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裁量トレードで勝つために必要な5つの条件とは

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自分の投資経験や知識、情報収集能力をフル活用して判断し投資をすることを裁量トレードといいます。ほとんどの投資家はこの裁量トレードから投資の世界に足を踏み入れます。

株式投資を始めたばかりだとどうしても経験不足の状態で、適当に売買をしてしまいがちですが、継続的に利益を出し続けていくためには具体的には下記の5つの条件が必要です。

  1. 銘柄選定のための質の高い情報を仕入れることができる
  2. 売買タイミングを見定めることができる
  3. ポジションサイジングがしっかりとできる
  4. 相場全体を見通す力が養われている
  5. 苦渋の決断(損切り)ができる

上記の5つの条件を相場を通して取得すること、それを継続的に磨いて行くことが大事になります。いかに一つずつご説明します。

条件1)銘柄選定のための質の高い情報を仕入れる事ができる

コンピュータが自動で銘柄を選んでくれるシステムトレードなどとは異なり、裁量トレードの場合は自分で銘柄を選ぶ必要があります。中期で取引をするならば、基本的には業績重視の投資方法となります。今現在だけ業績が良い銘柄を選ぶのではなく、これからも業績が良くなっていく可能性の高い銘柄を選びます。

選び方は2種類あります。

一つは成長性に着目して右肩上がりの銘柄をあえて買う成長株投資。もう一つは、これから業績が良くなっていくだろう可能性にかけて株価がやすくなっている銘柄を買う割安株投資です。

基本的には業績がこれからどう推移していくかを予想し、現在の株価から将来的にまだ上がるかどうかを判断して銘柄を選びます。

銘柄選定のための情報収集の手段として一番重要なものは会社四季報(会社四季報オンライン)です。

中期投資で成長株を選ぶトレードを行うのであれば四季報データは必須アイテムです。現在業績が好調な銘柄がこれからも業績を伸ばしていくかどうかを判断するために生きた情報を仕入れる必要がありますがそれには四季報オンラインが役に立ちます。四季報オンラインは銘柄選別に役立つスクリーニング機能が充実しており、毎週木曜日には一部業績予想が更新されます。

銘柄探しに使えるウェブサイトもたくさんありますが、突き詰めてみると四季報に関連したサイトがもっとも重要かつ正確なデータが詰まっている宝の地図だということがわかります。

参考記事)

初心者必見!会社四季報の9つの具体的な見方(リンク)

ほかの投資家をさきまわり!四季報オンラインの2つの使用法(リンク)

 

条件2)売買タイミングを見定めることができる

株を買うと決めたならつぎはいつ買うかという問題になります。

ここで株を買うタイミングにはチャートの知識が必要になってきます。ガンガン株価を上げている銘柄を買うのは非常に勇気がいるものです。だからといってこれから上昇すると考えている銘柄がさがってくるのを待つというのも矛盾していますよね。

本当に上がると思っているのであれば、すぐにでもその株を買うべきです。ただ下記のチャートのようにゆっくりと上昇していく銘柄はどうしても高値を買わざるを得ず、手を出しづらいという人もいることでしょう。

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そのため、参考の買いポイントとして25日移動平均線付近に株価が接近した時に購入してみるという方法があります(赤い○地点)。何れにしても、銘柄選定を正しく行っているのであれば購入後、評価益がすぐにではじめるはずです。

あとは評価益が伸びるのをじっくりと待つだけです。

参考)利益確定(売却)タイミング

売買タイミングにおいて迷いが生じるのは利益確定のタイミングです。

上昇している最中ではまだまだ上がっていくように感じ、上昇していた銘柄が下げ始めると途端に弱気になります。その時点では基本的には利益確定はできません。

いうまでもありませんが、上昇がおわるというポイントを完璧に見つけることはほとんどできません。そのため、一回一回の取引において、利益を確定する基準を設けることが必要になります。(例えば、割安株投資では10%の利益を狙う、など。)

など、株式投資における利食いのタイミングは一定の法則があります。

参考記事)

絶対に知っておきたい利食いの7つのタイミング(リンク)

 

条件3)ポジションサイジングがしっかりとできる

株を買うときに「どれくらいの株を買うかを決めること」をポジションサイジングといいます。

たとえ100株買う場合であっても、1000円の株を買うか、10000円の株を買うかでポジションサイジングの問題は10倍異なります。前者であれば10万円、後者であれば100万円の金額の株を買っているため例えば5%株価が動いたとしても前者は5千円、後者は5万円と大きな差が出るのです。

