FXで失敗して1000万円の大損をした私の話

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「FXだけで生計を立てて豊かに暮らしたい…。」FXを始めようと考えている多くの方が、このように思われていると思います。私も、「サラリーマンはイヤだ。」という思いが、FXを始めたきっかけでした。

  • 満員電車での通勤
  • 会社の人間関係や無駄な会議
  • 安定しているとはいえ経済的に夢のない未来

こうしたことに強いストレスを感じていました。そんな状況を打破すべく始めたFXでしたが、現実は厳しいものでした。どれだけ時間をかけても成果が出ず、挙句の果てにはリーマンショックで1000万円以上の大損です。

今でこそ、立ち直って、サラリーマンの時は考えられなかった額を稼げるようになりました。しかし、当時は目の前が真っ暗になり絶望で一杯でした。これからFXを始める人には、あのような絶望的な思いはして欲しくありません。自分の夢を諦めそうになって、人生に絶望して欲しくありません。

だから、ここでは、私がFXで失敗した時の話と、どうすれば失敗して大損することを防げるのかを、私の経験からお伝えさせて頂きます。

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移動平均線乖離率(オーバーシュート)でとるべき逆張り戦略

移動平均線乖離率を利用した逆張り手法は、移動平均線を用いたトレード手法の中でもメジャーな方法です。私もトレード判断の材料にしています。

そこで、ここでは、

  • 移動平均乖離とは何か
  • 移動平均乖離の時にどのようなトレード判断ができるか

をお伝えします。

先に移動平均線を抑えておこう
まだ移動平均線の知識が不十分な方は、先に『移動平均線とは|見方と役割と使い方』に目を通しておきましょう。

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窓開け・窓埋めとは|効果的な活用方法と2つの注意点

“窓開け”とは、隣り合うローソク足の間に、窓のようにぽっかりとした穴が開いてしまうことです。そして、“窓埋め”は、その後、開いた窓が閉じることをいいます。

これらは、ほぼ全てのFXトレーダーが狙い目とする現象なので、トレードをおこなう上で避けては通れません。

そのため、窓開けしたら必ず埋まるという安易な考えから、“窓埋め理論”というものまでできています。結論から言うと、窓埋め理論をうのみにすると、最終的に待っているのは大損です。

窓開けは、安易な窓埋め理論に使うのではなく、強烈なサポートラインやレジスタンスラインとして機能します。重要なことなので、もう一度言います。

窓 = 強烈なサポートライン/レジスタンスライン

これさえ押さえておけば、窓開けが発生したときは、大きなチャンスとなります。とても分かりやすい動きをするので、何度か実践して利益を得ると、楽しくなってきさえします。

窓開けは、それぐらい重要な知識ですので、ここで、しっかりと吸収しておいてください。

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スキャルピングで勝てるようになるために必要な事すべて

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スキャルピングは、数秒から数分といった超短時間で取引を繰り返す売買方法です。一度コツをつかむと、短期間でものすごい利益を出せるというのが最大の魅力です。数万円から数十万円といった少額からスタートしても、ひとたび勝てるようになると、何十倍や何百倍という夢のような利益を出すことが可能です。

もちろん、その反面、すぐに資金を吐き出してしまうリスクがあります。当然、安易な取引を短期で繰り返せば、あなた自身を苦しめる結果になります。特に初心者の方は、スキャルピングの魅力に惑わされ、手持ちの資金を大きくしたいと思うあまり冷静さを失い、大損してしまう場合が多いです。

だからといってスキャルピングをするなと言っているわけではありません。私自身、スキャルピングトレードで億を超える資産を作ることができているからです。つまり、スキャルピングで利益をあげるには、正しい知識と、妥協せず集中して実践を繰り返すことが重要なのです。

そこで、このページでは、スキャルピングについて、次の5つを重点的に説明させていただきます。

 ・スキャルピングはどのようなトレードか
 ・絶対に覚えておくべきメリットとデメリット
 ・スキャルピングの14個の特徴
 ・利益を出すためにはテクニックではなく必要な知識を覚えること
 ・スキャルピングの具体的な4つの実例

