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絶対おすすめ!人気の株主優待を使ったイベント投資の具体的手法

最近はTVでも雑誌でも株式投資に関する特集では必ずといっていいほど株主優待の特集が組まれています。

確かに株主優待は日本特有のものであり、投資家たちへの企業からの見返りとしては大変魅力的なものです。特に投資初心者のうちは、このような株主優待から投資を始めても良いでしょう。

しかし、魅力的な株主優待を持つ企業の株式銘柄に投資をしてその企業から優待や配当を貰い続ける以外にも、そのような銘柄を利用した投資手法があるのをご存知ですか?

魅力的な優待がある企業の株価はなかなか下がらず、緩やかに上昇していく傾向があります。そしてそのような傾向を利用して、株価の値上がり益をとる手法を「株主優待を利用したイベント投資」といいます。

このページでは、株主優待を利用した投資手法に関して具体的な事例を用いて解説した後、どのように銘柄を探せばいいのか、どのタイミングで仕込んだらいいのか、注意すべき点など、株主優待投資に直結した情報を具体的にお伝えしています。

簡単解説!株主優待制度とは

基本的に企業が利益を出したなら、配当という具体的な金額や企業の成長による値上がり益を株主に与える、ということが株式投資に付随する本来の姿です。

しかし、日本の企業では上記のような配当実施の他にも、株主優待制度をもうけることで株主に対して一種のお返しをしています。

株主優待とは、出資金を出してくれている見返りとして企業が株主に金券、食べ物、施設優待券などを与える、といったバラエティの豊かなお返しのことです。

企業ごとに権利確定日というものが定まっていて、その日まで株式を保有していると株主優待を3ヶ月後くらいにもらうことが可能となります。そのため優待の権利確定日までの数ヶ月の間に優待を取得しようという個人投資家の買いがランダムに入ることになります。

個口の資金がじわじわ入ってきますので、銘柄によってはゆっくりと値を上げていきます。そして権利確定が過ぎると、その優待分の株価が下がります(権利確定とともに株価を売る人たちがいます)

約1000の企業がこの株主優待制度を実施しており、その優待内容が魅力的な企業は本当に人気があり、株価もなかなかさがりません。

つまり、日本の株式市場では優待が魅力的という理由だけで、その株を買いにくる特殊需要が発生しているのです。

実例解説!!人気の株主優待企業の特殊な値動き

実際に魅力的な株主優待を持つ企業の株価はなかなかさがりません。そのような企業の株価は下がってもすぐに上がってくることが多く、時間をかけてゆっくりと上昇していく傾向があります。

ここで魅力的な優待を持つ企業でこれまでイベント投資をしていたら成功していたであろう企業を2社選んで、実例チャートとともに値動きの解説をしていくことにします。

8198 マックスバリュ東海(権利確定日 2月末)

マックスバリュ東海は、ヤオハンという企業が経営破綻をした後に立て直しをはかったイオン傘下の食品スーパーです。

この株式は100株を買って権利確定日まで保有していると5000円分の優待がもらえます。

2014年12月2日現在で株価は1790円で、100株買うと179000円プラス取引手数料の金額が必要です。つまり利回りでいうと、約2.8%あるということになります。この企業は配当もありますので、優待と配当の利回りを合わせると5%近い利回りになります。

当然、このような企業は個人投資家が注目をして、それほどタイミングを気にすることなくランダムに買いに来ます。配当や優待を取得することが目的なので、基本的には権利確定するまでは売却をすることはありませんし、売却せずにずっと持ち続ける人も多く存在します。

つまりこのような株式優待目当ての買いはその買いに相当する分の売りがなかなか出てこないのです。

では実際にチャートを見てみましょう。月足チャートです。

さきほど、このような魅力的な優待を出している企業には特殊需要の買いがはいるとお伝えしました。優待確定前の数ヶ月前つまりこの企業のケースでは11月、12月くらいから徐々に買いが入るのです。

実際に、ここ5年間の間、12月と1月は陽線(月のはじめの株価は安く、月の終わりの株価が高い)が立っています。11月くらいからゆっくりと買われていく印象です。

このように株主優待を出す企業の値動きには銘柄によって特徴があります。その特徴を研究して投資をしていくことが重要です。

7616 コロワイド(権利確定 3月末 9月末)

