IPOセカンダリー投資で会社員が年間数百万円の利益を得た方法

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IPO投資は抽選に当選する以外にも大きく利益を得られる方法があります、それがIPOが上場してから売買を行う「セカンダリー投資」というものなんですが、このセカンダリー投資には様々な方法があります。私はIPO投資の際にセカンダリーも実践して2017年は6ヶ月で数百万円の収益をあげています。

今回の記事では、このセカンダリー投資の種類の中から「初値買い」と「公募割れ」を狙う投資方法をご紹介します。

1.IPOセカンダリーとはどんな方法?

IPOは証券会社の抽選に当選した方しか割り当てされません。もし、そのIPO株をどうしても買いたい方は上場日に買い付けしなければなりません。このIPOが上場した後に売買することを「セカンダリー」といいます。

人気のあるIPOの株価は新規上場後もどんどん値上がりしていきますので。その流れに乗るという方法もとれます。また、上場直後のIPOは株価が上下に大きく動くこともあるため、多くの投資家が参加するので出来高が多くなる傾向があります。

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上記は2017年6月20日に上場したディーエムソリューションズという銘柄です。同社は公募価格2,500円に対して初値が7,100円で決まりました。私は同社のIPOを100株獲得することに成功し、初値で売却して46万円の利益をあげることができました。

もし、同社の株を買いたい方は初値が付いてからではないと売買できません。同社の場合は初値が7,100円になりますので100株買い付けるとしたら71万円の資金が必要になります。同社は上場後に一時8,500円まで値上がりしていますが、その後、5,640円まで値下がりしています。

一般的に知られているIPO投資とは「IPO株を抽選で獲得して初値で売却する投資」になりますので、上記の事例で終わる方が多いかもしれません。ただ、IPOは初値が掲載されてからも収益機会があります。セカンダリーはそういうチャンスを狙っていきます。

初値から+19.7%~-20.5%という振れ幅です。この流動性の高い時に短期売買を行うと大きな利益を獲得することができます。

ここまで読まれた方は、セカンダリー投資に難しいというイメージを持たれたかもしれません。しかし、いくつかパターンを抑えるだけで実は非常に効率よく投資をすることが実現できます。

それでは、これから私が2016年12月以降に実際に行ったIPOセカンダリー投資の中から5つの事例を取り出して、セカンダリー投資の投資手法をお伝えします。

2.IPOセカンダリー投資の勝率を上げる2つのテクニック

下記をご覧ください。こちらは2016年12月以降に私が行ったIPOセカンダリーの一例です。損益を合計すると146万円の収益になります。

銘柄名 買値 売値 株数 損益
ジャパンエレベーターサービス 890 1220 1000 330000
旅工房 3612 4975 400 545200
ビーグリー 1881 2050 700 118370
インターネットインフィニティー 4685 5350 300 199500
シンシア 1950 2400 600 270000
      合計 1463070

実はこの5つの事例は、2つのパターンに基いて売買しています。どちらも複雑なことをしているわけではありません。IPOの情報(公募価格)を調べることができれば誰にでもできるシンプルな方法です。

そこで、この2つのパターンを事例を含めてご紹介します。

2.1初値買い

セカンダリーでよく知られる戦略が「初値買い」です。「初値買い」とは文字通りIPOの初値が形成されてから買い付けしていくことをいいます。IPOは上場当日、公募価格を起点にして特別買い気配、特別売り気配のいずれかでスタートします。そして、買い株数と売り株数の注文数が一致した時に初値が決まります。

※上場日の特別買い気配の例

(この場合、買いが売りよりも560万株も多いので初値はこの時点では決まらない)
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「初値買い」はIPOを初値で買うことですので、初値で買い付けるということは「このIPOは初値がついてからでも値上がりするだろう」という見方による買いになります。そのため、IPOが初値をつけてから値上がりする銘柄なのか見極めなくてはなりませんが、この見極めには騰落率に注目します。

ここでいう騰落率とは、ある期間の始めと終わりとで価格がどれだけ変化したかを表すものです。例えば、価格が100円の運用商品が110円になれば10%の上昇、90円になれば10%の下落となります。

●初値買いの考え方
「初値買い」のスタンスはIPOが初値をつけてからも値上がりすることに先読むすることで、IPOを買い付けしにいきますので上場日に初値がいくらで決まるのか最も注目されます。なぜ、この初値が注目されるかについてはこちらをご覧ください。

※初値買いのイメージ(赤線は株価の動き)
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<A>初値が公募価格に対して100%未満だった銘柄

