MT4のOCO注文の出し方

初心者がMT4でトレードをスタートすると、最初につまずきやすい箇所があります。

それは、トレードの注文方法です。FXには多数の注文方法があり、全てを使いこなすのは、上級者でも難しいです。

そこでポイントになるのが、「OCO注文」です。数ある注文方法の中でも、OCO注文はよく使います。

OCO注文は、一度理解すれば、トレードの幅が広がり、収益チャンスが急激に上がります。そのため、とても重要です。

また、OCO注文をマスターすれば、他のやり方も簡単にできるようになります。MT4を使うなら、この機会にぜひ覚えてください。

1.OCO注文とは

最初に、OCO注文とはどのような方法か、しっかり理解してください。

OCOは、文字通り「オーシーオー」と読みます。

「one side done then cancel the other」の略で、「2つの注文を同時に出し、片方が約定したらもう片方をキャンセルする」ことです。

これから詳しく説明しますが、MT4に限らず、FXで利益を上げるうえで絶対に必要な注文方法です。

なお、OCO注文を完全に理解していて、MT4でのOCO注文の出し方だけを知りたい方は、「2.MT4でOCO注文を出す」をお読みください。

1.1.新規と決済の2通りがある

OCO注文を使うときは、新規注文(エントリー)と決済注文(イグジット)のどちらでも可能です。

ただし、新規注文と決済注文では、OCOの使い方が異なるので、混乱しないようにしてください。

そして、FXの注文は、「買い」「売り」の2つがあります。逆に、これ以外はありません。買いポジションと売りポジションのどちらかになりますね。OCOを使う場面をまとめると、次の4つの場面になります。

  • 新規の「買い」
  • 新規の「売り」
  • 決済の「買い」
  • 決済の「売り」

また、買いや売りの中でも指値と逆指値があります。ちょっとややこしいですね。

逆指値注文がよくわからない方はMT4の指値と逆指値|正しい決済注文方法を参考にしてください。

新規注文もしくは決済注文するときに、指値と逆指値を組み合わせると考えてください。組み合わせの種類は後述しますので、分からなくても、このまま読み進めてください

1.2.組み合わせは6種類

OCO注文は、2つの注文を同時に出します。

この2つの組み合わせは、「新規注文の組み合わせ4種類」と「決済注文での組み合わせ2種類」の計6種類あります。それが以下です。

<新規注文での組み合わせ>

買い指値+売り指値

買い指値+買い逆指値

買い逆指値+売り逆指値

売り指値+売り逆指値

<決済注文での組み合わせ>

買い指値+買い逆指値

売り指値+売り逆指値

たとえば、新規注文で買う場合、指値だと現在価格よりも安く買うことですね。逆指値は、現在価格より高く買うことです。

イメージとしては、指値は押し目買い、逆指値は、上昇トレンドが出始めたら途中で買い、それに乗っていくトレンドフォローです。

この指値と逆指値を、同時に出すということです。あくまでも予約注文なので、成行注文のようにエントリーしてすぐに約定するものではありません。

上記の①(買い指値+売り指)だと、次のイメージです。

OCO注文 ①買い指値+売り指値

OCO注文 ①買い指値+売り指値

出所:ヒロセ通商

③(買い逆指値+売り逆指値)のイメージは、次のようになります。

OCO注文 ③買い逆指値+売り逆指値

OCO注文 ③買い逆指値+売り逆指値

出所:ヒロセ通商

決済のOCOで⑥(売り指値+売り逆指値)だと、次のようになります。

OCO注文 ⑥売り指値+売り逆指値

OCO注文 ⑥売り指値+売り逆指値

出所:ヒロセ通商

このようなOCO注文の出し方は、全部で6種類あると覚えてください。

2.MT4でOCO注文を出す方法

では、MT4でOCO注文を出してみましょう。

新規と決済は、操作方法が異なりますので、別々に説明します。

2.1.新規注文の方法

実は、MT4では新規のOCO注文を出すことはできません(決済のOCO注文はできます)。

なぜOCO注文が装備されていないかというと、OCO注文は、決済時に役立つ注文方法で、新規ではあまり使わないという認識があるからです。MT4は、日本人よりも海外の投資家向けにリリースされた取引ツールなので、このような仕様になっています。

そこで、似たような方法で注文を出してみます。

新規でOCO注文を使う目的は、価格が上昇と下落のどちらに変動しても、ポジションをとることですよね。そこで、現在価格から上昇した場合の注文と、下落した場合の注文を分けて発注すれば同じことです。2回に分けて注文します。

下図を見てください。

①新規注文

ここをクリックし、オーダーの発注画面を出します。

②注文種別

必ず指値注文を選択します。

③注文種別

4種類の方法がありますね。それぞれの意味は次の通りです。

  • Buy Limit:買い指値
  • Sell Limit:売り指値
  • Buy Stop:買い逆指値
  • Sell Stop:売り逆指値

この4種類のうち、2種類を組み合わせて別々に注文します。

たとえば、「1.2.組み合わせは6種類」で説明した、このページの最初に説明した図で、①(買い指値+売り指値)を注文するとします。

まず、買い指値を注文しますので、「Buy Limit」で価格を指定して発注をします。

そうすると、下図に画面になります。

チャート上に、指値の価格にラインが表示され、下部に予約注文のオーダーが入りました。

次に、売り指値注文を入れます。

「Sell Limit」を選択し、価格を指定して発注します。

売り指値注文のオーダーも入りましたね。チャート上に指値ラインが表示され、下部に予約注文が入りました。

これで、2種類の注文が完了です。OCO注文と、同じ目的が達成されました。ただし、今回の場合、片方の注文が約定しても、もう片方の注文はキャンセルされません。

本来、OCO注文は片方が約定すると、もう片方は自動的にキャンセルされます。そのため、片方が約定した後に相場が大きく動き、もう片方も約定することが想定されます。定期的に、MT4をチェックするなどしてください。

