オプション取引とは|利益を上げるための基礎

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みなさんはオプションという金融商品をご存知でしょうか。

株やFXなどはほとんどの方が知っていると思いますが、オプションは「名前だけは聞いたことがある」といった方が多いと思います。「オプション = 危険」というような先入観を持っていて、「オプション取引なんてとんでもない」という方もいらっしゃるでしょう。

オプションで稼いでいる私からしたら非常にもったいないと思います。

オプションはもともとリスクを限定して安全に取引を行うために開発された金融商品で、むしろ初心者の方が利益をあげやすいと思うからです。

オプションは最初こそ覚えることが多いものの、いったん覚えてしまえばあまり判断に迷うことなく取引することができ、安定して利益を積み重ねることができます。

この記事でぜひオプション取引をマスターして投資手法の幅を広げてください。

1. そもそもオプションとは

そもそもオプションとは何かというと「権利」です。ひとことで「権利」といっても色々な権利があります。

例えば、家や土地、車などを「所有する権利」「借りる権利」などが思い浮かぶと思います。

これと同じで、オプション取引でいう権利とは、株やETF、株価指数などを「一定の価格で売ったり買ったりする権利」です。

そして、その権利には次のような条件が決められています。

  • 原資産:対象となる株・ETF・指数
  • プット(売り)とコール(買い):売る権利か買う権利か
  • 権利行使価格:いくらで買うか
  • 期日:権利の有効期限はいつまでか

この4つの条件は、オプション取引を実践するにあたって重要になりますので、今から覚えていきましょう。

2. 原資産とは

まず、1つ目の原資産ですが、これは、株の個別銘柄だったり、ETFだったり、日経平均などの株価指数だったりします。

例えば、日本では日経平均株価指数を対象にしたオプション、「日経225オプション」が有名です。日経225オプションは、

  1. 将来の特定日(SQ日)に
  2. 日経平均株価を
  3. 特定の価格(権利行使価格)で
  4. 買う(コールの場合)又は売る(プットの場合)権利を取引するコト

日本取引所グループHPより引用

です。

また、個別銘柄やETFを対象とした有価証券オプションも「かぶオプ」の愛称で取引されていますが、あまりメジャーではなく、取引できる銘柄も限定されています。

これに対して金融先進国のアメリカでは、オプション取引が活発に行われており、ほとんどの銘柄のオプションを取引することができます。本格的にオプション取引を実践したい場合は、アメリカのオプションを対象にするのが良いと思います。

例えば、私は株式オプションの仕組みを利用して年利38%の利回りを得ています(参照:『米国ETF・ETNによる資産運用で年間38%の利回りを得ている方法』。また、以前はプットオプションという仕組みを利用して稼いでいました(参照:『LEAPSプット売りで年間18.6%の利回りを記録している手法』)

3. オプションの種類

オプションには2つの種類があります。それは「コールオプション」と「プットオプション」です。

  • コールオプション=買う権利
  • プットオプション=売る権利

です。

例えば、A株を買う権利は「A株のコールオプション」、A株を売る権利は「A株のプットオプション」というかたちで、それぞれの権利が市場で売買されています。

でも詳しく解説していますのでご覧ください。

4. 権利行使価格

権利行使価格は原資産(株・ETF・指数)をいくらで売ったり買ったりするのかという条件です。オプションでは、複数の権利行使価格のものが取引されています。実際の取引画面を見てみましょう。

次の画像は日経225オプションの取引画面です。

スクリーンショット 2017-08-08 18.33.11 

※楽天証券 マーケットスピードより引用

この記事を書いている時点の日経平均株価は20,026円でした。

取引画面を見るとわかる通り、権利行使価格20000円を中心として、19000円から22500円までの権利行使価格が表示されています。実際にはもっと低い価格や高い価格の権利行使価格のものもあります。

このように権利行使価格は複数のものがあります。

例えば、20000円のコールオプションを買ったとしましょう。このコールオプションを持っていると日経平均が20500円に値上がりした場合でも20000円で買うことができます。

これがコールオプションです。

次にプットオプションですが、20000円のプットオプションを買ったとします。プットオプションは売る権利なので、このオプションを持っていることで、日経平均が19500円に値下がりした場合でも20000円で売ることができます。

このようにオプションでは、いろいろな権利行使価格のものを取引することができます。

5. オプションの期日

オプションの期日はオプションという「権利」の有効期限です。

オプションは権利行使期日までは行使することができますが、権利行使期日を過ぎると消滅してしまいます。

先ほどと同じように日経225の取引画面を見てみましょう。

スクリーンショット 2017-08-08 18.34.36

※楽天証券 マーケットスピードより引用

この記事を書いている時点では、2017年8月から2022年6月まで複数の期日のものが取引されています。

6. オプション取引4つのパターン

前項までで、オプションについては一通り理解いただけたと思いますので、オプションの取引についてみてみましょう。

オプション取引は以下の4つのパターン分けることができます。

  • コールオプションの買い
  • コールオプションの売り
  • プットオプションの買い
  • プットオプションの売り

株やFXの場合だと、売りと買いの2パターンしかありませんが、オプションの場合、コールとプットそれぞれの売りと買いで合計4パターンとなります。

それでは、4つパターンをそれぞれ見てみましょう。

6.1. コールオプションの買い

まずはコールオプションの買いです。

コールオプションは株などの原資産をあらかじめ決められた価格で買う権利です。原資産の株価がいくらになろうとも、あらかじめ決められた価格で買うことができます。

権利行使価格が1000円である場合、原資産の株価が2000円になろうが、3000円になろうが、1000円で買うことができます。

つまり、コールオプションの買い手は原資産の価格が上がれば上がるほど利益が大きくなるということです。

これを損益図で表すと次のようになります。

スクリーンショット 2017-08-08 18.36.24

 

