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株の買い方入門!発注画面から板の読み方までおさえておきたい重要ポイント

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まだ株式投資をしたことのない人にとっては最初の株の購入は文字通り「わからないことだらけ」です。

せっかく銘柄を選べていても、発注をしっかりと行えないと思わぬ高値を掴んでしまったり、出した注文が成約せずに買えずじまいになってしまうこともあります。

株を買うためには、発注画面から銘柄、購入したい値段、購入したい株数、特定口座かNISA口座かなど様々な条件をつけて発注を行う必要があります。株の買い方一つとってみても基本をおさえて投資を行わないとせっかく得られるかもしれない利益を逃してしまうことにもつながります。

そこでこのページでは株の発注方法の実例から、値段ごとの発注の種類、注文時の基本である板の見方、投資法別の発注の方法という順で初心者にお伝えすることにします。

証券会社ツールからの発注方法~楽天証券マーケットスピード

株を買うためには様々な条件を組み込んで発注をする必要があります。文字だけで説明するとわかりにくいので実際の証券会社のツールを使用して株を買ってみるシミュレーションをしてみましょう。

ここでは楽天証券の取引ツールであるマーケットスピードを利用します。

ヤフー100株を実際に購入する場合

銘柄コード4689ヤフーの株式を100株購入してみたいときにどうしたら良いのでしょうか。まず、初めに自分がその株式をいくらで買いたいのかを確認します。そのために、ヤフーの株式注文板状況をチェックします。下記画像が板です(板に関しては後程詳しく解説)

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この時、ヤフーの株式の値段は514円から516円の間で行き来しているということがわかります。赤枠の516円での売り注文と白枠の514円での買い注文がそれぞれ指値の注文で並んでいることがわかります。

この状態においてヤフー株をいくらでも良いから買いたいという場合には、成行き注文を出します。すると、516円に並ぶ16800株に買い注文が充てられて516円で買い注文が約定(株取引の世界では注文が制約することを約定という)します。

もし、株価が下がってきてもう少し下の値段で買えると判断したなら指値注文を利用します。例えば510円まで下がるだろうと判断したなら510円で100株の買い指値注文を出すと、上記画面の510円のとなりの112000株の後ろに順番待ちということになります。

さて、先ほどの成行注文を取引ツールから注文を出す際の、発注画面は以下のようになります。

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銘柄コードと株式名を確認して、

  • 株数 (赤枠)
  • 成行きか指値か(指値なら値段) (青枠)
  • 執行条件(期間と執行タイミング) (黄色枠)
  • 口座区分(通常は特定口座、場合によりNISA) (緑枠)

赤枠にまずは株数を入力します。次に青枠の成行にチェックを入れます。この際、もし指値にチェックを入れたなら、その下の四角いボックスに値段を自分で入力する必要があります。黄色い枠には執行条件を入れます。現在株式市場が開いていて、本日中に注文を約定させたいなら本日中をいれます。この際に日付もあっているかどうか確認しましょう。緑の枠ではどの口座で買うかの確認です。通常は特定口座になり、NISAで買いたいときには自分でNISA口座にチェックを入れる必要があります(※NISA口座は個別に開設しておく必要あり)

以上を入力して発注ボタンを押します。ボタンを押した後、もう一度発注確認の画面が出ることがあります(これは設定で省略することが可能)

ここでくわしく押さえておく必要があるのは、②と③ですが、②は後程、詳しく説明します。

③に関しては、いつのタイミングで発注を執行するかを決めるものです。株式市場には大きく分けて寄り付きと場中と引けと言う3つの売買するタイミングがあります。

寄り付きは株式市場開始の値段、場中は取引時間の間でのタイミング、引けは株式市場が閉まるときの値段です。どのタイミングで注文を入れるかにより約定値段も変化します。また、週中注文と言う1週間注文を出しておくこともできます。

発注練習とその注意点

初めて株を買う場合は、いろいろな条件を考慮する必要があるため迷うことも多いかもしれませんが、まずは株を指値注文で買おうと何回か試し出しをしてみることをお勧めします。

ただし、試し出しをした後は、その注文をしっかりと「取り消す」必要があります。注文を出したままだとその注文が約定してしまうことになります。指値注文と取り消し注文を一連の流れとして練習すると良いでしょう。以下取り消しの仕方です。

