FXスキャルピングのコツ|初心者が最初にやるべき2つのこと

FXのスキャルピングのコツは、次の2つに集約されます。

  1. 価格が動く箇所をピンポイントで見つける
  2. 負けない環境作りを徹底する

1.は、手法に直結するテクニカル的なスキルです。ピンポイントで価格が動く箇所を見つけるのは困難と思うかもしれませんが、超短時間だからこそピンポイントで見つけられます。1時間後の価格や24時間後の価格より、1分や2分後なら確率的に予測しやすくなります。

そして、2.は、テクニカル以外のことです。取引口座やチャートツールに関するもので、使うものによって損益が大きく変わります。せっかく期待値が高いスキャルピングをしても、ツールのせいで勝てるものも勝てなくなります。

スキャルピングで最初から勝てる人はいません。

この記事では、FXで9年間で1億6,000万円以上の利益をあげている私が、スキャルピングで利益を上げ続けるためのコツをお伝えします(私の毎日のトレード記録は『トレードブログ』をご覧下さい)。

焦らず、少しずつスキルアップしていきましょう。

執筆者
ぶせな

ぶせな

FXの専業トレーダー。認定テクニカルアナリスト。 本格的にFXを開始してから10年で1億6,500万円の利益を突破。著書に、『最強のFX 1分足スキャルピング』『最強のFX 15分足デイトレード』(共に、日本実業出版社)がある。ツイッターアカウントは、『@busena_fx』。

はじめに:スキャルピングとは

スキャルピングとは、数pipsといった、わずかな利幅を得る目的で売買を繰り返す手法です(参考:「スキャルピングで5年で1億稼いだ私のトレード手法の全て」)。

1回あたりの損益が少ないので、自然とトレード時間が短くなります。短いと数秒で、長くても数分です。超短時間で得る小さな利益を、100回、1,000回とひたすら繰り返し、コツコツと利益を積み上げていきます。

わずかな利幅を狙うだけなら、手軽にできそうな気がしますね。簡単に儲かるものではありませんが、コツをつかめば勝てるようになります。

スキャルピングに限らず、実践するトレード手法のコツをつかみ、そのやり方の期待値が高ければ、勝ち続けることができます。逆に、期待値が低ければ、トレードすればするほど資産は減っていきます。

1.価格が動く箇所をピンポイントで見つける

最初に、スキャルピングのテクニカル的なコツの見つけ方を紹介します。コツといっても、楽して儲けようという事ではありません。知ったら明日からすぐに勝てるようなものは、投資の世界にはありません。

スキャルピングで利益を上げるコツは、実は基本的なことです。それは、数分先の価格が動く箇所を見つけるだけです。

トレードするなら当たり前のことなのですが、勝てないトレーダーほど基礎をおろそかにしがちで、テクニックを駆使したがります。そうならないために、まずは次の記事を読んでFXの基礎をインプットし、”価格が動くポイント”を見つける方法を習得することに努めて下さい。

FXの基礎をある程度インプットした後にチャートを見て、色々とラインを引いたりしていると、「このような時にエントリーすると勝てるのではないか」というコツが分かってくるはずです。

また、私の手法の一部である、逆張りスキャルピングの具体的なチャート設定やトレードタイミングについては、次の記事で解説しています。

ただし、チャート設定をして、エントリータイミングを知っただけで勝てると思わないで下さい。なぜこのチャート設定をして、なぜここでエントリーすると期待値が高いのかを本当に理解することで、初めてこの手法が応用できます。そのための基礎固めをしっかり行いましょう。

ポイント!

スキャルピングは、基礎知識を取り入れることからスタートしましょう。知識があると、コツをつかみやすくなります。

それでは、ここから、スキャルピングで勝つために重要な8つのコツを順番にお伝えします。

①勝率より損益率を重視する

わずかな利幅を獲得するスキャルピングでは、「とにかく勝率を上げたい」と思う方が多いのではないでしょうか?

