FXの練習|8年で1.5億円稼ぐトレーダーが経験から伝える3つのこと

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FXの練習をするにあたっては、ツボを押さえることが大切です。FXに限らず、練習で実践していないことは本番でもできませんよね。同様に、普段やらないトレードを本番でやったとしても利益になりません。

普段から練習してこそ初めて安定した利益が出せるようになります。練習はしたくないけど、トレードで勝ちたいというのは無理な話です。安定した利益を上げるトレーダーになるためには、時間と練習が必要です。

この記事では、FXの利益に結びつける効果的な練習の考え方をお伝えします。

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ぶせな

ぶせな

FXの専業トレーダー。2009年に本格的にFXをスタートし、累計利益は、3年目で5000万円、5年目で1億円、8年目の2017年には1億5千万円を超える。一時的な利益でなく、継続的に利益を上げ続けるために、リスクを抑えることに重点を置き、短期売買を繰り返す「スキャルピング」と長めに保有する「デイトレード」の両方の手法を得意とする。

1.1万時間練習すべし

「1万時間の法則」とは、どの道でも、プロのレベルに到達するためには1万時間の練習が必要だという意味です。実は、私もFXを始めた最初の4年から5年くらいは勝てませんでした。ようやく勝てるようになってきた時は、おおよそ1万時間取り組んでいました(詳しくは、『私がFXで成功して1.3億円の資産を築くまでに経験した全て』をお読み下さい)。

これは偶然に過ぎないかもしれません。2千時間で十分な人、1万時間では足りない人もいるでしょう。必要な時間には個人差がありますが、人間が何かを習得するための時間として、1万時間というのは核心を付いた法則かもしれません。

1万時間は、1日3時間で9年、1日5時間で5年半、1日8時間で3年半かかります。「勝てるまでこんなに長いの?」と思われる方もいるかもしれませんが、長いと思うか短いと思うかは考え方次第です。ただし、この時間は、パソコンの前でトレードする時間だけではありません。

そもそも、日中に仕事をしている人は、毎日8時間、3年半もチャートを監視して練習に充てられないでしょう。私は現在は専業トレーダーですが、仕事をしていた時にトレードできたのは、帰宅後の21時から25時の4時間だけです。実際にトレードしている時間以外にも、頭の中でFXのことを考えている時間も含めていいでしょう。

例えば、通勤電車などの移動中にFX関連の書籍を読んだり、外出先でスマートフォンでチャートを見ることもできますね。また、入浴中や一人の時間にFXのことを考える時間も含めます。また、仕事が休みの日は、まとまった時間を取って勉強やチャート分析もできます。このように考えると、仕事中と寝る時間を除けば、意外とFXのことを考える時間はあるのです。

トップアスリートは、練習以外の日常生活でもそのスポーツについて、四六時中考えています。それだけ本気だということです。ということは、本気で「FXで稼ぎたい!」と夢中になれば、自然と頭の中はFXのことでいっぱいになるはずです。実際にトレードする以外にも、考えたり分析する時間を含めて1万時間というと、長いどころか、あっという間だと思います。実際に私もそうでした。

1万時間トレードすると決めれば腹をくくれます。高いモチベーションがキープされると、トレードで負けようが勝とうが多少のことではメンタルが崩れなくなります。ちょっと言い過ぎかもしれませんが、目先の利益で一喜一憂することがなくなります。腹をくくっていますからね。

初心者の時に「自分は勝てる」「数回負けたからFXは難しい」などと早期に結論を出すのは正直もったいないので、まず1万時間取り組んでみることをおすすめします。

2.トレンド相場とレンジ相場の大局を常に意識すべき

2.1.大局をつかむ

さて、FXを1万時間練習するといっても、目的もなくチャートを眺めているだけでは上達しません。トレードに取り組んでいる時は、常に大局を忘れないようにしておくと良いです。

大局とは、「相場全体の動き」「大きな流れ」です。相場にはトレンド相場とレンジ相場の2つしかなく、私は、中長期の流れがこのトレンド相場なのかレンジ相場なのかを必ずチェックします(トレンド相場とレンジ相場の見分け方については、「FX初心者が本気で稼ぐために絶対知るべき45の知識と手法」をお読み下さい)。

ちなみに、中長期のローソク足というのは、月足、週足、日足のことです。日足はどのトレードスタイルでも重要ですが、1分足を使うスキャルピングトレーダーであれば日足で充分です。しかし、その場合でも、長い時間軸もしっかり把握しておくと尚更いいでしょう。

どの時間足を絶対に見なければいけない、という決まりはありません。皆さまのトレードスタイルや、ポジション保有時間に合わせて決めて下さい。

2.2.トレンド相場の重要性

先ほど、相場にはトレンドとレンジの2種類あるとお伝えしました。両方とも重要なのですが、トレンド相場のほうが重要度は高いです。なぜならば、トレンド相場のほうが利益を出すチャンスは格段に多いからです。トレンドが発生すると、集団心理がチャートパターンとして表れて分析がしやすくなり、エントリー根拠がたくさん見つかるようになります。

次のチャートをご覧下さい。

ユーロ円日足

これは、ユーロ円の日足チャートです。AからBまでは上昇トレンドです。トレンド期間は8か月で、ABの値幅は約1,700pipsです(pipsについては、「FXの単位pips(ピップス)とは?」をご参照下さい)。

もし、この8か月で大局を見ないでトレードしていたらどうでしょうか?