ここにリスク管理の重要性が隠れています。

また金額的な問題だけでなく銘柄の値動きの特性によってもポジションサイズは変化させるべきです。1日の動きが10%動く銘柄と、3%動く銘柄では1回に投入する金額を変える必要があるのは容易に想像できるはずです。

ポイントは以下になります。

  1. 持っている全資金のうちMAXでどれくらいの資金を使用して良いのか
  2. そのうちどれくらいの損失まで耐えられるか
  3. 損失を最小限に抑えるにはどのような銘柄にどう資金を振り分ければいいのか

上記の手続きをしっかりと踏んで投資をすれば余程のことがない限り資産を大幅に減らすことはないでしょう(*市場全体のパニック売り的な例外はあり)

初心者のうちは以下のポジションサイジングの考え方がおすすめです。

1 資産の20%から50%以内で取引を行い、その際に耐えうる損失を必ず限定させる。

(損失は総資産に対してなのか、取引金額に対してなのか、ルール付けをする)

2 銘柄の値動きを把握すること。(仕手株やテーマ株など乱高下する銘柄は避ける)

なおポジションサイジングに絡めて問題になることが多いですが、信用取引は初めのうちは使わないほうが良いでしょう。

投資で負けて撤退する人には、銘柄選定と売買タイミングのみを少し学んだうえ、ビギナーズラックで買ったことで自信をつけ、信用取引を使い資産を失ってしまうという特徴があります。

現物取引で少なくとも3年間継続的に買ってポジションリスクもコントロールできるようになって初めて信用取引を使用すべきでしょう。はじめのうちは資産を増やすためには現物取引だけでも十分です。

条件4)相場全体を見通す力が養われている

株式投資を裁量で行っていくうえで避けては通れないのが、相場全体を見通すということです。

個別の銘柄ですら、その上下を見通すのがむずかしいのに全体相場の先行きを見通す力を身に着けることなんてできるのかと思ってしまう人もいるかもしれませんが、実はある程度相場全体の行方を探ることができるのです。

ここでは相場全体の先行きを見通すための知識として以下をご紹介していきます。

  1. 日経平均株価について http://toushi-kyokasho.com/nikkeiheikinsakimono/ 
  2. TOPIXについて http://toushi-kyokasho.com/topix/ 
  3. NT倍率についてhttp://toushi-kyokasho.com/ntbairitsu/ 
  4. 信用評価損益率について http://toushi-kyokasho.com/shinyouhyoukasonekiritsu/ 

相場全体を見通すための必須知識としては日経平均とTOPIXの知識は必須です。日本の株式市場を引っ張る225銘柄と東証1部に上場する有力企業の値動きの特性をしっておくことで全体相場が「今どう動いているか」を多少なりともつかみとることができます。

またNT倍率(日経平均とTOPIXの割合)や信用評価損益率を覚えておくことで、今現在相場は買われすぎなのか売られすぎなのかを客観的に評価することが可能となります。買われすぎならば買いを手控えよう、売られすぎならばそろそろ優良株を仕込もうという判断が可能となるのです。

全体の相場を見通すためのものとして最低限身に着けておくとよいでしょう。

条件5)苦渋の決断(損切り)ができる

 

もし自分が購入した銘柄が思惑違いにどんどん値下がっていった場合にとる投資家の対応は様々です。

例えば、買値にもどるまで待つ、損切りして次の銘柄を探す、下がったから再び同じ株を買う(ナンピン)などという行動が予想できます。多くの投資家が、買値に戻るまで待つか、ナンピンをする傾向があります。

しかし勝てる投資家は、損切りを徹底している投資家が多いです。

損失は初めは小さいものですが、それが時間を経てどんどん膨らんでいきます。時間が経ってくると損失に慣れてしまい、その銘柄をもどるまでずっと放置してしまう傾向がみられます。そのため、結果的に資金が長期にわたって拘束されることになり、資金効率も悪くなります。

下がり続ける株をずっと持つよりも早めに見切りをつけてこれから上がる銘柄を購入する努力をしたほうが投資効果が上がるとともに投資のスキルも上がります。

質の高い投資経験を経るためにも、損切りを心がけるようにしましょう。確かにはじめは精神的にきついかもしれませんが、損失を限定させることの大切さがわかるはずです。

まとめ)質の高い経験を積むために

質の高い取引経験を積むためには、根拠のある取引を積み重ねることが重要です。そしてその取引が正しかったかどうかを取引履歴として残すことが大事です。

やみくもに取引をした経験はそれが勝ちトレードでも負けトレードでもほとんど何も残りません。日々変化する相場環境に柔軟に対応し、長期的に勝つために全てのトレードに根拠をもたせて質の高い取引経験を積んでいきましょう。

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