投資の教科書

投資のご意見番の発言録

あの専門家は、いま相場をどう見ているか。

著名なストラテジスト・エコノミスト・ファンドマネージャー20人が、YouTubeやメディアで話した見通しを、日付と出典つきで人ごとに記録しています。 ひとりの意見に流されず、見方の違う人を並べて読めます。はじめての人向けに、NISAや学び方の基本もまとめています。

今日のご意見番2026年10月24日更新

これまでの発言 →

永濱利廣 · · ReHacQ−リハック−【公式】(YouTube)

永濱利廣「来年に向けてもう少し円高、カギはインフレ」|ReHacQのYouTube動画より(2026年10月)

日経平均が続落した2026年10月23日公開のReHacQの番組で、永濱氏は相場のリスクとして中東・原油、AIへの不安、フランスなど欧州の不安の3つを挙げました。日米の協調介入で為替の流れはいったん変わったとし、インフレが来年落ち着けば今より円高に進むとの見方を示しています。財政はプライマリーバランスだけでは測れず、日本は悪くない方だと述べました。

為替・円景気・インフレ金利・日銀

永濱利廣 · · マーケットマスターズ(YouTube)

永濱利廣「来月のGDPは相当弱そう、半導体の価格は局面が変わった」|マーケットマスターズのYouTube動画より(2026年10月)

2026年10月23日公開のマーケットマスターズの番組で、永濱氏はエコノミストの予測の集計(ESPフォーキャスト)の10月分を紹介し、来月発表されるGDPは個人消費の弱さで相当弱そうだと述べました。日銀の利上げの終点は2%がコンセンサスだが、本当にそこまで上げられるかという気配も出てきたとし、貿易統計からは半導体(IC)の価格の局面が変わったと指摘しました。

景気・インフレ金利・日銀半導体・AI

唐鎌大輔 · · TBS CROSS DIG with Bloomberg(YouTube)

唐鎌大輔「今の円高は敵失、円安の時代は変わらない」|TBS CROSS DIGのYouTube動画より(2026年10月)

2026年10月23日公開のTBS CROSS DIG with Bloombergの番組で、唐鎌氏は直近の円高を、日本の事情が変わったのではなくフランス不安によるユーロ安で円が強く見えているだけの「敵失」だと解説しました。「リスクオフの円買い」という説明には否定的で、円安の時代の中の円高局面にすぎないと述べています。

為替・円政治・政策金利・日銀

市川雅浩 · · 市川レポート(三井住友DSアセットマネジメント)

市川雅浩「一部企業の財務不安でAIの成長機会を否定しない」|市川レポートより(2026年10月)

コアウィーブ・ショックで広がったAI不安について、市川氏は大手クラウドの「ハイパースケーラー」と、AI向け計算サービスに特化した「ネオクラウド」では事業の幅や収益基盤が大きく違うと整理しました。一部企業の財務懸念をすべてのAI関連企業にあてはめるのは適切でないとし、財務の健全性と収益性を確かめ、集中を避けて長期の視点を持つことが大切だと述べています。

半導体・AI米国株暴落・リスク

市川雅浩 · · 市川レポート(三井住友DSアセットマネジメント)

市川雅浩「歴代3位の下げ幅でも過度な反応は不要、上昇トレンドは継続中」|市川レポートより(2026年10月)

米コアウィーブの信用不安をきっかけに日経平均が3,318円下げ、下げ幅が歴代3位となった翌日のレポートで、市川氏は、下落は値がさのAI・半導体株が主導し、下落率では上位20位にも入らないため下げ幅に過度な反応は不要と述べました。下値目途に62,700円・61,000円・60,000円を挙げ、長めに見れば上昇トレンドは続いているとの見方です。

日本株暴落・リスク半導体・AI

吉野貴晶 · · マネクリ(マネックス証券)

吉野貴晶「次期TOPIXは短期の痛みを伴っても長期では質が高まる」|マネクリより(2026年10月)

10月7日に東京証券取引所が次期TOPIXの新規追加35銘柄と移行措置683銘柄を公表したことを受けた連載記事で、吉野氏は事前のシミュレーションがおおむね的中したとし、約165兆円のTOPIX連動資金による需給の変化に注目すべきだと述べました。移行期間の1年程度は従来のTOPIXより成績が劣る可能性があるものの、長期的には市場代表性と投資可能性が高まり、日本株市場の活性化につながると期待しています。

