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オプション初心者がLEAPSで簡単に利益をあげるための4つの手順

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「オプションの初心者でも簡単に利益をあげることができる方法を教えてください」と言われたときに、まず思い浮かぶのはLEAPS戦略です。

LEAPS戦略は、LEAPSと呼ばれる期間の長いプットオプション売るというシンプルなものですが、とても効果的な戦略です。特に、オプションを始めたばかりの方が、てっとり早くオプションで利益をだせるようになるのに、お勧めの方法です。

この記事を読めばオプション初心者でも4つの手順で簡単に利益をあげることができるようになりますので、ぜひマスターしてください。

LEAPSとは

LEAPS「Long-Term Anticipation Securities」の略称で権利行使期日までの期間が長い長期のオプションのことです。Securities(有価証券)という言葉が使われていますが、権利行使期日までの期間が長いだけで通常のオプションと同じです。

米国では残存期間が9ヶ月以上のオプションをLEAPSと呼んでおり、当初はLEAPSだったオプションも残存期間が9ヶ月未満になると通常のオプションになります。

LEAPSの収益の源泉

オプションの価格(プレミアムともいいます。)は「本質的価値」と「時間価値」からなります。これを式で表すと次のようになります。

オプション価格=本質的価値+時間価値

本質的価値とは、そのオプションを権利行使した場合に得られる価値の大きさです。また、時間価値は将来その株価が値上がり、または値下がりする可能性に対して与えられる価値です。

なお、2つの価値の内容については「オプションで絶対理解するべき2つの要素 ~時間価値と本質的価値」で詳しく説明していますので、そちらもご参照ください。

さて、オプション価格を構成している要素のうち時間価値には次のような2つの特徴があります。

1 時間価値は時間の経過とともに減少していき、最後は必ずゼロになる

2 期日までの期間が長いほど時間価値は大きくなる

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この2つの特徴のうち、特徴1の時間価値の減少(タイムディケイ)がLEAPSの収益の源泉になります。そしてLEAPSは期日までの期間を長くとりますので、特徴2の性質によって収益を大きくすることができます。

LEAPS戦略

LEAPS戦略はとてもシンプルです。ひとことで言ってしまうと、「プットオプションを売ってプレミアムを受け取る」ということが戦略の中心になります。

それでは、戦略の具体的な手順をご説明します。

1 プットオプションを売る対象の銘柄を選ぶ

このとき選ぶのは最終的に権利行使された場合に保有しても良いと思う銘柄です。

権利行使価格については、「この価格なら株を買って保有してもいい」と思う価格を選びます。

2 プットオプションを売ってプレミアムを受け取る

次に、その銘柄のプットオプションを売ります。LEAPS戦略では、時間価値の減少から利益を得ることを目指しますので、権利期日はできるだけ長いものを選びます。期間が長いほど時間価値が大きく、その分プレミアムも多く受け取ることができるからです。

このとき、権利行使に備えて権利行使価格分の金額をリザーブ資金として準備しておきます。

例えば、権利行使価格が1000ドルのプットオプションを売って300ドルを受け取った場合、1000ドルをリザーブ資金として口座に準備しておきます。受け取りプレミアムの300ドルを充てる場合、追加で必要なのは残り部分の700ドルです。

3 権利行使期日まで待つ

あとは、権利行使日までそのまま何もしません。

時間の経過とともに時間価値の減少(タイムディケイ)によって売ったプットオプションのプレミアムが剥げていくのを待ちます。

4 権利行使期日後の対応

期日に株価が権利行使価格以上の価格であれば、売ったプットオプションは消滅します。

プットオプションを売ったときに受け取ったプレミアムはそのまま利益になります。

期日に株価が権利行使価格を下回っている場合、プットオプションは権利行使されて、株を権利行使価格で購入することになります。

受け取りプレミアムはそのまま返す必要はありませんので、プレミアム分安く株を購入できたことになります。

もともと、保有してもよいと考えていた株ですので、そのまま配当を受け取りながら保有してもいいですし、株を市場価格で売却してもかまいません。

株を保有したまま、コールオプションを売るカバードコールを行うのもひとつの方法です。

カバードコールについては、「カバードコールを使ってオプション取引の中でも最も安全に利益を上げる方法」をご参照ください。

LEAPS戦略の具体例

まず、銘柄を選択します。

例えば、パソコンのOS Windowsシリーズで有名なマイクロソフト社(MSFT)の株を購入しようとしたとします。

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マイクロソフトの株価はこの記事の作成時点で44.25ドルです。

この株を40ドルなら購入したいと思っていたとします。米国株オプションの最低取引単位は1枚100株ですので、株を買うのに必要な資金は4000ドルになります。(手数料は除きます)

次にマイクロソフトのプットオプションを確認します。

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権利行使価格40ドル、権利行使日2017年1月20日のプットオプションが3.6ドルで取引されていました。このプットオプションを売ることで、360ドル(1ドル120円で換算すると43,200円)のプレミアムが手に入ります。プレミアムをそのままリザーブ資金に入れると残りの3640ドル(1ドル120円で換算すると436,800円)が追加で必要資金になります。

あとは、権利行使日の2017年1月20日まで待ちます。

仮に2017年1月20日時点でマイクロソフトの株価が40ドル以上の場合、プットオプションは権利行使されずに消滅し、360ドルが利益になります。

他方、40ドルを下回っていた場合、プットオプションは権利行使されて、40ドルでマイクロソフト株を買うことになります。最初にプレミアム360ドルを受け取っていますので、実質3640ドルでマイクロソフト株を買ったことになります。

この事例では、初心者の方向けに比較的値動きの緩やかな銘柄を選んでご紹介しましたが、ボラティリティの高い銘柄を選んでいくと、さらに高い利回りを狙うことができます。この高いボラティリティのLEAPSオプションを使った戦略については別の機会にご紹介したいと思います。

まとめ

LEAPS戦略は普通に株を買うよりも、安く株を手に入れることを可能にしてくれます。また、仮に権利行使価格に届かずに株を買うことができなくても、プレミアム収入を得ることができます。

注意点としては、LEAPS戦略は最終的にその株を買うことを前提として行う方法ですので、その株を買うことができるだけの資金を確保したうえで行う必要があります。

くれぐれも、受け取りプレミアムに目を奪われて、ご自身の資金以上にプットオプションを売ってしまうことのないように資金管理をしっかり行ったうえで実践してください。

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