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株価の先行きを見通す業績『上方修正』の見方と使い方

よく、企業が業績予想を上方修正したというニュースが伝えられているのを見るけれど、イマイチよくわからないという方は多いのではないでしょうか?

もしあなたが上方修正について無知のままで投資をしているなら、もしかしたらそれは大きな損失となっているかもしれません。

というのも、上方修正した銘柄のなかには大きく株価を上昇させる銘柄があるからです。取引をする上でそのような銘柄を捕まえることができれば、投資成果も大きく上がる筈です。

このページでは、業績上方修正の具体的な見方から、取引における具体的な使い方まで一通りご説明します。

はじめに 業績上方修正とは

企業は、株主や銀行などから資金を集め、利潤を追求するためにそれぞれの企業活動を行います。その過程で、企業の『通信簿』にあたる決算書を四半期ごとに株主に提出します。

そして、そこに記載されるはずの業績は前もって企業によって予想されており、その予想が修正されることを、企業の業績予想修正といいます。

その中でも、これくらいの利益が出るだろうと予想されていた数値を大幅に上回る修正をした場合に『上方修正』といわれ、株価に大きなポジティブなインパクトをあたえます。

逆に大幅に下回る予想が新たにされると、『下方修正』と言われます。こちらは株価にネガティブなインパクトをあたえます。

たとえるなら、学生のときに通信簿をもらいますが、通信簿の数値というのは、大抵の親はこれまでの成績などから次の通信簿の数値を大体予想できるのです。ある程度、今年は前年より成績いいかなと思っている矢先に、面談の場で先生が『〇〇君は今季はよくやっていますよ!クラスでも上位に入りそうです!』と言われた場合、とうぜん親の期待や喜びの度合いは一気に上がりますよね?

簡単に言うとそういうことです。

企業も一緒で株主が期待していた数値を大幅に上回る予想が出されたならば、株価も大きく上昇します。

ではうんちくはこのくらいにして実際にトレードにおいて上方修正を具体的にどうしようしていのかをご説明していきます。

直近の上方修正銘柄の動き

上方修正幅が大きいと値を飛ばして上昇します。

株価が売られ過ぎていればすぎるほど返しの上げが大きいです。直近の例を出してみましょう。さくらインターネット(銘柄コード3778)

吹き出しの地点でこの銘柄は業績の上方修正を発表しました。翌日株価は大きく窓を上げて上昇し、そのごいったん株価は落ち着いたように見えます。しかしその後株価は順調にアゲサゲを繰り返しながら上方修正発表直後の650円付近から300円も上昇しています。

ただ株価の上昇幅ももちろん大事ですが、本当に見ていただきたいのは、チャートの下部にある出来高です。あきらかに、上方修正をだす前と後で異なっていますよね?このように上方修正後に大きく上昇する株式は出来高を増加させながら価格を伸ばしていく傾向があります。

ここは大きなポイントとなります。おさえておきましょう。

もちろん上方修正した銘柄を探すのは大変ですが、最近は便利なもので上方修正銘柄をスクリーニングで一発で探し当てることができます。もうすでに出ている、上方修正銘柄をさらに厳しい条件で絞って探すことも可能です。

下記のサイトを見ておさえておきましょう。

トレーダーズウェブ「業績修正銘柄一覧」(上下の欄で、〇印のついているもの)

業績修正のをすると株価は大きく上昇するケースがあります。

もちろん上方修正した株がすべて大きく伸びる訳ではなく、業績を本業のもうけで順調にのばした企業の株価が時に数倍になったりします。

次項では、株価が10倍になった実例をご紹介し、それを選ぶためのポイントをお伝えします。

株価が10倍になった実例と売買タイミングの3つの特徴

上方修正から始めて、株価が10倍になった例があります。

「ディップ(2379)」という企業があります。人材派遣などの業務をおこなっている企業で、株価チャートを見ると、株価は、2013年末から1年で約10倍になっています。

ディップは2013年9月13日に大きな業績上方修正を発表しました。さきほども説明がしましたが、上方修正を発表した会社はすぐに適正な水準まで株価が上がらずに割安に放置されることがあり、時間を置いて株価を伸ばしていきます。とくに本業が順調にいっている会社ほど上方修正の発表を繰り返していき、その度に株価がどんどんあがります。

実際、この銘柄は、9月13日の上方修正直後に、何度も上方修正を繰り返し、約1年後には5,500円と10倍近い株価となっています。

カブ探で過去の業績修正の記事を見てみましょう。

上期の記事は昨年の6月のものですが、DIPは上期経常を61%上方修正しています。重要なものは、会社からでた修正の理由です。

アルバイトビジネスが活況を呈していることにより業績好調。本業がうまくいっている証です。

業績をチェックする時には、数字だけではなく、数字改善のもとになった要因をみることが重要です。

では、具体的な探し方のご紹介です。先ほどスクリーニングで上方修正銘柄を出したあとに買うタイミングはどうすればいいのか、どのようなチャートになっている銘柄を選べばよいかというお話ですね。

使用する指標は、とてもシンプルで、「価格」「出来高」この2つです。

1 出来高が多い銘柄

出来高が多いということは、買いたい値段で一気に買ったり売ったりできる銘柄です。出来高が少ないと売りたい値段で売れないので、出来高の多い銘柄を選びます。

2 出来高の増加

出来高が増えてきている銘柄は、株式市場での注目度が上がってきていることを示します。

上方修正をして多くの投資家が「行ける!」と感じた銘柄は出来高が増えてくる傾向があります。

3 高値更新チャート

とくにしばらく横ばいだった銘柄が年初来高値をとってくる場面での参入。こういう銘柄は勢いがついてくる可能性が高いです。

上期3つの特徴は、重要な目安となります。覚えておきましょう。

上方修正を使用する際に気をつけたい2つのポイント

上方修正した銘柄ならなんでも買いにいけば良いというわけではありません。以下の2つの点には要注意です。

  1. 打ち上げ花火で終わる
  2. 発表翌日に買われ過ぎて調整が長引く

上方修正が発表されて、その株に買いが一時的に集中ことがありますが、その買いが続かない場合があります。

そのような時には、結局株価が一時的な上昇で終わり、しばらくその位置まで株価が戻らにことがあります。そのような銘柄は高値を更新し始める可能性がうすいので、手をだしてしまったら、潔く損を切って別の銘柄を探すことがよいでしょう。(下図↓)

次に一時的に買われすぎるケースです。

長い目でると上昇するのに買われ過ぎてしまい、落ち着いたときに売りが降ってくるケース(下図)。さきほどの筆者の予想の例はまさしくこれでやられてしまいました。

つまり、上方修正した銘柄をスイングで取引するならタイミングを間違えないことが重要だということです。

上方修正した銘柄を長い目でフォローすると、株価を数倍にも膨らませるものが存在していることがわかります。そのような銘柄は短期での取引で終わらせるのは勿体ないので、中期的(数週間から数ヶ月)なスパンで見て株を保有して利益を上げるのも1つだと思います。

それは個人的には上方修正投資というのですが、それはまた別の機会にお知らせすることにします。

まとめ

投資の基本は「業績」です。業績をしっかりと追っていけば、自ずと株価の動く先が見えてきます。

たしかに、デイトレードのような業績はそれほど関係のない投資(投機)もありますが、基本的にスイング以上の投資には、業績のチェックが必要だと感じています。

上方修正から投資をしって稼げる投資家への第一歩を踏み出してください。

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