エコモット(3987)アンビシャス上場、ロックアップ解除価格に注目したい

エコモット(3987)はIoTインテグレーション事業(IoTソリューションの企画及びこれに付随する端末製造、通信インフラ、アプリケーション開発並びにクラウドサービスの運用・保守に関する業務)を行っています。売上の構成は融雪などの遠隔監視を行うモニタリングソリューションと建設情報化施工支援のコンストラクションソリューションが大きく占めています。売上は年々増加傾向ですが利益面は安定していませんので、今後の成長性が注目されます。同社は公募売出し数が162,000株ですがVCの持ち分が182,400株ありますので、上場日はVCのロックアップ解除価格に注意が必要です。

銘柄情報
銘柄コード  3987 銘柄名 エコモット 市場 札証アンビシャス
事業内容 IoTインテグレーション事業(IoTソリューションの企画及びこれに付随する端末製造、通信インフラ、アプリケーション開発並びにクラウドサービスの運用・保守に関する業務)

 

初値の期待度 セカンダリー妙味 総合評価
B C C
予想初値
4,500円

公募申込戦略 

同社は公募売出数が 162,000株と単元数が1,620と希少性が非常に高いです。IPOには希少性がありますが、上場する市場が札証のアンビシャスになりますので東証マザーズ、JASDAQと比べると人気は落ちることが予想されます。IPO株の獲得については主幹事の岡三証券が142,600株ありますので岡三証券の申込みは必須になります。それ以外での申込みは単元数が限られていることから獲得は厳しい状況。

需給面

 同社の公募売出数は162,000株、発行済株数が622,000株と超軽量の案件です。公募売出と発行株数は少なめですが、VCの保有分が182,400株、SOの未行使分が92,400株あります。合計すると27万株に及びますので、地方市場のIPOということを考えると需給のリスクは大きくなるので注意が必要です。

成長性

 同社はIoTインテグレーション事業(IoTソリューションの企画及びこれに付随する端末製造、通信インフラ、アプリケーション開発並びにクラウドサービスの運用・保守に関する業務)を行っています。売上の構成は融雪などの遠隔監視を行うモニタリングソリューションと建設情報化施工支援のコンストラクションソリューションが大きく占めています。売上高、純資産は年々増加傾向ですが経常利益は安定していません。今後も売上が伸びていくのであれば増益していくかどうか、また、地方市場への上場を経由して東証マザーズへの上場があるか、注目したい。

【評価の解説】

初値の期待度とは、公募価格よりも高い初値が付く可能性が高いと考えられるものです。この評価が高い銘柄は、『IPO 株の当選確率を上げる3 つのテクニック』を使って、積極的に申し込みをすると良いでしょう。セカンダリー妙味とは、上場後に株を取得しても、尚、値上がり益を見込める可能性が高いものです。この評価が高い銘柄は『IPO セカンダリー投資で会社員が年間数100万円の利益を得た方法』を参考に、利益の増大を目指してみるのも手です。また、初心者の方は、IPO 投資の基礎として、『IPO投資で収益率26.6%の成功例!絶対知っておくべき2つのノウハウ』にも目を通しておきましょう。

基本条件
仮条件 2,470~2,730円
公募価格 2,730円
ブックビル期間 2017/06/02 (金) ~2017/06/08 (木)
購入申込み期間 2017/06/13 (火) ~ 2017/06/16 (金)
上場予定日 2017/06/21 (水)
上場時発行済株数 622,000株
公募売出数 公募売出数162,000株
(公募:12,000株 / 売出:150,000株)
想定発行価格  2,500円
購入に必要な金額 250,000円
引受証券会社
役割 証券会社 割当数(株) 割合(%)
主幹事証券 岡三 142,600株 88%
引受証券 SMBC日興 8,100株 5%
引受証券 SBI 4,900株 3%
引受証券 松井 1,600株 0.99%
引受証券 SMBCフレンド 1,600株 0.99%
引受証券 エイチ・エス 1,600株 0.99%
引受証券 上光 1,600株 0.99%

 ●株主構成

氏名 株数(株) 割合(%) ロックアップ
入澤 拓也 242,000 34.44 180日
北海道しんきん地域活性投資事業有限責任組合 175,000 24.91 90日 or 1.5倍
 
しなねん商事株式会社 116,000 16.51 180日
松永 崇 52,000 7.4 180日
株式会社北洋銀行 22,000 3.13 90日 or 1.5倍
株式会社テラスカイ 22,000 3.13  
北海道ベンチャーキャピタル株式会社 7,400 1.05 90日 or 1.5倍
花田 浩二 6,000 0.85 180日
工藤 貴史 5,600 0.8 180日
加藤 一裕 3,000 0.43 180日
株主総計 702,400 100 対象 632,000株
割合 89.98%

●ストック・オプション

総会決議 対象株数(株) 行使価格(円) 行使期間
2015/3/16 92,400 300 (自)2017-04-01~(至)2024-05-31
SO総計(1) 92,400 上場時算入 92,400株

 ●直近の業績推移

業績動向(百万円) 売上高 営業利益 経常利益 純利益
(単独実績)2015.3 685 39 49 35
(単独実績)2016.3 738 5 11 6
(単独見込)2017.3 1,371 89 93 66
(単独予想)2018.3 1,500 115 100 65

 

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柳橋義昭

柳橋義昭

IPO投資を中心としたイベント投資で年間2000万程度のトレード利益を得ている株式投資家。証券会社でのIPOの業務の経験や、証券ディーラーの経験を活かして独自のIPO攻略法を構築。

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