確かに、勝率が高ければ勝てるはずですからね。

また、スキャルピングはトレード回数が多ければ多いほど良い手法だと考える方がいるかもしれません。50回より200回トレードしたほうが、利益は出る気がします。

しかし、どちらも勘違いです。大切な”ある前提”が抜けています。その前提とは、「期待値が高い時にトレードする」ということです。期待値が高い時に絞ってトレードするからこそ勝率が上がり、回数をこなすことで利益が右肩上がりになります。

ただし、勝率を上げるには限界があることを理解しておかなければなりません。

高い勝率を目指してスキャルピングをすると、間違いなく、損失は大きく利益は小さくの「損大利小」になります。

なぜなら、エントリーするたびに勝たなければならないからです。高勝率をキープするためには、常に利食いをしなければなりません。そうなってくると、連敗も受け入れられなくなり、ちょっとの含み益でも利益確定してしまいます。

そこで、スキャルピングで勝つためのコツは、「勝率」だけではなく、「損益率(=平均利益÷ 平均損失)」を上げることが非常に重要です。むしろ、勝率よりも損益率のほうが大事です。

極端にいうと、1pipsの利益で99連勝しても、次のトレードで100pips負ければ、勝率は99%なのにお金は増えません。そうならないために、勝率が多少落ちても、損益率を上げるほうに注力すべきです。

逆に、損益率が悪い場合、勝率でカバーできるかというと、難しいです。なぜなら、上述したように、負けられないトレードになるからです。毎回プレッシャーのかかるトレードをしなければならない状態だと、メンタルがついていかず、トレーダーとして生き残るのは厳しいでしょう。

勝率と損益率は、単体で何パーセントと考えるのではなく、複合的に計算するようにします。そうすると、実はあなたの破産確率を算出できます。詳しくは、次の記事を読んで、利食いと損切り幅の考え方を習得して下さい。

②レンジではなくトレンドでスキャルピング

一般的に、スキャルピングで使うチャートは、1分足やティックチャートが多いです。その人の手法によって、5分足をメインにする方もいるかもしれません。

どんなやり方にしても、スキャルピングは、トレンドでトレードするのがおすすめです。

なぜなら、トレンドが発生すると、サポートラインレジスタンスラインをブレイクしたり、上下動のリズムができてチャートパターンができるなど、価格が動くポイントをつかみやすくなるからです。

一方、レンジ相場は、一定の値幅をキープして上下動します。レンジ相場は、方向感のない時に発生するので、レンジ相場にトレードを絞ってしまうと、やり方も限られてしまいます。

また、売買が急増するアジア、ヨーロッパ、ニューヨーク時間の各前半はトレンドが発生することが多く、テクニカル分析が機能しやすくなります。

スキャルピングは、このようなトレンドが発生しやすい時間帯を狙ってトレードするのが理想的です(参考:「FXの取引時間別の特徴とトレード戦略の立て方」)。

さらに、トレード手法には順張りと逆張りがありますが、トレンド発生時は、順張りと逆張りどちらでもチャンスがあります。例えば、日足は順張りになっても、1分足レベルでは逆張りになるという具合に、上位足と下位足で環境が違う場合は多くあります。

過去と似たような相場状況はあっても、全く同じ環境はないので、その環境に合わせて順張りと逆張りを選択するのが理想的です。

少なくとも、1分足レベルでトレンドが発生している時にスキャルピングすることがコツです。そして、検証する時は、トレンド発生時のチャートをよく分析するようにして下さい。

③動き出すポイントは順張り、反転するポイントは逆張り

順張りと逆張りを選択してトレードするのが理想でも、実は2つのやり方には定義がありません。私のスキャルピングの基本は逆張りですが、これは、1分足で逆張りに見えるだけであって、1時間足や日足などの上位足では、順張りになることもあります。

見方によって変わるので、順張りか逆張りのどちらかはあまり気にし過ぎないことが大切です。

一般的に、「逆張りはトレンドに逆らうようで怖い」と言われますが、時間軸を変えたら順張りになることもあります。そのため、順張りと逆張りはあまり関係ないと言えます。

ただし、スイングトレードのように数日~数週間ポジションを保有する場合は、逆張りは危険です。なぜなら、中長期トレンドに逆らったまま持ち続けると、含み損がじわじわ拡大してしまうからです(参考:「スイングトレードで初心者が勝てるようになるまでの具体的手法」)。

