インソース(6200) IPO投資は上場後のセカンダリーの妙味あり

 インソースは社会人向け教育サービス として管理職研修等の階層別研修や、プレゼンテーション研修、クレーム対応研修等のスキル別研修などを主に取り組んでいます。業績は増収増益ですが今期の営業益はやや鈍化。需給面では大株主にVCの保有がなく、SOのリスクも上場時にはありません。人気化する業態ではないので上場時の初値はそれほど高くはならないかもしれませんが、小型株ということもあってセカンダリーでは物色される可能性も。上場日はデュアルタップと同時上場なので資金が分散されるようだと妙味がありそうです。

銘柄情報
銘柄コード  6200 銘柄名 インソース 市場 マザーズ
事業内容 研修をはじめとする社会人向け教育サービス

評価

初値の期待度 セカンダリー妙味 総合評価
 C B B
予想初値
800円

公募申込戦略

 インソースの公募売り出し数は1,950,000株あり、その内の1,716,200株が主幹事のみずほ証券になります。みずほ証券の場合は裁量と抽選の比率が9:1になりますので、抽選の株数は171,600株になりますが、みずほ証券のネットルールでは10万円以下は申込株数が調整されるため、200株申し込みになります。そのため、実際の単元数は85,800株⇒858名となります。

需給面

 同社はVCとSOのリスクが上場時にはありませんので、公募売り出しの195万株が需給面のリスクになります。想定価格520円では吸収額は11億円、時価総額は42.7億円になります。想定価格の1.5倍では780円、時価総額が64億円になりますので、この程度は期待できると思います。

成長性

同社は社会人向け教育サービス として管理職研修等の階層別研修や、プレゼンテーション研修、クレーム対応研修等のスキル別研修などを主に取り組んでいます。業績は増収増益が続いていますが売上高が14年9月⇒15年9月⇒16年9月と10%以上の伸びに対して経常利益は15年9月⇒16年9月が鈍化しています。急拡大する事業内容ではないため、上場後に更なる発展をするには新規事業や業務提携などのIRが求められます。

【評価の解説】

初値の期待度とは、公募価格よりも高い初値が付く可能性が高いと考えられるものです。この評価が高い銘柄は、『IPO 株の当選確率を上げる3 つのテクニック』を使って、積極的に申し込みをすると良いでしょう。セカンダリー妙味とは、上場後に株を取得しても、尚、値上がり益を見込める可能性が高いものです。この評価が高い銘柄は『IPO セカンダリー投資で会社員が年間数100万円の利益を得た方法』を参考に、利益の増大を目指してみるのも手です。また、初心者の方は、IPO 投資の基礎として、『IPO投資で収益率26.6%の成功例!絶対知っておくべき2つのノウハウ』にも目を通しておきましょう。

基本条件
仮条件    460 ~  520   円
公募価格 2016年7月11日 決定予定
ブックビル期間 2016年7月4日 ~ 2016年7月8日
購入申込み期間 2016年7月12日 ~ 2016年7月15日
上場予定日 2016年7月21日
上場時発行済株数 8,218,300株 (別に潜在株式167,500株)
公募売出数 2,242,500株
(公募700,000株、売り出し1,250,000株、オーバーアロットメント292,500株)
想定発行価格 520円
購入に必要な
想定金額
52,000円
引受証券会社
役割 証券会社 割当数 割合
主幹事証券 みずほ 1,716,200株  88.01%
引受証券 三菱UFJモルガン・スタンレー  68,200株  3.50%
引受証券 岡三  58,500株  3.00%
引受証券 SMBC日興  39,000株  2.00%
引受証券 東洋  29,200株  1.50%
引受証券 SBI  19,500株  1.00%
引受証券 SMBCフレンド  9,700株  0.50%
引受証券 マネックス  9,700株 0.50%
既存株主およびロックアップ条件(VCリスク:C)
氏名 株数 割合 ロックアップ
㈱ルプラス 3,360,000株 43.72%  90日
舟橋 孝之  1,775,500株 23.10%  
川端 久美子  1,016,000株 13.22%  90日 
株式会社ブレイク 250,000株 3.25%  90日 
日証金信託銀行株式会社
信託口8230003
230,000株 2.99%  90日
大島 浩之  226,500株  2.95%  90日 
黒田 敏之 151,000株  1.96%  90日 
井東 昌樹  150,000株  1.95%  90日 
舟橋 清之  80,000株  1.04%  90日 
インソース従業員持株会  68,500株  0.89%  
既存株主合計  7,685800株  ロックアップカバー率 73.41%
ストックオプション付与状況(SOリスク:C)
総会決議日 株数 行使価格 行使期間
 2014年9月1日 58,000株 312円 2016年12月1日~2021年8月31日
2014年9月1日 109,500株 312円 2018年12月1日~2024年8月31日
合計  167,500株 上場時行使可能株数  0株
直近の業績
業績動向(百万円) 売上高 営業利益 経常利益 純利益
(連結実績)2014.9 2,039 300 315 180
(連結実績)2015.9 2423 400 398 238
(連結予想)2016.9 2,797 405 405 254
(連結中間実績)2016.9 1,297 203 202 128

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柳橋義昭

柳橋義昭

IPO投資を中心にイベント投資なども実践する兼業トレーダー。 IPO投資については証券会社にてIPOの業務に携わっていた経験や証券ディーラーだった経験を活かして独自の攻略法を構築し抽選や裁量配分の収益よりもセカンダリーの収益の方が大きい。

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