日本株長期投資・NISA

市川雅浩 · · 市川レポート(三井住友DSアセットマネジメント)

市川雅浩「7万円台回復で戻りは確かに、来年3月まで7万6600円の上振れ余地」|市川レポートより(2026年10月)

日経平均が終値で約3カ月ぶりに7万円台を回復した翌日のレポートで、市川氏は背景に米ハイテク株の上昇があり、足元の株高は日米企業の好決算を先取りした動きとも考えられるとしました。会社として来年3月までに76,600円程度の上振れ余地を見込むとしつつ、それにはAI関連の業績不安、米中間選挙、中東情勢の3つのリスクの回避が必要との見方です。

日本株半導体・AI政治・政策

吉野貴晶 · · マネクリ(マネックス証券)

吉野貴晶「中間選挙後は株高の傾向、ただ共和党が下院を失えば限定的」|マネクリより(2026年9月)

連載「吉野貴晶のなるほど株価の法則」で、吉野氏は11月3日の米中間選挙と株価の関係を過去データで検証し、中間選挙の年は選挙後から翌年3月にかけて日経平均が平均9.79%上がり、大統領選挙サイクルの中で最も高いと示しました。一方、現職大統領の所属政党が下院の多数派を失った年は、翌年3月までの上昇が平均0.29%にとどまっており、共和党が下院の多数派を保てるかが重要だとしています。

日本株米国株政治・政策

この日の発言をすべて見る(19件)→

ご意見番

一覧へ →
  • 武者リサーチ代表(元ドイツ証券副会長)

    武者陵司長期強気

    日本株は歴史的な長期上昇の途中にあり、政策が減税・積極財政に変われば日経平均10万円も視野に入る。

    発言の記録 14件

  • マネックス証券 チーフ・ストラテジスト

    広木隆長期強気・短期は慎重

    株価は企業の利益の積み上げとともに長い目で上がっていくもの。ただし短期の行き過ぎやリスクは数字で見極め、相場から降りないことが大事だ。

    発言の記録 15件

  • エコノミスト・グローバルストラテジスト(レディーバードキャピタル代表)

    エミン・ユルマズ長期強気・AIバブル警戒

    AI関連の株価はバブルで、いつか必ず崩れる。ただし日本株の長期の上昇シナリオは変わらず、地政学の変化は日本の追い風になる。

    発言の記録 13件

  • 経済ジャーナリスト(元日本経済新聞記者)

    後藤達也データ重視の中立

    相場の当て物はせず、統計・日銀やFRBの言葉・市場の織り込みを並べて「何が分かっていて、何が分からないか」を伝える。

    発言の記録 12件

  • レオス・キャピタルワークス 創業者(ファウンダー)、HEVN STAGE 代表取締役会長(元「ひふみ」シリーズ運用責任者)

    藤野英人長期強気(インフレ前提)

    30年のデフレが終わり、物価が世界に追いつくまでインフレは続く。日経平均10万円は楽観ではなく、投資しない人が取り残されるという危機感の話だ。

    発言の記録 12件

  • 農林中金バリューインベストメンツ 常務取締役兼最高投資責任者(CIO)、投資信託「おおぶね」ファンドマネージャー

    奥野一成長期保有・相場は予想しない

    株式投資は売買ではなく、構造的に強い企業のオーナーになって利益を分けてもらうこと。相場は予想せず、参入障壁のある会社を長く持つ。

    発言の記録 12件

  • 第一ライフ資産運用経済研究所 経済調査部 首席エコノミスト(内閣府 経済財政諮問会議 民間議員)

    永濱利廣財政楽観・成長重視

    日本の財政は言われるほど悪くなく、金利上昇はインフレ経済への正常化。カギは供給力と実質賃金だ。

    発言の記録 15件

  • みずほ銀行 チーフマーケット・エコノミスト

    唐鎌大輔構造的円安

    円安は金利差だけでなく、貿易・デジタルの赤字や家計の円売りという構造から来ている。止める正攻法は利上げだ。

    発言の記録 14件

  • ブーケ・ド・フルーレット代表(元日興コーディアル証券国際市場分析部長)