注文を選択する場面では注文の「取消・訂正」ボタンがありますので、そこから中に入ります。指値で待っている状態だと次のような画面が現れます。

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青い枠の中を見てみると、執行待ちとなっています。これは指値で注文が約定するのを待っているということです。緑の枠の中を見ると、100株515円で指値をしていることが分かります。赤枠の取り消し注文ボタンを押すと確認画面が現れ所定のパスワードを入力して取り消し注文が完了します。

なおその隣には訂正ボタンがあります。株式の注文数量や株価を変更したいときに使用することができます。

注意点としては、指値をする際に、今現在の値段より上の値段で買い指値注文を出してしまうと、成り行きと同じような扱いになって注文が成立してしまいます。(先ほどのヤフーの例で言うと518円に買い指値を入れると516円で買いが約定する)

これは成り行きに近い指値と言います(後述)

そのため、練習する時には現在の値段よりもだいぶ下の値段でするようにしてください(先ほどの例で言うと500円など)この点、注意するようにしてください。

株売買の基本のキ!成行と指値の違いとその種類

株を売買する際には、先ほどご紹介したような発注作業をする必要がありますが、株をいくらで買うか、発注方法による違いをご紹介します。ここでは次の4つに分類してご紹介します。

  • 成行
  • 指値
  • 成り行きに近い指値
  • 逆指値

1 成り行き

成り行きとは、いくらでもいいから買いたいという注文方法を指します。ある株式を欲しい場合に、成り行き注文を出したとすると、今現在一番安い値段で出されている売り注文とつけ合わされたうえで注文が制約します。たとえば、現在一番安い値段で出されている売り注文が500円なら500円で値段が約定し、1000円ならば1000円で約定します。もし、だれも売り注文を出していないならば、注文は約定しません。どうしても今すぐ株を欲しい場合や、売りたい場合に使用する注文方法ですが、自分が考えていた値段とはかけ離れた値段で注文が制約することもありますので、発注の際には注意が必要となります。

2 指し値

指し値とは、この値段まで下がらないと買わない、この値段まで上がらないと売らないという注文方法を指します。ある株式の値段が現在100円だったとして、この株を少し安めに欲しいとしたら98円で買いたいという指し値注文を出します。また、もしその株を保有していたとして105円売りたい場合には、105円での売り指し値注文を出します。日中、相場をみれない会社員が投資をする際にも強い味方となります。

3 成り行きに近い指し値

成り行きに近い指し値とは、現在一番安い値段で提示されている売り注文に対して、その値段で買い注文を入れることをいいます(先ほどの株の発注基本のさいにも少々触れました)

注文分類としては指し値と同じです。ただ通常の指し値と異なるのは、すぐにその株を買おうとしているところです。たとえば、現在一番安く売りで提示されている株価が100円だったとして、この100円に買いで指し値注文を入れると100円で約定します。この注文は指し値ですが、すぐに約定するため成り行きに近い性質を持っています。

これなら別に成り行きでいいだろう、と思ってしまう人もいるかもしれませんが、成り行きだともし注文を入れた瞬間に100円の売り注文が消されてしまうと、その上の値段(105円かもしれませんし、それ以上かもしれません)で約定し思わぬ高値を買ってしまうことがあるからです。そのため、あえて成り行きだけど今提示されている最安値の値段で買い指し値をすることでそのような危険を免れることができます。

4 逆指値

逆指値注文とは、文字通り指し値の逆バージョンをいいます。これ以上の値段になったら買う、これ以下の値段になったら売りという注文です。たとえば現在100円だとして、105円で買いの逆指値注文を出すと、105円になった瞬間に成り行きの買い注文がでます。また、95円で売りの逆指し値注文を出しておくと、95円になった瞬間に売りの成り行き注文が出るのです。投資の世界では、トリガーと呼ばれます。

発注するうえで必須知識!板とは

ここまで株の買い方を知るために必要な4つの発注の方法をお伝えしましたが、実は効果的に発注するためには必須ともいえるもう一つの知識が「板」というものです。先ほど少々触れましたが、ここではもう少し深く踏み込んで板というものをみてみましょう。

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一見すると難しく見えますが、簡単に説明すると真ん中の列が株価、左上に並ぶ数字が売り注文、右下に並ぶ数字が買い注文です。株価の脇にそれぞれ数字がならんでいます。これは、この株価で買いたい、売りたいという指し値注文が並んでいる状態です。