最初に-50円から始まっているのは、コールオプションの購入費用として50円を支払っているためです。

ここでは、コールオプションの購入費用を仮に50円としていますが、この費用はその時の相場状況や権利行使価格、期日などによって上下します。損益図を見るとわかるように、権利行使価格にコールオプションの購入費用を足した1050円を超えると利益がではじめ、あとは青天井に利益があがります。

それに対して、最大損失はコールオプションの購入費用の50円だけです。そのため、コールオプションの買いは「損失限定、利益無限大」となります。

6.2.コールオプションの売り

続いてコールオプションの売りを見てみましょう。

コールオプションは特定の価格で原資産を買ってもらうことのできる権利でした。これを売り手からみると、コールオプションの買い手から買い取りを求められたときには必ず約束した金額で売らなければならないということです。

損益図を見てみましょう。

スクリーンショット 2017-08-08 21.01.28

ここでもコールオプションの購入費用を50円とすると、コールオプションの売り手は最初に50円をもらえます。

原資産が権利行使価格の1000円を超えなければコールオプションの買い手は権利行使をしません。市場で1000円より安く買えるのに、わざわざ1000円で買う権利を使う人はいないからです。したがって、原資産の株が1000円以下で権利行使されないまま期日を迎えた場合、コールオプションの代金の50円がそのまま売り手の利益になります。

逆に原資産の株価が1000円を超えた場合、コールオプションの買い手は1000円で買う権利を行使してくるはずです。

その場合、コールオプションの売り手は株を調達して1000円で売らなければなりません。

売り手が原資産の株を持っている場合はその株を渡せば良いですが、持っていない場合は市場から調達して1000円で売る必要があります。仮に市場価格が5000円だとすると、5000円で株を調達してコールオプションの買い手に1000円に売らなければならないということです。

なお、実際の取引では、差金決済といって市場価格で清算されるので、株を調達する必要はありません。

市場価格と権利行使価格の差額が売り手の損失となります。このように、コールオプションの売りは「利益限定、損失無限大」となります。

6.3. プットオプションの買い

続いてプットオプションの買いです。

プットオプションは原資産の株を特定の価格で売ることのできる権利です。プットオプションの買い手は原資産の株価がいくらになろうと、あらかじめ決められた価格で買い取ってもらうことができます。

損益図は次のようになります。

スクリーンショット 2017-08-08 21.02.38

プットオプションの価格が50円だとすると、プットオプションの買い手は最初に50ドル支払うことになります。

期日に原資産の株価が権利行使価格の1000円以上である場合、プットオプションは消滅するので、プットオプションの代金50円が損失となります。逆に期日に原資産の株価が1000円以下である場合、プットオプションの買い手は原資産の株価が100円になろうが1円になろうが、必ず1000円で買い取ってもらうことができます。

プットオプションの最大利益は株価が0になったときです。プットオプションの買いは「損失限定、利益限定」となります。

6.4. プットオプションの売り

最後はプットオプションの売りです。

プットオプションは原資産をあらかじめ決められた価格で売ることができる権利です。

売り手は原資産の株価がたとえ1円になろうとも、あらかじめ決められた1000円で買い取らなければなりません。いわば、プットオプションの売りは原資産の株の買い取り保証をしていると言えます、

以下がプットオプションの売りの損益図です。

スクリーンショット 2017-08-08 21.03.27

プットオプションの売り手はプットオプションを売った時点で、オプション価格の50円を受け取ることができます。

期日に原資産の株価が権利行使価格の1000円以上であれば、権利行使されずに消滅するので、当初受け取ったオプション価格の50円がそのまま利益になります。

逆に期日に原資産の株価が1000円を下回っている場合には、1000円で買い取らなければなりません。

プットオプションの売りの最大損失は原資産が0円になったときです。

損益図を見るとわかるとおり、プットオプションの売りは「利益限定、損失限定」となります。

7. まとめ

オプションとは何かということと、オプション取引の4つのパターンをお伝えしました。

オプション取引を実践する前にまずは、ここでお伝えしたオプションの基本的な用語と4つの取引パターンをおさえてください。オプションはとても便利で利益をあげやすい反面、使い方を誤るととんでもない損失につながるおそれもあります。

ここでご紹介した4つの損益図を頭に入れて、安全に取引を楽しんでください。

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木原 克明

木原 克明

システム会社経営、外資系コンサルティング会社勤務を経て、現在はエンジュク株式会社のシステム担当として勤務。IPO投資やイベント投資などの日本株投資を実践するほか、米国株オプション投資を実践している。好きな言葉は「感謝」。

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