資産株とは|長期投資に有効な理由と見つけ方

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株式投資とは企業の成長を見守り業績の伸びの恩恵を受けるというのが本来の姿です。

ただ、株式投資と一言でいってもどのような銘柄に投資をするかによって、その成果やリスクなどは全く異なってきます。投資する期間によって適切な投資先を見つけないと資産を大きく減らしてしまうことも考えられます。

このページでは資産をゆっくり大きく増やしていきたい投資家向けに資産株について解説をしたあと、日本を代表をする資産株を3銘柄ご紹介、その探し方などに言及していきます。

資産株とは何か

資産株の定義は次のようになります。

  1. 値動きが安定している(投機的ではない)
  2. 業績が伴った株主還元がなされている

となります。

資産を長くゆっくりと増やしていく場合、急激な値動きをする銘柄は投資先としては向きません。急激な動きをするとは、業績が伴っていないにも関わらず短い間で株価が10倍、20倍以上に増えるが、すぐにその上昇分を消してしまうようなマネーゲームに使われるような銘柄です。

もし持っている株がマネーゲームに使用され始めたら、すぐにその銘柄は処分するべきだと言えるでしょう。

長期に保有することに向いている株とは、右肩上がりでゆっくりと上昇していく株です。資産株の定義としてはまず第一に確認すべき事項です

次に、株主還元がしっかりと行われているかどうかを確認する必要があります。株主還元とは配当や優待など投資してくれた株主に対して感謝の気持ちを実行している株式である必要があります。

ここで注意したいのは、業績の伸びがしっかり伴った上での還元であることです。

業績が伴っていないにも関わらず無理をして配当を出している企業は、資産株には当たりません。株主に還元する利益がそもそもないのですから資産株にはあたらないことは明白ですね。

それでは資産株として保有すべき銘柄というのはどういう銘柄なのかを事項では見てみることにします。

これぞ資産株!好業績・好配当銘柄 3つ

資産株としてどのような銘柄を持つべきか例としてここでは3つ銘柄を見てみます。

  1. 良品計画
  2. ピープル
  3. セントラルスポーツ

どれも素晴らしい企業ですが、なぜ資産株として選ばれたのかを解説していきます。

ここでは小売業を中心に選別しました。

実際に自分でその商品やサービスを確かめることのできる、またその業態を理解できる株式銘柄に投資をすることが大事になります。そういった意味では見たこともない精密機器メーカーやバイオ株などは資産株としては適してはいません。

1良品計画

良品計画は無印良品という雑貨屋を営んでいますが、リーマンショック以降株価は順調に右肩上がりを演じています。

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営業利益は2011年2月期より順調に伸びており、配当も毎年1株利益の範囲内で出しています。14年から16年までは増配、事業拡大とともに配当もしっかりと増やし株主へ還元する姿勢も評価できます。

ここからの買いには慎重になる必要がありますが、資産株を探すのであればこのような銘柄を見つけたいものですね。

2ピープル

ピープルは子供用の知育玩具を専門に取り扱うメーカーです。

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実はこの企業は配当性向100%を掲げて業務を行っている企業です。配当性向100%とは、1株利益が50円だったとすると配当も1株あたり50円に成るということです。株主還元という側面からすると文句なしに優良企業ですが、問題はそんなに配当を出してしまっても大丈夫なのかということです。

業績は12年から14年にかけて落ち込んだものの、その後持ち直し17年までに営業利益を大きく増加させています。配当を利益に連動させているため、無理なく業務を推し進めることができるのがこの企業のポイントでしょう。利益が少なくなれば配当も少なく、利益が増えれば配当も増やすという姿勢は本来あるべき株式投資の本質に一致します。

このような企業も資産株としては保有しておきたいところです。

3セントラルスポーツ

セントラルスポーツは、フィットネスジムなどを展開する企業です。

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営業利益、1株利益ともに順調に伸び、16年、17年には増配の予定、年2回株主優待を発行しています。業績好調、配当も順調に出しているところまでは上記2社と同じですが、株主優待というところが資産株としての一つのポイントになります。優待は日本独自の制度ですが、優待の利回りが高い企業、優待の人気が高い企業の株式は業績が良い限りは買われ続ける傾向があります。資産株として、業績のよい優待株を選ぶというのもありです。

【優待株の選び方】

  1. 業績が毎年順調に伸びていること(営業利益とEPS)
  2. 配当と優待の利回りを合わせたものが5%近い
  3. チャートが不規則な動きをしていない(横ばいの動き、右肩下がりは選んではいけない)

資産株の探し方

3社ほど企業の例を出しましたが、共通項は、良好な業績と株主還元です。この2つをしっかりと確認して投資をするようにすれば基本的には利益が出せるようになります。

ただしすでに大きく上がりきった株式は下落リスクがあるのも事実です。そのため、株式がまだそれほど上昇していない銘柄を選ぶことも重要です。そのため、以下の点に注意しましょう。

PERが高すぎないこと(具体的には20倍以上になっていない)*絶対的な条件

PERは利益に対する株価の大きさのことですが、大きく上昇している株式の中には50倍近くあるものもあります。業績期待や人気度合いによって利益以上に買われるのが株式の世界です。現に先ほどご紹介した良品計画はすでに30倍ほどのPERとなっています(2015年6月)

資産株を探すためには、注意深く企業の業績や財務を確認する必要があります。

本来であれば四季報などを読み込んで、宝探しの感覚で1銘柄ずつ探していくのが優良な資産株を見つけ出すための方法ですが、それほど時間はかけられないという方は次のポイントを押さえてスクリーニングをしてみると良いでしょう。

  1. 低いPER
  2. 営業利益は伸びているか
  3. 配当をしっかりとだしているか
  4. EPSやBPSはプラスを維持できているか
  5. 営業キャッシュフローはマイナスでないか

上記5つの条件は良い銘柄を探すための1例です。スクリーニングツールは四季報オンラインを使用します。それぞれ下記のように設定。

  • 来期予想PER 15倍以下
  • 営業利益変化率(今期) 30%
  • 営業利益変化率(来期) 30%
  • 来期予想配当利回り 2%
  • 1株利益調整後(円) 1円
  • 1株資産調整後(円) 1円
  • 営業CF 001億円

スクリーニング完了後 下記の要項をチェックしましょう。

  1. 業務内容はわかりやすいか
  2. チャートは崩れてないか、投機的な動きをしていないか
  3. 抽出した銘柄に優待や話題性があるかどうかを確認(あればなお良い)

以上となります。かなり多くの手続きを踏んでいると感じるかもしれませんが、銘柄探しは基本的には大変なものです。厳しい基準をクリアした銘柄はその後の上昇も期待できるはずです。

まとめ

資産株は基本的には長期で保有するための株式です。

その企業が本業を伸ばして市場に評価されてゆっくりと株価を上昇させていく過程で恩恵を受けることのできる銘柄群です。基本的には四季報やスクリーニングの付いているウェブツールさえあれば十分見つけることができるはずです。このページで紹介した3銘柄のように大きく化ける銘柄をいち早く掴んでいただければ幸いです。

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