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株の売り時を逃さない!価格帯別出来高の有効な使い方

「持っている株はまだ上昇するだろうか?」

「もしかしたらこのあと持っている株は下がるんじゃないだろうか?」

そのような疑問を解消できずになんとなく雰囲気で株の売買をしてしまい、結局判断を間違うという人は大変多いです。疑問を解消できずに行った株取引は大抵失敗に終わりますが、疑問を解消できると投資でも勝つ確率が大幅にあがります。

先ほどの「まだ株は上がるだろうか?」という疑問も解消するための判断材料があり、その中のうちの一つに「価格帯別出来高」という指標があります。

このページでは、そもそも出来高とは何か、そして価格帯別出来高とは何かについて一通り説明した後、実例を用いた使い方を解説していきます。

出来高とは

出来高とは、売買が成立した株式の量(volume)のことをさします。

通常の出来高は時間ごとに成約した株式の量をさします。出来高は、実際に取引された取引量として株式の人気度合いや需要と供給を図るための判断材料として重要な指標です。

出来高を簡単に説明すると、

株式には買いたい人、売りたい人が存在します。そして、買いたい人、売りたい人のそれぞれの意思が合致することで、株式の売買が成立します。

たとえば「ある銘柄を1000株、500円で買いたい」という意思表示にたいして、「その銘柄を1000株、500円で売りたい」という意思表示があってはじめて1000株500円での売買が成立し、その500株という数量が出来高となります。

通常の出来高は、この売買成立の数量を時間ごとにみて株式の値動きの判断材料にします。チャートの時間にそって、出来高が棒グラフで示されて、その増減を見ることで次の値動きを予想するのです。

しかし、今回ご紹介する価格帯別出来高は、価格帯ごとの出来高を表示する指標であり、先ほどの例で言うと、どの価格帯が人気が高いのかを知ることのできる判断ツールです。

それをこれからご紹介していきます。

価格帯別出来高とは

先程、取引されることで出来高が発生すると説明しましたが、時間ごとに取引された数量を見る他にも、価格帯ごとに出来高の数量を見るという方法があります。

それが価格帯別出来高という指標です。

たとえば、1000円から1005円の間で100000株、1005円から1010円の間で24000株というように価格帯につき出来高が表示されます。その表示を見て、ここは買った人が多そうだ、ここは少なそうだと判断できます。

というのも、当然のことながら株価は上がったり下がったりしますが、株価は必ずその過程で足踏みをしますが、そのような場面というのは、過去に取引された株式量の多い場所だったりするのです。取引された量が多い価格帯では当然のことながら、その地点で株を買った人が多くいるということです。

つまり株価が再び上昇してきて、その価格帯に突入しそうになると、その価格帯で買った人たちが、「やっと戻ってきた!!」と言って、株を売るという状況が発生します。

その価格帯別出来高が多ければ多いほど、そのような売りたいという人たちが多くいることは言うまでもないことです。そのため、その地点に突入する前に持っている株をどうするか、決めておかなければなりません。

そのような判断が求められるときに価格帯別出来高が役立つのです。まとめると、価格帯別出来高とは、そんな株価があがったり、下がったりする上で、一時的に壁となる場所がどこにあるのかを判断する重要な判断指標だと言えるのです。

それでは、次項からは実例で価格帯別出来高を見てみます。

チャートで確認 価格帯別出来高の見方

価格帯別出来高の見方をチャートを使用して見てみることにしましょう。

6758ソニーの週足チャートです(下記チャート)

 

通常の出来高は、チャートの下側に黄色い棒グラフの形で表示されますが、価格帯別の出来高の場合は下ではなく向かって右横に棒グラフとして表示されます。この黄色い横棒が長ければ長いほどその価格帯での取引量が多いということです。

チャート上に価格帯別出来高が多い印として、その価格帯に2本の線を引いてみました。

よく見てみると、その2本の間で株価が主に推移していることがわかりますね。つまりこの2本が株価をその範囲の中で行ったり来たりさせる要因にしていると言い換えることができます。もちろんそれだけが要因ではないですが、少なくとも価格帯別に見て出来高が多い場所では株価の動きにとって壁となるケースが多いのです。