たとえば、1分足や15分足など短期的な目線で下落トレンドだと判断して順張りのショート(売り)をしても、日足では上昇トレンドなので、あなたは実は逆張りのショートをしたことになります(順張りや逆張りについては、「FX初心者が稼ぐために押さえておきたい全てのこと」を参照して下さい)。

逆張りのショートは、一時的な反落を狙うトレードなので、なるべく早く買い戻して利益を確定する必要があります。それなのに、順張りのショートで値幅を取って利益を伸ばそうとする誤った判断のままだと、すぐに反転して損をしてしまいます。そして、なぜ上がるのか、負けた理由すらわからないことになりかねません。

これでは、いつまで経っても勝てるようになれません。自分には日足のような長い時間軸は関係ない、と思うかもしれませんが、相場ではどの時間軸も相関性があることを覚えておいて下さい。これを詳しく説明すると、大局でトレンドが発生していると、1分足でも15分足でも全ての時間軸に上昇や下降に意味があるということです。

たとえば、1分足で短期の上昇トレンドが発生すれば、大局でもさらに高値更新を狙った値動きが現れるかもしれません。逆に、短期で下降トレンドが出ても、それは押し目をつけるための一時的な反落だとも想定できます。さらに、日足では、絶好の押し目でロング(買い)するチャンスかもしれません。

このように、大局である上位足のトレンドがあってこそ、下位足の値動きも意味を持ちます。

次のチャートは、先ほどのユーロ円チャートと同じ期間のドル円の日足チャートです。何か違いにお気付きになりましたか?

ドル円日足

同じ期間でも、先ほどはトレンド相場でしたが、こちらはレンジ相場です。

先ほどのトレンド相場の場合と異なり、大局がレンジ相場の場合は、仮に1分足や15分足で短期トレンドが出ても、そのトレンドに意味を見出すのは難しくなります。短期トレンドが終われば、「結局レンジのままか」と思うだけです。

大局のレジスタンス/サポートラインを大きくブレイクしなければ、短期的に行ったり来たりしているだけで、マーケットはトレンド待ちの態勢に変わりはありません。これでは、チャートパターンが形成されずに売買チャンスが少なく、稼げても小さい金額なので、トレードで生き残ることはできないでしょう。なぜならば、勝てるトレーダーというのは、順張り逆張り問わずに大きなトレンドが出た時に大半の利益を稼ぐからです。

このように、大局のメジャートレンドがあってこそ、短期トレンドも意味をなします。あなたのトレードスタイルに合わせて、大局は必ずチェックして流れを把握するようにして下さい。

私はスキャルピングとデイトレードを実践しており、ポジションの保有時間は長くても2日です。そのため、月足と週足は週に何度かチェックするだけで、普段は日足と4時間足を大局の基準として観察しています。特に、4時間足は1日何度もチェックします。

ちなみに、私のメインの手法ではありませんが、トレンドフォローが基本のスイングトレードは、大局さえ見誤らなければ利益を上げられます。兼業トレーダーの方や、ポジションを長く保有して1回のトレードで大きな利益を狙いたい方におすすめの手法ですので、ご興味がある方は次の記事を読んで学んでいただければと思います。

3.発見する楽しさを知るべし

トレードの目的は、儲けることが一番なのは間違いありません。しかし、目先の利益にとらわれて損失を受け入れられなくなるなど、心理的に悪い問題が出てきます。相場において、メンタルの重要性は想像以上に大きいです。

心理的重圧を少しでも軽減するために、私は、儲けるよりも、発見することの楽しさを見つけるようにしています。私の場合の発見とは、「こんな時にエントリーすればもっと勝率が上がりそう」「長い時間軸のここを基準にすると利幅が取れそう」など、トレードの引き出しを多くするアイデアを見つけることです。

そのアイデアが実際に使えるのかどうかを検証して、使えそうならルールに加え、ダメなら視点を変える。このようなプロセスを経てトレードで勝てるようになると、本当に嬉しいです。相場には、試験問題のような正解がありません。相場の中で様々なアイディアを発見し続けることで達人の域に達し、勝ち続けられるトレーダーになるのだと思います。

もちろん、お金が増えていくのが一番の喜びですが、喜びと楽しさは全く違います。楽しさが無くなれば、トレードするモチベーションが続かないでしょう。そうなると、メンタルが崩れて勝てなくなります。そうならないように、発見する楽しさを感じて達人の域を今すぐ目指して下さい。繰り返しになりますが、その際は、「利益が出る喜び」と「発見する楽しさ」の2つを意識して練習して下さい。

他の人よりレベルの高い練習をすることが、最速でトレードスキルをアップさせる唯一の方法です。練習すれば色々な発見ができますし、トレードアイデアの引き出しがどんどん増えていきます。そうなると、利益も伸びてきます。ぜひ、相場を追求する姿勢を忘れないで下さい。

まとめ

これからFXを始めようと思っている方は、発見の楽しさを感じながら、大局を見誤らずに1万時間練習して下さい。達成した後は、間違いなく今のあなたよりも格段にトレードスキルは上がっています。

FXには、あなたの人生をより豊かにしてくれるツールになる可能性が秘められています。せっかくFXに興味を持ったのであれば、難しいことは考えずに今すぐスタートしてみてはいかがでしょうか。

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