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平均足とは|正しい見方と使い方

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平均足は、陽線と陰線の連続性に焦点がおかれ、ローソク足の始値と終値を修正したテクニカル指標(インジケータ)です。利点は、なんといっても一目でトレンドが分かることです。これは、他のテクニカル指標とは一線を画しているといえます。陽線が連続すれば上昇トレンド、陰線が連続すれば下降トレンドです。

そのため、シグナルが単純明快で、シンプルに売買判断を下すことができます。意味合いはローソク足と同じですが、価格の平均値を採用しているためダマシが少なく、トレンドフォローの順張りにおいて、ものすごい効果を発揮します。

もしあなたが、この平均足の上手な見方をマスターすれば、それはトレンドが発生するたび、利益を得られることを意味します。それほど、魅力のあるテクニカル指標です。

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ローソク足の見方と使い方のすべて

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ローソク足は、為替レートの価格の推移をローソクのかたちでわかりやすく表したものです。これが連続して形成されることで、ローソク足チャートがかたちづくられます。

ローソク足チャートは株式投資でも使われますが、よりテクニカル分析の比重が大きいFXトレードでは特に重要です。「チャートを制するものがFXを制する」という格言ができるぐらいの重要度だということを、まずはしっかりと認識しましょう。私は、初心者の頃、このことを知らず、チャートを軽視してしまい手痛い目にあってしまいました。(その時の話は、『私がFXで成功して1.3億円の資産を築くまでに経験した全て』でご紹介させて頂いています。)

FXではチャートが全てです。

そして、ローソク足を正しく理解することは、チャートを理解するための第一歩です。そのため、このページでは、まず一本一本のローソク足について徹底的に解説します。

決して難しいものではありませんが、チャートを制すために、必要不可欠なものなので、何度も読み返して、とことん理解しましょう。

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FX移動平均線の見方と正確な相場分析と勝てるトレード手法

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移動平均線は、為替相場の流れをつかむための最も基本的なツールで、あらゆるテクニカル指標の中で、多くのトレーダーに幅広く活用されています。それは、移動平均線が一定期間の為替レートを平均したもので、トレンド相場やレンジ相場などの相場環境を、一目で把握することができるからです。価格の平均値を見ることで、相場の転換期を見極めることができ、レンジからブレイクする、トレンドから横ばいに推移するポイントが分かります。

これからトレードを行なううえで、移動平均線を最大限活用するため、具体的に次の3点を詳しく説明させていただきます。

1.移動平均線の基本的な見方
2.移動平均線を活用した的確な相場の分析方法
3.移動平均線と他のテクニカル指標を組み合わせた正確なトレード

この3つを覚えれば、冷静な判断でトレード戦略をたてることができ、結果、見違えるほど勝てるトレードができるようになります。

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ヘッドアンドショルダーの見方とトレード戦略

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ヘッドアンドショルダーは、10個あるチャートパターンの中でも最も強力な形です。エントリーすべきポイントも利益確定すべきポイントも明確なので、ヘッドアンドショルダーを見つけたら、大きく利益を伸ばす最高のチャンスとなります。

そのようにチャンスをつかむには、ネックラインというものの使い方が肝になります。

そこで、このページでは、ヘッドアンドショルダーを見たときに私が行なっているトレード戦略をそのままお伝えします。数あるトレード戦略の中でも、最も利益が出やすいものの一つなので、ぜひ覚えておいて下さい。

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フィボナッチとは|FX相場の動き方のルール

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フィボナッチとは、フィボナッチ比率に基づいて、価格の「支持帯」と「抵抗帯」を予測するテクニカル分析ツールの一つです。相場は、トレンドが発生しても一直線に進み続けることは無く、必ず上下動しながら、上昇トレンド中の「押し目」と、下降トレンド中の「戻し」を形成します。フィボナッチを使うことで、これがどこで発生するのか予測をするというものです。