私の1分足のスキャルピングは、価格が動く方向にエントリーしてすぐに決済するので、そこには順張りも逆張りも関係ないという感覚です。

コツをつかむために、順張りと逆張りを明確に分けてFXをスタートするのは良いことかもしれませんが、慣れてくると、逆張りができれば順張りもできるし、その逆もできるようになります。

文字だけではわかりにくいと思うので、事例を使って解説します。

下のチャートは、ある日のドル円の1分足です。

ドル円

この日は20時30分に天井をつけ、反落しました。そして、ABCDという流れで高値切り下げています。20時30分に天井をつけた理由は割愛しますが、1時間足などの上位足で大きな流れを把握し、天井をつけて反落を予測できれば、高値を切り下げていくことが分かります。

Aは、水平ラインを引いただけのように見えますが、テクニカル的な意味を持ったラインになります。Aを確認できれば、BCD(もしくはBCDの間、D以降など好きなタイミング)でポジションを取ることができるでしょう。

つまり、ポジションを取って利食いができればいいので、それが順張りなのか逆張りなのかは正確に決めなくても良いということです。

別の事例でも見てみましょう。

次のチャートは、ユーロドルの1分足です。

ユーロドル

Aから短期トレンドが発生しています。一番下の白文字のCで反発していますが、AからCまでの間で、テクニカル的な根拠が持てたポイントでエントリーすればいいでしょう。

このチャートに書き込んだのは値幅ですが、流れさえつかめば、順張り逆張りを問わず、好きなポイントでトレードできるようになります。

順張りは、見方によって逆張りにもなります。私が相場について解説をする時は、順張りと逆張りを分けたほうが伝わりやすいのでそうしていますが、実際にトレードする時は、そこまで明確には分けていません。

スキャルピングのコツという観点でお伝えすると、順張りと逆張りのどちらかにこだわり過ぎず、価格が動き出すポイントは順張りで、反転するポイントは逆張りになるという認識を持つことをおすすめします。

④通貨ペアごとの特徴を押さえる

通貨には、その国のファンダメンタル的な事やテクニカル的な事など、それぞれ動く要因があります。FXの通貨ペアは2国間の価格差によるものなので、値動きは、通貨ペアごとに異なるのが当然です。

結論を言うと、スキャルピングの場合は、一番馴染みがあり、スプレッドが最も狭い「ドル円」がおすすめです(参考:「FXのスプレッドとは|無駄な手数料を減らすための必須知識」)。

ただし、ドル円だけに絞らないほうがいいです。なぜなら、ドル円が中長期的にレンジ相場に入った時にドル円以外の通貨ペアを取引対象にしていないと、チャンスが全くなくなるからです。

通貨ペアの値動きは時期によって変わるので、ある通貨ペアがレンジ相場になってチャンスが減っても、他の通貨ペアではトレンド相場になってチャンスだということはよくあります。

そのため、通貨ペアごとの特徴をまず知り、色々な通貨ペアを売買してみることをおすすめします(参考:「通貨ペアとは|FXで勝つための正しい選び方」)。

ちなみに、日本ではドル円が一番人気で、次に豪ドル円、ユーロ円などの円絡みの通貨ペアが続きます。当然、どの通貨ペアでトレードしようが、利益が出れば問題ありません。

しかし、通貨ペアごとの特徴を知った上で選択することが大事です。

特に、「ドルストレート」と「クロス円」の仕組みの違いは絶対に押さえておきましょう。両者の違いを知らずに、人気があるからという単純な理由で選ぶのは絶対に止めて下さい。

⑤時間帯別の特徴を理解する

為替市場は、月曜日から金曜日まで平日は休みなく24時間動いています。そのため、時間帯によって売買が増減したり、マーケットに参加する人の特性が違ってきます。

例えば、日本時間の午前はアメリカでは深夜になるので、マーケット参加者はアジア投資家の割合が増えます。逆に、日本時間の夕方は世界最大の取引量があるロンドン市場が朝を迎えるので、売買が1日のうちで最も急増します。

