FXの逆指値注文の使い方|スキャルピングで大損しないための対処法

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20180314

FXのトレードをしていて、突発的な値動きに対応できなかったり、ちょっとした気の緩みで損切りを躊躇してしまって、損失が膨らんでしまったことはありませんか? 

このような大損を防ぐためには、「逆指値」注文を使うことで対処できます。逆指値を入れておくだけで、大損の心配から解放されます。

逆指値を使いこなせるようになると、小さな利益を積み上げて大きく負ける「コツコツドカン」が無くなりますので、精神的に安定を得られ、本来のトレードに集中できるようになります。

この記事では、私が使っているFX口座の画面を使って、この逆指値の活用方法をご紹介します。ぜひ最後までお読み下さい。

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ぶせな

ぶせな

FXの専業トレーダー。2009年に本格的にFXをスタートし、累計利益は、3年目で5000万円、5年目で1億円、8年目の2017年には1億5千万円を超える。一時的な利益でなく、継続的に利益を上げ続けるために、リスクを抑えることに重点を置き、短期売買を繰り返す「スキャルピング」と長めに保有する「デイトレード」の両方の手法を得意とする。

1.FXの注文方法を使いこなすべし

1.1.逆指値は特にスキャルピングで有効

逆指値注文の説明をする前に、逆指値が特に有効なスキャルピングという手法についてお伝えします。

スキャルピングは、わずかな値幅を狙って繰り返しトレードを行う手法です。1回の取引時間が短く、取引回数が多いため、勝ちトレードが多い反面、負けトレードも比例して多くなる傾向があります(私のスキャルピングについては、『スキャルピングで5年で1億稼いだ私のトレード手法の全て』をお読み下さい)。

スキャルピングの場合、数pipsの含み損益で売買するため、たとえエントリーして数pips逆行しても、すぐに戻ると期待してしまいがちです(pipsについては、「FXの単位pipsとは」を参考にして下さい)。

「あと数pips戻ったら損切りしよう」「すぐにプラスマイナスゼロには戻るだろう」という感覚に陥りやすく、ルール通りにいかないこともスキャルピングの特徴です。本来は、損失は小さく利益は大きくの損小利大のトレードを心掛けるべきなのですが、利益は数pipsで損失は30pipsや50pipsの損大利小のトレードになってしまいます。

そこで、このコツコツドカンを無くすための一つの対処方法が、逆指値です。次の項から、逆指値の基本から具体的な使い方までをわかりやすく解説していきます。

FXで利益を上げ続けるためには、様々な注文方法を試して、その中からあなたに合うものを活用することが必要です。今すぐ使わなくても、知っていると役に立つ時が来ますので、時間に余裕がある時に逆指値以外の注文方法もお試しいただければと思います。

1.2.逆指値注文の使い方

逆指値は、次のような注文方法です。買いと売りの場合で分けて考えるとわかりやすいです。

  • 買いの場合:「ある価格以上になったら買う」
  • 売りの場合:「ある価格以下になったら売る」

具体的には、次の3つの使い方だとお考え下さい。

  1. 損切りに設定する(ストップロス)→決済注文時
  2. 利益確定に設定する→決済注文時
  3. ブレイク後のトレンドを捉える→新規注文時

1.と2.は、ポジション保有後に決済する時(イグジット)に使います。そして、3.は、新規注文の時(エントリー)に使います。このように、逆指値はエントリーとイグジットの両方に使えます。

ここで覚えておいてほしいことは、FXでいう決済(イグジット)とは、反対売買のことです。たとえば、「買い」ポジションを決済するためには、「売る」必要があります。この「売る」というのは、売りポジションを建てるのと同じことです。決済するために「売る」のと、新規でポジションを持つ時に「売る」のは同じ行動というわけです。

この3つの注文方法について、次の記事でイラスト入りでわかりやすく説明されていますので、参考にして下さい。株式投資の例で説明していますが、注文方法はFXと共通なので、FXに置き換えてお読みいただけます。

2.JFXの2つの逆指値注文がおすすめ

それでは、FXの「スキャルピングで」「コツコツドカンをしない」使い方を見ていきましょう。

ここで説明する逆指値注文は、上述した3つのうち、1つ目の「損切りに設定する(ストップロス)」使い方です。これには、次の2つ方法があります。

  • 注文と同時に逆指値を入れる(pipsで決める)
  • 指定した金額で決済する(損失額で決める)

