FXの基本をわかりやすく解説|初心者がこれだけは知っておきたい全知識

FXという言葉は聞いたことがあるけれど、

  • FXについてもっと詳しく知りたい
  • FXで稼げるようになりたい

という思いから、あなたはきっとこのページに来られたのだと思います。

この記事は、FXで8年間で1億5千万円以上の利益を稼いでいる専業トレーダーのぶせな氏の100以上のノウハウ記事の中から、「FXを始めるために最低限必要な知識」が身に付くようにまとめたものです。

FXの仕組みをはじめ、準備するもの、トレード前に知っておきたい知識、心構え、リスク、口座選びのポイント、取引手法など、初心者にもわかりやすいように一から丁寧に解説しています。

順番にお読みいただければ、FXの知識を、ゼロからトレードを始められるレベルまで一気に引き上げることも可能です。ぜひ、最後までお読みいただけると幸いです。

執筆者
投資の教科書事務局

投資の教科書事務局

投資の教科書事務局では、実際に成果をあげている全国のトレーダーに取材をし、裏付けが取れた情報を基に記事を作成しています。この方針を貫き、個人投資家に本当に役に立つ知識やノウハウをお届けします。

1.FXの基本|3分でわかる解説

1.1.FXとは

FXとは、「Foreign Exchange」の略で、正式には「外国為替証拠金取引(がいこくかわせしょうこきんとりひき)」といいます。略称で「外為(がいため)」と呼ばれることもあります。

FXは、簡単にいうと、 ドルやユーロなどの異なる通貨を売買して利益を得る取引のことです。

例えば、「本日の外国為替市場のドル円は1ドル112円45銭で、前日と比べて10銭の円安で推移しています。」のようなニュースを耳にしたことがあると思います。

このように、今ならいくらで交換できます、という通貨の価格(交換レート)は常に変動しており、海外旅行によく行って両替する人や、海外の企業と取引をする企業にとっては、身近かもしれません。

FXは、この価格の変動を利用して、次の2つのパターンによって利益を狙います。

  • 「安く買って高く売る」
  • 「高く売って安く買い戻す」

繰り返しになりますが、上図のように、FXは外貨を投資対象にして、交換(為替)レートが変動する仕組みを利用して差益(利益)を狙う取引です。まずは、これを確実に押さえましょう。

なお、FXとは何かの理解をさらに深めたい方は、次の記事も併せてお読み下さい。

≫ FXとは?始める前に必ず理解しておくべきこと全て
株とFXの違い|あなたに本当に向いているのはどっち?

それでは次に、どのような要因でレートが変動するのか、理由を見ていきましょう。

1.2.FXのレートが動く仕組み

FXとはどのような取引なのかをイメージできたら、FXのレートが動く仕組みを理解しましょう。

FXに限らず、価格は「需給」で決まります。つまり、買いたい人(=需要)が多ければ上昇し、売りたい人(=供給)が多ければ下落します。

では、どのような要因で需給が決まるのでしょうか?これには、大きく分けて次の2つあります。

FXで利益をあげるコツは、上記のテクニカルとファンダメンタルを理解し、FX取引に参加している人の心理、つまり集団心理をなるべく正確に読み取ることです(詳細は記事の後半にて)。

詳しくは、次の記事で解説していますので、理解を深めて下さい。

≫ FXの仕組み|為替レートを動かす2つの要因とは

1.3.FXを始める流れ

では、どうやってFXを始めたらいいのか、ここでは”大まかな流れ”をつかみましょう。

実際にFXを売買するためには、FX専用の口座を作る必要があります。FX口座は、銀行口座を作る感覚で簡単にできる上、FX会社に出向かなくてもネット(場合によっては郵送と併用)で行えます。早くて2~3日もあれば口座開設できます。

次の画像で手順をご確認下さい。

なお、この記事の後半で、取引を始めるために必要な金額、口座の選び方のポイントを解説しますので、ここでは、大きな流れをご確認下さい。

次の記事では、実際のFX会社の口座開設画面を使ってわかりやすく説明しているので、ぜひご覧下さい。

≫ FXの口座開設方法の流れ|必要書類と注意点

2.FXのメリット|70万人を引き付ける理由

国内でFX取引をしている人は、約70万人いると言われています(根拠は、「FXで生活する専業トレーダーの実態とは?」の「1.2.2.国内のFX投資家の人数」をご覧下さい)。

