短期〜中期トレードで儲かる株の4つの特徴

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「株式投資をしたいけど、どんな株を買えば儲かるのだろう?」

多くの投資家に共通する悩みだと思います。株式市場には約3,600社の企業が上場していますので、この中から値上がりする株を見つけることは容易ではありません。

ただし、株価が値上がりする銘柄には共通点があります。私は、IPOの短期〜中期トレードをメインに売買しているのですが、その時もこれらを必ず確認しています。

これを知っていただくと、儲かる株を見つけるのは、簡単という訳ではないのですが、一度コツをつかめば、どんどん見つけやすくなっていくことが分かります。

そのためにも、ぜひ最後までお読みください。

1. 儲かる株(値上がりする株)とは何か?

株式投資には利益をあげる方法が2つあります。

  • キャピタルゲイン:株価の値上がりによって得られる利益。
  • インカムゲイン:株主優待や配当金などによって得られる利益。

株式投資の最大の魅力は、キャピタルゲインです。なぜなら、株主優待や配当は得られる額があらかじめ決まっている上、株価の値上がり利益は、配当金以上に大きくなる場合が多いからです。

例えば、株価が500円のものが1,000円に値上がりすれば資産は2倍に増えますし、株価が1,500円に値上がりすれば資産は3倍に増えることになります。2倍、3倍というと現実味がないと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。

実際の株価チャートで見てみましょう。

次のチャートは、ジャパンエレベーターサービスHD(6544)です。

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ジャパンエレベーターサービスHDは、エレベーターやエスカレーターの保守・保全業務を主に行っている会社です。

エレベーターやエスカレーターの保守管理件数が毎年5,000件ずつ増えていることや、株主に利益になるような制度の導入(株主還元)が投資家に評価され、同社の株価は、1年間で上場時の安値435円から2,799円まで値上がりしました。6.4倍値上がりしたことになります。

次の例は、インターネットインフィニティー(6545)です。チャートをご覧ください。

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インターネットインフィニティーは、ヘルスケアソリューション事業及び在宅サービス事業を行っている会社です。新規上場後、すぐに名古屋鉄道株式会社との業務提携や業績見通しの上方修正を発表したことが評価され、株価は上場後の安値966円から一時3,470円まで値上がりしました。

約半年間で株価は3.5倍になりました。

もう一例ご紹介します。串カツ田中(3547)です。下図がそのチャートです。

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串カツ田中は、串カツ居酒屋「串カツ田中」の直営及びFC運営事業を行っています。

同社は上場時に店舗数は120店でしたが、翌年に150店、翌々年には200店と拡大し、業績予想も上方修正しました。そして、業績の拡大とともに株価も710円から一時7,480円まで値上がりしています。

いかがでしょう。

私が得意としているのは、IPO投資なのですが、特にIPO銘柄にはこのように大きく儲かる株が少なくありません。

この3社のように良い銘柄を探すことができれば、株式投資で資産を増やすことができますね。そして、このような銘柄には次のような共通点があります。

2. 儲かる株(値上がりする株)の4つの特徴

値上がりする株には、4つの要因があります。

  1. 業績が伸びている(高成長)こと
  2. 投資家に注目されるIRの発表があること
  3. 株主優待や配当等の株主還元策を新設または改善の発表があること
  4. 出来高が多いこと

これらは、システムトレードなど一部の投資法を除いて、どのような投資法にも共通しています。それでは、これらの要因を一つ一つお伝えします。

2.1. 業績が伸びている(高成長)こと

当たり前ですが、投資家は、利益を得るために成長する企業に投資したいと思っています。そのため、業績が伸びていて、事業が拡大している企業に投資家が集まります。

実際にヤフー(4689)の例を見てみましょう。

ヤフーは、1997年に新規上場しました。その時に1株持っていたとしたら、2018年7月現在では、次のようになっていることになります。

  時価総額 1株当りの理論株価
1997年11月上場時 160億円 70万円
2018年7月時点 2兆2800億円 3億3301万円

※2018年7月時点は7月10日の終値より算出。ヤフーは何度も株式分割をしているため、上の数字は、1997年に1株持っていたら、今いくらになっているかという理論株価を算出しています。

上記をご覧頂くと、ヤフーは約20年の間に成長を続けて、時価総額が160億円から2兆2800億円まで増加しました。そして、当時1株70万円だった株式は、現在まで保有していると3億3301万円にまで増えていることになります。

実際に、ヤフーの売上高を見ると、2002年3月期は467億円でした。それが、2017年3月期は8,537億円に拡大しています。また、経常利益は2002年3月期が103億円、2017年3月期が1,934億円と伸びています(1997年の数字はちょっと見当たりませんでした…)。

このように業績が伸びていく企業の株は買われていくため、値上がりしていきます。

2.2. 投資家に注目されるIRの発表があること

IR(Investor Relations)とは、上場企業が投資家に向けて経営や財務などの状況、業績に関する情報を報告する活動のことをいいます。このIR活動は企業側に委ねられていますが、優良なIRを発表した場合は株が買われる材料になります。