このような特徴はある程度決まっているので、必ず把握しておきましょう(参考:「FXの取引時間別の特徴とトレード戦略の立て方」)。

ちなみに、私が会社員の時は、帰宅後の21時~25時の4時間でスキャルピングをしていました。この時間は、ユーロ、ドル、ポンドの売買が活発になります(参考:「私がFXで成功して1.5億円の資産を築くまでに経験した全て」)。

当時は、ユーロドルの取引量が圧倒的に多く、スキャルピングをするチャンスが絶えませんでした。もしドル円だけに絞っていたら、間違いなくチャンスは激減していたと思います。

選択する通貨ペア、そして時期と時間帯によってスキャルピングのやり方も変わるので、あなたがトレードする時間帯の特徴は押さえておくと良いでしょう。

⑥ボラティリティが出たら絶好のチャンス

繰り返しになりますが、私のスキャルピングは、レンジ相場ではなく、テクニカル分析がより機能するトレンド相場でトレードします。ただし、トレンドに強弱があるように、1分足レベルの相場でも、様々な種類のトレンドがあります。

そして、トレンドの中でも、ボラティリティが出る相場こそチャンスです(参考:「FXのボラティリティ|本質を理解してトレードで利益をあげる方法」)。

値幅が大きくなる相場は、勝率を落とすことなく、損益率を上げられます。例えば、普段なら2pipsを狙うスキャルピングでも、ボラティリティが高いと、4pipsや5pipsは取れたりします。

かといって、ポジションを保有する時間が長くなるわけではありません。例えば、30秒ホールドするトレードでも、ボラティリティが高いと値幅が出るので、同じ30秒の保有でも獲得pipsが大きくなります。

しかし、その分、損切り幅も大きくなるのではないか?と思う方もいるかもしれません。

結論を言うと、多少損切り幅が大きくなることはあっても、テクニカル分析が機能しやすくなるので、利食い幅を伸ばせる割合のほうが、断然大きくなります。さらに、暴落や暴騰を伴うと、わずか数秒で普段の何倍もの利益が得られる時もあります。

さらに、トレードチャンスは一度ではなく、次のローソク足でも同じようなパターンが現れるなど、ボラティリティが高い相場は、利幅が大きくなるだけでなく、利益を得られる回数も多くなります。

このことは、スキャルピングの手法が多少違っても、トレンドでトレードするならば、同じことが言えます。

要は、スキャルピングは、一番勝てる土俵、つまり「ボラティリティがあるトレンド相場」を基本にトレードすることがコツです。

基本がしっかりしていれば、土俵から逸脱している時も分かるようになります。つまり、今は積極的に攻めていい時など、その日の相場に合わせて判断できます。

このように、勝てる土俵を最初に作ることは、スキャルピングで勝つためのコツの一つです。

⑦資金管理は自分に合った方法で行う

資金管理には、「攻め」と「守り」の2種類があります。

攻める資金管理とは、1回あたりのロット数(取引量)を増減させる方法です。例えば、期待値が高いポイントや、ボラティリティがあるトレンド相場で、ロットを増やすことなどです。逆に、これ以外の相場では、ロットを落とします。

つまり、勝てる土俵で大きく勝ち、それ以外の時の負けを少なくする資金管理といえます。さらに、自信がない時にロットを減らすことで、メンタルへの悪影響も軽微になります。

また、全て同じロットでトレードする資金管理方法もあります。ロットを一定にすることで、損益がロットのさじ加減で変動しないため、どの相場でも期待値通りの結果に収束します。そうすると、調子が良い時は右肩上がりで資産が増えていきます。

どちらが良いというものはありません。スキャルピングのやり方と、あなたのメンタルが許容できるロット数でトレードすると良いでしょう。

一方、守りの資金管理とは、負けを防ぐことです。例えば、一定以上の損失を出さないよう資金の5%以上の含み損を超えたら必ず損切りすることや、-10pipsにロスカットの逆指値を置くこと、負けている時はロットを半分にすることなどが考えられます。

