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目からウロコ!?一目均衡表の基礎解説とトレードにおける3つの使用法

「株価の動きの予想はチャートにおける株価の上下ではかるものだ。」

そう思い込んでいませんか?

じつは株価の値動きは、株価の値段の上下だけでなく、時間からはかることもできます。そして、時間で株価の値動きを予測するためのチャートに「一目均衡表」があります。

一目均衡表を覚えれば、通常のチャートとはまた別の視点から株価の動きを見ることが可能となるため、その分売買チャンスも増えることになります。

このページでは、一目均衡表の基礎知識と実際の使い方を一通り紹介していますので参考にしてください。

一目均衡表とは

一目均衡表とは、一目山人という方が開発した日本発、株価の値動きを値幅、波動、時間の3つの軸からとらえるための株価チャートのことです。数あるテクニカル指標の中でも時間に重きを置いたチャートとなっています。

そのため使いこなすことが出来れば、通常のチャートを利用しているときとはまた違った観点からチャートを読みこなすことができます。まずは均衡表の基礎的事項をしっかりとおさえた上でどういうスタンスで一目を使用していけばいいのかをお伝えしていきます。

さて、下記チャートは銘柄コード4452花王の日足の一目均衡表です。

3本の線と白いモヤモヤの中をローソク足が進むような一見ヘンテコなチャートに見えます。

チャート上に5つの指標が存在し、それぞれ転換線、基準線、先行スパンの1と2、遅行線(スパン)、トレードする上で重要な雲が存在します。

次項目では、それぞれの指標を解説していきます。

5つの指標と「雲」とは

一目均衡表を構成する5つの指標と雲をご紹介していきます。5つの指標がどのように計算されているかを確認してください。数式すべてを覚える必要はいまはありませんが、簡単に抑えておいてください。

1 転換線

転換値=当日を含む過去9日間の最高値と最安値の中間値

上記転換値をつなぎあわせていくと転換線となります。転換線はローソク足に絡みつくように、動きていきます。短期的な株価の値動きを測りための線です。

2 基準線

基準値=当日を含む過去26日間の最高値と最安値の中間値

上記基準値をつなぎあわせていくと基準線となります。転換線は9日間が基準でしたが、基準線は26日間とスパンが長いです。中期的な株価の値動きをはかるための線です。

3 先行スパン1

転換値、基準値の中間値を当日を含む26日先におき先行スパン1としておきます

先行スパン2とともに、雲という指標を作ります。

4 先行スパン2

当日を含む52日間の最高値と最安値の中間値を当日を含む26日先におき先行スパン2として配置します。

5 遅行スパン

当日の終値を当日を含む26日前の遅行スパンとします。遅行スパンで作成された遅行線は株価の動きに重なります。

6 雲とは

一目均衡表のチャートで形作られる一見文字通り雲のように見えるゾーンのこと。先行スパン1と2で形作られるもので、形も大きさも様々なものがあります。トレードを実際に行っていく上で、株価の動きに影響をあたえます(後述)

雲は先程解説した先行スパン1と2で形成されます(下記チャート矢印)

雲が厚い部分と薄い部分があることがわかります。この雲の厚さが株価の値動きに大きな影響を及ぼします。

ここまで5つの計算式とトレードにおいて重要な雲の解説をしました。

上記計算式において覚えておいて欲しいのは、次の点です。

まず9日間、26日間の最高・最安値を使用すること、あくまで平均値ではない点に注意が必要です。また、計算した値を、9日間先に置いたり、26日間後ろに置いたりしていることです。

つまり、この一目均衡表は、株式の価格以外にも時間的な要素を考慮してチャートが作成されています。

このページの読者は次項の実際の使用法が気になることでしょう。早速見てみましょう。

一目均衡表のトレードへの応用の仕方 3つのポイント

ここまでご紹介してきた一目均衡表を実際にトレードに応用するのは一見難しく感じるかもしれませんが、実はそんなことはありません。この項目では、初心者がトレードで一目を使用する際に一番使用しやすいポイントを3つに絞ってお伝えします。

ポイント1 転換線と基準線を考慮した売買

転換線が基準線を下から上へ抜けると買いで、その逆は売りというもの。転換線は短期的な株の値動きを示し、基準線は中期的な株の動きを示します。

ちょうど移動平均線のゴールデンクロス・デッドクロスに似ていますね。一目均衡表の場合は、前者を「好転する」後者を「逆転する」といいます。

転換線が基準線をうわ抜く好転がおきると、短期的には買い目線となります。特に基準線が上向いた状態をともなった株価の上昇であれば信ぴょう性はあがります。

ポイント2 雲を考慮した売買

先行スパン1と2で作成された雲は株価の「抵抗帯」としての役割があります。抵抗帯とは、そこまで行くと株価が一時的に足踏みをする、もしくは跳ね返される場所のことを言います

