FXのレバレッジとありとなしを徹底比較|稼げるようになるための条件3つ

FXの最大の特徴は、FX口座に入れた資金(証拠金)の最大25倍の取引ができることです。

元手資金が少なくても多額の取引ができることを、シーソーの「てこ」の原理をなぞって、「レバレッジ」といいます。

レバレッジなしの普通の投資の場合、10万円なら10万円分の取引しかできません。しかし、25倍のレバレッジをかけると、250万円分の売買が可能になります。この仕組みは、FXの大きな魅力です。

ただし、レバレッジをかけると、利益だけでなく、損失も大きくなるので注意が必要です。
そのため、レバレッジをいつ高めるか、どのように活かすかが重要です。

そこで、この記事では、レバレッジを上手に活用する方法を説明します。FXは、レバレッジをかけることで、短期間で驚くほどの利益を出すことが可能です。よく理解し、稼ぐイメージをもってください。

執筆者
ぶせな

ぶせな

FXの専業トレーダー。認定テクニカルアナリスト。 本格的にFXを開始してから10年で1億6,500万円の利益を突破。著書に、『最強のFX 1分足スキャルピング』『最強のFX 15分足デイトレード』(共に、日本実業出版社)がある。ツイッターアカウントは、『@busena_fx』、ブログは『億トレーダーぶせなブログ』。

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1.レバレッジの基本

この章では、レバレッジを知るために、次の2つのことをお伝えします。

  • レバレッジとは何か
  • レバレッジをかけたトレード

なお、FXでレバレッジをかけられるのは、証拠金という仕組みがあるからです。詳しくは、『FXの証拠金とは?初心者が知っておきたい3つの知識と計算法』を参考にして下さい。

1.1.レバレッジは最大25倍までかけられる

上述のように、FXではレバレッジをかけることができます。FXに限らず、投資の世界では「てこの原理」を使って、少額の資金で大きなリターンを狙うことは基本です。そして、投資商品により、レバレッジの倍数は大きく異なります。

現在、国内のFX会社の場合、個人口座だと最大25倍のレバレッジをかけて運用できます(法人だと約50倍前後)。

つまり、元手資金の25倍までの金額が運用できます。例えば、10万円の元手資金があったら、25倍のレバレッジをかけると、250万円分の取引が可能です。

一方、レバレッジなしとは、レバレッジ1倍でトレードすることを言います。レバレッジをかけないので、元手資金に対するリスクを少なくすることができる反面、リターンも少なくなります。

では、レバレッジをかけるのと、かけないのとでは、どちらが良いでしょうか?

当然、FXをやるなら、レバレッジをかけることをおすすめします。なぜなら、レバレッジをかけたほうが、効率良く資金を増やせるからです。

ただし、レバレッジをかけて適当にトレードしていると、資金を失うスピードも驚くほど早くなります。そのため、レバレッジをかけるタイミングや資金管理、つまり、レバレッジのかけ方が重要です。

1.2.レバレッジが高いと損失も大きくなる

レバレッジのお陰で、少ない資金で大きな取引ができるのは魅力的ですね。短期間で大きな利益が狙えます。

ただし、忘れてはいけないのは、損失額も同じように大きくなるということです。例えば、証拠金が10万円のケースと200万円のケースで取引している場合を比較してみましょう。

1ドル=120円の時に、1万ドル(120万円分)の買いポジションを持ったとします。この時点で、元手が10万円の人にとっては、自己資金の12倍の額を取引していることになります。一方、元手が200万円の人にとっては、自己資金の範囲内の取引です。

その後、相場が予測と逆に動き、1万円のマイナスになったとします。証拠金が10万円の場合、資金は9万円になって10%の損失です。一方、証拠金が200万円の場合は、資金は199万円になりますが、0.5%の損失です。

このように、同じレバレッジと損失(1万円)でも、運用資金によって損益の変動割合が全く異なりますね。

整理してみましょう。

証拠金の解説

初心者の方は、少額からFXを始めることが多いと思いますが、最初から安易にレバレッジをかけると、元手資金がすぐに無くなってしまいます。

それでは、レバレッジをかけずにトレードしたほうがいいのでしょうか?

