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証券取引所とは~株初心者から一歩先へと進むための基本知識

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テレビのニュースで証券取引所という言葉が良く放送されていますが、それが具体的に何かと言われると多くの人が答えられないかもしれません。

証券取引所は株式の取引にはなくてはならないもので、実際に証券取引所の知識なしでは株式投資を始めることはできません。そして証券取引所と一言でいっても実に多くの種類があり、その基本知識を知っておくだけでも初心者から一歩進んだ投資家に近づくことができます。

この記事では証券取引所とは何か、証券取引所の5つの種類と世界の取引所の基本をお伝えします。

証券取引所とは何か

証券取引所とは投資家が株などの金融商品を売買するための場所のことです。場所といっても、実際に投資家が投資をするために集まる場所ではなく、電子取引された多くの株式取引を見守る管制塔のような場所だと思ってください。

この証券取引所では、毎日数多くの売買取引がなされています。企業は、まずは自社の株式を証券取引所に上場させることで、多くの投資家から売買の対象とされることになります。

取引所で取引されるようになると、頻繁に売買されることから、流動性(売買しやすさ)が高まります。また東京証券取引所一部に上場することで企業の安定度や信頼度は一気に上昇します。多くの企業が東証一部へ上場することにあこがれて事業を展開しています。

証券取引所とは、投資家たちが株式をやり取りする電子化された場所、そして企業にとっては自社の株式に流動性と信頼性が付与される場所だと把握しておきましょう。

次の項目では証券取引所の種類を確認して、それぞれどんな特徴があるのかを見ていきましょう。

おさえておくべき証券取引所の5つの種類

証券取引所には以下の種類があります。

  1. 東京証券取引所
  2. 大阪取引所
  3. 名古屋証券取引所
  4. 札幌証券取引所
  5. 福岡証券取引

さらに上記は細かくいくつかの取引所に分けることができます。まずは概要を把握しましょう。

1東京証券取引所(東証)

日本で最も売買高(売買の多さ)の大きな証券取引所です。全体で3511の企業が上場して取引をされています(2016年1月4日)。この東京証券取引所(東証)は以下に分けることができます

  • 東証1部
  • 東証2部
  • マザーズ
  • JASDAQ スタンダード
  • JASDAQ グロース
  • TOKYO Pro market

中でも東証1部は1940もの企業を扱っていて、企業の特長も信用度や企業規模が大きなものが多いです。東証2部は比較的規模の小さな中堅企業を扱い、マザーズでは成長著しい新興企業を扱います。

一方で、JASDAQは以前は独立していましたが、大阪証券取引所の一部と合併したのち東証にて扱われるようになったという経緯があります。もともとは成長著しい新興株を扱っていましたが、最近は歴史の長い企業も多くなっています。

TOKYO Pro marketは、一部の投資家のみが取引できる企業が上場しているプロ向け市場としてスタートしました。普通に投資をしていたら関わることはほとんどないと思われます。

はじめに重要なのは、東証1部、2部、マザーズ、JASDAQです。ここに上場している企業は投資することも多くなってくると思いますので、特徴をしっかりと押さえておくと良いでしょう。

2大阪取引所(大証)

もともと大阪証券取引所という名称で株式や先物を扱う取引所でしたが、2013年に株式の現物取引を東京証券取引所に移行し、名称を大阪取引所に変更しました。その後は、大阪取引所は主にデリバティブ(金融派生商品)に特化した取引所になりました。

デリバティブとは、株価指数先物やオプションといった「株に関連するが、株とは性質の異なる金融商品」のことです。投資家なら日経平均株価という名称を頻繁に聞くようになると思いますが、その日経平均株価の先物などを扱います。

株式の取引とは異なり、大阪取引所ではナイトセッションと呼ばれる夜間取引が行われています。(後述)

3名古屋証券取引所(名証)

現在では、大証が株式取引を行わなくなったため、株式扱いの規模では東証についで2位の証券取引所です。それでも、知名度や信頼度において多くの企業が東証 への上場を目指してしまうため、実際に単独で名証に上場している企業は78企業と少ないです(2015年12月25日)

単独でと言ったのは、名証に上場しながら、他市場(主に東証)に上場している企業があるからです。他の市場にもいえますが、企業によっては複数の市場に同時に上場している場合があります。

ちなみに名証も以下の3つに分かれています。

  • 名証1部
  • 名証2部
  • セントレックス(振興企業向け)

名証全体を合わせても、売買高は株式市場全体の1%にも満たないため、初心者のうちはそういう市場もあるのかという認識に止めておいてもよいでしょう

4札幌証券取引所(札証)

