FXの用語で初心者が最初に覚えるべき超重要な14コ

FXの用語には専門的なものが多く、取っつきにくいと思う方もいるかもしれません。

しかし、FXトレードで勝つためには、最低限の基本的な用語は覚える必要があります。FXに限らず、専門性が高い投資対象には、必ず専門用語が出てきます。

では、FXは難しいのでしょうか?

いえ、そんなことはありません。一言でいえば、外貨を売買して利益を出すだけです。そのため、最低限の用語を覚えて正しい取引方法をマスターすれば、決して難しくはありません。

この記事では、FXを始めるにあたって最低限覚えるべき用語を14個厳選しました。これらを覚えて実際に利益を出すレベルまで到達するには、その用語をトレードにどう活かすかまで理解する必要があります。

そこで、単なる用語の説明だけでなく、その用語のFXでの位置付けや、どうトレードに活かすかのコツを、私の経験から徹底解説します。ぜひ、最後までお読み下さい。

1.用語を覚えて経験を積み重ねる

トレードは、用語を覚えたらすぐに勝てるほど簡単ではありません。用語を覚えるのは最初に当然やるべきことで、最終的にはトレード手法を構築して利益をあげなければなりません。

そこに至るためには、莫大なトレード経験を積む必要があります。流れを整理すると、用語を覚えてトレードを実践し、試行錯誤しながらあなたに合ったやり方を見つける、という具合です。

例えば、自動車免許を取るとします。

車の仕組みについては、全く知らない方がほとんどでしょう。最初に、タイヤ、エンジン、ギアなどの用語を覚えますね。しかし、用語を覚えてもすぐに運転できません。知っているのと、運転できることは異なります。免許取得にあたり、専門用語を覚えるのは絶対条件に過ぎません。

また、将棋なら金銀などの全ての駒の使い方を覚えることからスタートしますね。使い方を知っているだけでは勝てませんが、知らないと、そもそも将棋ができません。全ての駒の特徴を完全に理解した上で、初めて戦略が立てられます。そして、その後に実践が必要になってきます。

FXも同じように、用語を覚えてから実際のトレードで経験を積んでいきましょう。

2.トレードする前に覚えるべき14のFX用語

これから紹介する14個のFX用語は、FXを止めるまで毎日のように使います。つまり、最も重要な基本的な14個なので、必ず覚えて下さい。

繰り返しになりますが、用語を覚えただけではトレードに活かせません。その用語をしっかり理解して、トレード手法に活かすことが必要です。売買に生かす方法は別の記事で紹介するので、リンク先のページも併せてお読み下さい。

全ての記事を読みこなせば、上級者の知識量になっていることをお約束します。FXで最短で勝ちたいと思うのなら、隅々までお読みいただければと思います。

2.1.pips(ピップス)

FX特有の共通した取引単位で、「ピップス」と読みます。FXでは、どの通貨の価格も常に変動しているため、特定の通貨で価格を表すことができません。

例えば、「値幅が1円」と表現しても、それは日本でしか通用しません。価格は常に変動しているので、対ドルで表すと、「値幅が1ドル」になる時もあれば「0.9ドル」になる日もあります。そこで、「値幅が100pips」と表現すれば、対ドルでもポンドでも、共通の単位になります。

次の記事をしっかり読んで、最初からつまづかないようにしましょう。

FXの単位pips(ピップス)とは|読み取り方のコツ

2.2.ロスカット  

含み損のポジションを決済する「損切り」のことです。一定以上の損失を防ぐため、業者が指定した基準に達すると、自動的に損切りする意味でも使われます(強制ロスカットとも言う)。

業者が自動的にロスカットするにせよ、自分で手動でロスカットするにせよ、どちらにしても損切りです。ロスカットを甘く見ていると、大損して退場する確率は極めて高くなります。逆に、ロスカットが上手くなると、利益が残るようになります。

次の記事を読んで、勝ち組トレーダーへの第一歩を踏み出しましょう。

≫ 損切りとは?正しいトレードルールの作り方

2.3.マージンコール

上述した「強制ロスカット」が執行される前のアラームのようなものです。「そろそろ強制ロスカットになりますよ」ということをトレーダーに伝え、損失がこれ以上出ないように何かしらの行動を促します。

口座内の資金の証拠金維持率が低くなると、どの業者でもマージンコールが発生します。頻繁に発生するのであれば、資金管理ができていない証拠です。例えば、資金に対して取引通貨量が多かったり、ロスカット基準が甘過ぎるなど、改善すべき項目はいくつかあるはずです。

次の記事を読んで、マージンコールに引っ掛からないためのルール作り学びましょう。

≫ マージンコールとは|FXトレーダーを守る仕組みと厳守すべきルール

2.4.スキャルピング

数pipsのような小さな利益を繰り返し取って利益を積み重ねる手法です。

エントリーからイグジットまで、数秒から長くても数分と、超短期なのが特徴です。ただし、損切りをしっかり行えば、1回のトレードで大損することはありません。小さな利益を何度も積み重ねていくと、資産曲線は安定した右肩上がりになります。

