新規上場株の業績の上方修正投資で1年間で155万円稼いだ方法の全て

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株式市場には、数々の「利益を得られる可能性が限りなく高いタイミング」があります。突き詰めて言うと、私の投資方法は、このタイミングを徹底的にリサーチして分析する方法です。

このようなタイミングは、株主優待など、市場で何らかのイベントがある時によく見られるので「イベント投資」とも言われます。

本日は、このイベント投資の中でも、実践が容易な手法である「上方修正投資方法」について解説します。詳しくは後述しますが、私は株式投資で年間約2,000万円前後の利益を得ています。その中の155万円は、この上方修正投資によるものです。

私にとっては、全体の7%以上を占める非常に重要な投資手法です。

ぜひ、しっかり読んでご理解いただき、実際にあなた自身でも利益を出せるようになると幸いです。

1. 上方修正投資とは

まず、上方修正とは何かについてお伝えします。

上場企業は年間単位で事業計画を立てており、年間計画に対しての業績の進捗を四半期ごとに発表する義務があります。その中で、事業が好調で計画よりも早くに目標売上や利益を達成する企業があります。

そのような好調な企業は、決算を迎える前に業績予想を上方修正します(上方修正を公開せずに決算で上振れした数字を発表するケースもあります)。上方修正(「業績予想の修正に関するお知らせ」)が出ると、その企業の株価が上がります。

1.1. 実際の上方修正の例

下図は実際に発表された上方修正の例です。

上方修正

このように業績がよければ株価に好影響を与える場合がとても多いのです。上方修正投資は、このように企業のファンダメンタルズをリサーチして行う投資方法です。

次に、上方修正投資法のみでの私の直近1年間の実績をご紹介します。

1.2. 直近1年間の上方修正投資の私の実績:155万5,200円

私は、この1年、上方修正投資だけで1,555,200円の利益を得ています。

詳細は以下の通りです。

銘柄名 コード 買値 売値 枚数 実現益
旅工房 6548 4,620円 5,200円 400株 152,000円
日本モーゲージサービス 7192 2,809円 3,200円 1,200株 469,200円
フィルカンパニー 3267 2,680円 3,100円 500株 210,000円
ストライク 6196 6,670円 8,100円 300株 429,000円
デジタルアイデンティティ 6533 2,730円 3,025円 1000株 295,000円
        合計  1,555,200円

一つの投資手法としては、十分以上の利益を得ています。

それぞれ、企業の業績の進捗率(上場企業が立てている年間事業計画がどれだけ達成されているのかという数字)を調べているだけですので、特に難しいことをしている訳ではありません。

必要なのは注目している企業の業績情報を、妥協せずにモニターすることだけです(モニターする銘柄の選び方については後述させて頂きます)。

これから具体的に個別事例を説明させて頂きますが、これを見て頂ければ手法としては非常に単純だということがお分りいただけるでしょう。

2. 上方修正投資の事例と方法

それでは、個別事例を詳しく解説させていただきます。 

2.1. ストライクで2ヶ月で43万円の利益をあげた事例

株式会社ストライクは2016年6月12日に上場したM&Aのマッチングサービスを運営している企業です。決算月は8月末です。

同社は年間業績予想は下図の通りでした。

ストライク 年間業績予想

そして、上場直後の6月29日に第3四半期の決算を発表しました。それが下図です。

ストライク業績の上方修正 1

これを見ると、同社は第3四半期を終えた時点(期末まで3ヶ月を残している状態)で、

  • 営業利益の進捗率96%:年間6億1400万円/第3四半期時点5億9500万円
  • 経常利益の進捗率96%:年間6億1500万円/第3四半期時点5億9600万円
  • 当期純利益進捗率96%:年間3億9800万円/第3四半期時点3億8400万円

と非常に良い業績を記録しています。

本来であれば、単純に考えて第3四半期で進捗率75%を達成していれば十分満足できるところを、後3ヶ月も残している状態で96%の達成率です。今期の業績は、当初の年間予想を上回るのは確実と見ることができます。