銘柄名 上場日 初値 高値 安値 終値 上値幅
安江工務店 2017年2月10日 1,300 1,600 1,272 1,490 300
日宣 2017年2月16日 3,000 3,030 2,580 2,706 30
レノバ 2017年2月23日 1,125 1,425 1,103 1,425 300
ロコンド 2017年3月7日 2,625 2,800 2,574 2,735 175
ビーバンドットコム 2017年3月9日 3,530 3,640 2,850 2,850 110
うるる 2017年3月16日 3,330 3,750 3,150 3,480 420
ビーグリー 2017年3月17日 1,881 2,139 1,860 2,078 258
JESHD 2017年3月17日 890 1,040 870 1,040 150
ソレイジアファーマ 2017年3月24日 234 279 226 272 45
TKP 2017年3月27日 10,560 10,800 9,850 9,970 240
ズーム 2017年3月28日 2,278 2,331 1,855 1,885 53
ネットマーケティング 2017年3月31日 1,552 1,667 1,534 1,630 115


<B>初値が公募価格に対して100%以上だった銘柄

銘柄名 上場日 初値 高値 安値 終値 上値幅
シャノン 2017年1月30日 6,310 6,500 5,430 5,760 190
ユナイテッド&コレクティブ 2017年2月24日 4,500 5,200 4,500 5,200 700
ファイズ 2017年3月16日 4,010 4,550 3,630 3,950 540
ほぼ日 2017年3月17日 5,360 5,480 4,780 5,020 120
力の源HD 2017年3月22日 2,230 2,632 2,158 2,630 402
インターネットインンフィニティ 2017年3月22日 5,040 5,730 4,420 4,450 690
オロ 2017年3月24日 4,750 4,825 4,165 4,390 75
ナンバー・ワン 2017年3月28日 3,460 3,780 3,150 3,220 320
ユーザーローカル 2017年3月31日 12,500 13,350 12,130 12,470 850
テモナ 2017年4月7日 8,050 8,480 7,020 7,800 430
旅工房 2017年4月19日 3,750 4,185 3,500 4,140 435
アセンテック 2017年4月26日 5,950 6,950 5,630 6,950 1,000

それぞれ上場日当日の初値、高値、安値、終値を記載しています。

初値:IPOが上場日に初めにつけた株価
高値:上場日に最も高かった株価
安値:上場日に最も安かった株価
終値:上場日の最後につけた株価
上値幅:上場日に初値から値上がりした株価の幅

上値幅というのは初値からいくら値上がりしたのかを表しています。
(※上記は2017年1月~4月に上場した東証マザーズとJASDAQのIPOになります。)

AとBを見て頂くと上値幅に違いがあることを感じて頂けたと思います。Aを見ると上値幅の平均値が183円ですが、Bを見ていただくと上値幅が大きくなっており平均が479円です。この差は296円になります。

このAとBの違いですが、公募価格と初値の騰落率に違いがあります。Aの銘柄は公募価格に対して初値の騰落率が100%未満の銘柄です。そして、Bの銘柄は公募価格に対して初値の騰落率が100%以上の銘柄です。つまりBは公募価格に対して初値が2倍以上になっている銘柄ということになります。

(公募価格とは証券取引所に新規に公開する株式を投資家が購入する際の価格。)

初値買いには、このAとBの違いが収益をあげるために大事になります。

IPOの初値は一種の人気投票のように決まりますので、人気のあるIPOは公募価格に対して、初値が100%以上の水準で決まることがあります。そして、その後もさらに値上がりする傾向があります。一方、100%以未満の銘柄は公募価格に対して値上がりもなく初値が決まってしまいますので、そこまで人気化しなかった可能性があります。人気化しなかったIPOは初値形成後に大きく値動きしない傾向があります。

実は、この点が「初値買い」のポイントになります。

初値が公募価格の100%未満:IPOが人気化しなかったことが考えられるので、初値が決まってからも大きく値上がりしないかもしれない。

初値が公募価格の100%以上:IPOが人気化しているので初値が決まってからも、継続的に買いが入ることが予想される。初値で買いに行っても利益を出せる状況。

私はこのポイントに注目し、さらに利益確定については3~5%の値上がりで一度利益確定の判断を致します。また、初値が公募価格をあまりにも大きく上回った場合(3倍以上など)は見送ります。

ここで過去の実例をお話しします。

● 「旅工房」
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この銘柄は旅工房といいます。主にオンラインでの国内および海外向けのパッケージ旅行の企画・販売や、航空券の販売、宿泊手配、オプショナルツアーの手配等を行っている会社ですが、公募価格1,370円に対して初値は100%を超える3,750円でした。(公募価格を2,380円(173%)上回る)