フィボナッチ比率は、世界的に有名なフィボナッチ数列から計算され、自然界や歴史的建造物・芸術作品にも存在しています。チャートは、投資家の集団心理が入り込んで形成されているため、このような自然の摂理が働くと考えられます。それゆえ、フィボナッチは世界中の大多数の投資家がみているテクニカルツールです。

私も毎日使っていて、自然と押し目や戻しポイントを判断する習慣がつくようになりました。

もしあなたが、フィボナッチがなぜ機能するのかを含め、上手な使い方を覚えれば、今よりも確度の高いトレードを行なうことが可能になるでしょう。特に、投資家心理を読んで的確なトレード戦略を立てられるようになること、それは、トレードで勝ち続けていると言われる、上位5%の勝ち組トレーダーのさらに少数である、億という単位で利益を上げるトレーダーになることを意味します。

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チャネルラインとは|引き方と効果的な使い方

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FXにおいてチャネルラインは非常に多くの情報を与えてくれます。それも全て、以下のように重要な情報です。

  • トレンドの方向性や強さ
  • トレンドの中の反落ポイント(押し目と戻し目)
  • ブレイク後に値がどこまで動くか(=値幅)

そのため、チャネルラインを使いこなせるようになったら、あなたのチャート分析のスキルはまた一段レベルアップすることになります。そして、チャート分析力のレベルアップは稼ぎに直結します。そのためにも、ぜひ、しっかりと読んで頂き、吸収して頂ければと思います。

エリオット波動
当ページでお伝えしているチャネルラインの値幅の考え方や、相場はN字で進むという考え方は、エリオット波動と合わせるとトレーダーにとって非常に大きな武器となります。ぜひ、『エリオット波動とは?億トレーダーの勝つための本当の土台』も合わせてご覧ください。両方、理解して実践できるようになると、それは、あなたが勝てるようになっていることを意味します。

1. チャネルラインとは

チャネルラインとは、トレンドラインと、それに平行に引いたラインの二本の線のことをいいます。以下の図をご覧ください。

③チャネルライン

ローソク足の安値同士を結んだ上昇トレンドラインAと、それと平行のラインをローソク足の高値側に移動させたラインがあります。この二本の線を合わせてチャネルラインと言います。二本のラインの傾きは必ず同じになります。

1.1. アウトラインとチャネルアップ・チャネルダウン

さて、チャネルラインについて学ぶ上では、以下の二つの用語を覚えておくと便利です。

  • アウトライン
  • チャネルアップ・チャネルダウン

それぞれ解説しておきます。

1.1.1. アウトライン

トレンドラインと平行に引いた線のことをアウトラインといいます。下図だと安値同士を結んだ上昇トレンドラインを、そのまま上方向にスライドさせたA・B・Cのラインのそれぞれがアウトラインです。

アウトライン2

下図はアウトラインだけを残したものです。

アウトライン1

下降トレンドの場合は、高値同士を結ぶ下降トレンドラインを、平行に安値側に移したものがアウトラインになります。

1.1.2. チャネルアップとチャネルダウン

チャネルラインのうち、下降しているものをチャネルダウン、上昇しているものをチャネルアップといいます。

④チャネルライン

1.2. チャネルラインの引き方(トレンドラインから先に引く)

 チャネルラインを引くときは、まずトレンドラインを引いてからアウトラインを引くようにしましょう。なぜなら、トレンドラインはトレンドがスタートする点を起点として、アウトラインはトレンドが終わる点を終点とするラインだからです。

ラインを引いて相場を正しく理解するためには、時間の流れに沿って、実況するような気持ちでラインを引くことがコツです。時間の経過で言えば、トレンドの起点が先にできて、最後に終点ができますよね。そのため、先にトレンドラインを引いてからアウトラインを引いた方が、相場を把握しやすいのです。