簡単に言うと、損切りの基準を値幅で決めるのか、金額で決めるかです。この2つの損切り設定をすれば、思わぬ大損から解放されます。

ここでは、私がメイン口座の一つで使っている、JFXの口座の画面を使ってご紹介します。

なぜJFXなのかというと、この2つの逆指値の使い方ができるFX会社が他にほとんど無いからです。つまり、JFXは、スキャルピングでコツコツドカンをしないために適した口座なのです。

また、スキャルピングを公認している数少ないFX会社でもありますので、スキャルパーにはおすすめのFX口座です(詳しくは、『JFXの使用レビュー|稼ぐスキャルパーがメイン口座にする理由』も併せてお読み下さい)。

2.1. エントリーと同時に「決済逆指値」を設定して大損を防ぐ

決済逆指値とは、損切りの場合は、一定以上の損失が出ないようにストップロスを置くことです。

一般的に、決済時の逆指値注文は、エントリーした後に自分で設定することが多いです。しかし、スキャルピングの場合、エントリーからイグジットまで数秒で完結する場合が多く、ポジションを持ってから逆指値を設定していたら間に合いません。また、相場が大きく動いた時は1時間で何十回も売買しますので、その都度設定することは不可能です。

そこで、エントリーと同時に損切りの逆指値注文が自動的に設定されるようにします。これは、事前に一括して設定できますので、スキャルパーにとってはとても重宝する機能です。

仕組みをもう少し詳しく解説させていただきます。

新規の注文をした後、思惑と外れて逆行し、予め設定した損切りの値幅(-10pipsなど)まで逆行すると、自動で損切りしてくれます。決済までの値幅(pips)は、任意に設定できます。一度この値幅を決めてしまえば、全てのエントリーに逆指値が自動で入るため、これ以上の操作は不要です。

たとえば、損切りの値幅を一度-10pipsと設定すれば、100回エントリーしようが1000回エントリーしようが、いくら損切りをためらっても-10pipsに到達すると自動で損切りしてくれます。つまり、大損のしようが無いのです。

ただし、損失の値幅が-10pipsに固定されるわけではありません。-10pipsに達したら自動で成行注文されるということなので、注文が通った時の損切りのpipsは、場合によっては-10.5pipsや-11pipsになることもあります。

相場が急変した時は、成行注文執行から約定までのほんのわずかな時間でレート変動することがあります。このような時は、いくら損切りの逆指値注文をしていたとしても、-15pipsや-20pipsで損切りになる可能性もありますので、注意が必要です。

これは、手動で成行注文で損切りしようとしても同じですので、さほど大きな問題ではありません。悔しいかもしれませんが、損切りを決断できず、クリックを躊躇してさらに損失が膨らみ、-30pipsや-50pipsで損切りする結果になっていた可能性も十分に考えられます。

-10pipsに達した瞬間に感情を入れずに機会的に損切りを執行してくれるだけでも、有難い機能です。

さて、JFXの画面を使って、この逆指値注文の設定の仕方を説明します。画像を載せますが、こちらのマニュアルも併せてご活用下さい。

まず、上部の「クイック注文」をクリックします。

クイック注文と同時に逆指値

次に、「決済逆指」にチェックを入れ、その下の「決済pips差」に損切りの値幅を入力します。

クイック注文と同時に逆指値②

このように設定するだけで、全ての新規注文に損切りの逆指値注文が有効となります。

逆指値注文には、いくら以上の価格になったら新規に買うという使い方もありますが、私は、このように「保険」として使う方法をおすすめします。 

ここでいう保険とは、あなたが手動で損切りできなかった時に、最後の手段として発動させるためのものです。最悪の場合でも、これ以上の損失を出さないようにするためです。

損切りできない場面は、たとえば、次のような時が想定されます。いずれも、ポジションを持っている時です。

  • 突発的なニュースが出て値が飛ぶ
  • 経済指標の発表を忘れていた
  • 売買が急増する時間帯だった
  • 節目を大きくブレイクアウトするポイントにあった
  • 損切りできずに戻るまで祈っている

