• このエントリーをはてなブックマークに追加

割安株探しに必要なPCFRの基礎知識

お金の流れを把握することは非常に大切で、それは家計でも企業でも同じです。

そしてお金の流れに対する株価の割合、どれくらい買われているのかを把握する指標がPCFR(株価キャッシュフロー倍率)といいます。

このPCFR(キャッシュフロー倍率)を知ることができれば、株価の割安度合いをより深く見ることができます。

PCFRとは

PCFR(株価キャッシュフロー倍率)とは、1株あたりのキャッシュフローに対して株価が何倍まで買われているのかを示し、PERやPBRと同じように、株価が割安かどうかを判断するための指標です。

ちなみにPERは1株辺りの利益に対して株価が何倍まで買われているかというもの、PBRは1株辺り純資産に対して株価が何倍まで買われているのかを知る指標のことでした。

株価の割安度を判定する上では、PERやPBRがよく使用されるのですが、実はPCFRを使用することで、PERやPBRでは判断しきれない割安度を診断できます。

まずPCFRの計算方法ですが、、、

  • PCFR=株価÷1株あたりのキャッシュフロー
  • 1株あたりのキャッシュフロー=営業キャッシュフロー÷発行済み株式総数

となります。キャッシュフローを考慮して割安度を判定すると、利益と違って設備投資に伴う減価償却費を考慮に入れた上で株価の割安度を判断できる点がポイントです。

また国により減価償却のしかたが違う場合には、当期利益での比較でなく、減価償却をすでに考慮に入れたキャッシュフローによる比較をもちいます。

上記のようにキャッシュフローを利用することは、利益だけの比較よりもより正確に企業の割安度を診断できるのです。

次は具体的に、企業のPER、PCFRを見ていきます。

具体的事例によるPCFR

下記図はオリエンタルランドコーポレーション(銘柄コード4661)の財務情報です。ここからPCFRを算出してみましょう。

まず1株あたりのキャッシュフローですが、営業CF1206億÷発行済株式数9092万2千株をすると、1326円となります。

現在の株価は1株35000円となるため、35000÷1326=26.39倍

ということになります。

ちなみにこの企業のPERは45倍となり、かなり割高に見えますが、減価償却費369億円と加えた営業キャッシュフローで計算すると、割安とまでは言えませんが、PCFRの数値はだいぶ下がることになります。

かりにPERが30倍だったとして、PCFRが27倍の同業他社があったとしたらどちらが割安でしょうか?成長性なども考えると、オリエンタルランドの方が割安だと、判断出来ます。

というのも積極的に設備投資をしていることで今後の利益成長も見込めるからです。

PCFRが低い銘柄への投資は結局どうなのか?

ここで単純に低PCFRつまりキャッシュフロー株価倍率の低い銘柄への投資は成功するのかどうかを考えてみます。

アメリカ株への投資での検証結果ではありますが、低PCFR銘柄への投資を続けていくことで、長期的に見て成果を出すことができるとわかっています。

その検証結果によると、PCFRによる投資成果は次のようになりました。

1951年12月31日に1万ドルを投資した時の全銘柄と大型株と低PCFR上位50銘柄の全銘柄と大型株のリターン(1952年-1996年)

全銘柄、大型株に投資した場合の投資成績ですが、100万ドルがそれぞれ267万ドル、159万ドルになりました。

低PCFRの全銘柄、低PCFRの大型銘柄に投資した場合の投資成績ですが、100万ドルがそれぞれ448万ドル、577万ドルになりました。

上記のデータが示しているように低PCFR銘柄への投資は長期的に見ると成功する可能性が高まるようです。特に低PCFR上位50の大型株のパフォーマンスが良かったようです。

あくまで海外のデータではありますが、投資する際の参考になると思いますので覚えておいても良いでしょう。

参考文献「ウォール街で勝つ法則」

まとめ

割安指標を使用するときには、ほんとうにその数値が割安なのかどうかを検証する必要があります。

かりに絶対的な数値より算出された数値が低かったとしても、相対的に比べると高いこともありうるからです。特に設備投資を積極的にしているかどうかは企業によって異なるため、今後の成長性を見極めるためにもPCFRは抑えておくとよいでしょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

初心者必見!デイトレ・スイングで勝つための
14サイトの具体的なポイント伝えます!

ebook_スイング


あなたの投資成績を大幅に改善する良質な投資情報を集める方法を知りたくありませんか?!


・デイトレでその日に5%から10%あがる銘柄を知りたい。
・明日狙い目の銘柄を一発で知る情報を知りたい。
・株価に影響をあたえる情報を効率的に集める方法を知りたい。
・こういう情報には要注意!
・経済指標を重要度別に仕入れてトレードに使用したい。


多くの人が、投資情報サイトを選ぶ際に迷ってしまうそうです。初心者なら尚更です。
無料EBOOKでは、初心者が最初に道を間違えないよう、良質なサイトを厳選して、そのサイトの見るべき場所を具体的に提示しています。ぜひダウンロードして、今後のトレードにお役立てください。


無料Ebookを今すぐダウンロードする

投資の教科書の購読はfacebookが便利です。

Twitter・RSSでも購読できます。