他には、何連敗かしたらその日はトレードから離れたり、いくら以上負けたら今月はトレードしないという方法もあるでしょう。また、運用資金はいくらまでなど、口座に入金する資金を限定する管理方法もあります。

このように、資金管理の方法はいくらでもありますが、大切なのは、あなたがスキャルピングを始める前に、どんな資金管理があるのかを考えておくことです。とりあえず少額でやってみるのも一つの方法ですが、この先本気でFXに取り組むなら、いつかは真剣に考える必要があります。

そおで、次の4つの記事には、資金管理を練る上で最低限の知識を書いているので、時間がある時にお読みいただければと思います。

⑧同じトレンドで取り返そうしない

損切りをした後、当初持っていたポジションの方向に価格が進み、損切りしたことを後悔した経験は誰にでもあると思います。そして、再度エントリーした途端、また逆行して連敗をすると、かなり悔しいはずです。

これから長くトレードすると、このような負け方は必ずあるでしょう。この時にやってはいけないのは、冷静さを失ってすぐに取り返そうとすることです。

上述のように、スキャルピングは1分足などの短期トレンドで何度もエントリーするやり方です。売り買いの目線が間違っていた場合、例えばショートならショートエントリーして損切り、再度ショートエントリーして損切り・・・というように、数分から数十分で連敗しかねません。

こうなると、短期トレンドが続いている限りは負け続け、取り返しのつかない連敗を経験することになります。さらに、1回のトレードで取り返そうと、普段やらないような大ロットでエントリーするなどしてしまい、あっという間に大損します。

そうならないための対処方法は、同じトレンドで取り返そうとするのではなく、少し負けたらそのトレンドはきっぱり諦め、次のトレンドまで待つことです。

そうすると、リスクを1つのトレンドに集中させずに済むので、リスク分散にもなります。さらに、時間が経つと、冷静さも取り戻せます。

同じトレンドで取り返そうとするクセがついてしまうと、全てのトレンドで勝とうとしてしまうため、ちょっとした負けも受け入れられなくなってしまいます。こうなると、冷静さを失ってしまいます。負けるトレンドもある、ということを理解しましょう。

このように、損益が発生するタイミングを分散させることも、スキャルピングで安定的に勝つコツです。

最初にお伝えしたように、テクニカル的には価格が動くポイント(もしくは反転するポイント)を見つけることが重要です。それと並行して、この章で解説した①から⑧までの項目をクリアにすれば、スキャルピングで勝てる確率がグッと上がるでしょう。

最後に抜け落ちがないか、整理してみましょう。

スキャルピングの8つのポイント!

1. 勝率より損益率を重視する

2. レンジではなくトレンドでスキャルピング

3. 動き出すポイントは順張り、反転するポイントは逆張り

4. 通貨ペアごとの特徴を押さえる

5. 時間帯別の特徴を理解する

6. ボラティリティが出たら絶好のチャンス

7. 資金管理は自分に合った方法で行う

8. 同じトレンドで取り返そうしない

2.負けない環境作りを徹底する

スキャルピングは、薄利のトレードを何百回、何千回と繰り返していきます。細かい値動きを瞬時にとらえ、淡々とクリックするトレードです。そのため、使うチャートや取引口座のクオリティが低いと、その影響がダイレクトに損益に反映します。

この章では、最高のトレード環境を作り、スキャルピングで勝つためのコツをお伝えします。

2.1.取引する口座は実際に使ってみることが一番

スキャルピングでは、使うFX会社の「スプレッド」と「スリッページ」が一番重要です。どちらもFX口座ごとに違うため、よく比較した上で本格的に使うことをおすすめします。

なお、スプレッドとスリッページについては後述しますが、FXを始めたばかりで、口座開設のコツを完全に理解してない方は、まず次の2つの記事を参考にして下さい。

口座開設で迷っているならば、まずは色々な口座をたくさん開設すると良いでしょう。口座開設をすることがトレードの第一歩です。

なお、私がスキャルピングで実際に使っているFX口座は、次の記事で解説しています。相場局面に応じた使い分け方なども具体的に解説しているので、ぜひ参考にして下さい。

次からは、スキャルピングの口座を選ぶ基準を、ポイントを絞って解説します。

2.1.1.スプレッドが狭い口座を選ぶ

スキャルピングでは、スプレッドが狭いほうが有利になります。なお、スプレッドの知識が不十分な方は、次の2記事を先に読んでおくと、この後の理解も深まりますので、参考にして下さい。

