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デイトレードにおけるローソク足の本当の使い方

デイトレードで勝つためには的確な銘柄選びの力が必要です。

デイトレーダーは、取引をする当日に日中よく動く銘柄をランキングやチャート、SNSなどからリアルタイムで選んで取引をしている人が大多数です。たしかにその方法が最もポピュラーな銘柄の探し方ではあります。

しかし、前日に、明日陽線(始まりが安く終値が高い)が立つ銘柄をある程度予測できれば、他のトレーダーたちより優位に立てるはずです。そしてそのために、必要なものが日足のローソク足なのです。

ここでは、デイトレードでローソク足を使う時の基本と、トレンドラインや出来高と、ローソク足を組み合わせて、より精度の高い投資判断をするための方法をご紹介します。

デイトレードで勝つための銘柄探しに必要なローソク足とは

デイトレでより良い勝率をゲットするためには、日足から的確に銘柄を選んで取引をしていく必要が生じます。

日足のローソク足からあす上がる銘柄を見つけるのですから、当然のことながら前提としてローソク足の正しい知識が必要になりますよね。

そのため、つい忘れがちなローソク足の基礎的でありながら重要な知識・使用法をステップを踏んでお伝えしていきます。

  1. 基本を抑える!ローソク足の解説と基本的な考え方
  2. あす上がる銘柄が一発でわかる?ローソク足のパターン(酒田五法)
  3. 実践!銘柄探しのためにローソク足に組み合わせるべき指標やツール

以上3点を順に確認していきましょう。単に知識をお伝えするだけでなく実践的な内容もお伝えしていきますので、ぜひおぼえてくださいね。

1.ローソク足の基礎と基本的な考え方

ローソク足とは、ある一定期間の株価の値動きを、その期間の始値、高値、安値、終値の4つの値段で捉え、グラフ化したものです。これらの4つの値段が定まると以下のようなグラフを作ることができます。

A自動車という銘柄があったとして1日の始まりが2720円、その日の高値が2720円、その日の安値が2300円、終わった値段が2500円なら上記のようなローソク足が作成されます。

ちなみに始値が終値より高い状態のローソク足を陰線(いんせん)、その逆を陽線(ようせん)といいます。四角にくっついている線は、「ヒゲ」といい、下にヒゲが付いている場合には下ヒゲ、その逆は上ヒゲです。

ローソク足には実にいろいろな形があります。

下図では12個ローソク足の代表的な形を取り出してみましたが、実際にチャートにおいては長さなどを考慮に入れると同じものはほとんどありません。ただ、形は下記の12個の中に大体は収まります。

しかし、これらのローソク足の形を覚えてもそれほど深い意味はありません。

時々、大陽線(②)が出たから買いだとか、うわヒゲ付きの陰線(⑨)などが出現で売りだ等と解説している書籍を見ることがありますが、はっきりいって全くの説明不足です。鵜呑みにしないようにして下さい。

同じローソク足でも、状況によって意味合いが全く違います。

たとえば単純に株価が上昇の流れにあるのか、下落の流れの中にあるのかという状況から考えてみても、ローソク足は様々な意味を持ちます。

株価の流れをグラフ化したものをチャートといいますが、チャート上では株価の流れが上昇している場合は陽線が多くなり、下落している場合は陰線が多くなります(下図)

上記のチャート、オレンジの丸印で囲んだ部分では中身が塗りつぶされていない陽線が多く、赤い丸印のところでは中身が塗りつぶされている陰線が多くなっています。オレンジの丸印の中には上ヒゲがついた陰線も多く見られますね。「陰線が出れば売り」という決めつけが全く的外れなことが分かると思います。

そして、当たり前の事ですが、株価は上昇している時には陽線が多く、下落している時には陰線が多くなります。

これを知るだけでもローソク足を学んだ価値があるというものです。

2.覚えておきたいローソク足のパターン

さて、このような様々なローソク足をいくつか組合わせてパターン化することで、株価が今後どのような動きをするのかを見極める方法があります。ローソク足1本では重要ではありませんが、複数組み合わさることでその後の動きを予測する正確さが上がるのです。

ローソク足のパターンに関しては、酒田五法が有名ですね。酒田五法には様々なローソク足の組み合から考え出された株価の予測が収められています。

例を挙げると、連続する3つのローソク足が窓を空けて下落している場合に、次の日の始まりがさらに窓を空けて下落したなら、強気買い(BUY)でいくという「三空」と言われる法則などがあります(下図)

※ちなみに窓とはある日のローソク足の終わりと次の日の始まりにギャップが生じた状態のことです。詳しくは、『窓埋め投資で大幅な利益を狙う方法』をご覧下さい。

酒田五法自体は、有名で信憑性も高いもので、その組み合わせが出現した時にはトレードや銘柄探しに積極的に利用して行くべきです。ただし、坂田五法には、そもそもサインが出にくいという欠点があります。

