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IPOは抽選後が勝負!上場後の取引を成功に導く5つの知識

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IPOで大きく儲かった話というのは大抵の場合、上場する時に大きく値上がりしたときに売って利益を得たというものです。それを狙うには、プラチナチケットを“抽選”という方法で当てることが文字通り、キモとなります。 

しかし、今IPOを利用して大きな成果を上げている投資家は抽選のみに頼ることなく上場したあとの株価の動きを利用して利益を上げています。IPO銘柄が上場した直後には、その銘柄に伴う需給の発生により一時的に株価が大きく動いたり、時間をかけて少しずつ上昇していくことがあります。 

この投資法は、セカンダリー投資とも呼ばれ、これを抽選で得られた利益以上にセカンダリで利益を上げている投資家も存在します。 

このページでは、そのような抽選のみに頼らないIPO銘柄を利用したセカンダリー投資法をご紹介します。

 

狙うはプラチナチケット!でも現実は甘くない?

 IPO投資にはプラチナチケットというものがあります。供給の株数に対して需要が圧倒的に多く、手にすることができる投資家が非常に少ない案件の事をいいます。

 そのようなプラチナチケットも建前上は平等に抽選されるということで、数十万株の公募(上場前の募集のこと)に対して数千万株の申し込みが来たりします。つまりプラチナチケットを狙った投資法は、当たる確率が時に数百分の一という抽選では当選する確率の低い投資法なのです。

 このプラチナチケットを狙う投資法にも、攻略法はあります。

 ただし、その攻略法は口座を戦略的に開設して当選確率を上げたり、地道に証券会社のキャンペーンポイントを集めたり、とある程度の手間がかかることは事実です。それぐらいプラチナチケットを当てることは難しく、逆に言えば当たればほぼ確実に大きな利益が得られるものなのです。

 そこで、ここでは抽選狙い以外で、即効性のある手法“IPOセカンダリー投資”についてこれから詳しくご紹介していきます。 

これならすぐに実行可能!IPOセカンダリー投資とは

 前述のとおりプラチナチケットを抽選で当てることはたいへん難しく抽選で獲得するには手間のかかる行為をする必要があることは確かです。 

セカンダリー投資とは初値がついた後の動きを利用して利益を狙うための投資手法の一つです。IPOにおいては抽選を狙う以外にもセカンダリーを利用して利益を狙う方法があることをまずは知っておいてほしいです。 

実際に値動きを見てみる方が実感が湧きやすいと思いますので事例を4つほどご紹介します。 

事例1 初値で暴騰後さらに上昇するパターン

 株式市場にはじめて上昇して、株価が大きく暴騰するパターンです。中には上昇初日には初値がつかずに次の日以降に持ち越されることもあります(※株価の形成は買い気配という形で株価があがっていき、買いの数と売りの数が一致したところで値段がつくため売買の数が大きく異なると付け合わせるのに時間がかかる)

WS000000上記テラスカイと言う銘柄は初値形成後に株価を4倍まで上昇させました。このような銘柄が中にはあるのだと認識しておけばたとえ抽選に外れたとしても、収益チャンスは多分にあることが分かることと思われます。 

事例2 初値で暴騰後、株価は下落するパターン

下記はアイビーシーという銘柄の動きです。

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初値で暴騰後に初日こそ大きく上昇しましたが、その後は一転して下落を続けています。初値で大幅上昇する銘柄でも、必ずしも狙い目と言うわけではありません。

 特にベンチャーキャピタルの売り玉(もともと保有されていた株式の放出)がある場合には、天井圏から株式が大幅に下げることがあります。上場前に大株主により保有されている株式には「ロックアップ」と言う制限が課せられている場合がありますが。初値が大幅上昇するとロックアップが解除されることもあるのです(後述) 

事例3 初値は高くないのに、その後ゆっくりと上昇していくパターン

最近話題になった郵政関連銘柄のうちの郵政の値動きです。

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規模が大きかったために、初値は公募価格の16.5%高とそれほど大きくは上がりませんでした。しかし、初値形成後、そこから20%以上の上昇をするなど、高パフォーマンスを見せました。話題性だけでなく、時価総額の大きい東証1部銘柄ということもありTOPIX買いも期待されたのかもしれません。この郵政のように初値は低いけどゆっくりと株価を上げていくIPO銘柄も中にはあることを覚えておくと良いでしょう。どちらかというと、こちらは中長期目線での投資をするのがおすすめです。 

事例4 初値は高くなくその後、下落していくパターン

グリーンペプタイドという銘柄の動きです。

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初値は公募価格を下回りなおかつ、初値をつけた後ゆっくりと売られていくとパターンです。残念ながらIPO銘柄の中にはこのような銘柄もあります。抽選でもセカンダリーでもうまみがない銘柄ですね。このような銘柄は公募・売り出しの規模が大きく、なおかつ業績が悪いような銘柄に多いです。この銘柄グリーンペプタイドの業績は今のところ赤字です。抽選でも上場後もなるべくなら手をださないのが無難といえそうです。 

