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知らなきゃ損!出来高加重平均取引(VWAP)の効率的な使い方

株式市場で株を買い付けるために機関投資家などの大きな資金が入ってくることがあります。そのような資金がはいってくるタイミングがあらかじめ想定できたらあなたならどうしますか?

当然、そのタイミングに合わせて株を買いに行きますよね。

じつはVWAPという指標を使用することでそのタイミングを見計らうことがある程度できるようになります。

市場に大きな資金が投入するときにどうしてもVWAPという指標を使わなければいけない投資家がいるからです。

このページでは、そのようなVWAPについて解説していきます。

VWAPについて

VWAPとはVolume Weighted Average Priceの略で、ブイワップと呼びます。

特に日中売買をするデイトレーダーにとっては、はずせないテクニカル指標のうちの1つです。というのも、日中のVWAPの動きにあわせて大きな資金が入ってくることがあるからです。

じつはVWAPとは機関投資家という株式を大きな資金で運用している人たちに「株を買い付けるタイミングをはかるための指標」として利用されているのです。

つまりVWAPという指標付近では、それ以外の場所では生じない買い需要が発生することになります。投資資金の小さな個人でも、そのような機関投資家による大きな資金での買い注文を利用できれば、闇雲に株を買うよりは正確に上げのタイミングをつかめることになります。

VWAPの重要な3つの機能

VWAPの重要な機能として、以下の3点があると言えます。

  1. 市場参加者の強気・弱気を判断する
  2. 抵抗線、支持線として機能する
  3. ファンド(正確には証券会社)などが買いを入れる(VWAP取引)基準として使用する

1 市場参加者の強気・弱気を判断する

ちなみに株価がVWAPを上回っている状態では、今日買った人全員の損益を合計したらプラスで、逆に株価がVWAPを下回っている場合はマイナスだ、ということがわかります。つまり、株価がVWAPを上回っている時には、短期的には強含みでその後も買い目線が続くだろうと判断できるわけです。逆に下回る時なんかは弱含みとなり、買いの手は控えようと考える投資家がおおくなるため、軟調に推移することが多くなります。

2 抵抗線、支持線として機能する

また、VWAPには抵抗・支持というその先の付近に株価が近づくと跳ね返されるという機能があります。

当然VWAPを見てトレードをしている人がおおく、VWAPトレーダーと呼ばれる「VWAPに近づくと買いを入れる」トレーダーも多く存在するため(後述)、その付近ではいったん株価は反発することになります。

そのことを知っておけば、移動平均線やトレンドラインにもう1つ抵抗・支持の役割をもつ指標を自分のトレードの手法の一つとして持っておくことができますよね。

3 ファンド(正確には証券会社)などが買いを入れる(VWAP取引)基準として使用する

ファンドや投資家などが市場で買いを入れると、多量の注文の場合はマーケットインパクトが大きくなって市場に混乱をきたします。そのため、そのような大口の注文は証券会社などによって上手に捌いてもらう必要が有るのです。

そしてそのために使用されるのがこれまで説明してきたVWAPであり、このような取引をVWAP取引といいます。

大和証券のHPを見てみましょう。詳しいVWAP取引の概要が出ています

上記のページを見ていただくとわかるように、証券会社がファンドや機関投資家などから注文を受けて、VWAPを基準として買い注文を出すのです。

これを知っておくと、大型の銘柄なんかは株価が下落してきてVWAP付近まで来ると自然と買いが入ってくるのではないかと考えてもいいかもしれませんね。

チャートでわかるVWAPの使用法

ここでVWAPをチャート上で見てみることにしましょう。銘柄コード8801三井不動産の5分足チャートです。

向かって左側はローソク足チャートの上に、向かって右側はローソク足チャートに絡むようにVWAPが存在しています。

後付けで申し訳ないですが、左側は、1日をとおしてVWAPのしたに株価が位置しています。途中、VWAPに株価がぶつかりようやくうわ抜けそうとなったところで再び下がってしまいます。

一方右側は、最初のほうこそVWAPのしたで株価が推移していましたが、途中からVWAPへの上へと株価は抜け出してその後上昇しています。途中、株価が下がる局面では、VWAPにぶつかって反転し、再び上昇するという支えの役割をしているようにも見えます。

このように1日の取引をするのであれば、VWAPは注目しておくべき指標だと言えるのです。

補足)VWAPの計算式

VWAPの計算の仕方ですが、株価の平均値に出来高を加味して計算したものがVWAP値になります。その値をつなげていくと、チャート上におけるVWAPとなります。

ただの株価の平均値とは異なり、出来高が考慮されているため出来高が多い場所での株価が重視されることになります。

出来高が多い場所で株価が高ければ、VWAP値も高くなり、少ない場所ではVWAP値は低くなります。

出来高を加えて計算することで実質的な取引値になっていくのです。

例)500円で出来高1000株、600円で出来高5000株、700円で出来高4000株だった場合

(500×1000+600×5000+700×4000)÷(1000+5000+4000)=630

となります。特にシステムトレードなどでプログラムを組む時に必要になるかもしれませんが裁量トレードをしているうちはそんなに気にする必要はないでしょう。

まとめ

VWAPの説明はいかがでしたでしょうか?

VWAPはトレードにおいてその銘柄の株価が強気ゾーンで推移しているのか、それともその逆かを判断できる重要な指標です。

ぜひこの指標を覚えていただきトレードに役立てていただければと思います。

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