いいえ、そんなことはありません。勝ち方が分かっているなら、むしろ高めるべきです。

ただし、自分の勝ち方が定まっていない時にレバレッジを高めると、ハイリスクな投資行動になります。そのため、最初は少ない取引量で慣れることを優先し、コツをつかんだら、レバレッジを徐々に上げていく運用方法をおすすめします。

ポイント!

FXが短期間で大きく稼げるのは、レバレッジが最大25倍までかけられるからです。ただし、損失も大きくなるので、扱いには注意しましょう。

2.レバレッジのかけ方による2つの取引手法

レバレッジをかけることにより、FXでどんな運用になるのかを考えてみましょう。

FXに興味を持った理由や、FXに対するイメージも含め、大きく分けて次の2つのうちのどちらかになると思います。

  • デイトレードとして取り組みたい(積極的に売買する、為替差益を得る)
  • 外貨預金のように取り組みたい(売買を頻繁に行わない、金利差を得る)

それぞれ詳しく見ていきましょう。

2.1.デイトレードとしての取り組み

デイトレードとしての取り組みは、安く買って高く売るといった、価格変動による「為替差益」を狙ったもので、キャピタルゲインのことをいいます。FXは、「買い」だけでなく、全ての通貨ペアが「売り」からも注文できるので、値上がりと値下がりの両方の利益が狙えます。

そして、デイトレードを含めた、リスクを取ってリターンを狙うトレードスタイルには、次の3つがあります。

売買回数で優位性を得るか(スキャルピング)、それとも、利幅で得るか(デイトレードやスイングトレード)は、トレードスタイルによって異なります。共通しているのは、どれもキャピタルゲインで大きな利益を得るのが目的だということです。

まとめると、デイトレードとしての取り組みは、日々の価格変動で売買し、いずれ数千万や億といった利益を目指すやり方です。

2.2.外貨預金としての取り組み

外貨預金としての取り組みは、金利差を得る、スワップポイント目的のトレードのことをいいます。

スワップ運用は、利子などのインカムゲインを狙う外貨預金と同じ感覚で、金利の高い通貨と安い通貨を組み合わせて、トルコリラ/円や南アフリカランド/円などの通貨ペアを買って長い期間保有することです。

このスワップ目的のトレードは、売買は頻繁にはしません。半年や1年、2年など長期間に渡って保有することで、多くのスワップを受け取ります。

そのため、先ほどのデイトレードとしての取り組み方とは全く異なります。つまり、リスクの取り方や、売買するタイミングなど、考慮すべきことが違ってきます。同じFXとはいえ、この2つは、別の投資といっても過言ではありません。

大切なことは、あなたがFXでどちらのスタイルを目指しているのかを明確にすることです。

ポイント!

