【11月の株主優待を徹底攻略】少ない銘柄からお宝優待を狙い撃ち

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株主優待を目的に投資を始めるとき、一番初めに悩むことは「銘柄選び」ではないでしょうか。

現在日本株で株主優待制度を導入している企業は、1,300社以上!

当ページでは、数ある株主優待の中でも利回り・安定性を重視した本当におすすめしたい銘柄を紹介いたします。

11月の株主優待銘柄は39件と、年間の中で2番目に優待銘柄が少なく落ち着いた月間になります。

翌月の12月末日に、「日本マクドナルド(2702)」や「すかいらーくHD(3197)」など人気優待銘柄が続々と株主還元の準備を始めています。

本命の銘柄を狙いたい個人優待投資家は既に年末の権利取りに注目していることでしょう。

そんな中、少ない中にもお宝が眠る11月。

数少ない銘柄の中から狙いたい優待をピックアップして、買い時やタダ取りのチャンスなどお得となる手法を徹底調査していきましょう。

目次

優待株を購入前に確認しよう

11月の株主優待銘柄をチェックする前に、優待取得についての基礎知識を学んでいきましょう。既に優待の基礎知識を知っている方も今一度おさらいしましょう。

購入日や売却日を理解していなければ、せっかく株を購入しても、株主優待の受け取り権利が発生しない場合があります。

なぜなら、優待取得には「必ず株主でいなければいけない日」があるからです。

まずは優待取得で一番大切な権利日と11月の相場についてお話します。

相場状況を知る~11月の株価の動き~

11月の特徴として、3月に本決算を迎える多くの企業たちが相場を握っているといっても過言ではありません。

なぜなら、3月末決算の企業は9月末に中間決算があり、その発表が10月末~11月中旬に集中するからです。

特に日本株を牽引しているような大型株が多く、決算内容によって日経平均株価や地合いが引っ張られることも。

ただ、株の格言に「5月に売って、11月まで戻ってくるな」という言葉も存在します。

投資アノマリーとして、年末に向けて下降基調から上昇基調へ変換となりやすい時期でもありますので、全体的な相場としては、過去の動きから「買い」が推奨されていることが多くあります。

権利付き最終日と権利落ち日を確認!

株主優待取得にあたって、忘れてはいけない言葉が存在します。

  • 権利付き最終日
  • 権利落ち日
  • 権利確定日

この3日間は株主優待をもらうにあたって、絶対忘れてはいけない日となりますので、

2018年11月の大切な日を確認しておきましょう。

権利付き最終日

2018年11月27日(火)

権利付き最終日は、「この日までに買う必要がある期限の日」ということになります。

株主優待の権利を取得するには、この権利付き最終日の大引けまでに目的の株数を購入する必要があります。

権利落ち日

2018年11月28日(水)

権利落ち日は、権利付き最終日の翌日のことで、「優待株を売ってもいい日」となります。

権利付き最終日を過ぎれば、権利落ち日の成り行きで売ってしまっても問題ありませんが、

高利回りの優待株は「優待落ち(配当落ち)」と呼ばれる一時的な株価下落となる可能性も。

下手をすると優待以上の損失になってしまうこともありますので注意したいところです。

権利確定日

2018年11月30日(金)

権利付き最終日から3営業日後が、株主名簿の記載が確定される権利確定日となります。

初めて株主優待を取得する人は「権利確定日までに購入を」と間違いやすいのですが、

この権利確定日に売買を行ったところで株主優待の権利は発生しません。

株主優待の到着予定は?

11月末に権利確定を迎えた株主優待は、

早い企業で翌年の1月中旬頃、
遅くても2月末には株主優待の商品や案内が発送される予定です。

株主優待は、権利確定後すぐに到着するわけではないので、気長に待つようにしたいですね。

株主優待ランキング~11月~

株主優待ランキング~11月~

1位:ヴィレッジヴァンガード(2769)

2位:串カツ田中(3547)

3位:タマホーム(1419)

4位:ファーストコーポレーション(1430)

5位:キユーピー(2809)

6位:アヲハタ(2830)

7位:キャリアバンク(4834)

8位:サムティ(3244)

【ランキング1位】利回りトップクラス!ヴィレッジヴァンガード(2769)