セカンダリーを成功するための5つの知識と注意点 

セカンダリーで大きく投資成果(利益)を得るには、上記の事例でいえば事例の1と事例の3を狙うということになります。 

さてここでセカンダリーで利益を上げるために次のポイントを押さえておきましょう。 

  1. 銘柄の業種と成長性は?
  2. 銘柄の株主構成は?
  3. 銘柄の引き受け株数は?
  4. 銘柄の上場する市場は?
  5. 相場全体の地合いはどうか? 

銘柄の業種と成長性は?

IPO銘柄の場合、様ざまな業種が上場します、話題の業種や成長性の高い業種の場合には上場後もその期待感から買われることがあります。先ほどのテラスカイのようなクラウド系の企業や成長性が高いと思われるネットゲーム系の企業がこれに当たります(※最近はネットゲーム系が落ち着いていますが)

加えて、個人投資家に人気の高そうな銘柄、郵政やちょっと前のジョイフル本田などのような銘柄には上場後に少しずつ買いが入ることがあります。上場後には、株主優待を新設する企業も数多くあり、その場合市場替えを狙っている可能性もありますので、株価が割安な状態で放置されていたら先回して仕込むのもありです。 

銘柄の株主構成は?

 次に株主構成です。基本に上場前の株主構成は社長や社員、創業者一族だったりしますが、そこに合わせてベンチャーキャピタル(VC)という存在があります。VCは上場する前に大きく投資をして上場後に株価が上昇した後で保有株を売却して利益を得ようとする企業です。彼らは自由に売れるわけではなく、上場後の日数や株価が初値でどれくらい上がったかで売れるかどうかが決まります(これをロックアップと言います)。具体的には90日間売れないとか、株価が1.5倍などの制限がかけられます。VCの保有割合が高い場合には初値暴騰後に株価が下げる可能性も高くなりますので注意が必要です。 

銘柄の引き受け株数は?

 株価の引き受け株数が少ない程、初値は大きくあがりますし、且つ初値形成後も需要の強さによっては大幅上昇することがあります。特にプラチナチケットと呼ばれる数十万株ほどの公募株数のものは、初値売りを全て吸収した後。買いが継続して初値から更に株価が数倍になることがあります。 

ちなみに募集には公募と売り出しの2種類があります。公募は新規の募集をさし、売り出しは既存の株主が株を放出することを意味します。一般的には公募が売り出しの割合より大きい程良いとされています。 

銘柄の上場する市場は?

 銘柄が上場する市場によって銘柄の動きに傾向が見られます。一般的には東証1部、2部への上場銘柄は規模の大きなものだったり、それほど人気のない銘柄であったりしますが、いわゆる新興市場(特に東証マザーズ)に上場する株式は小型の成長株が多く、初値も初値形成後も株価を大きく上げる傾向が強いです。 

相場全体の地合いはどうか?

IPOだとどうしても銘柄だけに目が行きがちですが、銘柄が上場する時期の相場全体の雰囲気(大雑把な言い方ですが)が良いか悪いかによって、資金の入り方が異なることがあります。例えば2013年ほぼすべての新規上場株式が初値が公募を上まわったのも個別の銘柄がたまたまよかったのではなく、相場がイケイケだったからではないでしょうか。一方で2014年は10月の黒田バズーカまでは横ばいの動きをしていましたので、IPOの戦績がそれほど良くはなかったのだと思います。その時の相場の雰囲気を読むこともIPO投資には時に必要になります。

 ここまでセカンダリーを成功させるための5つの知識を書いてきましたが、更に深く学びたい方は下記の記事を参考にしてください。 

参考記事)IPOセカンダリー投資で会社員が年間数百万円の利益を得た方法

まとめ(自分の投資スタンスを見極めよう)

 注意点としては自身の投資スタンスを正確に見極めたうえで実行する必要があるということです。

 中長期で資産を増やそうという人がさきほどの事例1のような比較的短期勝負のセカンダリー銘柄を手掛けてしますと思わぬ大やけどをしてしまうこともあるからです。逆に言えば資産を短期で増やしたい方、資金力に余裕のあるサラリーマンの方は積極的に行い資産倍増化を狙うのも夢のある話です。

 事例3のような郵政のようなゆっくりと株価を上昇させていくような銘柄の場合、セカンダリでも十分中長期投資の対象としてみることが可能となります。いずれにせよ自分の投資スタンスにあったセカンダリー手法を実行していくことが資産を増やすために必要なことなのです。

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 IPO

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