FXの利益の上げ方は、キャピタルゲインとインカムゲインの2つがあります。

3.レバレッジをかけないメリットとデメリット

25倍のレバレッジをかけたときのメリットとデメリットは、もうお分かりですよね。勝った時の利益が大きくなる半面、負けた時の損失も大きくなります。

では、レバレッジをかけない場合(レバレッジなし)、どんなメリットとデメリットがあるでしょうか。逆の視点からも見てみましょう。

《レバレッジなしのメリット》

  • 元手資金に対して損失の割合が少ない
  • 長期運用に適している
  • 資金が枯渇する心配がない

レバレッジなしのメリットは、ポジション量に対して資金が潤沢になるということです。それに伴って安心感が得られ、メンタルにも良い影響を与えます。

《レバレッジなしのデメリット》

  • 資金効率が極端に悪くなる
  • まとまった資金がないとFXが始められない
  • 大きなリターンが期待できない

レバレッジなしのデメリットは、メリットの反対です。少額から大きく稼ぐには、時間がかかります。

4.レバレッジの違いを運用シミュレーション

レバレッジをかけるかどうか、また、レバレッジをかけるにしても、何倍が良さそうか分かりませんよね。

そこで、レバレッジをかける場合とかけない場合で運用したときの、資金の増え方をシミュレーションしてみましょう。

条件は、次の通りです。

  • 運用期間:260営業日(1年間でのFX取引が可能な日数)
  • 通貨ペア:ドル円
  • 元本:30万円
  • スタート時の取引枚数:2,000通貨(=0.2枚、1枚は1万通貨のこと)
  • 1,000通貨あたりの必要証拠金:109,000円
  • 1日の利益:+10pips
  • レバレッジ:なし(1倍)
  • 枚数増加方法:1,000通貨を追加できる必要証拠金まで利益が出たら増やす

このレバレッジなしの運用結果は、次のようになります。ちなみに、10日とは「10営業日後」、30日とは「30営業日後」のことです。

10日:301,000円(取引枚数2,000通貨)
50日:309,000円(取引枚数2,000通貨)
100日後:319,000円(取引枚数2,000通貨)
150日後:330,500円(取引枚数3,000通貨)
200日後:345,500円(取引枚数3,000通貨)
260日後:363,500円(取引枚数3,000通貨)

1日10pipsの勝ちを1年間(260営業日)続けて、63,500円の利益です。1年経過しても、取引枚数は、2,000通貨から3,000通貨の1,000通貨しか増やせませんでした。

続いて、レバレッジ「10倍」で運用した資金の増え方をシミュレーションしてみましょう。

条件は、先ほどのレバレッジなしの場合と同じで、資金が増える度に枚数を増加し、常にフルレバレッジに近い条件です。違いは、最初に建てられるポジションです。レバレッジなしの時は2,000通貨だったのに対して、レバレッジ10倍の時は10倍の20,000通貨と差があります。

このレバレッジ10倍の運用結果は、次のようになります。

10日:310,000円(取引枚数20,000通貨)
50日:410,000円(取引枚数30,000通貨)
100日後:605,000円(取引枚数50,000通貨)
150日後:905,500円(取引枚数80,000通貨)
200日後:1,375,000円(取引枚数120,000通貨)
260日後:2,310,000円(取引枚数200,000通貨)

1年間運用して、なんと200万円の利益になりました!これくらいの利益が出ると、FXをやっている手応えがありそうですね。

特に差が出たところは、「取引枚数」です。最初は20,000通貨でしたが、1年後はその10倍の200,000通貨まで建てられるようになりました。

もしかしたら、レバレッジ「なし」でも、最初の資金を増やせばいいと思う方もいるでしょう。

しかし、レバレッジなしだと、どうしても資金効率が悪くなります。このことを実証するために、最初のレバレッジ「なし」のシミュ―レーションは30万円でしたが、今度は、100万円で運用した場合をシミュ―レーションしてみましょう。

このレバレッジなしで100万円の運用をした結果は、次のようになります。

10日:1,004,000円(取引枚数8,000通貨)
50日:1,036,000円(取引枚数8,000通貨)
100日後:1,079,500円(取引枚数9,000通貨)
150日後:1,125,000円(取引枚数10,000通貨)
200日後:1,175,000円(取引枚数10,000通貨)
260日後:1,237,000円(取引枚数11,000通貨)

1年後の利益は、237,000円です。ちなみに、レバレッジなしで30万円の場合は、63,500円の利益でした。

237,000円の利益でもすごいと思う方もいるかもしれませんが、レバレッジ10倍で30万円を運用した場合の利益が200万円だったので、どうしても見劣りしてしまいます。

それに、資金が100万円と多いにも関わらず、取引枚数が8,000通貨から11,000通貨の3,000通貨しか増やせていません。

さて、あなたは、レバレッジ「なし」と「あり」とでは、どちらの運用をしたいと思いますか?

