IPOの当選確率を大幅に高めるための3つのテクニック

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IPO投資を始めたばかりの方が、一番最初に経験する壁がIPOをどれだけ申し込んでもとれないことです。残念ながら、それだけで諦めてしまう方も多くいらっしゃいます。

下の表をご覧ください。これは私が直近1年間で獲得したIPO株です。

銘柄名 公募価格 売却価格 損益
パークシャーテクノロジー 2400 5480 308,000円
シルバーライフ 2500 5000 250,000円
サインポスト 2200 8530 633,000円
SGHD 1620 2350 2,482,000円
ジーニー 1350 2750 280,000円
オプトラン 1460 2900 720,000円
要興業 750 1320 114,000円
オプティマスG 1800 2100 30,000円
神戸天然物化学 2340 4000 513000円
QBネットホールディングス 2250 2104 ▲219,000円
ファイバーゲート 1050 2400 270,000円
メルカリ 3000 5175 1,740,000円
国際紙パルプ商事 344 450 636,000円
ライトアップ 2820 3725 90,500円
アクリート 770 1542 154,400円
    合計 8,001,900円

このように、IPOを獲得することができていますが、実はIPOの当選確率を高めることができるのです。そのために知っておくべきことは次の3つだけです。

  • 主幹事証券を確認する
  • 幹事証券の比率を読む
  • 証券会社のネット申込みと支店申込みを活用する

今回は、これらのテクニックを一つずつ解説していきます。これらの基本を抑えると、当選確率を何倍にも高めることができるようになると思います。

1.IPOの当選確率を上げる3つのテクニック

1.1.主幹事を確認する

IPOの当選確率をあげるために、まず重要なのは主幹事です。主幹事とはIPOをする企業に対して公開準備指導、公開審査、株式の引受・販売の3つを主に行う証券会社です。

以下をご覧ください。これは2017年一年間の主幹事実績です。

さすがに野村證券が多いですが、それ以外は大和証券、みずほ証券、日興証券の順です。

証券会社が主幹事として、IPOに携わる時は主幹事だけが株式を持つわけではなくいくつかの幹事証券によって構成されます、そのため、上記の証券会社の他にもマネックス証券やSBI証券などのネット証券から、いちよし証券などの準大手証券などが幹事証券に参加する場合があります。

ただ、幹事証券の割り当ては多くても5%程度なので主幹事の比率が圧倒的に多いです。

以下の図は公募売り出し数が100万株のIPOが割り当てされた場合、幹事証券がどういう風に割り当てされるのか表しています。※100株単位のIPOとする。
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もし、自分の証券が幹事証券EやFだとしたら10000株しか割り当てがないわけですから、

100株単位なので最低100人しか当選しません。主幹事から見ると少ないですね。

でも、もし主幹事証券に口座があったらとしたら幹事証券EやFとは当選の可能性が大きく違うことにお気づきになったと思います。

つまりIPOの当選確率を上げるには、最初にそのIPO株の主幹事の証券口座を持っておくことが重要なのです。しかし全ての会社の証券口座を開くのは大変ですし効率が良くありません。そこで、本文では後半でおすすめの証券会社を掲載していますので参考になさってください。

1.2.幹事証券の比率に注目する

主幹事証券を確認したら、次にやることは主幹事証券と幹事証券の比率を読むことです。そして、自分が獲得したいIPOにはどれくらいの申込者(ライバル)がいるのか知ることです。

例えば、IPOが100人にしか当たらないのに申込者が5万人、10万人といては、当選は難しくなってしまいます。そのため、やみくもにIPOの申込みをしていても当選できるものではありません。でも、考え方や視点を工夫するだけであなたもIPOの当選確率を高めることができます。

こちらをご覧ください。これは2018年9月に上場したワールド(3612)の割当数です。

主幹事の野村證券は844万株の割当があります。同社は公募売り出し数が1668万株なので、野村證券だけで50%以上の割合があります。SBI証券は96,400株なので割合で見ると0.5%です。

先ほどの主幹事実績を見ると野村證券、日興証券、大和証券などの大手証券が名を連ねていますが各社の証券口座数は次のとおりです。

  • 野村證券 証券総合口座数 531万
  • 大和証券 証券総合口座数 298万
  • 日興証券 証券総合口座数 335万
  • 三菱MS証券 証券総合口座数 130万

※2018年3月期

これを見ると野村證券より大和証券や三菱モルガン・スタンレー証券の口座数が半数以下であることがわかります。準大手証券はもっと口座数が少なくなるので注目することをおすすめします。

