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空売りで利益を狙える3つの場面と使用上の2つの注意点

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株価が下げる局面で株を買ってしまうと当然、損が出てしまいます。

そのような株が下げとまるのを待って再び株を買って上昇するのを待つ逆張りをするにも、特に初心者の頃にはそのタイミングを見計らう事が難しいです。

そこで株式市場が一時的な下げの流れになっているときに、その下げの流れに乗る事で利益をあげる手法があります。

それが空売りという方法です。

このページでは、空売りとは何かの具体的な説明をしたのち、どのようなときに空売りをするのが有効なのか、そして空売りする際の注意点などを順を追って説明していきます。

空売りとは

株式取引は本来株を買って株価が上がったら売却してその差益を利益とすることを言いますが、株価が下がる局面でも利益が出る取引があり、それが空売りと言うものです。

空売りとは、株券を先に借りて株式市場にて売り付けて、株価が下がった、または上がったのちにその株券を買い戻して差益をもらう、もしくは支払う取引のことです。別名、信用新規売りとも呼ばれる信用取引の一種です。

例えば、現在1000円の株式があったとして、その銘柄が今後値段を下げるだろうと判断した場合、その株式を先に借り付け、市場で売ります(空売り)。思惑通り、その株式が値段を下げて950円になったなら、市場でその株式を買い付けて返済するのです。そうすれば始めの売却金額1000円からのちに買い付けるのに支払った950円を差っ引いて50円が手元に残ることになります。

株券を借りるというと「一体誰に借りるのか?」と思われるかもしれませんが、証券金融会社というところが、色々な所から株を調達して貸し付けてくれます。

そして、この空売りには、制度信用取引と一般信用取引の2種類があります。制度信用取引は6か月で株式の返済をしなければなりませんが、一般信用売りであれば、その必要はなく基本的には無期限で株を売ることができます。

また空売りは信用取引であるため証拠金と言われる担保が必要になります。ただ証拠金を差し入れていれば、その証拠金の約3.3倍の取引をすることが可能となります。つまり100万円の証拠金を入れた場合、最高330万円の株式を先に売ることができる(もしくは買うことができる)ことになります。これはいわゆるレバレッジと呼ばれるもので、株式の信用取引の他にも、先物取引やFXなどでも同じような取引が行われています。株式の現物取引の場合には、100万円を証券会社に預けていた場合には、100万円分の株式しか買えませんが、信用取引では3倍以上の株式を買う、もしくは売ることができるのです。

まとめると、、、

  1. 空売りは株を先に売って後で買い戻すことのできる株価が下がると利益が出る取引である
  2. 期限付き(6か月)の制度信用取引と無期限一般信用取引がある
  3. 差し入れた証拠金の3倍までの取引が可能である(レバレッジ効果)

以上の3点を抑えておきましょう。

空売りを積極的に使用していくべき3つの場面

株価が大きく上昇している場合には「もう高すぎる、そろそろ下がるはずだ」と売りを仕掛けてみたくなることは多いですが、たいてい買われ過ぎ銘柄の空売りは失敗に終わります。というのも株価が緩やかに上昇している銘柄と言うのは良い業績に連動していることがほとんどだからです。

業績が良い企業を、これからはおそらく業績も悪くなるだろうと決めつけて空売りするのは、いちかばちかのギャンブルになってしまいます。そこでここでは、空売りを仕掛けたい3つの場面をご紹介いたします。

  1. その企業の業績を悪化させる悪材料が出た、もしくは業績が悪化した時
  2. 公募増資などで株数を増やさざるをえなくなったとき
  3. 時価総額の大きな大型株が一時的な好材料でストップ高付近まで買われた時

1 その企業の業績を悪化させる悪材料が出た、もしくは業績が悪化した時

業績悪化に連動して株価は下がります。

例えば企業は業績の見通しを発表しますが、業績下方修正が出ることで株価が大きく下がるのです。そして 大きく下げた後、さらにそこから株価がゆっくりと下落していく傾向があります。

こういった銘柄は、相場全体が大きく上げているときにも、それほど上昇せず相場が再び下げ基調になった時に株価を下げる傾向があります。ネガティブな相場環境にのみ反応するという現象です。