余談ですが、先ほどと同じ条件で、30万円で「レバレッジ25倍」で1年間運用すると、理論上は、5,000万円以上の利益が出ることになります。少額からスタートし、短期間で大きく稼ぐトレーダーがいるのも納得ですね。

複利効果もありますが、レバレッジのかけ方により、運用結果にこんなに差が出てくるのです。

5.レバレッジなし=リスクが減ることではない

それでは、レバレッジは常に最大の25倍に設定すればいいのかというと、そうではありません。

何倍が適切かに正解はありません。レバレッジ10倍から始めれば、ポジションが多く建てられる反面、負ける時はあっという間に損失が拡大してしまいます。反対に、レバレッジなしだと、取引枚数が少なくて損失が少ない反面、リターンも少ないですね。

重要なことは、リスクの意味をはき違えないことです。

例えば、レバレッジなしで運用すれば、リスクは少ないと考える人もいるかもしれません。しかし、これは、運用資金に対しての「損失割合」が少なくなるだけで、「損失額」が減るわけではありません。

言い換えると、注文できる枚数が少ないから損失が少ないだけで、レバレッジを何倍にしようが、リスクそのものは変わりません。

つまり、レバレッジの倍率や元手資金を増減させることは、「資金管理」の方法を変更しただけであって、FXそのもののリスクとリターンは、何ら変わらないのです。

このことは、絶対に勘違いしてはダメです。

FXをやる以上、レバレッジ1倍だろうが25倍だろうが、リスクは同じです。例えば、1,000万円の運用資金をレバレッジ1倍でトレードして30万円の損失を出したとします。この場合、レバレッジ1倍だからリスクが少ないといえるでしょうか?

そんなことはありませんね。30万円の損失を出したことに、レバレッジは何ら関係ありません。レバレッジなしだからといって、リスクの意味をはき違えてはいけません。

大切なことは、あなたのトレードルールや資金管理方法、メンタルやFXをやる目的など、総合的に考慮してレバレッジを決めることです。

レバレッジ1倍で取引すればリスクは少なく、資金も減らない、と安易に決めてはいけません。

ポイント!

レバレッジをかけたからといって、トレードそのもののリスクが増えるわけではありません。レバレッジが何倍であっても、リスクとリターンは常に同じです。

6.レバレッジを上げた取引で儲ける3つのコツ

次に、レバレッジを活用して利益を出すためのコツを3つ紹介します。

これを意識するだけで、FXで大きな利益を得る感覚が身に付いていきます。手法ではなく、考え方なので、ぜひ心に落とし込んで下さい。これが本当に理解できるようになった時には、資産倍増のスピードが大きく加速するはずです。

《レバレッジが高いトレードをするための条件3つ》

  1. トレードに自信が付いてからレバレッジを高める
  2. コツコツ利益を積み重ね、勝負の時にレバレッジを高める
  3. メンタルを保てるようになったらレバレッジを高める

一つ一つ詳しく見ていきましょう。

デモトレードのすすめ!
FXのトレードを全くやったことがない方は、架空の資金を使って本番とほぼ同じ環境でトレードの練習ができるデモトレードから始めてもいいです。詳しくは、『FX初心者がデモトレードで必ずやるべき6つのコト』をご覧下さい。

6.1.トレードに自信が付いてからレバレッジを高める

資金が少ない時こそ、レバレッジを抑えることが重要です。初心者の頃は、徹底的に勝ち方を覚える時期です。勝ち方を覚えながら、本業で元手資金を増やしていきましょう。

レバレッジを高めるのは、「勝てる」という自信を持ってからでも遅くありません。

自信が付いた状態というのは、トレードを振り返って、「こういう理由で勝てた。ああいう理由で負けた」と、一つ一つのトレードの成功要因と失敗要因を具体的に説明できる状態です。