では、ここからメインである銘柄紹介に入りましょう。

まず注目したい銘柄は11月株主優待の中でも圧倒的な利回りを持つヴィレッジヴァンガードコーポレーション(2769)について紹介します。

若者に人気の雑貨店

「ヴィレヴァン」という愛称で、10代から20代の若者から絶大なる支持を持つおもしろ雑貨店です。

キャッチコピーは「遊べる本屋」。

斬新すぎる品揃えとユニークな手書きのPOPで、お客さんの心を掴み、現在は全国に390店舗ほど展開している小売業です。

ヴィレッジヴァンガード(2769)の株価と利回り

ヴィレッジヴァンガードの株主優待は以下のものがもらえます。

100株以上取得:店舗で使える買い物券

継続保有1年未満 10,000円相当(1,000円券×10枚)
継続保有1年以上 11,000円相当(1,000円券×11枚)
継続保有2年以上 12,000円相当(1,000円券×12枚)

2017年から2018年にかけての株価は、1,000円から1,100円の間を推移しています。

では、過去1年間のチャートを確認してみましょう。

【過去1年間のチャート】


一時的に1,150円まで上昇したこともありましたが、その後はゆるやかな株価を推移しています。

過去1年間の平均株価は約1,050円。

優待取得は100株からですので、投資金額は105,000円(+手数料)ほど必要となります。

105,000円で10,000円分の買い物券がもらえるということは、

優待利回り=9.52%と、日本国内の株主優待銘柄の中でもトップクラスの利回りです!

ヴィレッジヴァンガード(2769)の優待の使い方

店舗で買い物券として利用できるヴィレッジヴァガードの株主優待ですが、利用方法に注意点があります。

  • 買い上げ金額2,000円ごとに1枚(1,000円券)利用可能
  • 有効期限は発行日から1年間
  • オンラインショップでの利用は不可

ということは、店舗で販売されている商品を実質半額で購入できる優待ですね。

利用可能店舗は、ヴィレッジヴァンガードが運営する店舗で利用できますが、一部の店舗(Home Coming、こととや)では利用不可となっています。

奇抜な本屋だけでなく、カジュアル雑貨やレストランもありますので、利用範囲は比較的広い優待でしょう。

ヴィレッジヴァンガードのショップリストはこちら

クロス取引を行う場合

現物買いと空売りで、優待落ちのリスクを軽減する手法のクロス取引

資金の効率化を図るためにクロス取引をして株価下落のリスクを負わずに手にいれたくなりますが、ヴィレッジヴァンガードは賃借銘柄ではありません。

ですので、制度信用取引を利用したクロス取引は不可能です。

一般信用で在庫があれば、空売りと現物の両建てで値下げリスクを回避することは可能ですが、現在一般信用取引で在庫を持っている証券会社はカブドットコム証券のみとなっております。

一般信用の在庫自体も多くないので競争率は激化しそうですし、長期間保有することで優待の金額もあがりますので、安い価格で仕込み長期間持ち続けることが望ましいかもしれません。

【ランキング2位】関西から世界に挑戦!串カツ田中HD(3547)

次に注目したい銘柄は、2016年にマザーズの新生として上場した飲食店の串カツ田中(3547)。

小売業らしからぬ、マザーズ特有の値動きの荒さで投資家の心を揺るがす銘柄でもあり、上場してから1年の間で2回も分割を行うなど何かと市場を賑やかしていることでも有名です。

2016年に上場した串カツ専門店

「串カツ田中」は、大阪新世界のB級グルメでもある二度漬け禁止の串カツの専門店です。

関西の隠れた名物である串カツを全国に、そして世界へ日本の食文化として広げたいという企業理念を持っており、赤ちゃんからペットまで一緒に楽しめるお店づくりを特徴としたアットホームな雰囲気が売りの飲食店です。

串カツ田中HD(3547)の株価と利回り

串カツ田中の株主優待は以下のものがもらえます。

優待内容:飲食で使える優待券が年1回

100株以上 2,000円相当(1,000円券×2枚)
300株以上 4,000円相当(1,000円券×4枚)
600株以上 6,000円相当(1,000円券×6枚)
900株以上 8,000円相当(1,000円券×8枚)

