FXの本の選び方|15年で300冊読んでわかったこと

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FXの本は、大きな書店に行けば数え切れないほど並んでいます。その中から、自分に最適な本を選ぶことは難しいですよね。

この記事では、FXを学ぶためには、どのような本をどのような順番で読んだらいいかを、4つのジャンルに分けてお伝えします。

大事なことは、本の内容の良し悪しではなく、あなたがその本を糧にして、トレードに活かせるかどうかです。

15年間で300冊以上読み、出版経験もある私が、わかりやすく解説します。

1.本で学ぶことの私の考え方

1.1.私の読書歴

私は、FX専業トレーダーになってから9年間で1億5千万円以上の利益をあげていますが、FXに興味を持ってからは15年以上経ちます(参考:『私がFXで成功して資産を築くまでに経験した全て』)。

その過程で、FXに限らず、投資系の本を300冊以上読んできました。(私が頻繁に行く新宿の紀伊国屋書店などの超大型書店なら、300冊はあります)

すごい量に感じるかもしれませんが、最初の1年で100冊読み、それからは月平均1~2冊のペースです。月に1~2冊だと、あなたにも読めそうな感じがしませんか?

もし、あなたが興味がある分野なら、内容も頭に入ってきやすいので、月1~2冊は自然に読めるのではないかと思います。そのため、初心者ほど本を活用することをおすすめします。

1.2.私の学び方

私がFXを始めた15年前はインターネットの情報も充実していなかったので、本で学ぶしかありませんでした。

そして、最初の1年で読んだ本100冊が、私のFXの基礎を作り上げました。その時の経験があったからこそ、FXで生計を立てられるくらいまで上達できたと思っています。

それほど、本から学べることは多いです。本を読むたびに「なるほど!」と心の中で頷き、たくさんの気付きが得られたことを鮮明に覚えています。

FXについて色々知りたいと思いながら読んでいたので、1冊読み終わったらそこで止めず、次から次へと読み進めました。

知らないことが多過ぎたので、まずは、広く浅く、業界について網羅しました。この、広く浅く、多くの本を読んで学ぶ方法は、とてもおすすめです。

100冊とは言いませんが、FXをジャンルごとに分けて、順番に読むといいでしょう。(順番については、後述します)

1.3.本とネット記事の違い

最近はインターネットの情報も充実しており、FXについて一通り学ぶとしたら、本とネットのどちらのほうが良いと思いますか?

正直、内容は同じなので、結局は好みになります。違うとしたら、学ぶ姿勢でしょう。

本だと、せっかくお金を払ったのだから、そこから何か得たいと思いますよね。時間を割いて読むので、脳が集中し、電車や喫茶店、自宅など場所を問わず、インプットは早いはずです。

一方、無料のネット記事だと、ネットサーフィンの一環として、何かいいことが書いてあればラッキーくらいの感覚でスクロールしながら読む場合が多く、インプットする姿勢ができていません。

このように、本の場合、お金を出して買う時点で、学ぶ姿勢ができています。それが、効率よく知識をインプットすることに繋がります。

内容が同じだとしても、学ぶ姿勢を作るのには、本のほうが適しているのではないでしょうか。

2.FXの本を自分で選ぶことの大切さ

FXの本といっても、どんな本を読めばいいのか迷いますよね。

おすすめのFX本を聞かれることがよくあるのですが、正直、返答が難しいのです。なぜなら、

  • その人の現在のFXの知識
  • トレード経験の有無
  • 何を学びたいか
  • トレードスタイル
  • 資金量
  • 性格

は人によって違うからです。その人のバックグラウンドが分からないと、その人に合ったアドバイスができません。

重要なことは、おすすめされた本だけを読むのではなく、あなた自身で本を選別して購入できるようなることです。

あくまでも私の考えですが、人からすすめられた本だけを読んでも、勝てるようにはなりません。なぜなら、本気度が違うからです。

例えば、トレードと同じで、勝てる売買ルールを教えてもらっても、毎日毎日、本気でそれを遂行できると思いますか?少し負け込んだら諦めてしまい、本気度は下がるはずです。

これが、もし、あなたが試行錯誤して構築したトレードルールなら、淡々と遂行できるはずです。その上、たとえ負け込んだとしても、改善しようと努力するはずですよね。

このように、何の知識が足りなくて、どういう本を読めばスキルアップできるかを真剣に考えて、読む本も自分で選別できるようになることが、一流トレーダーへの第一歩です

もちろん、すすめられて初めて出会う本もあり、そこからヒントが得られることも多いと思います。それは否定しませんが、読む本が自分で選別できるようになると、本気度がよりアップします。

3.FXの本の4つのジャンル

FXの本のジャンルは、次の4つに大別できます(各本の目次を見れば、何が書かれているか把握できます)。

  1. 入門書
  2. スキル(テクニカル、ファンダメンタル、資金管理など)
  3. ノウハウ(トレード手法)
  4. メンタル、投資心理

これを意識すれば、目的に合った本を選べるようになります。自分のレベルに合わせて、初心者の方は入門書から読む、という具合に、基本的には上から順番に読み進めていくのがいいでしょう。

3.1.入門書

初心者にまず読んでほしいのが入門書で、次のような内容が学べます。

このような、FXトレードをする上で、最初に知っておくべき基礎知識が書かれています。車でいう運転免許のようなもので、FXとは何かをはじめ、最低限度知っておきたい内容ばかりです。