今回は、「買い指値」「売り指値」を組み合わせましたが、「1.2.組み合わせは6種類」で説明したように、新規注文は4種類あります。

<新規注文での組み合わせ>

  1. 買い指値+売り指値
  2. 買い指値+買い逆指値
  3. 買い逆指値+売り逆指値
  4. 売り指値+売り逆指値

それぞれのパターンをイメージしてみてください。

2.2.決済注文の方法

新規のOCOはMT4ではできませんでしたが、決済のOCOはできます。

決済は、次の2種類の組み合わせがありましたね。

<決済注文での組み合わせ>

  1. 買い指値+買い逆指値
  2. 売り指値+売り逆指値

決済のOCOを出すには、現在ポジションを持っている必要があります。

そのポジションの注文変更をすることになります。これから説明する手順で行なってください。

2.2.1.ポジションを選択

まず、チャート上のポジションのラインをダブルクリックします。もしくは、下部のポジション表示をダブルクリックしても構いません。そうすると、オーダーの発注画面が出てきます。

2.2.2.オーダー発注画面の設定

オーダーの発注画面が出てきたら、以下の画像のように①~③を設定します。

①注文種別:注文の変更または取消を選択します。

②決済価格:逆指値および指値の価格を入力します。

③発注:最後に、ここをクリックして発注が完了です。オーダーが通ると、チャート上に指値と逆指値の価格がライン表示され、ポジションにも価格が追加されます。

2.2.3.既に出したOCO注文を変更する方法

OCO注文を変更する場合も、オーダーの発注画面から行ないます。

オーダーの発注画面が出てきたら、以下の画像のように①~③を設定します。

①注文種別:注文の変更または取消を選択します。

②決済価格:変更する価格を入力します。なお、注文そのものを取り消す場合は、価格を「0」にします。今回は、逆指値を取り消し、指値を変更する注文にします。

③発注:最後に、ここをクリックして完了です。

逆指値注文は取り消したので、チャートからラインが消えましたね。指値のラインは、新しい価格に移動しています。

また、下部のポジション一覧にある決済逆指値の価格が0になり、決済指値価格も変更されました。

OCO注文は以上です。

試行錯誤して、あなたのやりやすい方法でトレードしてみてください。

利益を最大化するために
ぶせな氏を含む億トレーダーが
実際に使っているFX口座とは

当サイトでFXコンテンツを執筆いただいているぶせな氏のノウハウを実践するなら、ぜひ口座選びにもこだわってください。

ぶせな氏は「口座選びを適当にやっていて勝てるようになったトレーダーは見たことがない」と仰っています。ぶせな氏が利益を最大化するために実際に使っている口座は、『FX口座のおすすめ|初心者に絶対知ってほしい6社の徹底比較』で詳しく解説しています。また、最新のおすすめと人気の13社から選ぶ場合は、『初心者にもおすすめ!人気FX口座13社のランキングを徹底比較』をご活用ください。

無料動画セミナー:元手50万でFXを始めて10年で1億6500万円を稼いでいる具体的トレード手法

busena


当サイト『投資の教科書』でFXの記事を執筆しているぶせな氏は、FXを本格的に始めて10年間で1億6500万円以上の利益を稼いでいる専業トレーダーです。


もちろん、運で一時的に勝つのではなく、どんな相場でも「勝ち続ける」ということを真剣に追求してきた結果です。


それは、10年間120カ月のうち112勝8敗(勝率93.3%)という、ずば抜けて安定した成績が明確に表しています。


しかも、一番勝った月の最大利益は370万円なのに対して、一番負けた月の最大損失はわずか26万4千円です。これは、ぶせな氏が、勝ち続けるための鉄則である、損は小さく利益は大きく、つまり「損小利大」のトレードを実現しているからです。


この無料動画セミナーでは、そのぶせな氏の具体的な手法、例えば、


・ぶせなスキャルピングの具体的かつ実践的な手法
・ローソク足やエンベロープなどの具体的なチャート設定方法
・テクニカル分析で利益を加速させるための具体的手法(デイトレードも含む)
・その他、FXで利益を飛躍的に高めるためのノウハウ


などを、包み隠さず深いところまでお伝えしています。


特に、十分な投資資金がなくてFXに活路を見出したい方や、すでにFXは始めているが勝てるようになるまでの道筋が見えない方にとっては、必ず、その悩みを解消するものであると、自信を持ってお伝えします。


ぜひ、あなたのトレードにお役立て下さい。


ぶせな氏の実践方法を見る

執筆者
ぶせな

ぶせな

専業トレーダー。認定テクニカルアナリスト。 本格的にFXを始めて10年で1億6,500万円の利益を突破。 自身のブログ『FX億トレーダーぶせなブログ』では、定期的にトレードの損益を公開中。著書に、『最強のFX 1分足スキャルピング』『最強のFX 15分足デイトレード』(共に、日本実業出版社)がある。ツイッターアカウントは、『@busena_fx』。

最強のFX 15分足デイトレード

著者:ぶせな
「ストレスフリーで億を引き寄せる」投資の極意


10年間負けなし、月間ベースでの勝率93.3%を達成している著者が、「デイトレード手法」(15分足をメインに使用し、移動平均線でトレンドをつかみ、数時間から数十時間で利益を狙う投資法)を紹介。


ボラティリティ(価格の変動率)に左右されずにトレードチャンスの幅を拡げ、「億トレーダー」になるためのヒントをお伝えします。


詳細はこちら

インタビュー

ヒロセ通商
JFX
SBIFX
GMOクリック証券
トレイダーズ証券

メニュー

TOPに戻る