優待利回りは100株取得が一番高くなりますね。

次に串カツ田中の株価チャートを見てみましょう。

【過去1年間のチャート】

一時的に7,000円超えまで高騰していますが、現在は3,000円から3,500円超えあたりを推移しています。

平均株価は約3,250円ですので、一番利回りの良い100株では、

優待利回り=0.615%となります。

約320,000円投資で年間2,000円の優待は少し寂しく感じるかもしれませんが、

まだ上場して2年の企業です。

業績も好調のようですので、改良の可能性も考えられますね。

将来性という意味では楽しみな銘柄です。

串カツ田中HD(3547)の優待の使い方

食事券として利用できる株主優待ですので、全国の串カツ田中直営店で金券として利用できます。

串カツ田中の店舗検索はこちら

「2,000円程度の優待か」と思われるかもしれませんが、串カツ1本100円~ですので、2,000円あればお腹いっぱい食べることができそうですね。

クロス取引を行う場合

串カツ田中は、一般信用取引が利用できる証券会社がありません。

ですのでクロス取引を行う際は制度信用取引を利用することになります。

過去2回(2016年、2017年)の権利付き最終日には逆日歩はついていないようです。

逆日歩は、制度信用取引を行った際に、人気があがりすぎて貸し出せる株が不足したときに発生する追加コストで、どのタイミングでいくら発生するか大引けになるまでわかりません。

下手をすると、優待額以上の逆日歩を支払わなければならないことも。

銘柄が少ない11月ですので、高利回りで人気が高くなった銘柄は投資家が集中しやすくなります。

その際に高額な逆日歩がついて、優待よりも追加支払いの額が大きくなるリスクも存在します。

※2018年10月19日 信用規制により新規売りは禁止となっています※

【ランキング3位】人気のQUOカードは抑えたい!タマホーム(1419)

戸建て販売や分譲マンションの大手不動産企業であるタマホーム。

注文住宅をメイン事業としており、大々的な広告を打ち出していますので、名前を知っている人も多いはずでしょう。

100株取得で500円分のオリジナルデザインのQUOカードを優待制度として取り入れております。

また、株主保有期間が3年以上になると1,000円分にグレードアップ!しかも権利確定日は5月と11月にありますので、年2回もらうことができるのです。

タマホーム(1419)の優待内容

タマホームの株主優待は、下記の内容からの選択制となります。

保有株数 グループで利用可能の優待券   特製クオカード
100株

保有期間3年未満:1%割引

保有期間3年以上:2%割引

保有期間3年未満:500円

保有期間3年以上:1,000円

1,000株

保有期間3年未満:2%割引

保有期間3年以上:4%割引

同上
10,000株

保有期間3年未満:3%割引

保有期間3年以上:6%割引

同上

グループ利用可能の優待券とは、住宅購入やリフォームの際に使える優待となります。

住宅購入となると高額な出費になりますので、タマホームを利用する予定のある人は割引券をもらう方が金額の面ではお得かもしれません。

しかし、大半の株主はQUOカードを選択しているようです。コンビニ等でも気軽に利用できるQUOカードは魅力的ですね。

タマホーム(1419)の株価と利回り

株価は1,000円~1,200円ほどを推移していることが多いので、安値で仕込むチャンスを伺いたいですね。

平均株価1,150円

優待利回り=0.86%

3年未満の保有期間であればそれほど利回りは高くありませんが、3年以上保有で2倍になりますので、長期保有銘柄の候補として検討してみては如何でしょう。

【ランキング4位】連続増配中で急成長↑↑ファーストコーポレーション(1430)

首都圏を中心に分譲マンションに特化した建設会社であるファーストコーポレーション。

新築分譲マンションの施工をメイン事業としていますが、今後はシニア向けマンションなども手掛けていく予定のある勢いが衰えない会社です。

株主優待は、前項のタマホームと同じQUOカードになります。

また、配当金も上場以来増配を続けており、配当利回り3%超えですので、是非押さえておきたい銘柄です。

ファーストコーポレーション(1430)の株主優待

ファーストコーポレーションの優待内容は下記の通りになります。

100株以上 1,000円分のQUOカード
10,000株以上

2,000円分のQUOカード

10,000株は一般的な個人投資家には現実的ではないので、

100株で1,000円分をいただきたいところですね。

ファーストコーポレーション(1430)の株価と利回り

株価もタマホームと同等で、1,000円から1,200円を推移しています。

平均株価:約1,100円

優待利回り:0.90%

配当利回りは1%割れになっていますが、配当金は38.00円を予定しています。

現在の株価で算出すると配当利回り3.45%と、日本株の中では高配当の部類です。

ランキング5位~の銘柄を一挙紹介

【ランキング5位】マヨネーズでお馴染みキユーピー(2809)