株価が上げている最中に、一時的に下げ始め、雲が近くなってくると、雲の上限で跳ね返る、もしくは、その逆に下落していた株価が上げ始め、雲がちかづいてくると雲の下限で跳ね返されるということが起こります。

そう考えると、雲を基準に逆張り手法をおこなうことも可能となります。

ひとつ注意しておいて欲しいのは、雲は厚ければ厚いほどその効力を発揮します。つまり分厚い雲であれば跳ね返されることも増えますし、分厚い雲をぬけて株価が反対側へとうつると急に値動きが軽くなったりします。いっぽう細い雲はほとんどそのそんざいを無視されます。

ポイント3 指標の好転・逆転を考慮した売買

強い買いシグナル・強い売りシグナルを考慮した指標に、三役好転・三役逆転というシグナルがあります。

三役好転とは、転換線が基準線をうわ抜き、遅行スパンが日々線を上抜くこと、実線が雲の上へと出ることを言います。

この3つの条件が揃うと、三役好転といい強い買いシグナルとなります。

先ほどのチャートで解説すると、以下のとおりとなります。

雲の解説

赤丸の箇所で、実線のローソク足をうわ抜いています、また緑丸の箇所で基準線を転換線が上抜いています。

もうひとつの条件ですが、残念ながらピンクのやじるし箇所で、実線のローソク足が雲をうわ抜いていませんね。つまりこれは三役好転ではないのですが、もう少しで好転しそうですね。

こういう三役好転前の銘柄が狙い目かもしれません。

逆に、転換線が基準線を下抜き。遅行スパンが実線を下抜き、実線が雲の下へと抜けることを三役逆転と言います。

ここの3つの条件が揃うと、三役逆転といい強い売りシグナルとなります。

なかなか発見するのは難しい条件ですが、その分見つけた時には大きな売買チャンスとなります。押さえておきましょう。

参考(カブタンというサイトでは三役好転をスクリーニングで見つけることができます。)

もう一息!一目均衡表の3つの理論とは

1 時間論

一目均衡表の大命題は

「相場の時間によってきまる。値動きは自然と後からついてくる」

というものです。テクニカル指標は値動きや価格を重視したものが多いですが、その中でも一目均衡表には時間の概念が取り入れられています。値動きの予測を時間を使って把握するのです。

まずは時間論の基本となる「基本数値」を覚えていただきましょう。

一目で使用される基本数値は、9、17、26です。この数字が相場の時間的な幅を測るための鍵になります。

この数値は均衡表の開発者が長年をかけて編み出した相場のリズムをはかるための数値です。上記の数値は基準線や転換線の計算、遅行スパンや先行スパンなどの配置などにも関わっています。

時間論の基礎中の基礎ですが初心者でもここまで覚えることができれば投資技術も一気に向上していくことでしょう。

2 値幅観測論

普段値動きから株価の動きを予測するテクニカル指標を見ている方からすると、値幅観測論が一番理解しやすいかもしれませんね。値幅観測論とはその名のとおり、株式の値幅から予測する理論です。

株価はアゲサゲをくりかえしながら動きます。そのアゲサゲの値幅の計算をするのが値幅観測論です。

たとえば、現在250円の株価が上昇の流れに入り、30円上昇したあとで15円値を下げたとして、その後の上昇に転じたとすると、先ほどの30円上昇がベンチマークとなります。直近の株価の値幅から株価の動きを予想することができるのです。

3 波動論

相場は波描きながら進みます。

これは一目でなくても、他に有名なエリオット波動理論などが存在します。一目で紹介されている波動は以下5つが存在します。

  1. I波動
  2. V波動
  3. N波動
  4. P波動
  5. Y波動

株価は基本的には波動を作りながら動いていきます。当たり前のことですが、上記の図解に記載された5つの波動パターンをみてもう一度確認してきましょう。

まとめ

一目均衡表を覚えることでチャートをより深く読みことが可能となります。ただ価格だけを追うのではなく、相場が反転して動くタイミングを時間的な経験則から判断することができれば、トレードにおいても武器がまた一つ増えることになります。

以上で一目の説明を終えますが、興味のある方は下記の参考文献に目を通すことをおすすめします。

・参考文献 「一目均衡表の研究」 佐々木英信 氏

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