時には、先にアウトラインから引くときもないわけではありません。それでも、普段はできるだけトレンドラインを先に引く癖をつけましょう。

2. チャネルラインの見方のルール

続いてチャネルラインの見方を説明させて頂きます。見方には以下の三つあります。

  • 相場はチャネルラインの値幅で動く
  • チャネルラインの長さ・角度・値幅で相場の強さを判断する
  • 一つのチャネルラインだけでは判断しないこと

それぞれ見ていきましょう。

2.1. 相場はチャネルラインの値幅で動く

下の図の白い丸の部分をご覧ください。トレンドラインAを上にスライドしただけなのに、ローソク足は、高値と安値でピッタリと止まっています。

③チャネルライン

このように、相場は一定の値幅を何度も往復して動く傾向が強いのです。これは、レンジ相場でもトレンド相場でも同じです。

レンジ相場のときは、同じ価格帯を往復します。トレンドのときは、チャネルラインは斜めになります。しかし、チャネルラインの間で一定の値幅が保たれるのが基本です。このようにチャネルラインは、相場の動きと方向性をわかりやすく表してくれる大切なラインなのです。

以下の、何もラインを引いていないときのチャートと見比べてみましょう。チャネルラインがどれだけ相場をわかりやすくしてくれるかが一目瞭然ですね。

①チャネルライン

それでは、なぜ相場は、このようにチャネルラインの値幅で上下動するのでしょうか。ここで思い出していただきたいのが、『トレンドとは|FXで勝つための相場の基本』でお伝えした、「相場は常にNの字で動いている」というルールです。

以下の図をご覧ください。

③豪ドル円(0713)

どんなに強いトレンドでも、必ず押し目や戻し目をつけながらN字で動いていきます。トレンドが一直線に上がり続けることはありません。上昇トレンドのときは、上昇したら、小休止のために一時的に下落し(=押し目)、また上昇していきます。下降トレンドの時は、下降したら一時的に反発し(=戻し目)、また下降していきます。

なぜかというと、例えば、上昇しているということは、売りよりも買い圧力が強いということです。つまり、買いポジションを持っているトレーダーが大勢いるということです。そして、相場が高値を越えると、買いポジションを持っているトレーダーの含み益が増えます。そうなると、そこでポジションを売って、利益を確定しておきたいと考えるトレーダーが出てきます。このときの一時的な売り注文の増加が、相場の反落の要因です。

しかし、まだ上昇トレンドの最中なので、この下げを押し目だと判断したトレーダーが、また買い注文を入れます。このような買いや売りの圧力の上下動が、相場にN字の波を描かせる要因なのです。このようなN字の相場の波があるからこそ、チャネルラインを引くことができます。

2.2.チャネルラインの長さ・角度・値幅で相場の強さを判断する

次に以下の図をご覧ください。

アウトライン2

Aのチャネルラインの波で進んでいた相場が、Bの緩やかな角度に変わり、Bの上昇トレンドの波が終わって、Cの右肩下がりのトレンドになっているという相場環境です。チャネルラインがあることによって、A・B・Cのそれぞれの波の値幅と角度が非常にわかりやすくなっていることがわかると思います。

具体的には、チャネルラインは、以下の三つの視点で見て、相場を判断します。

  • チャネルラインの長さ:長いほど支持/抵抗の力が強く、ブレイク後の反動も大きい。
  • チャネルラインの角度:急なほどトレンドの力が強いが短くなる。
  • チャネルラインの値幅 :値幅が広いほど、そのトレンドは強く長く続く。

A・B・Cのチャネルラインは、それぞれ、長さ・角度・値幅が異なります。

まず、AよりもBの方が、角度が緩やかで、値幅も広いですね。そのためBの方が長くトレンドが続いています。しかし、Aの方が角度が急なので、短期で、強い上昇トレンドが発生しています。このように、三つの視点でチャネルラインを見ると、相場の動きをより具体的に分析できるようになります。

別の相場も見てみましょう。

チャネル抜け

黄色のチャネルラインは、太く長く緩やかに続いています。白色のチャネルラインは、細く短く急激に上昇しています。それぞれ太い幹と、細い枝のように理解すると覚えやすいです。幹が太ければ太いほど、その木はゆっくり大きく成長します。細い枝は、伸びるのは早いですが、長く伸びることなく途中で折れてしまいます。