そして、成功要因と失敗要因をトータルで考えて、「長く続けたら利益を積み重ねていける」という確信のあるトレードルールを持っている状態のことです。そういう状態になるまでは、利益を出すことも大切ですが、むしろ損失を限定することに集中しましょう。

決して焦ることはありません。最初の頃は、FXで成功するために大変な時期かもしれませんが、実りのある時期というのは、まさに最初のこの時期です。

確信のあるトレードルールを持っている状態になるために、「3ヶ月でルールを作る」というような具体的な目標を決めましょう。

その3ヶ月を真剣に取り組めば、4ヶ月目から世界がガラッと変わります。これは、3ヶ月で勝つことを目的にするのではありません。ルールを作ろうと試行錯誤することが、上達のスピードを早めることにつながります。

自信が付いた状態でレバレッジを高めると、他の投資では考えられないような爆発的な利益も現実的になっていきます。レバレッジは、勝てる人が使うからこそ効果があるのです。

このことを忘れないで下さい。

勝てるトレードルール作りに関して
勝てるトレードルールを作るための出発点は、損切りルールを作ることです。その理由や具体的な損切りルールは、『損切りとは|億トレーダーが徹底している3つのロスカットルール』を参考にして下さい。

6.2.勝負の時にレバレッジを高める

勘違いしてほしくないのが、FXは、いつもレバレッジを効かせ、短期間で莫大なリターンを得るトレードではないということです。

私は、FXは基本的に、コツコツと利益を積み重ねて資産を大きくしていくトレードだと思っています。しかし、自信のある局面では、レバレッジを高めて大きな利益を狙います。このメリハリが大事です。

しかし、FXを始めた頃は、コツコツ勝つことの重要性はなかなか分かりませんよね。

誰しも、最初から大きな利益を目指してしまうものです。しかし、最初は儲けたい気持ちをグッと堪えて、小さく勝っていきましょう。そして、コツコツ勝つやり方を身に付けると、いざレバレッジをかけるべき局面になった時に、本当の意味で大きな利益を得られるようになります。

最初から、レバレッジを高めたハイリスク・ハイリターンのやり方だけを覚えてしまうと、トレード脳でなく、ギャンブル脳になってしまいます。

つまり、ハイリターンの誘惑に勝てなくなり、冷静さを失い、常に大きなリスクを抱えることになってしまいます。こうなると、あなたが大損するのは時間の問題です…。

繰り返しになりますが、最初はコツコツと勝つ感覚を身に付けることが大切です。なお、私が初心者の頃の失敗から学んだ教訓については、『FXで失敗して1,000万円以上の大損をした事例と重要な教訓』で解説しています。

6.3.メンタルを保てるようになったらレバレッジを高める

少額でレバレッジをかけると、メンタルにも悪い影響が出ます。なぜなら、FXは、ほんの数秒で損益が大きく上下するトレードだからです。

この感覚は、日常生活では経験することがないもので、恐怖さえ感じます。また、含み損の時だけではなく、含み益の時にも悪影響を及ばします。本当はもっと利益を伸ばせた局面でも、利益が減る恐怖に負け、決済してしまったりします。

FXでは、資産の増減は避けられません。

しかし、資産の増減は決して悪いことではありません。経験を積めば、含み損益は変動するもので、重要なのはルールであると理解できるようになります。ルールさえしっかり守っていれば、含み損益の変動を目の当たりにしても、メンタルへの悪影響はありません。

注意が必要なのは、資産の増減に慣れていない初心者の頃です。繰り返しになりますが、「少額の時こそ大きなポジションを取らないトレード」を心掛けましょう。

「長く続ければ勝てることが分かっている期待値の高いトレードルール」ができれば、メンタルもブレなくなります。

ポイント!