コロワイドは各種居酒屋で利用できる株主優待券が年4回1万円ずつ食事券が配布されます。

今現在の株価(2014年12月2日)換算で70万円の投資で40000円の食事券ということになり、利回りで言えば5%以上ということになりますね。すでに株価もだいぶ高くなっていますが、ついちょっと前までは50万円以下で40000円の優待が取れたので8%くらいの利回りがあったということになります。

その頃もやはり大きく下げたところではすぐに買われ株価を戻すことを繰り返しながら上昇していました。

月足チャートを見てもそれほどリーマンショック後から大幅な下落もなくお得な優待を提供し続けたため、売られることなく上昇を続けてきています。この銘柄の場合は、3月、9月と2回に分けて株主優待の確定期日を設けているため、年間を通して上昇する傾向があります。

2社ほどご紹介しましたが、まだまだたくさんの人気優待を出している企業がゆっくりと買われ続けています。

理屈はわかったが、では実際どうしたらいいのかと思った方もいるかもしれませんね。

以下、2つの項目に分けて株主優待を利用したイベント投資をするための具体的ステップを解説していきます。

  1. イベント投資を行うために必要な銘柄選びの3つのポイント
  2. ここがチャンス!優待銘柄を仕込むための3つのタイミング

この点は通常の投資とあまり変わりませんね。

イベント投資を行うために必要な銘柄選びの3つのポイント

これまでの話の観点から、優待銘柄を選ぶためには以下の3つのことを心がけるとよいことがわかります。

1      ヤフーファイナンスなどを利用して自分で調べる

ヤフーファイナンスは要チェックです。

ヤフーファイナンスを見てみると、株主優待がある企業を一発で見つけることができますし、配当利回りも記載されています。また権利確定日なども書かれているため、ヤフーファイナンスの優待情報を見ることも必要です。

http://info.finance.yahoo.co.jp/stockholder/(ヤフーファイナンス株主優待ページ)

上記のページでスクリーニングをかけて優待株を探すこともできます。

2      雑誌の特集で組まれている株主優待のランキングなどをチェックする

雑誌の特集も重要です。

株主優待銘柄を買う人は雑誌を見て買ったりします(ZAIとか)

そのためそういう雑誌を立ち読みして、株主優待ランキングなどを覚えておくといいかもしれませんね。

株主優待のおすすめ銘柄ベスト20(ほぼ10万円以下)と優待タダ取りの裏技」では、一覧の人気の優待銘柄を一発で見ることができますので参考にしてくださいね。

3 チャートを見てチェックする

チャートを見てチェックすることも必要です。

チャートをみると、一発でその銘柄が買われているのか売られているのかがわかります。過去のチャートには嘘が書いてありません。優待を出している企業でも右肩下がりの企業は選ばずできるだけ、右肩上がりの企業を選ぶべきです。

以上の3つの方法で探してみると良いです。

また実際に探してみると以下の3つの特徴を持つ企業が人気だとわかると思います。

  • 老若男女問わず人気があり、優待がある企業
  • 非常に優待利回りが高い企業(配当利回りも一緒に高いとなお良い)
  • 施設利用券、金券などで換金率の高い企業

上記3つの特徴を持つ企業を見つけ出すことができればイベント投資に使用するには絶好の銘柄だと言えるでしょう。

では次に、このような優良な優待銘柄を仕込むための3つのタイミングをご紹介します。

ここがチャンス!優待銘柄を仕込むための3つのタイミング

このような優良株主優待株を買うベストタイミングはいったいいつでしょうか?