スプレッドの数値はほとんどのFX会社が公開しているので、取引する通貨ペアごとに比較可能です。ただし、スプレッドは「原則固定」が一般的で、経済指標時や売買が急増するポイント(高値や安値ブレイク時など)では、一時的にスプレッドは拡大します。

相場が大きく変動する局面は、スキャルピングのチャンスであることが多いですが、エントリーしたくても、スプレッドが拡大してエントリーしにくい、ということはよくあります。

このような一時的なスプレッド拡大は、FX会社次第です。

表面上は狭いスプレッドを提供していても、実際にエントリーしたいタイミングではスプレッドが拡大している口座もあるので、やはり、その口座を使って体感することが必要です。

2.1.2.スリッページが少ない口座を選ぶ

スキャルピングでは、スリッページが少ないFX会社を選ぶことも大事です。なお、スリッページの基礎知識は、次の記事を参考にして下さい。

スリッページは、実際にその口座を使ってみないと全く分かりません。ネットを調べると、トレードした人の評判が書いてあったり、FX会社がホームページで言及しているところもあります。しかし、当てにならないとお考え下さい。

なぜなら、評判は一個人の感想ですし、FX会社も自ら悪いことは書きませんよね。クリックしてから約定するまでの感覚は、色々な相場環境でトレードしてみないと分かりません。スリッページは目に見えないものだからこそ、実際に使って体感してみましょう。

その他には、「約定スピード」や「約定力」も重要で、スリッページの感触を試す時に同時に確認できます。具体的には、約定力は抜群だけどスベリがある(スリッページが発生する)、逆に、約定力は悪いけどスベリがないなど、実際に体感してみることが大切です。

2.2.テクニカル分析がきちんとできるチャートを使う

次に重要なのは、チャートツールです。

チャートは、実際に売買する口座と同じ業者である必要はありません。スプレッドとスリッページに加え、チャートツールも三拍子揃って優れているFX会社はないと考えた方がいいでしょう。取引する口座の基準と、使うチャートの基準は、しっかり分けて考えましょう。

チャートは、FX会社のサーバーによってレート配信が遅れたり、ティック回数が少ないなどの差が出てきます。スキャルピングは、ティックチャートや1分足で細かい瞬時の動きを捉えるので、脆弱なシステムを使うことは致命傷になります。

しかし、現在はどのFX会社もシステムは整備しているので、ほとんど心配はありません。明確な理由がなく、なんとなく使っていた、ということでなければ問題ないと思います。

チャート選定で重要なのは、テクニカル分析がきちんと行えるか、の一点です。

テクニカル分析の方法は無数にあります。その中で、あなただけのテクニカル分析をするはずです。そのチャートツールが、あなたのテクニカル分析スキルを最大限に引き出してくれるものを使いましょう。

なお、チャート選びの詳しい解説や、おすすめチャートは、次の記事を参考にして下さい。

ポイント!

トレード手法に意識が向きがちですが、スキャルピングで勝つには、口座やチャートツールなどのトレード環境も大事です。

 まとめ

スキャルピングは、一度コツをつかむと、短期間で驚くほどの利益を上げることができます。それが、スキャルピングの最大の魅力です。

繰り返しになりますが、スキャルピングで勝つコツは、

  • 価格が動く箇所をピンポイントで見つける
  • 負けない環境を徹底する

の2つに集約できます。この記事で解説した要素を複合的に考慮すれば、必ずつかめるはずです。

なお、私が書いたスキャルピングで5年で1億稼いだ私のトレード手法の全て』には、スキャルピングのトレードルールを具体的に書いていますので、ぜひお読み下さいね。

スキャルピングで分からないことがあれば、一つずつ丁寧に調べてクリアにしていきましょう。そうすれば、あなたがFXで叶えたい夢に近付けるはずです。

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