レバレッジを上げるのは、ある程度トレードが慣れてからにしましょう。相場はなくならないので、急ぐ必要はありません。

7.レバレッジをかける目的を明確にする

繰り返しになりますが、FXの大きなメリットは、レバレッジが25倍までかけられて、大きなリターンが狙えることです。元手資金の25倍の取引が可能だからこそ、FXは夢がある投資なのです。

しかし、安易な気持ちでレバレッジをかけると、大きな損失を被ることになります。そうならないためには、レバレッジをかける目的をあらかじめ考えておくことが重要です。何のためにレバレッジをかけるのか、ということです。

ここでは、私がレバレッジをかける目的を2つ紹介します。

7.1.大きなリターンを得るために使う

個人的には、レバレッジの仕組みを最大限に享受すべきだと思います。

なぜ私がそう思うのかというと、レバレッジなしでFXを始めるとしたら、資金効率があまりにも悪いからです。FXは、レバレッジをかけることで、資金効率が良くなります。そのメリットを活かすことで、短期間で大きな利益を狙うことができます。

上手くいけば、数年間で人生が好転するくらいの大きな利益をあげられる可能性もあります。それなのに、レバレッジを使って資金効率を高めてトレードするという手段を最初から捨ててしまうのは、非常に勿体ないです。

大きなリターンを得たいのなら、ある程度のリスクを取ることも必要です。最初からリスクを恐れてレバレッジなしでトレードしていたら、結局はFXのメリットを享受することなく、あまり稼げないと勝手に判断して止めてしまうのがオチではないかと思います。

このようにお伝えしても、レバレッジをかけて元手の何倍の取引をするのは危険だ、と言う人もいるかもしれません。

しかし、私がここで言いたのは、レバレッジをかけることが悪いのではなく、期待値が高いルールがないにも関わらず、欲を出してレバレッジをかけ過ぎることが問題だということです。

勝てる手法を確立し、上手にレバレッジを活用すれば、FXで数千万円や数億円といったリターンを得ることだって可能です。

ただし、絶対に減らしたくない資金でFXを始めようとするならば、レバレッジに関係なく、FXに手を出すべきではありません。なぜなら、繰り返しになりますが、たとえレバレッジなしで運用しても、リスクを減らすことにはならないからです。

リスクそのものが減るのではなく、元手資金に対する損失額の割合が減るというだけでしたね。これはとても重要なことなので、必ず頭に叩き込んでおいて下さい。

7.2.早く稼ぐために使う

私の場合、大きなリターンを狙う以外にレバレッジを使う目的は、早く稼いで、お金と時間の余裕を作るためです。

そもそも、私がFXを始めた理由の1つに、自由な時間が欲しいという願望がありました。朝から晩まで会社で働くのではなく、平日に旅行をしたり、趣味に時間をかけるなど、人生を純粋に楽しみたいという欲望です。これは、たとえお金があっても、時間がなければ達成できません。

しかし、FXならそれを可能にする環境が整っています。そして、時間を手に入れるためには、稼ぐ力を身に付ける必要があります。

ただし、専業トレーダーになれば自由になるというのは間違いで、稼げなければ自由ではありません。稼げなければ、時間だけが有り余った無職と同じです。自由を手に入れるには、やはり稼いでいることが前提になります。

そこで、FXで早く稼ぐには、レバレッジなしでトレードするのではなく、レバレッジをかけてトレードすべきだと思っています。

FXの本を読んだりして机上で学ぶことも大切ですが、どんなに莫大な知識を詰め込んで時間を割いても、稼げなければ意味がありません。そして、リスクが怖いからといって、小さなリターンしか狙わないで1年が過ぎてしまったら、時間が勿体ないですよね。

もちろん、レバレッジをかけたら必ず勝てるわけではありません。何度も言いますが、期待値が高いルールや資金管理が前提になります。しかし、ひとたび勝てるようになると、レバレッジ効果により短期間で大きく稼げる可能性が高くなります。これこそが、FXの魅力です。