札幌証券取引所は、売買高も最も小さく度々東証との合併が噂されるようです。地元北海道の企業が中心。ただ、ライザップで有名な健康コーポレーションが札証内の振興企業向け取引所のアンビシャスに上場しているため最近は取引の量も増え始めているようです。

この札幌証券取引所ですが、証券会社(楽天証券など)によっては取り扱いを行っていないため、札証内の企業を買いたい場合には注意して口座を開設する必要が有ります。

札証は以下の2つに分かれます

  • 札証
  • アンビシャス(振興企業向け)

5福岡証券取引所(福証)

福岡証券取引所についても、売買高はそれほど多くはありません。単独で福証に上場している企業も31銘柄と少ないため、こちらも参考程度に覚えておくぐらいで良いでしょう。

福証は以下の2つに分かれます

  • 福証
  • Qーboard(振興企業向け)

重要!各市場の取引時間

証券取引所では、取引できる時間帯があらかじめ決められています。大証以外は、お昼休みの1時間を挟んで、前半(前場)と後半(後場)に分けられます。一覧にすると以下の通りになります。

取引所名称 立会時間(前場) 立会時間(後場)
・東京証券取引所 9:00~11:30 12:30~15:00
・大阪取引所(デリバティブのみ) 9:00~15:10(日中取引) 16:30~翌3:00(夜間取引)
・名古屋証券取引所 9:00~11:30 12:30~15:30
・札幌証券取引所 9:00~11:30 12:30~15:30
・福岡証券取引所 9:00~11:30 12:30~15:30

※株式現物(通常の株式取引)では、基本的には昼間のみの取引となりますが、PTS取引(SBI証券のみで可)を利用することで株式を夜に取引することができます。

参考)世界の証券取引所

日本に証券取引所があるように世界にも多くの証券取引所が存在します。世界経済に大きな影響を与える取引所を規模の順(基準2015年2月)に5つほどご紹介します。ちなみにこのランキングに日本代表の東証を入れると上海証取の一つ上の3位に入ります。

1ニューヨーク証券取引所

ニューヨークに拠点を置く世界最大の取引所です。上場企業数は約2800社で世界の様々な国の企業が上場しています。日本の代表的な企業であるソニー、トヨタ、ホンダなど17社が現在上場しています。

日本の証券取引所のような1部、2部などのような指定はなく、取引所が開いている時間帯(立会時間)は9:30-16:00(日本時間23:30-6:00、サマータイム22:30-5:00)となっています。

2ナスダック証券取引所

こちらもニューヨークにある新興企業向けの証券取引所です。東証で言うとマザーズに当たります。ナスダックには日本企業の日産や任天堂などが上場しています。

立会時間はニューヨーク証取と同じ9:30-16:00(日本時間23:30-6:00、サマータイム22:30-5:00)となっています。

3上海証券取引所

中国上海に拠点を置く証券取引所です。近年、規模が日本に次ぐ第3位(国別)になりました。この証券取引所で扱われる上海総合指数は、日本と地理的な近さがあるため、互いの株価の動きに大きな影響を与えます。

2015年には、株価のパニック的な売りが起こり世界同時株安の原因となったことは記憶に新しいところです。証券取引に関するインフラの弱さが明るみになりました。

4ユーロネクスト

パリ、アムステルダム、ブリュッセル、リスボンにある証券取引所を総称したものが、ユーロネクストです。複数の国の証券取引所を一つにまとめることで流動性の向上を図ろうとしたことが設立の目的です。

立会時間は9:00から17:30(日本時間17:00~1:30、サマータイムは16:00~00:30)となっています。

5香港証券取引所

香港にある証券取引所です。規模は大きめで日本市場に影響を与えることもあるのでおさえておきましょう。

立会時間は、プレオープニングセッション9:00から9:30(日本時間10:00から10:30)、前場9:30から12:00(同10:30から13:00)後場13:00から16:00(同14:00から17:00)、クロージングオークションセッション16:00から16:10(同17:00から17:10)となっています。

まとめ

証券取引所は日本に複数ありますが、いざ取引をしようとしたら自分の持株のほとんどが東京証券取引所で扱う企業になると思われます。ただ、最近話題の札幌証券所属の健康コーポレーションのように、ふとしたきっかけでこれまで注目されていなかった地方の証券取引所所属の企業が注目されることもあります。それまで注目されていなかった分、株価もおおきく値上がりすることもありますので、参考として覚えておくことと良いでしょう

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