サインが出た時にはそのとおりになる可能性は高いですが、日足チャートにおいてもなかなかサインはでてきません。(ちなみに日中の取引においては酒田五法は使用しません)。そのため、酒田五法はあくまで補助的なものとして抑えておいたほうがよいでしょう。

「酒田五法」と検索すれば、パターンのたくさん乗ったサイトがいくらでもあります。また投資の教科書内でも『初心者が抑えるべきたった6つのローソク足パターン』を紹介していますのでご確認下さい。

他にお役立ちツールとしてみんかぶ社の、ローソク足パターンスクリーニング(下記)というものがありますので、これも試してみてもいいかもしれませんね。

http://minkabu.jp/screening(みんかぶスクリーニング)

3.デイトレの銘柄探しのためのローソク足の実践的使い方

基本的にはローソク足は、他の分析指標と組み合わせることで、明日上がりそうな銘柄を見つけるために大きく役に立ちます。

ここからは、デイトレで実際にローソク足を使用して株価が上がる銘柄探しをする際に、他に組み合わせるべき指標やツールをご紹介します。

具体的には以下の3つの指標となります。

  1. 移動平均線
  2. 出来高
  3. トレンドライン

となります。

この3つの指標を日足のローソク足チャートに組み合わせて行うことでより正確に、明日から上昇する株を見つけ出すことが出来るはずです。

それでは1つずつ解説していきます。

3−1.移動平均線との組合わせ

移動平均線をローソク足に組み合わせることで陽線が立つ日を見つけやすくなります。

移動平均線はある一定期間のローソク足の終値の平均を出して繋いだ線のことです(下記チャート参照)

ここでは例えば5日線である紫の線に沿って株価が推移しています。

注目して欲しい点として、5日線の上では陽線のローソク足が多く、5日線の下では陰線が多い点があります。5日線は直近5日間の平均を出した数値を繋げ合わせたものなので、その先より上に株価が位置しているなら短期的に株価は強い動きをしているのだということです。

このようにデイトレする際に日足チャートの移動平均線を確認することであらかじめ銘柄を絞ることも可能になります。

日足チャートと移動平均線を組み合わせて、盛り上がる銘柄を見つける方法は、『株の売買タイミングが分かるようになる25日移動平均線の使い方』の中に書いている、「デイトレで絶好の買いのタイミングを知るための移動平均線の使用法」で確認しておきましょう。

これまでより次の日に取引する銘柄が見つけやすくなるはずです。

3−2.出来高との組み合わせ

次に出来高に注目です(出来高は短期投資を行う上で超重要です!)

ローソク足1本だけではなんの意味も持たないとはじめの方でお伝えしましたが、ある状況下においてはローソク足は大きな意味を持つ場合があります。

それが長い陽線と出来高の組み合わせです。

長い陽線と大きな出来高がともなうとその後の上昇のサインとなる場合が多いです。(下記チャート参照)。

それと、これは是非とも覚えておいて欲しいのですが、株価全体が下げている時に出来高を伴った陽線が出るとその後本格的な上昇が始まったりします。

下げトレンドにある株価の流れでは、株価が下がると利益が出る取引(信用売り)を仕掛けてくる人たちが多くなります。そんな中で、出来高を伴った大きな陽線が出現したりすると売りの仕掛け人たちは我さきにと買い戻しを実行するのです、そのためその後しばらくは上昇する確率が高くなります。

出来高は、これから盛り上がる銘柄を見抜くために、非常に重要なので、『人気化する銘柄を見抜くために絶対に抑えておくべき出来高の見方』を読んで、しっかりと把握しておいて下さい。

3−3.トレンドライン

トレンドラインとは、株価の流れに添って引くことができるラインのことです。

移動平均線や出来高のように自動的にパソコンのツールがだしてくれるわけではなく、自分でチャート上に線を引く必要があります(下記チャート)

トレンドラインを引く理由としては、もちろんラインの流れに沿って株価が上昇していることを判明させることが一つの目的ではありますが、もう一つ目的がありそれはトレンドラインを割る瞬間を捉えるというものがあります。

ブレイクと言って、トレンドラインを割るとそっちの方向へと突き進んで行く傾向がります。ブレイクはデイトレードでは必ず使うといっても過言ではない現象です。

トレンドラインの考え方と詳しい使い方についてはまたべつの機会に詳しくご説明させていただきます。

ブレイクアウトに関しては『ブレイクアウト投資手法の実践解説』を読むとどんなものか掴めるはずです。

まとめ

ローソク足は株式取引の基本中の基本です。

ただ、それ単体ではほとんど意味を成さず、様々な状況下でそのローソク足の出現の意味を考えながら取引をしていくこと必要です。そういったことができるようになれば、その他大勢の個人投資家から一歩前に進んだ投資家に変わることが可能です。

ぜひローソク足を覚えてあなたのトレード技術を向上させてください。

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