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優秀な企業を一発で見抜く!ROE(自己資本利益率)の解説

投資をする上で優秀な企業を見抜く眼が備わっているかどうかは投資成績に大きな違いをあたえます。

そしてその眼を養うための指標の一つとして、最近話題のROEという指標があります。このROEという指標を知ることで、企業の真の実力を測ることができるようになります。

このページでは、ROEについて解説していきます。

ROEとは

ROEとは、return on equityの略で、資本に対してどれくらいのリターンがあったかを示すものです。つまり、株主から集めた資金をどれだけ効率よく使用して利益を上げたかを示す指標であり、とくに外国人投資家が重要視する指標として注目されています。

ROEは計算式において当期純利益/自己資本×100と一般的には表示されていますが、ROE自体はじつは3つの構成要素から成り立っています。

  1. 当期純利益/売上高
  2. 売上高/資産
  3. 資産/自己資本

上記、3つの構成要素を掛け合わせると、ROEが成立します。

ちなみに、1番目が売上高利益率で、企業の本来の稼ぐ力を表し、2番目が総資産回転率で企業の資産がどの程度効率的に使用されているか、3番目は財務レバレッジで、資産が自己資本の何倍になっているかを表します。財務レバレッジとは、簡単にいうと資本をどれくらい借り入れているのかということです。

集めた資本を資産に変換し、どのくらい効率的に利益を生み出しているかを表す指標ということになります。

JPX400株価指数の誕生

なぜ最近このROEが話題になっているかというと、2014年に登場したJPX400という指数の誕生が背景にあります。

JPX400とは、「投資家にとって投資魅力の高い会社」で構成される株価指数のことです。

資本を効率的に動かし、利益を上げている企業、そして投資者を意識した経営観点を持っているかという視点から構成されています。

新しい株価指数であり、指数連動型のファンドなどもたくさんできてきていますので、その指数に沿ってファンドの買いが入ってきますので、採用される側もそれなりに必死になります。つまり、JPXを意識した企業側の努力がなされる可能性が高くなるのです(後述)。

JPX400に関する情報を貼っておきます。

http://www.tse.or.jp/market/topix/jpx_nikkei.html

とくに上記ページにおける銘柄選定のための選定基準はしっかりと確認しておきましょう。定性的な指標によるスコアリングではROEが重視されていることがわかります。

ROE底上げ狙った企業の実例

先ほどJPXを意識した企業側の努力がなされる可能性が高くなるとお伝えしましたが、その好例が、アマダ(銘柄コード6113)の例です。

下記チャートのちょうど真ん中付近で、株価が大きく上伸していますが、この直前に自社株買いを発表して、株主還元を強化する旨の発表を会社が行っています。

自社株買いを行うと、市場に出回る株式の数がすくなくなり、一株あたりの利益が増加します。そのため、自然とROE数値の改善にもなるのです。

このような企業の試みが続くようであれば、JPX400を見据えた企業側の動きを探ることでまえもって投資をしておくことも可能となるかもしれません。

そのため、先ほど提示したJPX400採用の基準は是非ともおさえておきましょう。

JPX400に採用されれば、ベンチマーク運用をする機関投資家による買い需要が発生します。とくに毎年8月(入れ替えのある月)に向けた動きには注目しておきたいところです。

高ROE銘柄には要注意!

話がROEからJPXに逸れましたが、両者は最近の投資において密接なつながりがありますのでセットで覚えてしまうことをおすすめします。

さてここでROEの話に戻ります。

ROEは収益性の高さを示すものです。高収益であれば、当然その企業の株価は買われるはずです。ただし、、、ROEは高ければ高いほどよいという訳ではありません。

というのも、高ROE銘柄はすでに大きく株価も買われ過ぎている可能性が高いのです。また小型の企業で高収益の企業なんかは自己資本に対して一時的に爆発的な利益を上げることで株価が加熱感を出し、大きく上昇してしまい、変な位置で手をだしてしまうとその後の下げを食らってしまうこともあるのです。

そのため、高ROEだけを見て株を仕込んでしまうと高値掴みをしてしまうこともあるのです。

ではどうしたらいいのか、という話になりますね。

高収益であることは良い。ただ高収益になってしまった企業の株には要注意。となると目指すは、これから高収益になる企業を探すということになります。

次項では、これから高収益になる株式を探す際のポイントをお伝えしていきます。

高ROEを維持できる企業の3つの特徴

単純に高ROE銘柄を買うことは高値づかみのリスクを増やし、損失を拡大させてしまうことになります。

というのも高ROEはすでに株価に織り込まれているからです。そのため、高ROEを維持できる企業を探すことが必要です。

そこでここで高ROEを維持するための3つのポイントをお伝えします。

  1. 自己資本比率が高いこと
  2. 売上高成長率が高いこと
  3. 売上高営業利益率が高いこと

上記3つが高ROEを維持できる企業の特徴です。

理由としては、自己資本利益率が高いことは、財務レバレッジが低いという事となります。強固な基盤を持っているので、景気の揺れ動きに左右されないイメージです。また売上高が伸びていれば、本業がうまくいっている証拠となり、一時的な要因によるROE上昇を省くことがきます。売上高営業利益率が高いということは営業効率が良いということになります。

以上3つの指標をおさえておきましょう。

まとめ

ROEはいま注目の財務指標です。

ここでは本当に基礎的なROEのお話を、JPX400の誕生に絡めて説明させていただきました。JPXがこれからますます株価の動きの『ベンチマーク』として動いていくようであれば、ROEもますます注目されることでしょう。

銘柄選別に役立てていただければ幸いです。

【参考文献】勝てるROE投資術

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