上記の例でみると766円で売りたい株数が188700株、765円で買いたい株数が28100株並んでいるということになります。すぐ買いたい場合には766円に買いの指値注文を出します。すぐに売りたい場合には765円に指値注文を置きます。

この板は発注する時に今現在いくらなのか、そしてその値段付近ではどのような注文状況になっているのかを確認するために見る必要があります。自分が発注しようとしている場所に大量の売り注文が集まってしまっている場合には、株価が下がりやすくなっていると考えられるので、一時的に株を買うのを待つという選択肢もあるのです。

またこれほど注文時に板を見るのがなぜ重要なのかというと、銘柄によっては「板の薄い銘柄」と言うものが存在し、板の薄い銘柄に何も考えずに注文をしてしまうと、思わぬ高値をつかまされる危険があるのです。

下記の板を見てください。

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1990円で売りたい人が2000株、1951円で買いたい人が1000株並んでいます。これは実際に上場している有名企業の板です。

もし1990円を買った場合、すぐに売ると仮定したら1951円でしか売れないということになります。もしこの1951円に並んでいる人が買い指値注文を取り消したら、次の買い指値注文は1912円、つまり実際に買った値段よりも80円近くも下ということになります。

この状態を「板が薄い」といいます。先ほどの板に注文ががちがちに詰まった板とは大違いです。

このような銘柄をただ単純に欲しいからと言う理由で適当に成り行き注文をだ指定しますと思わぬ金額で約定することがありますので、板の確認は大事なことなのです。

上がりそうならどんな株でも買って良いというわけではありません。板に注文がある程度詰まっている流動性の高い銘柄を選ぶのも投資テクニックの一つです。投資に慣れてくると、買うまえに売ることまでを考えながら投資ができるようになります。

株の発注に関しては発注の基礎と板の読み方をセットで覚えておくと良いでしょう。

投資法の違いによる発注方法の違い

投資法の違いにより発注方法が異なるケースがありますので、ご紹介します。

1 順張り時における発注

順張りとは、上昇している株式がこれからも上昇するだろうということを見越して上昇途中に株を買うことをいいます。タイミングを計る方法としては大きく分けてつぎの2点があります。

・高値を買う手法

順調に上昇している上値を買う方法です。下がるのを待たずに上値を買う手法なので、成り行きに近い指し値注文をして株を購入します。もし取引時間中、株価を見れないようなら逆指値注文を行い、ここまで株価が上昇したら、株を買うという意思表示をすることもあります。

・押し目を待つ手法

株価は上昇していても、一時的な上げ下げを繰り返し波を作りながら上昇していきます。押し目とはそのような一時的な下げを買う手法です。使用する発注は「指し値」です。

2 逆張り時における発注

逆張りとは、下落の流れにある株式の下げ止まりを狙って株を買うことをいいます。

タイミング的には、キリの良い数字や過去の安値付近に指値での買い注文を置きます。主に指し値注文を使いますが、下げ止まった後で上がり始めた瞬間を狙って成り行きに近い指し値を利用することもあります。必ずしも指値で買えるとは限らないので、直近の売り板に買い注文をぶつけるのです。

3 損切り時における発注

株式投資においては失敗をしてしまうことも多々有りますが、その失敗を小さなものにするか大きなものにするかはこの損切りにかかっています。下手な銘柄を選ぶと、株価が半分になったりするので資産を守るためにも損切りは必要な物なのです。

損切りにおいて、指し値で売ることよりも成り行きか逆指値注文をお勧めします。指し値だとどうしても、もう少し上がるまで待とうという欲がでてしまい結局上がらずに下落し続けることがあります。数千円の損失を我慢できずに、数万円損するパターンというのは、そういうときに生じることが多いです。

その点は投資をしていく上で、重要な考え方となりますので覚えておくとよいでしょう

まとめ

株を買うための発注は軽視されがちですが、買いたい銘柄を買えなかったり、損が出そうな銘柄を売り逃したりするのを続けていくと、意外と本来得られるはずだった利益を逃していることにきづきます。このページで得た知識を活用して、買い逃しや売り逃しといったミスをできるだけなくすようにしていきましょう。

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