では、FXはなぜここまで注目される投資なのでしょうか?大きなメリットは、次の3つです。

【FXの3つのメリット】

1. 少ない金額で始められる
2. 平日24時間いつでも取引できる
3. 投資対象選びの煩わしさが少ない

一つ一つ詳しく見ていきましょう。

2.1.少ない資金で始められる(レバレッジが効く)

FXは、口座に入っている資金の最大25倍の金額の取引ができます。そのため、少ない資金で始められます。

これを可能にしてるFX特有の仕組みが、「レバレッジ」です。レバレッジは「てこの原理」ともいい、シーソーのように「小さな力で大きなものを動かす」比喩として使われます。

例えば、1ドルが100円の場合、本来は、1万ドルを買うためには100万円が必要です。しかし、レバレッジ(25倍設定)を使うと、4万円(=100万円÷25倍)があれば1万ドル購入できます。

ただし、レバレッジには注意していただきたいことがあります。それは、最大25倍の取引ができる反面、同じ分だけ損失を被る可能性もあることです。このレバレッジのリスクは非常に重要なので、後ほど改めて説明します。

ここでは最低限、FXで元手以上の取引ができる理由はレバレッジにある、ということを覚えておきましょう。なお、レバレッジについての具体的な内容は、次の記事でご確認下さい。

≫ FXでレバレッジの高いトレードができる人の条件3つ

2.2.平日24時間いつでも取引できる

株式取引は平日の9時から15時まで(昼の11時30分から12時30分を除く)しか取引できませんが、FXは平日24時間取引できます

※実際の取引時間はFX会社によって若干異なり、ヒロセ通商の場合は、月曜日の7時から土曜日の朝6時までです。なお、サマータイム(3月の第2日曜日から11月の第1日曜日)適用時は、それぞれ1時間ずつ早まります。

そのため、FXは、会社員でも仕事から帰宅後の夜に副業でトレードすることもできます(参考:「FXの副業を始める前に知っておきたい全てのこと」)。また、盲点かもしれませんが、日本が月曜日から金曜日の祝日の場合でも海外市場は空いているので、祝日でもFXは取引できます。

ただし、FXは平日24時間取引可能とっても、常に一定の取引量があるわけではなく、時間帯によって活発に取引されやすい時間帯があります。早朝や祝日は参加者が少なく、買いたいレートで買えなかったり、売りたいレートで売れなかったりする場合があるので、注意しましょう。

では、活発に取引されやすい時間はいつなのでしょうか?具体的には、次の3つの時間帯です。

  • アジア(東京):日本時間の9時~12時
  • ロンドン:日本時間の15時~18時
  • ニューヨーク:日本時間の21~25時

次の世界地図でも確認しておきましょう。

このように、FX取引が活況になる時間帯は、

①アジア(東京)→ ②ロンドン → ③ニューヨーク

と推移していきます。また、時間帯によって活発に取引されやすい通貨ペアも変わってきます。そのため、取引時間ごとの通貨ペアの値動きの特徴をよく把握して売買することが、FXで稼ぐコツの一つになります。

これはとても大事なことなので、次の記事で必ず確認しておきましょう。

≫ FXの取引時間別の特徴とトレード戦略の立て方

2.3.投資対象選びの煩わしさが少ない

FXは、株と比べて投資対象が少なく、何を売買するかを選ぶ煩わしさが少ないことも特徴です。

株の場合は、上場している約3,600社の中から上がる銘柄を業績などをチェックして見つけなければなりません。一方、FXの場合は、 売買に向いてる通貨ペアは、米ドル/円をはじめとしたせいぜい十数通貨です。そのため、FXは最適な売買の”タイミング”を図ることに注力できます。

では、どのような通貨ペアが売買に向いているのでしょうか?ぶせな氏が、次の記事で実際にトレードしている人にしかわからない視点で書いているので、ぜひお読み下さい。

≫ 通貨ペアとは|FXで勝つための正しい選び方

3.FXのリスク|負けてしまう3つの理由

ここまでお読みいただき、FXはいい事ばかりだと思った方もいるかもしれません。

しかし、FXは投資である以上、当然、リスク(デメリット)も存在しますこれをしっかり理解して始めないと、大切なお金を減らしてしまうことになりかねません。

ここでは、FXで負けてしまう人の特徴と、FXの最大のリスクと対策を解説していきます。

3.1.相場状況が変動するリスク

一般的に、投資で何年間も稼ぎ続けられる人は、10%もいないと言われています。しかし、FX会社の役員に聞いた話によると、1年間の成績では70%の人が勝っているということです。