ポイント!
チャネルラインの長さ・角度・値幅からトレンドの強さや長さを比べることができる。太い幹と細い枝に分けるとわかりやすい。太い幹は時間をかけて緩やかに成長していき、細い枝は、細く急激に成長する。

2.3. 一つのチャネルラインだけでトレードしないこと

チャネルラインを覚えたばかりのトレーダーによくある間違いが、チャネルラインの中だけでトレードするようになってしまうことです。単純な、トレンドラインに当たったら買い、アウトラインに当たったら売りという戦略では勝つことはできません。

なぜなら、トレンドラインと同様に、チャネルラインはいずれ必ずブレイクするからです。下図をご覧ください。なお、ブレイクに関しては『トレンドラインとは?引き方と役割と具体的な使い方』で解説していますのでご覧ください。

ブレイク

トレンドラインにあたったAで買い、アウトラインにあたったBで売りをすれば、勝ちトレードになります。

しかし、Aでポジションを持ったあなたは、果たしてBまで保有できるでしょうか。Bまで上がる根拠は、チャネルライン以外に何もありません。そのような薄い根拠では、実際のトレードの時は、いつ下落するか分からない不安でいっぱいになります。

たとえ含み益が出たとしても、すぐに利益確定したくなるでしょう。それならまだマシで、Aでポジションを持ったまさにそのときに、Cのようにチャネルラインを下抜けて含み損になる可能性もあります。一度はうまくいったとしても、絶対に長続きしません。一度でも、下抜けを経験するだけで、それ以降は自信を失い、同じ手法のトレードはできなくなることでしょう。

2.4. チャネルラインの中と外での戦略を考えるのが真の見方

チャネルラインを引いたときに考えていただきたいのは、上述のような、一つのチャネルラインに頼った安易な戦略ではなく、チャネルラインの流れが変わるポイントを探すことです。つまり、チャネルラインがブレイクするポイントとブレイクした後のことを考えるということです。

そうすることで、チャネルラインの中での戦略と、ブレイクした後のチャネルラインの外での戦略の両方を立てることができます。

最初からチャネルの中だけでトレードしようとすると、視野が狭くなり、絶対に勝てるようにはなりません。逆説的ですが、チャネルラインの外のことまで考えるからこそ、チャネルラインの中でも適切なトレード戦略が立てられるようになるのです。

イメージとしては、思考に以下のような違いが生まれます。

  • 狭い視野:現在このチャネルラインで上昇しているから、次にトレンドラインに当たったら買おう
  • 広い視野:現在このチャネルラインで上昇しているから、さらに上にいくには、トレンドラインとサポートラインが交差するポイントで上昇し始めるはずだ。逆にここを抜けてしまうと大きく反転するだろうし、さらに長い時間のチャートだと、下降トレンドの一時的な戻りの可能性もある。このポイント付近までは様子見をしよう。

例えば、以下の図をご覧ください。

セット2

チャネルラインだけではなく、レジスタンスラインや、別のトレンドラインを引いて分析しています。それぞれのラインが交差するところで、下落トレンドが発生する根拠を三つ見つけることができます。このチャートの事例に関しては、後ほど詳しく説明しています。

ここでは、チャネルライン一つだけではなく、ブレイク前後のことも考えて、広い視野で相場を見ることが重要だということをご理解ください。また、チャネルラインは、ブレイクすることを前提にした戦略を立てることによって、初めて活きてきます。

後述するトレード例をご覧いただくと真の意味がわかることでしょう。

3. チャネルラインのブレイク後の3つのルール

これまでは、主にチャネルラインの中での見方や考え方を説明させていただきます。ここからはチャネルラインがブレイクした後の戦略をお伝えしてきます。結論からお伝えすると、以下の二つを覚えておいてください。

  • ブレイク後はチャネルラインの二倍の値幅が出る
  • チャネルラインの値幅がトレンドの値幅の基準になる

これがチャネルラインの本当の使い所です。この使い方を身につけると、あなたのトレードの成績は驚くほど改善されることでしょう。

3.1. ブレイク後はチャネルラインの二倍の値幅が出る

チャネルラインをブレイクすると、そのチャネルラインの二倍の値幅が出ることがよくあります。下図をご覧ください。

③ユーロドル1分足(0429)