ただし、これはあくまでも、私の目的を達成するための考え方です。極端に言えば、レバレッジなしでFXを行う目的、レバレッジをかけてFXをやる理由など、あなたの考えがしっかりまとまっていれば、どんなレバレッジの使い方でも良いと私は思います。

何のためにFXをやるのか、FXのメリットを享受するためにどうすべきか、もう一度よく考えてから行動しましょう。考え抜いてから起こす行動こそ、地に足の着いたトレードを可能にします。

《レバレッジより大事な資金管理について》
レバレッジも重要ですが、それ以上に重要なのが、資金管理です。なぜなら、資金管理がマイナスの期待値だと、どんなレバレッジの使い方をしようが、FXでは勝てないからです。資金管理ができて、初めてレバレッジを活用できます。詳しくは、『FXの資金管理で利益を上げるために必要なノウハウの全て』で解説しているので、参考にして下さい。

8.レバレッジ倍率の2つの設定方法

最後に、実際の取引口座でレバレッジを設定する方法をお伝えします。くれぐれも、自分がレバレッジ何倍でトレードしているのか分からない、ということがないようにして下さいね。

このレバレッジの設定方法はFX会社によって異なりますが、今回は、よくある例を使って説明します。あなたが使っているFX口座を調べてみて下さい。ちなみに、レバレッジの設定方法は、ほとんどが次の2通りのどちらかになります。

《FX会社の2つのレバレッジの設定方法》

  1. レバレッジの倍率を自分で選択する
  2. レバレッジを変えずに、取引枚数か運用資金で管理する

それぞれ詳しく説明していきます。

8.1.レバレッジの倍率を自分で選択する

レバレッジの設定方法の1つ目は、FX会社の取引ツールや注文画面を立ち上げた時に、「メニューからレバレッジを変更する方法です。

下の画像をご覧下さい。

レバレッジの選択

注文画面の「▼(プルダウン)」マークをクリックすると、レバレッジ1倍・10倍・25倍を選択できます。

ただし、任意の数字を入力できる口座はほとんどありません。例えば、レバレッジ13倍や22倍などといった中途半端なレバレッジは設定できません。このFX会社のように、キリが良くて決められた数種類から選択する方法がほとんどです。

8.2.レバレッジを変えずに取引枚数と運用資金で調整する 

レバレッジの設定方法の2つ目は、レバレッジを変えずに、実質レバレッジを調整する方法です。

これを読んだだけでは、意味がよく分からないですね。しかし、最近はこちらのほうが主流なので、しっかり理解しましょう。

まず知ってほしいのが、レバレッジを変えないとは、先ほどのように選べないということです。そして、自分で倍率を選ぶことなく、「レバレッジが25倍」になるように自動的に計算されるのです。別の言い方をすると、レバレッジを設定する必要がないということになります。

それでは、どうやってレバレッジを調整するのかというと、注文時の「取引枚数」を増減させたり、口座に入れておく「運用資金」を増減させるのです。

言い換えると、口座内の資金から最大で売買できる通貨量を自動で計算してくれて、それ以上の注文は入らないようになっています。

整理してみましょう。

《レバレッジを調整する2つの方法》

  1. レバレッジを上げたい場合:「取引枚数」を上げるか、「運用資金」を減らす。
  2. レバレッジを下げたい場合:「取引枚数」を下げるか、「運用資金」を増やす。

ちなみに、私がスキャルピングのメイン口座にしているJFXは、この設定方法を採用しています。下のQ&A画面の赤い枠の中にご注目下さい。

JFXのレバレッジの説明

また、ヒロセ通商も、JFXと同じレバレッジ設定方法を採用しています。下のヒロセ通商の画像の赤い枠の中を読むと、表現は違っても、言っていることはJFXと同じで、計算方法も同じです。

ヒロセ通商のレバレッジの説明

この自動計算によるレバレッジの設定方法について、もう少し詳しく説明しますね。

例えば、元手100万円に対して1,000通貨の注文を出すよりも、10,000通貨の注文を出すほうがレバレッジは高くなります。当然、レバレッジが高くなれば、損益変動も大きくなります。

もし意味が分からない場合は、レバレッジの「倍率」よりも、「注文した枚数がどれくらいの損益変動になるか」という点に意識を向けるといいかもしれません。

では、なぜこのような自動計算のレバレッジ設定が主流なのでしょうか?