1年だけ成績が良いのは、相場の流れに上手く乗れたり、大きく保有していた時にたまたま動いて勝てた人も含まれるからです。このような人は、相場の変化に対応できなくなり、おそらく2、3年後には市場から退場させられてしまうでしょう。

では、どうすればFXで勝ち続けられるのかというと、「様々な状況下で、期待値が高いルールを作り、それを毎日淡々と繰り返すこと」に尽きます

ちなみに、期待値とは、一定の売買ルールを繰り返せばトータルではプラスになる考え方のことです(参考:「ランダムウォーク理論|トレードで勝てる人の確率と期待値の考え方」)。

期待値が高いトレード手法を構築し、FXで稼ぐためのヒントは、このサイトのぶせな氏の記事に詰まっているので、必要な内容から学んでステップアップしていきましょう。

3.2.レバレッジ効果によるリスク

では、FXの最大のリスクは何かというと、レバレッジの分だけ、損失額も大きくなることです。

先ほどのメリットでお伝えした通り、FXは、レバレッジを効かせて少額で大きな利益を可能にする取引ですが、逆に大きな損失を被る可能性もあります。レバレッジとリスクは比例し、10万円稼げる可能性があるということは、10万円損する可能性があることを忘れてはいけません。

ただし、レバレッジは必ず25倍にしないといけないルールはありません。ほとんどのFX会社では、自分の取引スキルに応じて、レバレッジを1倍から25倍に設定変更してリスクをコントロールできます。その方法は、次の記事でご確認下さい。

≫ FXのレバレッジなしから考える|トレードする目的と稼ぎ方

3.3.相場急変時の強制ロスカットのリスク

また、FXには、投資家が元手以上の損失を追わないように「強制ロスカット」という仕組みがあり、ある程度リスクは限定されます。ある程度と書いたのは、相場が急落(急騰)した時は強制ロスカットが間に合わずに、借金を背負ってしまうリスクもあるからです。

この「強制ロスカット」というFX特有の仕組みを理解する上で、「証拠金」「マージンコール」について理解する必要があります。次の記事で図と例を使ってわかりやすく解説しているので、特にこれからFXを始める人は必ず読んで、適切な資金管理ができるようになりましょう。

≫ FXの証拠金の仕組みと特に重要な3つの数字の計算法
≫ マージンコールとは|FXトレーダーを守る仕組みと厳守すべきルール
≫ FXのロスカットの仕組みと必ず知っておくべき算出方法

4.取引前の重要ポイント|5分でわかる解説

FXを始めるにあたって覚える内容はたくさんありますが、ここでは、FX特有のものを中心に、これだけは知っておくべき知識を5つご紹介します。

4.1.値幅の単位pips(ピップス)

FXは、円だけでなく、ドルやユーロ、ポンドなどの様々な外国通貨を交換する取引なので、一概に「円」や「銭」で値幅を表せません。そのややこしさを解消し、値幅の単位を統一するために使われるのが、「pips(ピップス)」です。

米ドル円の場合、「1pips=0.01円=1銭」となり、小数第2位が1pipsとなります。まずはこの基本を覚えましょう。次のGMOクリック証券の実際の注文画面でご確認下さい。

また、何通貨取引してどれくらい動いたら何円の利益になるかの早見表や、米ドル円以外の通貨ペアのpipsの読み取り方のコツは、次の記事でわかりやすく書いています。初心者の方は必ずチェックしておきましょう。

≫ FXの単位pips(ピップス)とは|読み取り方のコツ

4.2.主な通貨の特徴

次に、FXの投資対象である通貨の特徴を、ぶせな氏がトレードしている通貨を5つ、世界で取引量が多い順に簡単にご紹介します。

1位:米ドル(USD)

世界の通貨として最も影響力を持つ国際通貨(キー・カレンシー)。国際的な商取引の決済に多く使用されており、取引している人数が圧倒的に多いのが特徴です。

2位:ユーロ(EUR)

欧州単一通貨であるユーロは、米ドルに次ぐ第二の基軸通貨とも言われています。値動きが激しく、米ドルと反対の動きをしやすいのが特徴です。

3位:日本円(JPY)

日本人に最も馴染みが深い通貨で、米ドルとの関連性が深いのが特徴です。初心者がFXを始める時におすすめの通貨です。

4位:英ポンド(GBP)

イギリスの通貨。ユーロと比べて流通量が少ないので値動きが激しく、値幅も出やすいので、トレード対象になりやすいのが特徴です。

5位:豪ドル(AUD)

