MT4の新規の指値注文と逆指値注文の使い方

MT4でトレードを始めると、注文の出し方でつまずく方が多いのではないでしょうか。

ワンクリック注文は簡単ですが、指値や逆指値となると、難しく感じてしまいますね。きちんと使いこなすには、意味を理解し、正しい操作方法を覚える必要があります。その上で、実践することが大事です。

まず、指値と逆指値には、新規注文と決済注文でやり方が異なります。

この記事では、新規注文での使い方について説明します。初心者の段階でしっかりと覚えておくと、その後の収益機会をおどろくほど増やすことができます。

特に、兼業トレーダーでチャートに張り付けない方は、指値と逆指値を使う機会が多くなりますね。参考にしてください。

1.指値と逆指値の意味

最初に、指値と逆指値の使い方を説明しますが、FXにおける指値と逆指値の意味を理解しておきましょう。上述のように、ここでは新規注文(エントリー時)でのやり方です。決済注文(イグジット時)の指値と逆指値は使い方が違います。分けてとらえてくださいね。

1.1.指値は今よりも有利な価格

指値は、今よりも有利な価格で売買することです。

また、成行で出す注文ではなく、価格を指定して注文します。

  • 買いの場合:現値より安い価格で買う
  • 売りの場合:現値より高い価格で売る

買い、売りどちらの場合でも、現値より有利な価格ですね。

ドル円を買いたいとき、現値が110.00円だとすると、これより安い価格の109.80円や109.50円で買いポジションを持った方が有利です。今より安く買って高く売る、という投資の基本を考えればお分かりいただけると思います。

売りの場合は、その逆になります。110.00円よりも高い、110.20円や110.50円で売りポジションを持った方が、有利になりますね。高い価格で売って安く買い戻す、ということです。

1.2.逆指値は今よりも不利な価格

逆指値は、指値と逆で現値より不利な価格で売買することです。

ちょっとピンとこないかもしれませんね。次にようにイメージしてください。

買いの場合:現値より高い価格で買いポジションを持つ

売りの場合:現値より安い価格で売りポジションを持つ

たとえば、現値が110.00円だとすると、それよりも高い110.20円や110.50円になったら買いポジションを持つ、という注文を出すことです。売りの場合、110.00円よりも安い109.80円や109.50円まで下げてきたら、売りポジションを持つことを言います。どちらも、現値よりも不利な価格ですよね。

不利な価格というと、トレードで逆指値注文を使うのは良くない、と感じるかもしれません。

しかし、実際のトレードは、悪いことではなく、むしろ良い使い方です。買いの逆指値だと、上昇トレンドが発生し、上げ始めたらポジションを持ってそのトレンドに乗っていくイメージです。上昇している通貨ペアに買いでエントリーするのは、トレンドフォローの基本ですよね。有利、不利というのは、指値と逆指値の注文方法の違いを明確にするためだとお考えください。

2.MT4で使う3つの新規注文方法

では、MT4で指値と逆指値の使い方を見ていきます。

上述のように、ここでは新規注文のやり方です。新規の場合、必ず下図の「オーダーの発注」画面から行ないます。

なお、指値と逆指値注文は、あとから取消ができます。MT4を立ち上げて、一緒にやってみてください。

この画面までの出し方は、「MT4の注文を解説|新規注文と決済注文の種類と方法」を参考にしてください。

新規注文は、英語で書かれた真ん中の4つの注文種別を使います。

4つの意味は、次に通りです。

  • Buy Limit:買い指値
  • Sell Limit:売り指値
  • Buy Stop:買い逆指値
  • Sell Stop:売り逆指値

買い指値注文をするときは「Buy Limit」を、売り逆指値注文するときは、「Sell Stop」を選択するということです。

2.1.自動でエントリーする予約注文

4つの注文は、価格を指定し「注文を予約する」ために使います。成行注文のように、すぐに約定するわけではありません。「〇〇円に達したら買い、もしくは売り」という注文をし、その価格に達したら自動で売買できるようにします。現在売買するのではなく、未来に向けた注文になります。この認識はしておいてください。

