トランザス(6696)8月IPO 上場時は即金規制明けのセカンダリーを狙いたい

トランザス(6696)はIoT端末や機器装置の製造販売及びシステム・サービスの提供並びに業務システム等の受託開発等を行っています。同社はいちよし証券が主幹事を務めていますが、いちよし証券が主幹事の案件は過去の傾向では上場時の勝率が高く、同社も事業内容から順調な結果になることが予想されます。VCの保有株数は125,000株ありますがVCが米国のインテルの子会社であることやロックアップがかかっていないことから、上場後にすぐに売却される可能性があります。上場日は初値が決まらない可能性が高いのでIPO投資の戦略としては、即金規制明け狙い(即金規制はIPOが上場初日初値が決まらないと翌日に実施される規制のこと)を狙っていきたい。

銘柄情報
銘柄コード  6696 銘柄名 トランザス 市場

マザーズ

事業内容 IoT端末や機器装置の製造販売及びシステム・サービスの提供並びに業務システム等の受託開発等

 

初値の期待度 セカンダリー妙味 総合評価
A A B
予想初値
3,500円

公募申込戦略 

同社は公募売出数が740,000株で主幹事がいちよし証券になります。いちよし証券の口座数は20万以下になりますので、大手証券が主幹事の案件と比較して、主幹事での獲得がしやすい案件といえます。他では水戸証券やアイザワ証券などが14,000株の割り当てがありますので狙い目になります。ネット系ではマネックス証券(完全抽選の証券会社)が22,200株ありますので、こちらは100株ブックビルで良いでしょう。

需給面

同社の公募売出数は740,000株、発行済株数が2,988,000株 になります。公募価格における時価総額は10億円、吸収額は38億円になります。また、同社はVCが125,000株ありますがロックアップはかかっていません。SOも同数程度あることから上場時に初値が高くなりすぎると(3~4倍)益出しの売りに注意が必要です。

成長性

同社は高機能ウェアラブルデバイスを手がけており、ハードウエアの製造は中国や台湾のEMS(電子機器の受託生産サービス)に委託しています。業績は売上高が伸びており、今期は増収増益傾向です。IOTソリューションサービスが拡大していけば同社の業績も拡大することが予想されます。

【評価の解説】

初値の期待度とは、公募価格よりも高い初値が付く可能性が高いと考えられるものです。この評価が高い銘柄は、『IPO 株の当選確率を上げる3 つのテクニック』を使って、積極的に申し込みをすると良いでしょう。セカンダリー妙味とは、上場後に株を取得しても、尚、値上がり益を見込める可能性が高いものです。この評価が高い銘柄は『IPO セカンダリー投資で会社員が年間数100万円の利益を得た方法』を参考に、利益の増大を目指してみるのも手です。また、初心者の方は、IPO 投資の基礎として、『IPO投資で収益率26.6%の成功例!絶対知っておくべき2つのノウハウ』にも目を通しておきましょう。

基本条件
仮条件  1,240~1,300円
公募価格  1,300円
ブックビル期間 2017/07/24 (月) ~ 2017/07/28 (金)
購入申込み期間 2017/08/02 (水) ~2017/08/07 (月)
上場予定日 2017/08/09 (水)
上場時発行済株数 2,988,000株
公募売出数

740,000株
(公募 380,000株  売出 360,000株)

想定発行価格  1,300円
購入に必要な金額 130,000円
  証券会社名  割当数  割当
主幹事 いちよし証券  555,000株  75.00%
引受証券 みずほ証券  74,000株  10.00%
引受証券 SBI証券  37,000株  5.00%
引受証券 マネックス証券  22,200株  3.00%
引受証券 エース証券  22,200株  3.00%
引受証券 水戸証券  14,800株  2.00%
引受証券 極東証券  14,800株  2.00%

●株主構成

氏名  株数(株)  ロックアップ
藤吉 英彦  1,108,000 90日 or 1.5倍
WORLD F PTE. LTD.  500,000 90日 or 1.5倍
前川 昌之  195,000 90日 or 1.5倍
福田 敏章  130,000 90日 or 1.5倍
INTEL CAPITAL CORPORATION  125,000  
アイエーグループ株式会社  125,000  
鈴木 邦敬  100,000  
藤吉 一彦  100,000  
長田 豊国  100,000 90日 or 1.5倍
奥 文郎  55,000 90日 or 1.5倍
既存株主総計 2,772,000  

●ストック・オプション

総会決議  対象株数(株)  行使価格(円)  行使期間
2014/7/23 25,000 170 (自)2016-08-01~(至)2026-07-31
2015/1/30 99,500 170 (自)2017-02-01~(至)2025-01-29
2015/4/6 24,500 240 (自)2018-02-01~(至)2025-12-31
2015/12/25 5,000 240 (自)2018-02-01~(至)2025-12-31
2016/8/31 10,000 360 (自)2018-10-01~(至)2026-08-31
SO 164,000    

●直近の業績推移

業績動向(百万円) 売上高 営業利益 経常利益 純利益
(単独実績)2016.1 1,028 193 202 122
(単独実績)2017.1 1,051 177 184 111
(連結予想)2018.1 1,252 256 243 166

 

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柳橋義昭

柳橋義昭

IPO投資を中心としたイベント投資で年間2000万程度のトレード利益を得ている株式投資家。証券会社でのIPOの業務の経験や、証券ディーラーの経験を活かして独自のIPO攻略法を構築。

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