オーストラリアの通貨。資源国通貨の代表格で、高金利通貨でも知られる。最大の貿易相手である、中国の景気動向に値動きが左右されやすいのが特徴です。

(要注意)トルコリラ(TRY)

高金利通貨で有名な通貨で、スワップポイント狙いで保有する人が多いのが特徴です。ただし、スワップ狙いはリスクも高いので、注意が必要です(詳細は後述)。
 
 
以上、主な通貨の特徴を説明しましたが、2つの通貨を組み合わせた「通貨ペア」となると、トレードで稼ぎやすい通貨ペアとそうではない通貨ペアが出てきます。その違いは、次の記事でしっかり学び、トレードに適した通貨ペアを選びましょう。
 

4.3.通貨単位

FXの通貨は、元々、最低10,000通貨からの取引が基本で、「1枚=1万通貨」といいます。しかし、最近では1,000通貨から取引できるFX会社が増え、マネーパートナーズは100通貨、SBI FXトレードは1通貨から取引できます。

どのFX会社が何通貨から取引できるかは、次の表でご確認下さい。なお、「初回入金額」とは、最低取引単位に応じた証拠金ではなく、必ず最初に入金が必要な金額です。また、「おすすめの最初の入金額」については、次の項で説明します。

FX会社 最低取引単位 初回入金額 おすすめの最初の入金額
SBI FXトレード 1通貨 0円 40~50円
マネーパートナーズ 100通貨 0円 4,000~5,000円
ヒロセ通商 1,000通貨 10,000円 40,000~50,000円
JFX 1,000通貨 10,000円 40,000~50,000円
トレイダーズ証券 1,000通貨 0円 40,000~50,000円
外為どっとコム 1,000通貨 0円 40,000~50,000円
YJFX! 1,000通貨 0円 40,000~50,000円
FXプライムby GMO 1,000通貨 0円 40,000~50,000円
GMOクリック証券 10,000通貨 0円 400,000~500,000円
DMM FX 10,000通貨 0円 400,000~500,000円

4.4.必要な資金

では、FXはいくらから始められるのでしょうか?

極端な話、最低取引単位が1通貨のSBI FXトレードの場合、証拠金を5円入金すればドル円を1通貨取引できます。この証拠金は日々変わり、また、通貨ペアによっても異なります。

ちなみに、先ほどの5円(正確には約4.5円)という金額は、2018年12月時点のドル円の証拠金で計算したものです(参考:「FXの証拠金の仕組みと特に重要な3つの数字の計算法」)。

ただし、基本的には、自分が取引する通貨量の最低10倍以上は入金しておきましょう。なぜなら、相場が急変した時に証拠金が足りないと、強制ロスカットに引っ掛かってしまう可能性があるからです(参考:「FXのロスカットの仕組みと必ず知っておくべき算出方法」)。

そうならないために、具体的には、最低取引単位が1,000通貨のFX会社は4~5万円、10,000通貨のFX会社は40~50万円を入金しておくと安心です。上の表で改めて確認して下さいね。少ない通貨量から始め、慣れてきたら徐々に増やしていきましょう。

そして、感覚がつかめてきたら、30万円から本格的にスタートすることをおすすめします。なぜ30万円なのかは、ぶせな氏が次の記事で詳しく書いていますので、ぜひお読み下さい。

≫ FXはいくらから始めるべきか?

4.5.デモトレード

FX会社の中には、架空のお金を使って、本番と同じ環境で取引の練習ができる「デモトレード」を用意しているところもあります。これを使うと、自己資金ゼロでFXを体験できます。

デモトレードを活用すると、次のようなメリットがあります。

  • 色々な注文方法が試せる
  • 通貨ペアごとの値動きのクセがつかめる
  • 新しいトレード手法を試せる

詳しくは、次の記事でお伝えしているので、ご参考下さい。

≫ FX初心者がデモトレードで必ずやるべき6つのコト

ただし、デモトレードは自分のお金ではないため、本気度や緊張感に欠ける上、含み損や含み益になった時の感情や精神状態までは体感できません。そのため、なるべく自分のお金で練習することが大事です。SBI FXトレードに50円を入金してトレードするだけでも違います。

5.口座選びのポイント|FXを始めるには

FXを始めるために必要な資金の目安がわかったら、いよいよ取引する口座を選びましょう。

実は、FXの初心者の多くは、口座選びにあまり時間をかけずに、適当な気持ちで開設してしまいます。しかし、トレードで稼ぐことを目的にすると、特に次の2つを意識する必要があります。