上場企業のIRは、日本取引所グループの「適時開示情報閲覧サービス」にて随時紹介されています。その中で、株価の買い材料となるもので、特に重要なのは下記の通りです。

  • 業績予想の上方修正
  • 東証一部への市場変更

それぞれ見ていきましょう。

2.2.1.業績予想の上方修正

上場企業は年間の業績予想を立てていて、その計画に基づいて経営を行います。しかし、特別な利益が出たり事業が急拡大したりすることによって、事前の予想を大きく上回ることがあります。

その場合、次のように「業績予想の修正に関するお知らせ」というIRを発表します(下方修正の場合も同様です)。

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クリックすると、業績予想と実際の業績にどれぐらいの変化があるかを見ることができます。それが、下図です。

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同社は、当初の予定が売上高126億円、経常利益16億円、当期純利益10億円でしたが、今回の上方修正により売上高132億円、経常利益17億円、当期純利益11億円に上方修正しました。

この発表が評価されて、同社の株価は翌日大幅に上昇しています。

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ご覧のように、同社の前日の終値は832円でしたが、この発表を受けて翌日には一時911円まで値上がりしています。

なお、私が行っている業績の上方修正投資について、「新規上場株の業績の上方修正投資で1年間で155万円稼いだ方法の全て」にて具体的に詳しく書いています。

2.2.2.東証一部への市場変更

東証二部や東証マザーズに上場している企業は、株主数や経常利益など一定の基準を満たせば東証一部へ昇格することができます。東証一部へ昇格すると企業としての信頼度も高まりますし、大口投資家の買いも期待されることから買い材料となります。

下記は、2018年6月20日に東証一部昇格を発表したじげん(3679)の事例です。

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同社は東証マザーズに上場していますが、今回のIRで東証一部への昇格が決まったことを発表しました。その後、翌日はこの材料が注目されて買われています。

その時のチャートをご覧ください。

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ご覧のように、同社の株価は前日の終値801円から翌日は値上がりしています。多くの企業が東証一部への昇格を目指していますので、実際に昇格が発表されると大きな材料になります。

なお、この投資手法はとても有効な方法です。私が『東証一部昇格銘柄を活用して利益を得る株式投資法』という記事に書いていますので、参考になさってください。

2.3. 株主還元策(株主優待・配当)の新設または改善の発表があること

上場企業は、株主還元策(株主に利益を還元すること)を行って、株主の期待に応えようとします。この還元策には、自社の製品や金券などを株主へ贈る株主優待や、株主への「利益の配分」として会社の利益から支払われる配当金があります。

こうした株主優待や配当は、全ての上場企業が実施しているわけではありません。例えば、株主優待なら上場企業3,618社のうち、1,368社実施しています。また、配当金は3,618社のうち3,030社が実施しています。

そして、以下のような発表があった場合、翌日に上場して始まる傾向があります。

・株主優待や配当金を新たに新設する企業
・株主優待や配当金を改善する企業

実際に過去の事例を見てみましょう。下図は、一家ダイニングプロジェクト(9266)の日足チャートになります。

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同社は、2018年5月14日の大引け後に株主優待を新設するIRを発表しました。その内容とは、食事優待券5,000円がもらえるというもので、株価は翌日大きく値上がりして始まっています。

なお、私の場合は、株主優待を受け取らずに利益を狙う投資を実践しています。毎月投資する銘柄がある程度決まっていますので、詳しくは、「株主優待で初心者がチャート分析に自信がなくても20万円稼ぐ具体的方法」をご覧ください。

2.4. 出来高が多いこと

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※上段がチャート、下段は出来高を表すグラフ

株式投資は、アイドルの人気投票に似ています。例えば、AKB48の総選挙は毎年行われていますが、選挙結果の上位10名は下位の人たちより圧倒的に投票数が多いです。人気があればあるほど、投票数は多くなります。

このように、株も人気があれば売買する人が多いので出来高が多くなります。しかし、人気化しない株は売買する人が少なくなる傾向があり、出来高は少なくなります。

上のビジョナリー(9263)のチャートをご覧頂くと、出来高が増加した際に株価が値上がりしており、投資家の注目度が高まったことで、売買量が増えたことが考えられます。儲ける株を探す場合は、出来高に注目するようにしましょう。

3. まとめ

今回の記事では、儲かる株の見つけ方について、ほとんどの投資手法にも共通する特徴を4つご紹介しました。

もちろん、この4つだけで確実というわけではありません。ただし、これらが儲かる株を見つけるコツを掴む、大きな糸口になります。基本だからといって、軽視するのではなく、こうしたことを突きつめることが重要です。

あなたの今後の投資にお役立て頂ければと思います。

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柳橋義昭

柳橋義昭

株式投資を中心に投資をする兼業トレーダー。 主な投資手法はIPO投資とイベント投資、IPO投資については証券会社にてIPOの業務に携わっていた経験や証券ディーラーだった経験を活かして、独自の手法を構築する。IPO獲得の収益よりもセカンダリーの収益の方が大きい。 趣味はドライブと旅行。

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著者:柳橋


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