共通することは、物理的や精神的なことを含め、損切りしたくても追いつかずにできない時です。

あなたのルールが、いつも-3pips前後で損切りしているなら、保険として-5pipsや-10pipsに設定しておくと良いでしょう。-3pipsだとすぐに逆指値注文が発動されてしまう場合もありますので、もっと広い-10pipsや-20pipsでも良いですね。どんなに最悪でも、-20pipsで損切りされれば、一発で大損して退場することは無くなります。

このように、保険の意味合いで逆指値注文を活用すると、あなたが損切りできない最悪の時に自動で損切りしてくれます。先ほども述べましたが、この時に、いつも基準にしている損切り幅から少し離れたところに設定することをおすすめします。

ここで注意していただきたいのは、手動で損切りを行うことができる時に逆指値を使わないことです。なぜなら、いつも逆指値で損切りをしていると、トレードスキルが身に付かないからです。

本来は、損切りすべき時にあなた自身で決断して損切りを執行できなければなりません。サクサクと機械的に損切りできるようになることも、トレードを上達させるために必要なスキルです。いつも逆指値に頼っていると、このスキルは身に付きません。

繰り返しになりますが、逆指値はあくまでも、想定外の損失を防ぐための保険としてお使い下さい。

なお、基本的な逆指値注文の使い方は、こちらのマニュアルを参考にして下さい。JFXでの設定方法を覚えれば、逆指値注文がある他のFX会社でも大体使えるようになります。

逆指値とは

2.2. 「金額指定全決済注文」も損失を限定する使い方

先ほどは、pipsで損切りの逆指値注文を入れる方法をお伝えしましたが、ここでは、金額で損切りする方法をご紹介します。

この機能は、含み損が事前に指定した金額に達したら自動で決済注文を執行してくれる注文方法です。こちらも、先ほどと同様、一度この損切り金額を決めてしまえば、全てのエントリーに逆指値が自動で入るため、これ以上の操作は不要になります。

たとえば、損切り幅を-10万円で設定しておけば、含み損が-10万円に到達したら損切りを執行してくれます。急に値が飛んだ時に備えて、これ以上は損したくないという金額を設定しておけば、少なくとも大損の可能性が無くなりますね。

ちなみに、この金額指定全決済注文も、損切りができない時に想定外の損失を防ぐための保険として使うことをおすすめします。詳しくは、こちらのマニュアルも併せてご活用下さい。

金額指定決済

金額指定決済②

2.3.逆指値注文のその他の使い方

これまでお伝えした、pipsか金額の損切り基準を事前に設定して強制的に執行させる2つの方法は、大損しないための対処法としてご紹介しました。しかし、逆指値は、利益確定の指値注文としても使えます。

設定方法は簡単で、これまで説明してきた含み損を含み益に読み替え、マイナスではなくプラスの数字を設定画面で入力するだけです。たとえば、+10pipsや+10万円に達したら自動で決済するという感じです。

このように活用することで、機械的に利益確定ができるようになる上、相場が見れない時に設定すれば、含み益から含み損に変わって悔しい思いをすることも少なくなるはずです。

なお、FXには、逆指値注文を含めて様々な注文方法があります。整理する意味でも、JFXのこちらのマニュアルにまとまっていますので、お時間がある時に全て読み通して把握することをおすすめします。

注文の種類

いかがでしょうか。

FXにはこんなに注文方法があることを初めて知った方も多いのではないでしょうか。どんな手法でも、知っていればいつか何かしらの方法を活用できるはずです。スキャルピングで逆指値を使う他、デイトレードスイングトレードでも、様々な注文方法が活用できそうですね。

ちなみに、ロスカットについて理解を深めたい方は、次の記事もぜひお読み下さい。逆指値という保険をかけて損失を限定させても、そもそも強制ロスカットについての理解がなければ、本当に活用できたとはいえません。

まとめ

FXのスキャルピングで負けるパターンは、コツコツドカンです。しかし、この記事でご紹介した逆指値の2つの注文方法を活用すれば、これから大損することが無くなります。そう考えただけでも、精神的に楽になると思いませんか。

損切りの重要さを軽く考えていたり、経験不足だったりすると、思わぬ時に大損してしまいます。少しでも心当たりがある方は、ぜひご活用ください。

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