  • スプレッド
  • スリッページ

この2つがトレードする度に発生するFXの実質的なコストになり、スキャルピング(詳細は後述)のような短期売買をしようと考えている方は特に意識する必要があります。なぜなら、この2つのコストをなるべく最小にすることが利益につながり、FX会社によって異なるからです。

次から具体的に解説しますので、しっかり理解して、他のトレーダーより優位に立ちましょう。

5.1.スプレッド

「スプレッド」は、通貨ペア毎の「買値と売値の差」です。これだけだと、意味が分からないですね。スプレッドは、単刀直入に言うと、1回のトレード毎に支払う必要がある実質的な手数料です。反対に、FX会社にとっては利益になります。

次の画像は、ヒロセ通商の実際の注文画面です。

右側の112.219円が今すぐ買えるレートで、左側の112.216円が今すぐ売れるレートです。そして、真ん中に小さく表示されている0.3銭がスプレッドです。

このスプレッドは、FX会社によって異なります。次の記事内の比較表で確認しましょう。

≫ FXのスプレッドとは|無駄な手数料を減らすための必須知識

5.2.スリッページ

「スリッページ」は、注文ボタンを押してから、注文が通るまでの間に価格が変わってしまうことです。「注文がスベる」とよく言いますが、スリッページのことを指します。

イメージとしては、次のような感じです。

スリッページは、厳密には手数料でありませが、トレーダーにとっては結果的にコストになります。このスリッページも、FX会社によって異なります。次の記事を読んで対策しましょう。

FXのスリッページを理解して勝つために必要な4つのコト

5.3.おすすめFX口座

FXの口座選びのポイントは、スプレッドとスリッページの2つの実質的なコストを意識することだとお分かりいただけたと思います。

その他にも、約定スピードやサーバーの信用性などの比較項目はたくさんありますが、一番大切なことは、自分に合った口座を選ぶことです。自分に合った口座とは、トレードスタイルに合っているとか、ツールが使いやすいとか、株式投資と同じ会社で取引したいなどです。

そのため、1つの口座で充分という人もいれば、ぶせな氏のように複数の口座を相場状況に応じて使い分けているトレーダーもいます(参考:「FX口座のおすすめ|初心者に絶対知ってほしい4社の徹底比較」)。

自分に合った口座というのは、トレードと真剣に向き合っていくうちに、「こういう手法ならあそこが有利だ」「この局面ならここが一番スプレッドが狭い」「これくらいの通貨量だったらあそこがスベらない」という具合に、何かしら気付いてくるようになります。

次の記事では、稼いでいるトレーダーが使っているおすすめのFX口座を10社紹介しています。どこで口座開設したらいいか迷っている方は、その口座の特徴を把握することから始めましょう。

≫ FX口座おすすめ10社を徹底比較!億トレーダーのレビュー付き

6.FXの注文方法|基本的な3つを覚えよう

口座を作って入金を済ませると、注文ができるようになります。FXの注文方法はたくさんありますが、まずは次の3つの基本的なものからマスターしましょう。

  1. 成行注文(なりゆきちゅうもん)
  2. 指値注文(さしねちゅうもん)
  3. 逆指値注文(ぎゃくさしねちゅうもん)

この3つができるようになると、他の注文方法はこの組み合わせであることが多いので、一気に注文の選択肢が増えます。

≫ FXの注文方法|王道の3種類と億トレーダーの活用法

これから3つの注文方法の特徴と発注方法を画像付きで解説するので、手順をご確認下さい。思ったより簡単にできることがわかるはずです。

6.1.成行注文

成行注文とは、レートや時間を指定せず、今の水準で売買する注文方法です。とくかく約定を最優先したい場合に使います。

次のJFXの実際の注文画面で、成行注文の出し方を確認しておきましょう。

6.2.指値注文

指値注文とは、レートを指定して売買する注文方法です。例えば、現在のドル円のレートが110円の時に、

  • 今よりも安い値段109円になったら買いたい 
  • 今よりも高い値段111円になったら売りたい

という場合は、指値注文を使います。指定したレートに達すると、指定したレートで約定します。 次のJFXの実際の注文画面で、指値注文方法の出し方を確認しておきましょう。

6.3.逆指値注文

レートを指定し、指定レートを超えると成行注文が発動する注文方法です。例えば、現在のドル円のレートが110円の時に、

  • 今よりも高い値段111円になったら買いたい 
  • 今よりも安い値段109円になったら売りたい 

という場合は、逆指値注文を使います。普通の指値注文との違いがわからないという方は、逆指値注文は、「今すぐ買うのは嫌だけど、今より高いレートになったら初めて買える注文」とだけ覚えておきましょう。次の記事と併せて理解して下さいね。