また同社は売上高と比べたときの営業利益率と経常利益率が高いことも好材料です。

営業利益は売上高から販管コストを引いたもので、本業で稼いだ利益の額を表します。経常利益は「営業利益 + 営業外収益(資産運用益など) – 営業外費用」で、会社の事業全体の利益を表すものです。売上高が多くても、営業利益や経常利益少ない場合は要注意です。

つまり売上が当初の業績予想以上に推移していても、営業利益や経常利益が業績予想を下回っていたりなどしていたら、その企業は何か問題があるということです。

その場合は投資を控えます。

幸い、ストライクは、売上も利益も非常に好調に推移していましたので、私は、

  • 「この会社は本決算までに業績の上方修正が発表される可能性が非常に高い」
  • 「少なくとも本決算発表では業績は上振れする」

と判断しました。

さて、同社のスケジュールは下図のようになっています。

ストライクスケジュール

8月に決算、9月に決算発表なので、すぐに同社の株を6,670円で300株買い付けました。第3四半期発表が6月下旬だったので、1ヶ月から2ヶ月後には、資金を回収して利益を手に入れることができる計算です。

その後、9月29日に同社が決算を発表しました。それが下図です。

ストライク決算発表

結果は以下の通りでした。

  • 営業利益の進捗率129%:年間予想6億1400万円/結果7億9600万円
  • 経常利益の進捗率129%:年間予想6億1500万円/結果7億9000万円
  • 当期純利益進捗率128%:年間予想3億9800万円/結果5億1000万円

本決算までに上方修正の発表はありませんでしたが、決算発表での好業績の影響を受けて、翌日の株価は大幅に上がりました。

私は翌日、8,100円で持っている株式を全て売却して、合計で43万円の利益を得ることができました。

なお同社については、IPO投資でも100株を獲得しての初値売却で40万円の利益をあげていました。合計すると、この銘柄だけで83万円の利益になります。

2.2. 旅工房で2日で15万円の利益をあげた事例

次に株式会社旅工房の事例をお話しします。

同社は2017年4月17日に東証マザーズに新規上場しました。上場は4月ですが、同社の決算月は3月です。つまり本決算の発表が4月下旬から5月上旬に行われると予想できます。

下図は同社が上場日に発表した第3四半期の業績です。

旅工房第3四半期

進捗率は以下の通りです。

  • 売上高:76%
  • 営業利益:130%
  • 経常利益:129%
  • 当期純利益:129%

売上高の進捗率は76%ですが、営業利益、経常利益、当期純利益はすでに年間予想を上回っています。同社は本決算までに上方修正を発表する可能性、または、本決算で好業績を発表する可能性があります。

同社のサイトでIRカレンダーを確認したところ、本決算の発表は5月12日です。

私は、5月7日、すぐさま同社の株式を4,620円で400株買い付けました。その後、5月10日の株式取引が始まる前(8時55分)に上方修正を発表しました。

それが下図です。

旅工房 上方修正

株式市場が開くと同時に、 買い注文が殺到し特別買い気配で取引が始まりました。私は、2日前に買った株を5,000円で全て売却しました。たった2営業日で15万円の利益です。

このように決算での上振れや上方修正は、その企業の株価をあげる働きがあります。ただし、銘柄によって、どれだけ株価が上昇するのかは大きく異なります。上方修正投資法に適した銘柄の選び方は後述しますので、必ずご確認ください。

2.3. その他の事例

株式会社ストライクと株式会社旅工房の事例を詳しく紹介しましたが、その他の事例でも方法は全く同じです。

以下の三社は上方修正を発表しました。

  • 旅工房
  • 日本モーゲージサービス
  • デジタルアイデンティティ

次の二社は、上方修正の発表はしませんでしたが、決算発表で業績が上振れしました。

  • ストライク
  • フィルカンパニー

驚くぐらい単純に思われるかもしれませんが、やり方は上で説明したことと全く同じです。業績進捗率を調べる癖さえつけていれば、上方修正の発表であろうと決算発表での上振れであろうと関係なく利益を得ることができます。