優待内容:3年以上保有でもらえる自社製品(グループ含む)の詰め合わせ

100株以上 1,000円相当
500株以上 2,000円相当
1,000株以上 3,000円相当

スポンサー番組「キユーピー3分クッキング」でもお馴染みで、マヨネーズやドレッシングが主力のキユーピー。

マヨネーズの国内シェアは首位であり、歴史も古い会社です。

ここ1年の最高高値は3,100円、最安値は2,435円。

業績も右肩あがりですので、2,600円を割れば買いを検討してみてもいいのではないでしょうか。

平均株価は2,700円ですので、優待利回りは0.37%になります。

優待がもらえるまで、3年間は保有する必要がありますので、気をつけたいところです。

【ランキング6位】フルーツジャムが美味しい!アヲハタ(2830)

優待内容:自社製品の詰め合わせ

100株以上 1,000円相当
1,000株以上 3,000円相当

パスタソースやジャムなどが主力製品のアヲハタ。前項で紹介したキユーピーの子会社です。

優待内容も、メジャーブランド「アヲハタ55ジャム」を含む自社の主力製品の詰め合わせがもらえます。

ここ1年の株価は2,400円から2,700円を推移しており、現在もゆるやかに上昇の力が伺えます。

現在の株価:2,700円で優待利回りを計算すると、0.37%と親会社のキユーピーと連動した動きが見れますね。

アヲハタはキユーピーのように長期保有の縛りがないので、権利確定後に優待をもらうことができます。

【ランキング7位】本屋好きにオススメ優待!キャリアバンク(4834)

優待内容:図書カード

100株以上 1年未満:1,000円分 1年以上:1,500円分
500株以上 1年未満:2,000円分 1年以上:2,500円分
1,000株以上 1年未満:3,000円分 1年以上:3,500円分

北海道で地域密着型の人材派遣業に注力をしているキャリアバンク。

北海道以外の人には聞きなれない会社名かもしれませんが、北海道で初めて人材派遣業を行った会社です。

株主優待は、今の時代に珍しく図書カードが贈呈されます。1年以上保有していると、金額が500円アップに。

本が好きな方、小さなお子様を持つ方には大変使い勝手のいい優待ではないでしょうか。

株価も過去4年は1,000円前後を推移しており、高騰もありませんが急落もないので安心して保有できる銘柄だと思います。

平均株価:1,000円

優待利回り:1.00%

【ランキング8位】ビジネスホテルの割引券は希少優待!サムティ(3244)

優待内容:センターホテルの宿泊優待券

100株以上 センターホテル(東京・大阪)の宿泊割引券(3,000円分)
300株以上 センターホテル(東京・大阪)の宿泊無料券1枚
1,500株以上

センターホテル(東京・大阪)の宿泊無料券1枚
天橋立ホテルの宿泊割引券(5,000円分×4枚)

投資用マンションや再生マンションを販売する不動産業のサムティ。販売だけでなく、賃貸業やホテル事業も拡大しており、ここ4年で毎年増益している成長企業です。

2018年8月に2,100円の高値をつけましたが、2018年10月は平均位置の1,500~1,600円を推移。配当利回りが4%超えなところも魅力的な銘柄ですね。

平均株価:1,600円

優待利回り:1.875%

まとめ

数は少ないけれども、個性的で私たちの生活に直接関わりのある企業が多く存在する11月。その中でも優待投資家に人気が高く、今後の成長が見込めそうな銘柄をいくつか紹介しました。

気になる銘柄は見つかりましたでしょうか。株主優待への投資は、私たちの生活にゆとりと楽しみを与えてくれます。

短い期間で多額の利益を稼ぐトレードも魅力的ですが、企業からの還元でもある株主優待を取得して、株主としての本来の楽しみ方を味わってみては如何でしょう。

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