≫ FXの逆指値注文の使い方|スキャルピングで大損しないための対処法

また、次のJFXの実際の注文画面で、逆指値注文の出し方を確認しておきましょう。

7.FXの相場分析方法|代表的な2つを知ろう

注文方法がわかったとしても、何を判断基準にして売買すればよいのか分かりませんよね。

レートが動く要因には、テクニカルとファンダメンタルの2つの要因があると「1.2.FXのレートが動く仕組み」でお伝えしましたが、ここではもう少し詳しく説明します。

7.1.テクニカル分析

結論から言うと、FXでは、ファンダメンタル分析も重要ですが、テクニカル分析のほうが重要です。ちなみに、テクニカル分析はチャート分析ともいい、簡単にいうと、過去の値動きの傾向を分析して今後の値動きを予測する方法です。

では、なぜFXではテクニカル分析のほうが重要なのでしょうか?

その理由は、為替市場は規模が非常に大きくて参加者が多く、大勢が同じチャートを見て、同じ情報を基に同じようなタイミングで売買すると、実際にその方向に動く傾向があるからです。

つまり、テクニカル分析を極めることが、FXで成功を収めるカギを握ります。

テクニカル指標には様々なものがあり、どれを使えばベストというものはありません。いくつか組み合わせて総合的に判断したり、トレード手法によって使い分けている人がほとんどです。

そのため、どのようなテクニカル指標があって、どのような特性があるのかをひと通り知っておくと、あなたのトレードの選択肢を増やしてくれます。

次のページに、ぶせな氏のFXのテクニカル分析のノウハウが詰まった記事一覧がありますので、興味があるものから少しずつ読んで、トレードスキルの向上にお役立て下さい。

FXのテクニカル分析のまとめ

7.2.ファンダメンタル分析

ファンダメンタルズとは、様々な経済活動の状況を主に数字で表した基礎的な要因のことをいい「経済の基礎的条件」と訳されます。例えば、FXの世界では、各国の金利や、米国の雇用統計、要人発言などがこれに当たります。

ファンダメンタル分析というと、これらの数値を分析して数か月後の為替レートを予測する分析だと思われるかもしれませんが、FXで利益を稼ぐことを目的とすると異なります。

具体的には、指標が発表された瞬間にレートが大きく動く特性を利用してトレードしたり、逆に、指標発表時はリスクが大きいから何もしないという判断に使われることが多いです。

そのため、トレードをする前に、その日の何時に経済指標が発表されて、どれくらいインパクトがありそうかを把握しておくことが重要になってきます。

なお、ヒロセ通商のこちらのページでは、各国の代表的な経済指標の解説が充実していて便利です。また、SBI FXトレードのこちらのページでは、発表の日時と重要度が星印で表されているので、一目瞭然で迷うことがありません。

ファンダメンタルは、テクニカルより重要度は低いですが、どうしてあの時間に相場が急変したのだろう?と疑問に思わないように、最低限の知識は押さえておきましょう。

8.FXのトレード手法|自分に合ったものを探そう

それでは最後に、FXにはどんなトレードスタイルがあるのかを見てみましょう。

トレード手法は、決済までの時間によって、次の表のように大まかに3つに分けられます。なお、決済までの時間や目標利幅はトレーダーによって異なりますので、ここではイメージをつかむための参考としてご覧下さい。

トレード手法 決済までの時間 目標利幅 適した相場例
スキャルピング 数秒~数分 2~10pips 値幅が大きい(ボラティリティが高い)時
デイトレード 数十分~数時間 5~50pips 期待値が高いチャートパターンが出た時
スイングトレード 数日~数ヶ月 数十~数百pips トレンド相場になった時

ここで大切なのは、どの手法が一番儲かるのかという視点ではなく、

  • ご自身の生活スタイル
  • トレード経験
  • 資金量や性格

に合った手法を見つけることです。しかし、ゼロから手法を構築するのはハードルが高いです。そのため、その手法で実績をあげてるトレーダーの真似をすることから始めると、スキルアップまでの時間を大幅に短縮することができます。

3つの手法の特徴と、ぶせな氏の具体的なエントリータイミングを見ていきましょう。

8.1.スキャルピング

スキャルピングの特徴

スキャルピングは、保有時間が数秒から数分の超短期トレードのことです。1回のトレードで狙う値幅は小さいですが、1日に数十回、相場が乱高下して値幅が大きい日は数百回トレードし、売買回数を多くしてコツコツと利益を積み上げます。