このように株価の動きを遮る壁のことを、投資において「抵抗」や「支持」といいます。

「抵抗や支持」にはほかにも、きりのいい数字や、過去の高値、移動平均線などたくさんの種類があり、価格帯別出来高もそのうちのひとつだと言えます。

この価格帯別出来高を抵抗や支持として見るならば、その出来高が多いところで株価が跳ね返されるが、一度、その出来高が多い地点を株価が抜けたなら、その先へと株価は進んでいくとも捉えることができます。

そのような考えをトレードに応用させていくのです。

価格帯別出来高をトレードに使用するには

価格帯別出来高のおおい場所で株価の値動きはいったん足踏みをする。

このシンプルなルールを知っておけば自然とトレードにおける戦略は決まってきます。それは、価格帯別出来高の多い地点まで株価が近づいたなら、

  1. 株を保有しているならばいったん株を手放す
  2. 株を保有していないなら出来高の多い場所を通過したら買う

つまり壁の前でいったん様子をみて必要なら売り、壁を抜けたら再びの上昇を見越して買うのです。

このあたりは抵抗線や支持線などの考え方と基本的には一緒です。

このシンプルなルールに基づいて株を売買することで、しこり玉(※)の売り浴びせを無駄に喰らわずに済みます。※ある地点で出てくると想定される大量の売りのこと

それでは実例を挙げていきましょう。

株を保有しているならばいったん株を手放す

価格帯別出来高が多いところで株価がとまるのであれば、その考え方を利用して出来高が少ないところでは株価が止まりにくいという考え方ができます。

 

上記チャートの赤い線で囲まれたゾーンから再び株価が下落して、白い丸の中へと株価が下げてきた場合どのような状況になるでしょうか?

白い丸のゾーンでは価格帯別の出来高は少なく、ほとんどない場所(真空地帯といいます)もあります。このようなゾーンに株価がはいると勢いよく株価が下げていくことがあります。

つまり、現在上記の赤いゾーンの中で株を買い保有しているなら、赤いラインをわり、白丸ゾーンに突入しそうな時に株を売って様子見をする姿勢が大事なのです。

そうすれば、株価急落により損失から身を守ることができるのです。

株を保有していないなら出来高の多い場所を通過したら買う

先程は株を持っている時に、価格帯別の出来高が多いところへと差し掛かった時の対処法でした。この項目では、株を持っていない時に、価格帯別出来高を考慮に入れて、新規の株を買うケースをご紹介します。

 

上記チャートを見たときに、緑の線2本と、赤の線2本で囲まれたところは出来高の多い場所です。そしてチャートの中で現在の価格は赤いゾーンを上へと抜けて、新しいゾーンへと突入しようとしているところです。

さて新しいゾーンは価格帯別出来高の少ない場所でしょうか?

それを確かめるために、過去の出来高を遡る必要があります。では週足のチャートを見てみましょう。

 

上記のチャートが東レの週足チャートです。

日足で見ると、上方向に出来高がなくても時間軸を伸ばしてみると、実は出来高がどっさり積まれているということが起こりえます。そのため最低でも週足チャートを遡ってみる必要はあります。

東レのチャートは週足に変換して、過去に遡ってみても現在の価格より上に大きな価格帯別出来高がないことがわかります。これは、これから株価が上昇していく上で壁と出来高がないことを示しています。しこり玉がないということなので、下で買った人の利益確定の売りはあっても、「やっと株価が戻ってきた~」というやれやれ売り(しこり玉の売り)は少ないことを示します。

つまり、ここからは厚い壁を抜けたと考えられ、買いの目線でトレードをすすめていっても良いことになります。

仮に売られたとしても、すぐ下に分厚い価格帯別出来高があるため、その出来高が下支えになるとも考えられるため、高値圏にある株価でも買い安心感はあります。

まとめ

価格帯別出来高の説明を行ってきましたが、いかがでしたか?

価格帯別出来高も、その他支持線や抵抗線のうちの一つです。ただ、これを知っていれば、分厚い価格帯の目前で株を買ってしまったり、価格帯をぬけて価格帯別出来高がスカスカになっている時に株を買い逃したりせずに済みますよね。

このページがあなたのトレードの利益貢献に役立つことを祈っています。

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