウィズハンドルのパターンです。しかし、BとCのようにもみ合いになることもあります。

Bの場合は、直近の高値を上抜けた後に頭打ちになってしまい、ネックライン付近が上値抵抗線として意識されてしまったケースです。また、Cの場合は、Bから下落し、再度反転したパターンです。

相場全体の雰囲気が悪いと、A付近が一旦利益確定のポイントになってしまい、BやCのような持ち合い相場へ移行する可能性もあります。Aを勢いよくブレイクするかしないかは、全体の地合いや、その銘柄の出来高を見て判断する必要があります。

2.カップウィズハンドルの事例

2.1.IPO銘柄でよく見られるパターン

下図は、カップウィズハンドルを形成し、その後、株価が強い状況をイメージしたものです。これは、新規上場して間もないIPO銘柄によく現れるパターンです。

  • IPO銘柄によく現れるカップウィズハンドルの例
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なぜIPO銘柄に、このカップウィズハンドルの高値ブレイクのチャートパターンが発生しやすいかというと、上場時の高値(上場来高値)を上回ると、上値となる節目がなくなって株価が軽くなり、どんどん上昇する傾向があるからです。ちなみに、このような株価の状態を、「青天井」といいます。

下のチャートは、私が実際に売買したハナツアージャパン(6561)の日足チャートです。

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同社は、2017年12月15日に新規上場しました。上場日に高値2,249円をつけて、その後しばらく2,000円を挟んで推移していましたが、2018年1月15日に上場来高値2,249円をブレイクしました。その後、株価は3,000円まで勢いよく上昇していきました。

私は、このチャートの安値近辺の2,053円で900株買い付けており、3,000円を超えてきたので3,155円で売却して991,800円の利益をあげました。

たとえ安値で買えてなくても、このカップウィズハンドルのチャートパターンを確認して、上場日の高値2,249円をブレイクしてから買っても十分間に合います。

このように、IPO銘柄は上場来高値を超えてくると上の節目がなくなるため、大きな買いサインとなる傾向があります。

カップウィズハンドルは、全ての銘柄で有効なチャートパターンですが、私はIPO銘柄に絞って、常にこのようなチャンスを狙って売買しています(私のIPOの手法については、『年2,000万稼ぐ私が考える株の初心者が100万円を稼ぐための具体的な方法』をお読み下さい)。

2.2.IPO銘柄で一度ボックス相場を形成するパターン

下図は、新規上場後に株価が低迷して上昇トレンドへ転換した後にネックラインを超えてきて、一旦株価が調整局面に入ってもみ合いになるケースです。

  • ネックラインをブレイク後にボックス相場を上放れするの例

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その場合は、Bのようにもみ合いの中での高値が上値抵抗線として意識されます。

その後、株価が強いIPO銘柄の場合は上値抵抗線のBを超えてきて、さらに一段高するケースがあります。この値動きを見逃さないようにするためには、一度カップウィズハンドルを形成した後に、毎日チャートでチェックする必要があります。

下のチャートは、ポエック(9264)の日足チャートです。

9264

同社は、2017年11月29日に新規上場しました。上場日に高値3,365円をつけて、その後しばらく株価が低迷していましたが、2018年1月9日に上場来高値3,365円をブレイクしました。その後、株価は4,300円付近まで上昇したのですが跳ね返され、3,400円~4,300円のボックス相場を形成しました。

この場合、ボックス相場の上限4,300円を上にブレイクしたあたりが、次のエントリーチャンスになります。

3.カップウィズハンドルの注意点

カップウィズハンドルは株価上昇の強いサインになりますが、カップの底を形成した後の上値抵抗線までの上昇の過程で息切れをして弱くなり、下降トレンドに入ってしまう場合があります。

高値をブレイクできずにこのようなケースになってしまうと、株価が調整する期間が長引いてしまうことがあります。もし高値をブレイクする前に買っていた場合は、一度損切りをして仕切り直すことをおすすめします。

4.カップウィズハンドルの効率の良い探し方

常に株価を監視している銘柄がカップウィズハンドルを形成しそうかどうかは簡単にチェックできますが、株式市場全体の約3,600社の中からチャートを一つ一つ見て探すのはとても大変ですよね。

そこで、カップウィズハンドルの銘柄を探すため私が使っているサイトをご紹介します。

株ライン2

左上の「ツイッター」メニューをクリックし、検索窓に「カップウィズハンドル」と入力して検索ボタンを押すと、下のような画面が表れます。これは、ツイッターに投稿されたそのキーワードが入った全てのツイートをまとめたものです。       

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このように、SNSでは多くのレーダーが情報を呟いており、効率良く情報収集ができて銘柄選びのヒントになりますので、使わない手はないでしょう。

まとめ

この記事では、チャートパターンの一つとしてカップウィズハンドルをご説明しました。この形状を知っておくと、今後値上がりしやすい銘柄を発見することができます。

私の場合はIPO銘柄に絞って活用していますが、とても確度が高い手法の一つだと実感していますので、ぜひ皆さまも参考にして自分の得意パターンにしていただければと思います。

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