スキャルピングのメリット

スキャルピングのメリットは、損切りをしっかり行えば、1回のトレードで大損することは少ないことです。また、トレードしていない時はポジションを持たないため、精神的なプレッシャーは少なくなります。

さらに、毎日取引チャンスがあり、日中に仕事をしている会社員でも、帰宅後の21時から25時などと時間を決めてトレードすることも可能です。

スキャルピングのデメリット

スキャルピングのデメリットは、パソコンの前に数時間張り付いていなければならず、体力を必要とすることです。また、トレード回数が増えるとスプレッド分のコストがかさむので、それ以上に稼げないと利益になりません。

ぶせな氏のスキャルピングの具体的手法

ここで、スキャルピングのイメージをつかんでいただくために、ぶせな氏の実際のトレード映像をご覧下さい。一番右側のチャートが取引している画面で、通貨ペアはユーロ円です。

4秒の時点で買って、1分50秒で売って、1回のトレードで4,000円の利益を得ています(バキューンという音がするところが売買したタイミングです)。

 

いかがでしたか?これは、少し長めのスキャルピングでしたが、もっと数秒で取引が完結する場合もあります。

ぶせな氏は、このようにスキャルピングで利益を積み重ねて、FX全体の利益の約7割を稼いでいます。具体的な売買ルールについては、次の記事で公開しているので、ぜひご確認下さい。

≫ エンベロープのFXでの実戦的な使い方
≫ スキャルピングで5年で1億稼いだ私のトレード手法の全て

8.2.デイトレード

デイトレードの特徴

デイトレードは、保有時間が数十分から数時間の短期トレードのことで、基本的にはその日のうちに決済します。1回のトレードで大きな利幅を稼ぐことも可能なので、効率良く利益を上げられます。

デイトレードのメリット

デイトレードのメリットは、パソコンでチャート分析ができれば、外出先の空き時間や電車の中からスマートフォンやタブレットからでも注文が出せることです。そのため、どんな生活スタイルの方でも実践することができます。

デイトレードのデメリット

デイトレードのデメリットは、保有時間が長いため、仕事中など目を離している時に何か大きなニュースが出て相場が急変した場合、対応できないことです。

その場合、逆指値注文を設定して自動的に損切りができるようにしておくことで、予め決めた値幅や金額以上の損失を防ぐことができます。

ぶせな氏のデイトレードの具体的手法

ぶせな氏は、FX全体の利益の約3割をこれまでデイトレードで稼いでいます。相場全体のボラティリティが小さく、スキャルピングで利益が出にくい相場の時期に行うことが多いです。具体的な手法については、次の記事でご確認下さい。

≫ デイトレードで初心者が勝てるようになるために必要なこと全て
≫ トレンドを把握するためのパーフェクトオーダーの見方と使い方

8.3.スイングトレード

スイングトレードの特徴

スイングトレードは、1回ポジションを持ったら、数日から数週間、長い時は数カ月保有する手法です。上手くトレンドに乗れれば、1回のトレードでデイトレード以上に大きな利幅を稼ぐことも可能です。

スイングトレードのメリット

スイングトレードのメリットは、デイトレードと同様、パソコンに張り付く必要がないことです。そのため、サラリーマンなど日々まとまった時間が取れない方にも向いています。

また、数十から数百pipsの値幅を取りにいくことが多く、3つのトレードスタイルの中で最も効率良く稼ぐことも可能です。

スイングトレードのデメリット

スイングトレードのデメリットは、大きな利幅を目指す反面、損切り幅も大きくなってしまうことです。保有期間が長くなるほど将来の予測がしにくくなるため、資金管理や損切りを徹底して行う必要があります。

ぶせな氏のスイングトレードの具体的手法

ぶせな氏は、スイングトレードでは、相場の流れに付いていく順張り(=トレンドフォロー)を重視しています。見ているローソク足の時間軸やチャートの着眼点は、次の記事をご覧下さい。