このケースでは初値が公募価格を100%超えていますので、先ほどご紹介した考え方では初値で買いにいくことが有利になるということが考えられます。

そこで、私は初値の3,750円で100株買い付け後に指値注文を出し、3,612円で400株の保有にしました。すると上場日の終盤は買いが優勢となり、その後も値上がりしています。このようにある程度人気化したI P Oは初値で買い行くことで利益を狙うことができますが、利益を確定する目安と損切りをする目安は予め決めておくことをお勧めします。

2.2 公募割れ

もう1つのパターン「公募割れ」をご紹介します。

公募割れとは公募価格より安い値段で初値が決まることです。IPOは公募価格が割安に設定されていますが、公募売出数の多い銘柄や人気化しない銘柄は買いが入らないため、公募価格を下回って初値がつくケースがあります。

下記に過去の公開数に対するIPOの結果を記載するのでご覧ください。

※過去の上場企業数と公募割れになったIPOの数

  公開数 公募より高い 公募と同じ 公募割れ 公募割れ率
2004年 175 165 3 7 4.0%
2005年 158 151 4 3 1.9%
2006年 188 159 9 20 10.6%
2007年 121 89 3 29 24.0%
2008年 49 20 3 26 53.1%
2009年 19 13 2 4 21.1%
2010年 22 10 3 9 40.9%
2011年 36 19 3 14 38.9%
2012年 46 36 0 10 21.7%
2013年 54 52 1 1 1.9%
2014年 77 60 1 16 20.8%
2015年 92 83 1 8 8.7%
2016年 83 67 0 16 19.3%
2017年 36 32 0 4 11.1%

公募割れ率は公募割れ数を年間のIPOの数で割ったものです。過去の14年を見ると公募割れ率の平均は19%ですので、年間で約2割のIPOは公募価格を下回ることが考えられます。

公募割れのIPOは初値が公募価格を下回っていることで、IPOをもらっている人がみんな損をしているということです。そのため、公募割れする銘柄は我先に売却して損切りをするために予想外に公募価格を下回るケースがあります。

実は、この公募割れが収益機会になります。なぜなら、IPOは新規上場時の公開価格の決定において、想定される時価総額に対して、一定のディスカウント(割引)を行い公開価格を決定するため、同業他社よりも割安な株価を形成する傾向があるのに公募価格を下回ったら、その割引率が更に高まるからです。

●公募割れ狙いの考え方
IPOは公募価格の時点において一定のディスカウントをしていたにも関わらず、初値が公募価格を下回るということは、さらに割引率が大きくなってしまうため、この部分に注目する投資家が多い。

※公募割れのIPOを狙うイメージ(赤線は株価の動き)

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公募割れをしたIPOは一方的に下げ続けることはなく、拾いに来る投資家もいるために上場日は一時的に株価が戻るケースが多い。この戻すタイミングを狙っていきます。

事例を一つご紹介します。

  • 「シンシア」

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(※チャートは株式分割後のチャートになっています。)

シンシアはコンタクトレンズの製造・販売を主な事業としていますが公募価格2,100円に対して初値は1,950円でした。公募価格を7.1%下回っています。同社は事前の評価では初値が公募価格を上回るようにいわれていましたので、今回のケースでは買いと判断し1,950円で600株買い付けして、その後のリバウンドの2,400円で売却しました。

実際に同社はその後見直されて株価が急騰しています。

公募価格からこれだけの下げ幅ですから、そこで買ったとしても更に下落するリスクは限られているだろうという考えにもとづいていますが、このような銘柄に注目する投資家も多いため、初値が決まった後は意外に戻すケースが見受けられます。

このポイントを狙っていきます。

いかがでしょう。初値買いは公募価格より初値が高く決まれば買いに行きます。一方、公募割れは初値が公募価格を下回ることで買いに行きます。どちらも上場日の初値次第ですが、収益機会になりますので、是非、上場日の動向に注目して下さい。

3.まとめ

今回はI P Oのセカンダリーで利益をあげるために約立つ2つのパターン「初値買い」と「公募割れ」をご紹介しました。

「初値買い」は公募価格より騰落率が高い銘柄を狙い、「公募割れ」は公募価格を下回る幅が大きいほど期待値が高くなりますので、2つとも真逆のロジックであるといえます。

でも、このパターンだけでも知っているとIPOが落選ばっかりだとしてもセカンダリーとして利益を狙いにいくことができるはずです。2つのパターンはヒントにしか過ぎませんが、是非、どういう銘柄を狙い、どのように投資をするかを考えてみて実践してみてください。

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柳橋義昭

柳橋義昭

IPO投資を中心としたイベント投資で年間2000万程度のトレード利益を得ている株式投資家。証券会社でのIPOの業務の経験や、証券ディーラーの経験を活かして独自のIPO攻略法を構築。

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