BC間のチャネルラインをブレイクした後、ちょうど二倍の値幅であるDまでローソク足が到達しています。なぜ二倍の値幅が出るのでしょうか。その前提として、相場に関する次の格言を覚えておいてください。

「相場は達成感があるまで進む」

達成感とは、市場参加者が、「ここまで値が動いたから、もう十分だろう」と感じることです。チャネルラインがブレイクしたら、相場は達成感があるまで進みます。そして、市場参加者が達成感を得る一つの基準が、チャネルラインの値幅なのです。チャネルラインをモミ幅(『三角持ち合いのブレイクを見極めるためにやるべき5つのこと』をご参照ください。)として考えてみてください。

3.2. チャネルラインの値幅はブレイク後のトレンドの値幅の基準になる

チャネルラインがブレイク後に二倍の値幅が出た場合、それは、あなたが引いたチャネルラインがしっかりと機能していることを意味します。機能しているということは、多くのトレーダーが同様に、そのチャネルラインを意識しているということです。

それは、今後の相場も、そのチャネルラインを基準に動く可能性が高いということです。そのような場合、その後のトレンドの値幅も、チャネルラインの値幅と同じになることが多く見られます。

下図をご覧ください。

⑤チャネルライン

モミ幅としてチャネルラインを形成し、下にブレイクしています。また水平のチャネルラインはレンジ相場になっています。次に、ブレイク後の値幅を見てみましょう。

下図をご覧ください。

⑥チャネルライン

Aの値幅が基準となり、BとCで同じ値幅が出ています。白い丸の箇所を見ると、全て最初のチャネルラインの幅を基準に、値が反転したり、ブレイクしたりしていることが分かると思います。

このとき、この先レンジ相場でもトレンド相場でも、この値幅を基準として相場が動くと想定することが大切です。それができていれば、チャネルラインの波が継続する限り、この値幅も継続しますので、トレードで連勝する可能性がとても増えます。

3.3. ブレイクでチャネルの二倍の値幅が出ない場合はトレンドが弱い

チャネルラインをブレイクしても、二倍の値幅が出ない場合は、トレンドが弱い証拠です。このようなときは、上下に振られるリスクが高まり、急反転したり、値がダラダラと進んだりしますので、様子見をすることがおススメです。

4. チャネルラインと他の指標を組み合わせた効果抜群のトレードの三つの実例

チャネルラインは、スキャルピング・デイトレード・スイングトレードの、トレードスタイルを問わず、有効なテクニカル指標です。また、順張りでも逆張りでも可能で、さらに、サポートラインなどの他の根拠と組み合わせると、より確度が高いトレードをおこなうことができます。つまり、チャネルラインを使ったトレード戦略を覚えていただけると、どんなトレードスタイルや手法でも、それを生かすことができます。

そこで、私が実践しているチャネルラインを使ったトレード戦略を説明させていただきます。

決してチャネルライン1本だけで判断しているのではなく、チャネルラインで相場の波を把握し、他の根拠と組み合わせて判断している点を、意識して読み進めてください。

4.1. チャネルラインをブレイクした後の逆張りトレード

まずは、チャネルラインのブレイクと、トレンドライン・レジスタンスラインを組み合わせた逆張りトレードの事例を説明します。なお逆張りとは、トレンドの方向とは逆のトレードを行うことです。

以下のようなプロセスになっています。

  1. チャネルラインをブレイクしたことから上昇トレンドが終わった
  2. その後、しばらくダラダラと上下どちらかに迷った状態が続いた
  3. 一時的な上昇を見せたがレジスタンスラインとトレンドラインが抵抗帯として機能した
  4. チャネルラインの値幅の二倍を利益確定ポイントとして設定して逆張りトレード