逆に、トレードしていない時はポジションを持たないため、精神的なプレッシャーがありません。ボラティリティが高ければ毎日のように取引チャンスがあり、日中仕事をしている会社員でも、帰宅後の21時から25時など時間を決めて売買することも可能です。

しかし、スキャルピングはトレード回数が増えると、スプレッドという手数料がかさむので、注意が必要です(詳細は後述)。

次の記事で、私のスキャルピングのノウハウを全てお伝えしていますので、ぜひお読み下さい。

≫ 【最新版】スキャルピングで5年で1億稼いだ私のトレード手法の全て

2.5.デイトレード

ポジションの保有時間が数十分から数時間のトレードのことです。翌日に持ち越さないことが基本ですが、エントリーする時間によっては日をまたぐこともあります。例えば、23時にエントリーし、翌日まで利益目標と損切り幅のどちらにも到達しなければ、持ち越しになります。

デイトレードは、どんな生活スタイルでも可能な手法で、かつ1回のトレードで利幅が稼げるため、コツをつかめば効率よく利益を上げることも可能です。

次の2つの記事で、私のデイトレードのノウハウを全てお伝えしているので、両方お読み下さい。

≫ FXのデイトレードで初心者が成功するためのポイント【2019年版】
デイトレードで初心者が勝てるようになるために必要なこと全て

2.6.スイングトレード

一度ポジションを保有したら、数日から数週間ホールドする手法です。そのため、1回のトレードで大きく勝つことが可能です。チャートに張り付く必要がないため、日々まとまった時間が取れない兼業トレーダーの方に特に向いています。

100pips以上の利益を目指す反面、損切りpipsも大きくて損益変動が激しくなるため、ある程度慣れて一度に持つポジション量が大きくなってきた時に、勝ち負けの差が出てきます。資金管理や損切り幅の設定など、価格を予測する以外にも重要な点があるので注意しましょう。

私のメインの手法ではありませんが、ポイントを全て次の記事で書かさせていただきました。

≫ スイングトレードで初心者が勝てるようになるまでの具体的手法

2.7.スプレッド

買値と売値の差額のことで、FXの実質的な手数料になります(FX会社にとっては利益)。トレードする度にスプレッド分がマイナスになるため、薄利で売買を繰り返すスキャルピングをやる場合は、特に注意が必要です。

スプレッドは、業者や通貨ペア毎に大きく異なり、数回のトレードなら損益への影響は少ないですが、1,000回、5,000回、10,000回と繰り返していくと、手数料がかさんでいきます。

そのため、スキャルピングをするなら、狭いスプレッドの口座を選ばないと、本来勝てるはずのやり方でも勝てなくなります。そうならないように、次の記事でしっかり学びましょう。

≫ FXのスプレッドとは|無駄な手数料を減らすための必須知識
≫ FX口座のおすすめ|初心者に絶対知ってほしい6社の徹底比較

2.8.スリッページ

注文した時、意図していた価格と違う価格で約定することです。「スリップする」「すべる」とも言います。システムが脆弱な業者だと、約定するまでの時間が長く、さらにスリッページが発生することが度々起こります。こうなると、注文する度に気になってストレスが溜まります。

スリッページは、目に見えない上、全ての業者が発生率のデータを公表しているわけではないので、どの業者が優れているかは、実際に注文を出して感触を得確かめるしかありません。そのため、前述のスプレッドと同様、スキャルピングをする際は、口座選びには慎重になりましょう。

スリッページの仕組みと、発生率が少ない業者は、次の記事でご確認下さい。

≫ FXのスリッページを理解して勝つために必要な4つのコト
≫ FX口座おすすめ10社を徹底比較!億トレーダーのレビュー付き【2019年上期版】

2.9.テクニカル

テクニカル指標とテクニカル分析を意味します。FXでは、テクニカル分析(チャート分析)の重要性が説かれることが多いです。つまり、エントリーからイグジットまで、チャートで判断するやり方です。

私は、FXではテクニカルを極めれば勝てると断言しています。なぜなら、チャートには期待値が高いポイントがあるからです。ちなみに、「極める」とは、全てのテクニカル分析ができるようになることではなく、あなただけのやり方を極めるということです。

どのテクニカル指標を使うかによって、期待値が高いポイントは全く異なります。これからFXを始めるなら、とにかくチャートを見続けることが重要です。

その際、どのテクニカル指標を使うかを比較検討するためにも、各テクニカル指標の役割と目的は知っておく必要があります。次のまとめ記事でしっかり覚えましょう。

≫ FXのテクニカル分析のまとめ
≫ FXのテクニカルを極めて利益を上げ続けるための3つのアドバイス

2.10.ファンダメンタル

ファンダメンタルとは、その国の経済状態を表すものです。GDP(国内総生産)や雇用情勢、政策金利などの指標で表されます。

中長期的には、相場動向はファンダメンタルの影響が大きいです。経済指標の結果により、通貨が買われたり売られたりして大きなトレンドを形成します。そのため、相場の大きな流れはファンダメンタルを意識し、その中の細かい動きはテクニカルを意識することをおすすめします。