では、買い指値(Buy Limit)を出してみましょう。

まず、オーダーの発注画面を出します。

①通貨ペア

トレードしたい通貨ペアを選びます。

②数量

取引枚数です。

図では、0.03ロット(3000通貨)です。あなたがトレードするロットを入れてください。

③注文種別

指値注文を選択します。そうすると、次の④と⑤が表示されます。

④注文種別

Buy Limitを選択します。これが、買い指値ということです。

⑤価格

指値をおく価格を入力します。

図の左側に現値がありますね。現値は、109.948円です。指値は、この価格よりも低く設定します。今よりも安く買うためです。図では、108.70円にしました。

⑥発注

最後に、ここをクリックして買い指値注文は完了です。

ドル円が108.70円になったら0.03ロットで買う、という予約注文です。

注文が完了すると、チャート上にラインが表示されます。また、予約したオーダーは、ターミナルに表示されます。

次に、買い逆指値注文をしてみましょう。

下図のように、①をBuy Stopにし、②を現値よりも高い価格に設定します。

発注ボタンをクリックすると、完了です。

チャート上に、現値よりも高い箇所にラインが表示されました。また、ターミナルの下にオーダーが追加されます。

これで、「買い指値」「買い逆指値」注文ができましたね。残りは、「売り指値」「売り逆指値」注文です。同じようにやってみましょう。

まず、売り指値です。

①注文種別を「Sell Limit」にします。

②指値する価格は、現値よりも高くなります。

最後に発注をクリックして完了です。

チャートにラインが表示され、オーダーも追加されました。

最後に、売り逆指値注文を出してみましょう。

①注文種別は、「Sell Stop」にします。

②下げ始めたら売りたいので、現値よりも低い価格になります。

発注をクリックして完了です。

チャートにラインが表示され、オーダーも追加されます。

これで、4つの注文を全て出しました。MT4は、次のようになります。

チャート上に4つの注文の価格ラインがありますね。そして、下部ターミナルには4つのオーダーが予約されています。

なお、緑の部分(109.70円)は、注文が入りそうなときに光ります。この業者では、リアルタイムの価格と注文価格が10pips以内になると緑になります。光ったら、そろそろ約定すると分かるので、便利ですね。

2.2.注文できないとき

4つの注文を出すと、チャート上にラインが表示され、ターミナルに予約注文の表示が出るのは、上述のとおりです。注文に成功したということです。しかし、注文が正しくないときは、発注ボタンをクリックしても、下図にように無効だという表示が出てきます。

これは、注文の出し方が間違っているため、「注文が出せません」ということを意味します。正しい注文をし直します。

なお、S/Lは「Stop Loss」、T/Pは「Take Profit」の略です。指値と逆指値と考えればいいでしょう。

よくある間違いを、指値で説明します。

買い指値の場合、今よりも安い価格で買うため、現値が110.00円だとしたらこれより安い価格を指定しなければなりませんね。109.80円や109.50円などです。

しかし、110.20円などと、現値よりも高い価格は間違っていますね。これは、指値ではなく逆指値になります。そのため、発注ボタンをクリックしても無効になるわけです。逆指値に変更するか、価格を変更してから再発注しましょう。

また、4つの注文の全てに共通していることですが、指定する価格が現値からあまりにも近いと、注文を受け付けてくれません。下図を見てください。

現値から40ポイント以内だと発注できない、ということです。40ポイントとは、4pipsのことです。あまりにも近いと、発注してからすぐ約定になることがあります。そのため、相場が乱高下しているときなどは、発注したときにはその価格を通り越していることもあるでしょう。

かりに現値から1pipsしか離さずに買い指値を発注したとき、クリックと同時に3pips下げたとします。そうすると、注文が通せなくなりますね。

本来なら無効となるはずですが、MT4が誤って約定したり、システムに負荷をかけたります。

そのため、現値からある程度の値幅を開けてください、という業者が多いです。

この業者は、4pips以上離せばOKです。これは、業者ごとに異なります。また、通貨ペアにより異なります。お使いのMT4を確認してください。

2.3.注文を変更するとき

一度出した注文に対し、変更や取り消しを行なう方法は2つあります。

一つ目は、チャート上に表示されたライン上に、マウスを持っていきます。そして、ドラッグしたまま上下に動かすと、ラインそのものが上下に移動します。

このやり方は、たとえばサポートラインを引くような感覚でできます。

ローソク足のヒゲに合わせたり、テクニカル的に反発しそうなポイントを見つけたときなど、テクニカル分析をして「ココに指値をおきたい」というときに便利です。

価格で決めるよりも、チャート上で指値(もしくは逆指値)ポイントを見つけたときは、試してみてください。

2つ目の方法は、注文画面から行ないます。

チャートのライン上でダブルクリック、もしくはターミナルのオーダー上でダブルクリックします。

そうすると、次の画面が出てきます。

①価格を変更し、

②変更をクリックしてください。

注文を取り消す場合は、①の価格を変更せずにすぐに取り消しをクリックします。

以上で、注文の変更もしくは取り消しができました。

何度か試し、活用してください。

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執筆者
ぶせな

ぶせな

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