1.3.ネット申込みを支店申込みを活用する

IPOは証券会社の各支店(店舗)で申込みできます。しかし、一部の証券会社ではインターネット取引の口座でも受付していますので、おそらく多くの方がインターネット取引にてIPOを申込みされていると思います。

SBIやマネックス、松井といったネット専業の証券会社だけでIPOを申込みしている方がいるようです。実は支店申込みとインターネット申込みでは大きな違いがあります。

以下をご覧ください。先ほどのワールドの割り当てを各証券会社について、
店舗とネットの配分を明記しています。

インターネットの配分は大抵全体の10%~15%に留まりますので1,000,000株の割り当てがあったとしたらインターネットには100,000~150,000株程度しかまわりません。

それであれば支店で残りの850,000~900,000株を狙いに行ったほうが当選確率は高まります。

2.証券会社の攻略

2.1.証券会社の選び方

日本には証券会社が全部で236社あります。

大手の野村證券、大和証券、日興証券、みずほ証券は知っている方も多いでしょう。

もしかしたら、いちよし証券、岡三証券、東海東京証券なども知っているかもしれない。

でも、アーク証券、三栄証券などの証券会社はいかがでしょうか?

これだけの数、証券会社はありますが、実はIPOを申込みできる証券会社は236社の中のごく一部に限られます。こちらをご覧ください。

2017年一年間の幹事実績

主幹事実績は野村證券が多かったですが、幹事実績になるとSBI証券や日興証券が多くなります。幹事実績が多いということは、年間で申込みできるIPOが多いということですので、抑えておきましょう。

また、この中で口座をいくつか持っていたとしても例えば「松井、マネックス、カブコム」というネット証券の口座ばかり持っている方はIPOを得るには十分な環境ではありません。

なぜなら、「松井、マネックス、カブコム」の各証券会社は幹事実績はあったとしても幹事の中でも割合が少ない方に入るからです。

2.2.IPOに必須の証券会社と各社抽選ロジック

IPOの抽選方法は各証券会社で異なります。この抽選ロジックを知っていれば証券会社へ余計に入金する必要はありませんし、より当選への道のりが近くなります。是非、参考にしてみてください。

そこで今回は私が実際にIPOを獲得している証券会社をご紹介しましょう。

  • マネックス証券

マネックス証券のIPO抽選は完全に平等抽選なので100万円しかない口座でも1億円ある口座でも平等に当選者を出します。ただし、平等に当選者を出すため当選株数は100株ずつという最低単元数になります。

仮にマネックス証券の割当が5,000株のIPOがあるとしたら、抽選ロジックでは5,000株÷100株=50名が獲得することになります。マネックス証券は幹事実績が結構多い方に入ります。でも、割当数は1~2%なのでIPOに最低必要な資金を入れておいて申込みをしていれば良い証券会社ということになります。

  • 大和証券

大和証券は大手の証券会社ですがIPOを得るにはチャンスが大きい証券会社です。

なぜなら、大和証券には店頭取引のコンサルティングコースとインターネット取引だけのダイレクトコースがあります。コンサルティングコースでは店頭取引の他にインターネット取引も行えますので、コンサルティングコースの場合は店頭での抽選申込みとインターネットの抽選申込みが両方行えるので便利です。

また、大和証券はインターネット取引への配分が他の証券会社より多い15%あります。

仮に大和証券が主幹事の銘柄がある時は店頭へ85%、インターネット取引へ15%割り当てされますので、両方の抽選に参加することでより当選しやすくなります。

その他、私がIPOを獲得している証券会社については、「IPO投資におすすめの証券会社はこれだ!【2018年度下半期版】」で全て紹介していますので、参考になさってください。

まとめ

今回はIPO抽選で当選するテクニックをお伝えしました。

  • 証券会社の選び方に気をつける
  • 申込者がどれくらいいるのか把握する
  • 証券会社の抽選ルールに注目する

今回は自分が使っている証券会社をご紹介しましたが、IPO投資で成功している人は経験を重ねるにつれて、自分独自の正攻法を構築していっている方が多いです。そのため、私のテクニックが全てというわけではないことも知っておいて下さい。

これからIPO投資に挑戦する方は、ただ真似するだけではなく、ご自身でも創意工夫をされていくことを強くお勧めします。ぜひ、IPO投資を楽しんで下さい。

 

 

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