3. 上方修正投資法の具体的な解説

それでは、改めて、ここで、上方修正投資法のポイントをお伝えしておきましょう。

3.1. 上方修正銘柄の選び方

これから、この投資方法を詳しく説明していきますが、最初に銘柄の選び方についてお伝えしておきます。私は、この手法の銘柄選びにおいてIPOをしたばかりの企業に絞っています。

理由は3つあります。

  • 全ての企業の業績進捗を調べるのは大変。
  • 上場直後の企業は買い材料が乏しく業績が良い安心感が出るだけで大きな買い材料となる。
  • 私自身がIPO銘柄を中心とした投資を得意としている。

まずIPO件数は年間100件前後なのでモニターするのが楽です。

そして上場直後の企業は、基本的に買い材料が乏しく、一つの業績発表だけでも値が大きく動く傾向があり得られる利益が大きくなります。

最後に、私自身が証券会社時代にIPO業務を担当しており、IPO銘柄を中心とした投資が得意だからです(詳しくは『IPO投資』と『IPOセカンダリー投資』をご覧ください)。過信は禁物なのですが、IPO株については、手に取るように分かります。また、この分野が好きなので、業績をモニターすることも全く苦になりません。

ただ、もちろんIPO株以外の銘柄で、この上方修正投資法で成功することも可能だと思います。

ご自身の今までの経験や知識を活用して、得意な銘柄群でも可能性を模索してみると投資の可能性が広がっていくことと思います。

3.2. 第3四半期の業績を確認する

上場企業は四半期ごとに年間の業績に対する進捗を発表する義務があります。年4回の発表がある中で、もっとも注目すべきは第3四半期の業績です。

企業によっては第1四半期、第2四半期で高い進捗率を記録するところもありますが、その場合は注意深く観察してください。業種やビジネスモデル的に、上期に業績が偏重する企業かもしれません。

基本的には第3四半期に特化するとやりやすいでしょう。

もちろん一年中、安定して一定以上の利益が出るようなビジネスモデルの企業が、第1四半期、第2四半期に高い進捗率を記録している場合は、この限りではありません。しかし、そのようなビジネスの裏側を見抜くには高い知識レベルや経験が求められます。

また、そのような場合でも第3四半期での業績のみ確認するだけで十分間に合います。

3.3. 業績進捗率の目安は80% 

さて、続いて進捗率の目安ですが、私は最低でも80%以上を目安としています。

以下は、直近1年の私が実際に投資した銘柄の進捗率です。

銘柄名 コード 買値 売値 枚数 実現益 第3四半期の進捗率
旅工房 6548 4,620円 5,200円 400株 152,000円 100%以上
日本モーゲージサービス 7192 2,809円 3,200円 1,200株 469,200円 88%
フィルカンパニー 3267 2,680円 3,100円 500株 210,000円 96%
ストライク 6196 6,670円 8,100円 300株 429,000円 96%
デジタルアイデンティティ 6533 2,730円 3,025円 1000株 295,000円 85%
        合計  1,555,200円  

当然、第3四半期時点の進捗率が高ければ高いほど、上方修正の発表や決算発表での上振れの確実性が高まります。

ただし、「2.1. ストライクの事例」でも解説したように、

  • 売上高
  • 営業利益率
  • 経常利益率
  • 当期純利益率

など、それぞれの数字がどのように推移しているのかを見てください。

売上高だけ上がっていて、他の利益率が下がっているようでは、事業として安心できないでしょう。また、滅多にあることではないですが、売上高が半分近くになっているのに、利益率が上がっているというのも健全ではありません。

大幅なリストラや、マーケティング費用の削減があったのかもしれませんね。

このように、それぞれの数字が推移した理由まで考えて投資できるようになると、成功に大きく近づきます。

4. まとめ

この方法はIPOしたばかりの銘柄の第3四半期に注目して買いを行うものです。

パソコンに張り付いている必要はないので、日頃、忙しいサラリーマンや主婦でも、選定した銘柄の業績を注意深くモニターさえしていれば、実践して利益を出すことができます。

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柳橋義昭

柳橋義昭

IPO投資を中心としたイベント投資で年間2000万程度のトレード利益を得ている株式投資家。証券会社でのIPOの業務の経験や、証券ディーラーの経験を活かして独自のIPO攻略法を構築。

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