それでは、具体的に見ていきましょう。

4.1.1. まずブレイク後に下降トレンドになるのかどうかを予測する

早速、下図をご覧ください。

セット2

Aで上昇チャネルラインを下抜けています。上昇チャネルラインをブレイクしたという事実は、あくまでも一つの上昇トレンドが終わったことを意味するだけであって、必ずしも、下降トレンドが始まることを意味するわけではありません。ここは重要なポイントなので注意してください。チャネルラインのブレイクは、単にそのトレンドが終わったということしか意味しません。

さて、その後、相場はしばらくレンジとなりました。

そして、矢印の箇所で下落のスイッチが入って下降トレンドが始まっています。なぜ、ここが下落のスイッチだと判断できるのでしょうか。なぜなら、ここでレジスタンスラインと下降トレンドラインが交差しているからです。

  • Aのポイントでチャネルラインを下抜けした。(一つの上昇トレンドが終わった。)
  • その後、レンジ相場になった後に、矢印のポイントでレジスタンスラインが抵抗帯として機能した。
  • 同ポイントで下降トレンドラインも抵抗帯として機能した。

このように三つの根拠が揃った時は、今後の相場の方向性は下降トレンドだとかなり高い確度で予測することができます。

まず、チャネルラインを下抜けたときからしばらくは、ダラダラと進んで上下どちらか迷っていた状態(=レンジ)です。そのすぐ後に、一旦は上昇しそうになった相場は、レジスタンスラインとトレンドラインにたたかれたというプロセスを経ています。

ここでは、下落する根拠がいくつか組み合わさっているので、矢印の箇所で売りポジションを持つことが、勝率の高いトレードになります。

4.1.2. 下降トレンドを予測して売りポジションを持つときに利益確定ポイントを定める

では、ポジションを持ってから、どこで利益確定できるか見てみましょう。下図をご覧ください。

戦略

下降トレンドが正しければ、相場に達成感が出る値幅までトレンドが継続する可能性が強いです。

ここでの達成感が出る値幅は、黄色のチャネルラインを下抜けたときの、ローソク足の安値と、下降トレンドに入る根拠の一つとなったトレンドラインの起点を基準にして引いた青いチャネルラインです。なぜ、ここが基準になるかというと、チャネルラインを下抜けたときのトレンドの値幅の基準が、次の下降トレンドの値幅の最初の基準となるからです。

なお、この、青いチャネルラインは、トレンドラインとアウトラインではなく、サポートラインとレジスタンスラインです。レジスタンスライン側は、何度も反落した事実はなく、高値の価格帯にラインを引いています。トレンドラインと違って、レジスタンスラインとチャネルラインは直近の安値または高値の一点から水平に引くことができます。

トレンドラインは二点以上の安値同士、または高値同士を結ぶ必要がありますが、水平ラインは一点だけでも引くことができます。重要なことは、他の多くのトレーダーが引いていると考えられるラインを引くことです。

結果、相場は青いラインの値幅の二倍のポイントまで下落しました。二倍を達成したら利益確定しておくのが良いでしょう。

4.2. チャネルラインでの順張り

次に、チャネルラインを活用した順張りのトレードを見ていきます。なお順張りとは、トレンドの方向に沿ったトレードのことです。

このトレードは以下のようなプロセスになっています。

  1. チャネルラインを引くことで下降トレンドであることを認識する。
  2. チャネルラインとレジスタンスラインの二つの根拠から、反落ポイント(=戻り目)を見つける。
  3. 利益確定ポイントを見つける。

それでは、説明していきます。

4.2.1. 二つのラインからポジションを持つポイント(=戻り目)を見極める

下図をご覧ください。

ダウンチャネルライン

まず、相場は、B→A→Cと価格が進みました。このとき、先にBCのアウトラインを引いてから、そのアウトラインを上にスライドさせた黄色のチャネルラインを引くことができます。このチャネルラインから、相場が下降トレンドであることがわかります。

なお、このようにアウトラインから先に引いてチャネルラインを完成させることは、「1.2. チャネルラインの引き方」で説明した原則から外れます。そのため、このチャネルラインが本当に機能するかはまだわかりません。つまり、リアルタイムではDで反落するかどうかは、まだ分からないということですね。結果的には、反落していますが、トレードの渦中では、Dで売りポジションを持つことには自信を持てません。