書店で入門書を探す時は、タイトルに「入門」「はじめて」「素人」「初心者」というワードが入っているかチェックするといいでしょう。

例えば、次の6冊のタイトルをご覧下さい。どれも、このワードが入っていますね。

初心者向けの本は、ほとんどの書店で、FXコーナーの一番分かりやすい場所に置いてあります(平積みしている場合が多いです)。

また、初心者向けの本は頻繁に刊行されているので、何かしら置いてあると思います。

入門書は客観的な内容が多いので、どの本を選んでも大差はありません。そのため、何冊か読むと、FXのことが一気にわかるようになります。

3.2.スキル

チャートが読める、注文が出せるなど、FXの基礎的な知識が身に付いている方向けです。

利益を上げるための具体的な戦略が書かれており、次のような、テクニカル分析とファンダメンタル分析の内容に大別できます。

  • テクニカル分析の種類
  • インジケータ(テクニカル指標)の使い方
  • チャートパターンや戦略の立て方
  • ファンダメンタルの読み解き方
  • 経済指標の見方

入門書より一歩進んだ内容で、より実践的です。実際のトレードをイメージできるように、読み進めましょう。

その際、トレードしながら読んでしまうのもいいかもしれません。例えば、トレンドラインを使って戦略を立てる説明があったら、チャートを開いて実際に引いてみるという具合です。

では、スキル系の本にはどんなものがあるかというと、次の4冊のようなタイトルです(上の2冊がテクニカル分析、下の2冊がファンダメンタル分析の内容)。

テクニカル分析とファンダメンタル分析のどちらを選ぶかは、トレードの軸をどちらに置きたいかによって異なります。

しかし、入門書を読んだだけでは、決められないかもしれません。その場合は、両方読むことで、トレード戦略を立てるイメージが湧いてきます。

テクニカル分析でもファンダメンタル分析でも、利益を出すという目的は同じですが、両者は戦略が全く異なるので、非常に面白いです。

あなたに合った方法は、それから決めても全然遅くありません。

3.3.ノウハウ系

成功したトレーダーが、手法を公開している内容です。

エントリーからイグジットまで、具体的なルールが書いてあるケースが多く、「こういうやり方で勝っているのか!」と発見があります。

ただし、FXの基本的なことは書かれていないので、入門書やスキル系の本の内容を理解してから読むことが前提です。

実際のトレードを経験したことがあるトレーダーなら、いきなり読んでも理解できるかもしれません。しかし、本を読んだ翌日から、いきなり勝てるようにはなりません。

なぜなら、トレード手法が大事なのではなく、エントリーに至るまでの「プロセス」が大事だからです。なぜ、そのルールだと勝てるのか、その理由をよく理解する必要があります

エントリーポイントだけを意識してしまうと、本当に期待値が高いのか分からず、その手法を使いこなせません(期待値の参考記事:『ランダムウォーク理論|トレードで勝てる人の確率と期待値の考え方』)。

ちなみに、私が2017年10月に出版した「最強のFX1分足スキャルピング」は、このノウハウ系の本にあたります。

メインは、チャート設定とトレードルールで、ルールを遂行するためのテクニカル分析、そして、負けないメンタルや資金管理についても書いています。ぜひ、一読していただければと思います。

3.4.メンタルや投資心理

FXに限らず、投資で成功するためには、投資心理を知ることが大切です。

メンタルや投資心理系の本を読んで、どんな考え方で相場に向き合うべきか、適切な思考回路を学びましょう。

トレードを始めると、損したくない、もっと稼ぎたい、のような様々な欲が出てきます。大切な資産が目の前で大きく変動する様子を目にすると、最初はかなりのストレスになるはずです。

そんな時に、投資心理を知っていると、適切な対応ができるようになります。

トレード経験がないとイメージしにくいので、入門書から順番に読み、実際にトレードもした上で、最後に読むといいでしょう。

このメンタルや投資心理系の本には、次のようなものがあります。参考にして下さい。

4.本のほうが信頼度が高い

本は、出版社というフィルターを通って出版されているので、情報が精査されているといっていいでしょう。

さらに、書店は、売れる本しか置きたがらないので、世の中に出ている本は、信頼度が高いというのが私の考えです。そのため、お金を出して本を買う価値は大きいと思っています。

一方、インターネットでは、無料で同じような情報が見ることができます。ただ、重要な項目が抜けていたり、情報が偏っていることが多く、バランス良く学べるサイトは少ないです。

また、ネットの情報は誰かのフィルターを通っているわけではないので、書いた人の主観がそのまま掲載されます。

そこで、信頼できるネットの記事の見分け方をお伝えします。

それは、記事のボリュームに注目することです。FXは莫大な項目がありますので、本物の情報とノウハウを伝えようとすると、かなりの量になるはずです。

記事数も多く、本と同じくらいのボリュームが書いてあれば、書いている人はFXを熟知していて、丁寧に伝えようとしているといえるでしょう。

5.まとめ

FXで大きな利益を上げたいなら、すぐに書店に足を運んでみてはいかがでしょうか。これからFXで勝つんだ、というワクワクした感情を思い出せます。

その際、記事の中で大別した4つのジャンルを参考に、実際に色々な本を手に取って目次をご覧下さい。そうすると、今あなたに必要な本が分かってきます。

それを実践すれば、あなたがFXで叶えたい夢にグッと近付くはずです。

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