    馬渕治好目先慎重・長期強気

    株価は企業の利益と比べて見るのが基本。今の株高は割高で一部の銘柄に偏っているので一度は調整するが、長期の上昇は心配していない。

    発言の記録 11件

  • 複眼経済塾 代表取締役・塾長(元野村證券)

    渡部清二長期強気

    『会社四季報』の言葉と見出しの変化から相場の空気と次のテーマを読む。日本株は長期の上昇局面にあり、インフレは株式の追い風。

    発言の記録 11件

  • 大和証券 チーフテクニカルアナリスト(テーマリサーチ担当)

    木野内栄治長期強気・短期は波を読む

    インフレとAIのイノベーションの時代に入った日本株は長い目で上がっていく。ただ、目先はチャートと需給、半導体の製品サイクルから天井と底の時期を読み、調整には備える。

    発言の記録 13件

  • ニッセイ基礎研究所 研究理事 チーフ株式ストラテジスト

    井出真吾長期強気・業績で判断

    株価は企業の利益と市場心理の掛け算で、長い目では株主資本の積み上げとともに上がっていく。業績から見た「身の丈」を物差しにし、急落したときは分けて買えばいい。

    発言の記録 12件

  • 三井住友DSアセットマネジメント チーフマーケットストラテジスト

    市川雅浩強気(条件付き)

    日本株は2012年以降の長期上昇トレンドの中にあり、急落しても前提が崩れない限りトレンドは変わらない。先が読めない時は、条件ごとのシナリオと下値の目途を数字で示す。

    発言の記録 14件

  • マネックス証券 チーフ・マーケット・アナリスト(2025年9月から。前職はニッセイアセットマネジメント 投資工学開発センター長)

    吉野貴晶やや強気(データ派)

    相場の格言や印象ではなく過去のデータで確かめ、ROEとPBRから見た理論株価と、業績がついてくる銘柄を重視する。

    発言の記録 13件

  • 楽天証券経済研究所 所長 兼 チーフエコノミスト(日本銀行出身)

    愛宕伸康インフレ・金利上昇を警戒

    日本はすでにインフレ経済で、財政を拡張すれば物価と長期金利は上振れしやすい。日銀は円安を意識しながら緩やかな利上げを続ける。

    発言の記録 13件

  • ふくおかフィナンシャルグループ チーフ・ストラテジスト(日本銀行、JPモルガン・チェース銀行出身)

    佐々木融構造的円安

    円はインフレ率より金利が低い「実質金利のマイナス」と、企業の対外直接投資による資金流出で構造的に弱く、日銀が十分に利上げできない限り円安基調は続く。

    発言の記録 13件

  • 専業の個人投資家(松井証券の番組「テスタの魔法株学校」校長役)

    テスタ予想より資金管理

    相場全体は予想しない。損切りと資金管理で「退場しないこと」を最優先にし、動いた方についていく。

    発言の記録 14件

  • Oaktree Capital Management 共同創業者・共同会長

    ハワード・マークス慎重・リスク管理重視

    未来は誰にも分からない。値段が本来の価値より高すぎないかを見て、楽観が行き過ぎた時は守りを増やし、悲観が広がった時に買う。

    発言の記録 14件

  • モルガン・スタンレー 最高投資責任者(CIO)兼チーフ米国株ストラテジスト

    マイク・ウィルソン2025年から強気

    2025年4月で弱気相場と「分野ごとの景気後退」は終わり、利益の回復が広がる新しい強気相場に入った。

    発言の記録 14件

  • Fundstrat Global Advisors 共同創業者・リサーチ責任者(Fundstrat Capital 最高投資責任者)

    トム・リー一貫して強気

    投資家の悲観が強いときこそ株は上がる。途中の大きな下げはあっても、AIと人口の追い風で米国株の強気相場は長く続く。

    発言の記録 13件

テーマで見る

テーマの一覧 →

はじめての投資

入口へ →

解説記事

カテゴリ →

基礎アーカイブから

アーカイブ一覧へ →

エンジュクの講師陣を中心に書かれた、株式投資・FX・デリバティブの基礎記事261本です。

· オプション

マーケットの急落はいつでも歓迎です

· 中長期投資

長期では“負けようがない“というオペレーション

· 中長期投資

オプションが収益を生むカラクリ

· 中長期投資

暴落はチャンスだ

· オプション

ベアマーケットは案外魅力的です