そこで、他の根拠を探してみます。

Bの価格帯で水平のラインを一本引きました。すぐ上でもお伝えしましたが、このような水平のラインは、一つの起点からでも引くことができます。見てみると、この水平ライン上の白丸のポイントで、相場は何度も反転しています。つまり、この水平ラインが、サポートライン・レジスタンスラインとして機能しているということです。

Dのポイントでは、この水平ラインとレジスタンスラインと下降チャネルラインが交差しています。相場が動くスイッチが入るのは、同じ根拠がいくつか交差したポイントです。今回は、水平ライン(レジスタンスライン)と下降チャネルラインの根拠が重なりました。そのため、自信を持ってDで売りポジションを持つことができます。

このように、チャネルライン単体だけで判断するのではなく、他の根拠と組み合わせることが重要です。

4.2.2. 利益確定ポイントを定める

それでは、次に利益確定のポイントを考えてみます。下図を見てください。

戦略2

まず、下降トレンドラインの出発点を起点として水平ラインを引きました。これと、先ほどの真ん中の水平ラインの値幅の二倍が達成感のあるポイントになります。案の定、ここで相場が反発していますね。

ここで、「2.3. 一つのチャネルラインの中だけでトレードをしないこと」を思い出してください。チャネルラインの順張りトレードでは、多くのトレーダーが、チャネルラインだけを根拠に反落・反発のポイントを見ようとします。

しかし、この例を見ても分かる通り、チャネルラインの下側との接触を待たずに反発していますね。そのため、チャネルラインだけでは、根拠として非常に弱いことがわかります。

4.3. トレンドが強い時のチャネルラインを使ったトレード事例

次に、トレンドが強い時の事例を紹介します。

チャネルラインは、ローソク足の高値と安値をはさんだ形が基本ですが、トレンドが強い場合は、ローソク足が、チャネルラインからはみ出ることがあります。

下図をご覧ください。

推進波動

黄色のチャネルラインを引きました。このチャネルラインは、比較的、細く急なので、トレンドの力が強いと判断できます。このようにトレンドの力が強い時は、Bの箇所で確認できるように一時的にチャネルライン上抜けることがあります。

4.3.1. チャネルラインを抜けた時は4つの可能性がある

このように、チャネルラインを抜けたときは、その理由を考えることが重要です。結論から言うと、常に四つの可能性があります。

  • チャネルラインをブレイク
  • 一時的なダマシでその後ブレイク
  • ダマシからトレンド転換
  • 強いトレンドで一時的な推進(今回のパターン)

このうちのどれに当てはまるのかを、それまでのプロセスを分析することや、他のラインと交差するポイントを探すことで、判断することが必要です。判断する根拠がない場合は、それが見つかるまで様子見をしましょう。

4.3.2. ラインと組み合わせて判断する

この時は、ローソク足がチャネルラインを上抜けたときは、根拠が何もなくトレードを行うことはできません。その後、相場は下がり、上昇トレンドライン(下側のチャネルライン)と接触するところで反発しました。(矢印のポイント)

これにより、水平に引いたラインとチャネルラインの二本が支持線として機能していることがわかりました。なお水平のラインは、白丸のポイントまでに、レジスタンスライン→サポートラインと、複数回、役割転換をしていることから機能していると判断しました。

また、チャネルを上抜けた価格帯であるBの値幅と、それまでのAの値幅も同じですね。仮に、矢印のポイントから上昇のスイッチが入るとすれば、その後、またアウトラインにタッチするまで相場が上昇する可能性も高くなります。

このように、総合的に判断して矢印の箇所で買い注文を入れることができます。

下図をご覧ください。

推進波動2

チャネルラインの波は継続していますので、ABと同じ値幅を取ったり、アウトラインのタッチで利益確定をすることができます。

このように、トレード戦略を立てるときは、チャネルライン一本だけでなく、他の根拠と組み合わせて判断すると良いでしょう。根拠が強いエントリーポイントを探すことで、それは、イグジットポイントも見つけやすくなることにもなります。