その理由は、「8.1.レバレッジの倍率を自分で選択する」の方法だと、レバレッジなし(=レバレッジ1倍)でトレードする人が少ない上、レバレッジ1倍でFXをやる意味はないと考える人が多いからだと考えられます。

たしかに、レバレッジをかけられることがFXの魅力の1つなので、その考え方も納得できなくはありません。ただし、レバレッジ1倍をリスク管理の1つの方法として捉えておけば、強制的にレバレッジ1倍でしかトレードできないようにする方法も有効です。

それでは、なぜJFXやヒロセ通商はレバレッジ25倍で固定なのかというと、FXのレバレッジのメリットを最大限享受してほしいという意図があるのでないかと思われます。

そのため、みなさんがトレードする場合は、「レバレッジでリスク管理をするのではなく、リスクを取りたいなら取引枚数を増やす、リスクを取りたくないなら取引枚数は減らす」という考え方を常に持っておくようにしましょう。

ただし、レバレッジをコントロールするといっても、口座に入れている資金に応じてレバレッジ最大25倍までの注文しか入らないので、心配する必要はありません。

自分で注文時の取引枚数を調整したり、口座に入れておく資金が調整ができるようになると、FXで勝つために必要な資金管理やリスク管理の徹底にも繋がります。ぜひ、意識してみて下さい。

ポイント!

レバレッジは、運用資金や取引枚数といった資金管理と合わせて考えると良いでしょう。

まとめ:レバレッジを生かすも殺すも自分次第

 レバレッジは、武器にもなり、罠にもなります。

FXに真剣に取り組んで勝ちパターンを手に入れた人にとっては、非常に強力な武器になります。しかし、リターンだけを求め、リスクを軽視してしまった人にとっては、恐怖の罠になります。

レバレッジを高めるのは、FXの経験を積んでからで遅くありません。FXのレバレッジを活用できるようになると、他の投資では想像もできないぐらいの利益を上げられるようになります。

きっと、利益を上げられるまでにかけた労力と時間は、すぐに取り返すことができるでしょう。

このことは、FXに毎日本気で向き合えば、短期間でも実現可能です。大変だと感じるのは、今、あなたが成功するために通るべきステップを踏んでいるからです。

ぜひ、集中して一つ一つ乗り越えていきましょう。

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もちろん、運で一時的に勝つのではなく、どんな相場でも「勝ち続ける」ということを真剣に追求してきた結果です。


それは、10年間120カ月のうち112勝8敗(勝率93.3%)という、ずば抜けて安定した成績が明確に表しています。


しかも、一番勝った月の最大利益は370万円なのに対して、一番負けた月の最大損失はわずか26万4千円です。これは、ぶせな氏が、勝ち続けるための鉄則である、損は小さく利益は大きく、つまり「損小利大」のトレードを実現しているからです。


この無料動画セミナーでは、そのぶせな氏の具体的な手法、例えば、


・ぶせなスキャルピングの具体的かつ実践的な手法
・ローソク足やエンベロープなどの具体的なチャート設定方法
・テクニカル分析で利益を加速させるための具体的手法(デイトレードも含む)
・その他、FXで利益を飛躍的に高めるためのノウハウ


などを、包み隠さず深いところまでお伝えしています。


特に、十分な投資資金がなくてFXに活路を見出したい方や、すでにFXは始めているが勝てるようになるまでの道筋が見えない方にとっては、必ず、その悩みを解消するものであると、自信を持ってお伝えします。


ぜひ、あなたのトレードにお役立て下さい。



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