空売りを仕掛けるのであれば1番仕掛けやすい場面でもあります。

2 公募増資などで株数を増やさざるをえなくなったとき

いわゆる需給の悪化局面での空売りです。

公募増資は広く投資家に新たに株を売ることを言いますが、利益が増加せずに発行済み株式の量だけが増加するので1株当たりの利益(EPS)が減ります。そうなってくると当然株価は下落します。

ただし、公募増資に伴う空売りの規制により空売りしにくくなっていますのでその点は気を付けておきましょう。

3 時価総額の大きな大型株が一時的な好材料でストップ高付近まで買われた時

時価総額の高い銘柄、いわゆる大型株に何か一時的な好材料がでてストップ高付近まで買われた時に空売りを仕掛ける方法ががあります。

時価総額が大きな銘柄は、高値で株を買ってしまい売りたくても売れない投資家というのがたくさんいますので、戻りに対する売り圧力が強い銘柄が多いです。

その為、買われ過ぎともいえるような場面では積極的に空売りを仕掛ける(逆張り)ことも利益を上げるうえで必要なことです。

空売りする際に気をつけたい2つの事

空売りは確かに買いよりも利益がでやすく、買いより有利な場面がしばしば見られます。しかし、空売りには注意して欲しいことが2点あります。

  1. 逆日歩と呼ばれる金利がつく可能性がある
  2. 売りには損失限度がない

以下説明をしていきます。

1 逆日歩と呼ばれる金利がつく可能性がある

株式を借りる人が多いと、株券を貸す側から臨時的な金利が付される場合があり、それは逆日歩と呼ばれています。

例えばそれほど流通していない企業の株価が非常に高値で取引されていた場合に目先下落すると踏んだ人がたくさんいるなら、空売りをする人も多くなります。そして、日証金(日本証券金融)がその銘柄の株数が非常に少なくなっている、株不足だとふんだ場合に、その銘柄を空売りしている人に逆日歩を支払わせることがあります。この逆日歩は通常であればそれほど大きい金額ではありませんが、株不足がすぎると非常に大きな金額になります。

例えばある銘柄を1200円で1000株空売りしていた場合に、逆日歩がつくと0.25円ならば250円の逆日歩を支払う必要があります。そして、その逆日歩が10円とついた場、10000円の逆日歩を支払う必要があるのです。

株の値動きではなく、金利という面で損失を被る可能性があることを覚えておきましょう。

逆日歩は以下のサイトでチェックすることができます。

逆日歩一覧

また、逆日歩がつきやすい場面では、株主優待クロス取引(つなぎ売り)にも注意しておく必要があります。

2  信用売りには損失限度がない

信用売りには損失限度がありません。

ある企業を空売りしていたとして、その企業にもし世の中を変革させるような絶好の材料が出た場合には、株式も大きく値上がりしてしまう可能性があります。

時価総額の比較的小さな企業でこれまで開発されていなかった商品などが開発されたなどと言うニュースがでることで、株価が大きく値上がりすることもあるのです。30万円だった株価が10倍の300万円になってしまうかもしれません。その値段がつくまでになんとか買い戻そうとしても誰も売ってくれないため、買い戻すことができません。値段がつくまで待たなければいけないわけです。この場合保証金として預けた額が仮に30万円だったとしても、270円分の損失が出るということになります。買いとは違い強制的にポジションを解消されてしまうために、値段が戻ることを待つわけにもいかないのです。お金を新たに差し入れるか(追証)、強制決済して借金を支払うかという選択を迫られてしまいます

現物買いの場合は最悪でも、企業がつぶれても資産は0で終わりですが、空売りの場合には最悪の場合手持ち資産以上の損失が発生することがある点は十分に気を付けて空売りをするようにしてください。(具体的には時価総額の小さな中小型株の空売りはしない。テーマ性のある株式の空売りはしない等)

まとめ

空売りも投資で利益を上げるための一つの手段です。

使い方を間違えなければ、下げ局面でも大きな利益を得ることができます。このページで解説をした3つの局面や2つの注意点をおさえたうえで空売りにも挑戦するようにしてください。

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