バリューデザイン(3960)IPO戦略は上場後の中期投資

バリューデザインはサーバー管理型プリペイドカード、ギフトカードシステムの提供及び関連する機器、カード等の販売を事業としています。同社のプラスチック製磁気カードを使用した、オンラインギフト・プリペイドカード所謂バリューカードは年々導入する企業が増えています。(導入企業はここ10年間で500社を超え、店舗数においては48,239店舗)国内のプリペイドカード市場は年々拡大基調なので同社のストック型ビジネスは今後も成長することが予想されます。IPOとしては公募売り出し数が293,000株と少なめであると点と需給面のリスクはそれほど大きなものではないので上場後、徐々に評価されていく展開になりそうです。

銘柄情報
銘柄コード  3960 銘柄名  バリューデザイン 市場 マザーズ
事業内容 サーバー管理型プリペイドカード、
ギフトカードシステムの提供および関連する機器、
カードなどの販売

評価

初値の期待度 セカンダリー妙味 総合評価
 A
予想初値
4,000円

公募申込戦略 

 同社の公募売り出し株数は293,000株とやや希少性がありますので、主幹事の日興証券による249,300株を中心にした公募獲得の展開になります。次点のみずほ証券が17,500株、SBI証券が11,700株ですが、それ以外は2,900株と低調なため、上位3社への申し込みが望ましいです。

需給面

 同社の発行株数は1,408,600株 、公募売り出し数は293,000株とIPOでは少なめな規模です。公募価格では吸収額が6.8億円、時価総額が28.7億円になることから、同社の成長性を考慮すると時価総額が倍で評価されても不思議ではありません。

成長性

 同社のビジネスモデルはバリューカードの利用によるロイヤルフィーなので、カードを導入する企業が増えれば増えるほど売り上げが伸びるストック型です。ここ数年の導入実績は順調に伸びていることから、今後も安定した成長が期待できると思います。IPO戦略は初音形成後の急落狙いでしょうか。

【評価の解説】

初値の期待度とは、公募価格よりも高い初値が付く可能性が高いと考えられるものです。この評価が高い銘柄は、『IPO 株の当選確率を上げる3 つのテクニック』を使って、積極的に申し込みをすると良いでしょう。セカンダリー妙味とは、上場後に株を取得しても、尚、値上がり益を見込める可能性が高いものです。この評価が高い銘柄は『IPO セカンダリー投資で会社員が年間数100万円の利益を得た方法』を参考に、利益の増大を目指してみるのも手です。また、初心者の方は、IPO 投資の基礎として、『IPO投資で収益率26.6%の成功例!絶対知っておくべき2つのノウハウ』にも目を通しておきましょう。

基本条件
仮条件    1,860   ~  2,040  円
公募価格 2016年9月14日 決定予定
ブックビル期間 2016年9月7日 ~ 2016年9月13日
購入申込み期間 2016年9月15日 ~ 2016年9月21日
上場予定日 2016年9月26日
上場時発行済株数 1,408,600株 (別に潜在株式180,700株)
公募売出数 293,000株(公募268,000株、売り出し25,000株)
想定発行価格 1,860円
購入に必要な
想定金額
186,000円
引受証券会社
役割 証券会社 割当数(株) 割合(%)
主幹事証券 SMBC日興 249,300  85.09
引受証券 みずほ 17,500   5.97
引受証券 SBI 11,700  3.99
引受証券 エイチ・エス 2,900  0.99
引受証券 東洋 2,900  0.99
引受証券 岡三 2,900  0.99
引受証券 いちよし 2,900  0.99
引受証券 岩井コスモ 2,900 0.99
既存株主およびロックアップ条件(VCリスク:C)
氏名 株数 割合 ロックアップ
尾上 徹 223,800株 16.94% 180日
大日本印刷㈱ 137,200株 10.38% 180日
NIFSMBC-V2006S3 98,300株 7.44% 90日or 1.5倍
林 秀治 81,800株 6.19% 180日
CSK-VCサステナビリティ・ 76,900株 5.82% 90日or 1.5倍
ネオス㈱ 70,000株 5.30%  90日or 1.5倍
㈱ティーガイア 66,700株 5.05 % 180日
GMOペイメントゲートウェイ 66,600 株 5.04% 180日
サイバーエージェント 60,000株 4.54%  90日or 1.5倍
金子 毅 50,400株 3.81% 180日
既存株主合計 1,321,300株  ロックアップカバー率 96.61%
ストックオプション付与状況(SOリスク:C)
総会決議日 株数 行使価格 行使期間
2006年8月10日 25,000株 100円 2008年8月11日~2016年8月9日
2016年4月12日 47,900株 650円 2012年5月17日~2020年5月15日
2016年4月12日 2,000株 650円 20012年5月17日~2020年5月15日
2016年4月12日 3,200株 650円 2014年5月17日~2020年5月15日
2016年4月12日 46,200株 850円 2014年11月10日~2022年8月30日
2016年4月12日 3,200株 850円 2015年4月11日~2022年8月30日
2016年4月12日 24,000株 1,500円 2017年1月17日~2024年9月28日
2016年4月12日 25,200株 1,500円 2016年9月30日~2024年9月28日
2016年4月12日 28,000株 1,500円 2017年2月5日~2025年2月3日
2016年4月12日 1,000株 1,500円 2017年2月5日~2025年2月3日
合計 205,7000株 上場時行使可能株数 102,500株
直近の業績
業績動向(百万円) 売上高 営業利益 経常利益 純利益
(連結実績)2014.6 1,031 20 10 20
(連結実績)2015.6 1,243 -176 -187 -550
(連結見込)2016.6 1,631 188 163 150
(連結予想)2017.6 2,254 251 236 223

 

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柳橋義昭

柳橋義昭

IPO投資を中心にイベント投資なども実践する兼業トレーダー。 IPO投資については証券会社にてIPOの業務に携わっていた経験や証券ディーラーだった経験を活かして独自の攻略法を構築し抽選や裁量配分の収益よりもセカンダリーの収益の方が大きい。

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