以下3点あげてみましょう。

1 権利落ち後

株主優待、そして配当の権利が確定した次の日に株価は大きく下がります。そのタイミングで株を買い付けることでその後の株価上昇が狙えます。

但し、権利落ち後の株価の下落はそれほど大きくは下がりません。

また、次の権利確定日までの半年間の間に株価がより下がる可能性はあります。そのため次の相場全体が大きく下げた時の方がよりお得に株を仕込めるチャンスだったりします。

2 相場全体が大きく下げたとき

相場全体が大きく下げるとき、たとえば全体が大きく上昇した反動で日経平均が千円以上下げるような大暴落の日なんていうのは優良優待をもつ企業の株価も連れ安します。

相場全体が大暴落する日は、無条件でほぼ全ての株式が大きく下落するのです。

こんな時は優良優待をもつ株式がいわばバーゲンセールになっている状態なので実は絶好の買い場だったりします。

直近で言えば、次の3つが大幅下落を演じた日です。

  • 2013年5月23日とその付近の暴落
  • また、2011年3月11日に大震災のあと
  • リーマンショック

など特に日経平均先物にサーキットブレーカー(ストップ安)がかかる時なんて言う時は後から見ると絶好の買い場だったりするのです。

この点を覚えておくと、次に市場全体がパニック売りになったときに優良優待銘柄を真っ先に仕込もうという発想となり大きな利益を得ることにつながります。

3 相場全体の動きの経験則にあわせて株を仕込む

実は日経平均特に株価全体の流れには1種のクセのようなものがあります。

以下の模式図をご覧下さい。

(ちなみに上図は、著名な個人投資家である夕凪氏のデータをお借りしました。夕凪氏は、株主優待や指数への組み入れなどを利用したイベント投資という特別な手法をつかってご活躍されています。)

日経平均の過去10年分の平均値を利用して作成したグラフです。つまり日経平均株価は年間を通してこういう傾向の動きをするよ~というものです。

グラフを見ると2月、6~8月、10月~11月が全体的に下げやすい傾向があることがわかります。

つまり、この期間に日経など相場全体が下げている時に優良優待をもつ企業の株価も一緒に連れ安してお得な状態になっているところを拾っていくことで、その後の上昇を効率よくとっていくことも可能だと思われます。

もちろんこのアノマリーを利用して、優待銘柄以外の東証1部銘柄への投資をすることも可能です。

意外と難しい?株主優待銘柄を売るタイミング

さて仕込むタイミングをここまで3つに分けて解説してきましたが、売りタイミングはいつが良いでしょうか?

具体的な売る時期としては、優待確定の2,3週間前くらいを目処に利益の出具合を図りながら決めていくと良いでしょう。

最近では、先回りをする人口も増え始めていますので、値が下がり始めるのが早い傾向になります。そのため、権利落ち直前の2,3日前でなく早ければ1ヶ月前には株を手放していてもいいかもしれません。

また権利確定まで長い期間があったとしても利益が意外と多く出た場合は、早めに利益をいったん確定させて他の銘柄を探したり、もう一度その銘柄の買い場を探すという選択肢もあります。

注意すべきは、株主優待を利用した投資でも、投資は投資です。そのため損することももちろんありますので、損切りだけは絶対に忘れないようにしてください。

間違ってもいつか戻ってくることを願ってナンピンしまくることだけは避けてください。

要注意!優待の魅力があるのに業績が悪い企業

優待が魅力的なのになぜか買われない、右肩下がりとは言わずとも低空飛行を長いこと繰り返している。そんな企業が存在します。

できればそのような企業には投資をしたくないものです。というのも、優待が良いのに買われない株というのは、たとえば業績が悪かったり、何かしらの悪材料(その企業にとって悪いニュース)が出た会社である可能性が高いからです。

業績などを細く判定して株を買っているわけではない優待目的の株の買い手が減るというわけではなく、業績が悪いと判断したほかの買い手が売ると同時に値下がり益を狙おうと信用の売をかける人がいるから株価が上がらないのです。

そのため、このような優待値上がり益をゲットするための投資には業績を見ることも必要になってきます。基本的に右肩上がりで上昇している株であれば、業績はそれほど悪くないはずですし、優待も魅力的だったりしますので、そのような株を狙います。

まとめ

株価の動きの特性を単なる上下ではなく、優待という面から考えて投資を考えてみるとまた一風違った投資手法が見えてくるかと思われます。

特に優良で人気のある財務の良い会社などは、意外と私たちがよく知っている企業、いつもお世話になっている企業だったりします。ですから投資するにしても、この企業はなんとなくいやだなとか、この企業は店内が活気があっていいとか、そういった感性的な判断も加味して投資ができたりします。

そしてそういった感性的な判断は意外と当たったりします。色々な優待投資を試して値上がり益をゲットしてみてください。

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