FXで利益を上げるには、ファンダメンタルで未来を予測する必要はありませんが、マーケットを動かしている旬の材料は常に把握しましょう。次の2つの記事でポイントを押さえて下さい。

≫ FXの仕組み|為替レートを動かす二つの要因
≫ FXのファンダメンタル分析とは|初心者が必ずチェックすべき6つの情報

2.11.通貨ペア

FXは2国間の通貨を売買するため、必ず2つの通貨を組み合わせます。そのため、「通貨ペア」と表現し、ドル/円、ポンド/ドル、ユーロ/円などの組み合わせがあります。最初はマイナーな通貨ペアは避け、誰もがトレードするメジャーな通貨ペアで売買することをおすすめします。

どの通貨ペアも、価格が変動する時期や時間帯などの要因は異なります。ドルストレートやクロス円など、仕組みの違いもよく理解した上で、あなたに合う通貨ペアを選択しましょう。自分の投資スキルに合っていない難しい通貨ペアでトレードすると、勝てる見込みは低くなります。

そうならないように、次の記事で正しい通貨ペアの選び方をしっかり学びましょう。

≫ 通貨ペアとは|FXで勝つための正しい選び方

2.12.スワップ 

スワップとは、2国間通貨の金利差のことです。外貨預金をイメージして下さい。金利が高い国の通貨を買うと、年3%や5%などの金利がつきますね。一方、通貨ペアを売買するFXでは、金利が高い通貨を買い、低い通貨を売ることでスワップ(金利)がもらえます。

価格変動による売買差益(キャピタルゲイン)と比較すると、スワップの利益(インカムゲイン)は微々たるものです。そもそも、買った通貨ペアの価格が上昇しなければ、スワップを受け取る意味はありません。

長期保有を目的として初めてスワップ取引をする場合は、買った通貨ペアが暴落するリスクも考慮する必要があります。基本とリスクを次の2つの記事でしっかり学んで、判断しましょう。

≫ スワップポイントとは|FXで金利差益を狙う方法と注意点
≫ FXのスワップ運用で初心者が一番大損する5つの理由

2.13.レバレッジ

元手資金(証拠金)にかける倍率のことです。個人口座では最大25倍まで設定することができ、これを、レバレッジ25倍の取引と言います。例えば、30万円の証拠金でレバレッジ25倍だと、750万円分の取引が可能になります。

レバレッジを活用すれば、短期間で大きな利益を出すことも可能ですが、逆に、損した時も大きな痛手になります。リスクとリターンは同じなので、最初は安易にレバレッジをかけ過ぎないように注意しましょう。

トレードに慣れて利益が出るようになったら、レバレッジを徐々に大きくしていくことも必要です。そうすることで、その後の資産増加のスピードが加速します。

レバレッジをかける場合とかけない場合の2つの視点から考えると、その有効性がわかります。

≫ FXでレバレッジの高いトレードができる人の3つの条件
≫ FXのレバレッジなしから考える|トレードする目的と稼ぎ方

2.14.両建て

買いと売りの両方のポジションを同時に建てることです。買いと売りの値動きの変動が打ち消し合って、損益が固定されます。しかし、買う時と売る時でスプレッドのコストが倍かかるので、戦略がないまま何度も両建てすると、確実に損します。

特に、初心者が両建てをすると、買いと売りのポジションを外すタイミングが分からず、混乱します。ただし、上級者が戦略を持って使いこなすことで、ポジションをコントロールする楽しさが味わえます。

両建てをやる意味がわからない方は、次の私のやり方を参考にしていただければと思います。

≫ FXの両建てで利益を上げるたった1つの超重要な知識

まとめ

FXは、専門性が高い投資です。この記事で紹介した14個の用語を見た時、あなたのFXの成功談や失敗談、他愛のない話が浮かんできたら、経験を積んでいる証拠です。

FXで成功するためには、本気で取り組み、各用語に思い入れを持つくらいの気持ちが必要です。

どの用語でも、自分で専門的な記事が書けるくらいの高いレベルを目指しましょう。それを実現できた時は、あなたはFXで大きな利益を上げている勝ち組トレーダーとなっているはずです。

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執筆者
ぶせな

ぶせな

専業トレーダー。認定テクニカルアナリスト。 本格的にFXを始めて10年で1億6,500万円の利益を突破。 自身のブログ『FX億トレーダーぶせなブログ』では、定期的にトレードの損益を公開中。著書に、『最強のFX 1分足スキャルピング』『最強のFX 15分足デイトレード』(共に、日本実業出版社)がある。ツイッターアカウントは、『@busena_fx』。

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