≫ スイングトレードで初心者が勝てるようになるまでの具体的手法

(参考)スワップ取引

FXには、為替差益(=キャピタルゲイン)を狙いにいく手法以外にも、保有しているとスワップポイントという金利が自動的に入ってくる「スワップ取引」があります。

最後に、スワップ取引の仕組みを簡単に説明させていただきます。

まず、スワップとは、2国間の通貨の金利差のことをいいます。通貨ペアを売買するFXでは、金利が高い通貨を買って低い通貨を売ることで、スワップポイントが得られます。

では、どれくらいのスワップポイントが入ってくるのかというと、高金利通貨ペアで人気の「トルコリラ円」の場合、10万通貨(証拠金は約13万円)を保有していると、1日あたり930円が毎日入ってきます。

一見すると、毎日のランチ代くらい簡単に稼げそうですが、リスクも存在することを忘れてはいけません。スワップ運用の最大のリスクは、買った通貨ペアが暴落して、今まで得たスワップポイント以上の損失が出ることです。コツコツ稼いだものを一気に損したら、本末転倒ですよね。

スワップポイント目的がなぜおすすめできないかの理由は、次の記事で詳しく解説しています。どうしてもスワップ取引をしたい場合は、リスクをきちんと把握した上で行いましょう。

≫ スワップポイントとは|FXで金利差益を狙う方法と注意点
≫ FXのスワップ運用で初心者が大損する5つの理由

まとめ

この記事では、初心者がFXを始める時にこれだけは知っておきたい知識を、億トレーダーぶせな氏のノウハウ記事の中から抜粋して凝縮してお伝えしました。

全て習得していただければ、FXを始める準備は整ったと自信を持って言っていいでしょう。あとは、早い段階で実際にトレードしてみることが大事です。

その際、一から自分で手法を構築するのではなく、実績のあるトレーダーの手法の真似することから始めることがポイントです。それをベースにして、細かいルールを自分に合ったものにアレンジしていくことで、自分のオリジナルの手法を構築することができます。

これが、効率良くスキルアップを目指すコツです。ぜひ、この記事を何度も繰り返しお読みいただき、今後のFXトレードに活かして下さい。あなたのFXでの成功を、心より願っています。

利益を最大化するために
ぶせな氏をはじめとした億トレーダーが
使っているFX口座とは

当サイトでFXコンテンツを執筆いただいているぶせな氏のノウハウを実践するなら、ぜひ口座選びにもこだわってください。

ぶせな氏は「口座選びを適当にやっていて勝てるようになったトレーダーは見たことがない」と仰っています。ぶせな氏が利益を最大化するために実際に使っている口座は、『FX口座のおすすめ|初心者に絶対知ってほしい4社の徹底比較』で詳しく解説しています。また、最新のおすすめと人気の10社から選ぶ場合は、『【2018年下期】FX口座おすすめ10社を徹底比較!億トレーダーのレビュー付き』をご活用ください。

無料動画:FXで8年間で平均利回り163%を達成して、1億5千万円の利益を稼いだトレード手法の全て

busena


当サイト『投資の教科書』でFXの記事を執筆しているぶせな氏は、本格的にFXを始めて8年間で1億5,000万円以上の利益を稼いでいる専業トレーダーです。


もちろん、運で勝ってきたのではありません。「勝ち続ける」ということを真剣に追求してきた結果です。そのことは、年ベース負けなしで安定した利益を得ていることからも、確かな事実です。


その結果、平均163%の年間利回りを記録し、毎月安定して150万円前後の利益を稼いでいます。


そのぶせな氏の具体的な手法、例えば、


・手法のベースとなっているスキャルピングの具体的かつ実践的な手法
・エンベロープや移動平均線のチャートの具体的な設定方法
・現在の利益の約3割を生み出しているデイトレードについて
・その他、FXで利益を飛躍的に高めるためのノウハウ


などをさらに深く知りたい方は、ぜひご確認ください。


特に、十分な投資資金がなくてFXに活路を見出したい方や、すでにFXは始めているが勝てるようになるまでの道筋が見えない方は、どこよりも役立つ本物のノウハウや経験を得ることができます。



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最強のFX 1分足スキャルピング

著者:ぶせな


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圧倒的な結果を出し続ける著者が、独自に開発した「スキャルピング手法」(エンベロープを表示した1分足チャートを見つつ、ネックラインを引いて確実性を出す投資法)を紹介。 この手法を確立し、8年間負けなし、平均年間利益163%を達成している著者が、「常勝トレーダー」になるための方法を解説していきます。 著者は過去にやみくもにトレードをしていた結果、リーマンショックのときに1か月で1,100万円を失うという事態に直面。 その後、数々の試行錯誤、検証を重ねてたどり着いた手法をブログや雑誌の記事などで紹介したところ、「これなら勝てる! 」とトレーダーから根強い支持を受けています。


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