投資の教科書

投資のご意見番の発言録

あの専門家は、いま相場をどう見ているか。

著名なストラテジスト・エコノミスト・ファンドマネージャー20人が、YouTubeやメディアで話した見通しを、日付と出典つきで人ごとに記録しています。 ひとりの意見に流されず、見方の違う人を並べて読めます。はじめての人向けに、NISAや学び方の基本もまとめています。

今日のご意見番2026年10月23日更新

これまでの発言 →

エミン・ユルマズ · · 探究!エミンチャンネル(YouTube)

エミン・ユルマズ「ITバブルの方がマシだった」AIバブルが信用不安につながる恐れ|探究!エミンチャンネルのYouTube動画より(2026年10月)

日経平均が6万3,000円を割り、AI関連株が売られた日の回です(2026年10月22日収録)。エミン氏は、AIのデータセンター事業を手がける会社の社債利回りや倒産リスクの指標が急上昇していることを取り上げ、AI投資のお金の回りが行き詰まれば、ITバブル崩壊とリーマン・ショックが合わさったような信用不安になりかねないと述べました。

半導体・AI暴落・リスク日本株

トム・リー · · CNBC Television(YouTube)

トム・リー「AI株の売りは最終局面。“縮んだバネ”の状態」|CNBC TelevisionのYouTube動画より(2026年10月)

ナスダックが大きく下げ、ダウ平均が月初の最高値から6%超下げた2026年10月22日、リー氏はCNBCの番組で、AI株の売りは最終局面に近いとの見方を示しました。AIへの不安や債券市場の慎重さが投機的な行き過ぎを防いでおり「健全な調整」だとし、FRBの姿勢の変化と金利の低下で、相場は「縮んだバネ」のような状態だと述べています。

米国株半導体・AIFRB・米金利

井出真吾 · · PIVOT(YouTube)

井出真吾「日銀ETFの含み益76兆円を減税の財源に」|PIVOTのYouTube動画より(2026年10月)

PIVOT「セクター超分析」特別編の後編で、井出氏は金利がさらに上がれば市場は「悪い金利上昇」を強く意識し、株価への逆風が強まるとの見方を示しました。消費税減税の財源として、日銀が持つETFのおよそ76兆円の含み益を、市場に影響を与えない取引で実現益にして国庫に納める方法を提案しています。急落したときは基本的に買いでいいとし、回復しなかったショックはないと述べました。

金利・日銀政治・政策暴落・リスク

愛宕伸康 · · トウシル(楽天証券・YouTube)

愛宕伸康「AI相場はバブルではない、米株の上昇トレンドは来年も続く」|トウシルのYouTube動画より(2026年10月)

AI特化型クラウド企業の財務不安をきっかけにした「コアウィーブ・ショック」で日経平均が過去3番目の下げ幅となった後の回です。愛宕氏は、米国の景気と物価はともに強く、企業全体の債務とキャッシュフローの比率から見てAIバブルとは言いにくいとし、FRBの追加利上げや中間選挙による調整はありうるものの、米国株の上昇トレンドは来年も崩れないとの見方を示しました。

米国株半導体・AIFRB・米金利

広木隆 · · マネックスオンデマンド(YouTube)

広木隆「コアウィーブの信用不安は簡単に収束しない。最大限の警戒を」|マネックス証券のYouTube動画より(2026年10月)

アメリカのAIデータセンター企業コアウィーブの社債をめぐる信用不安が相場を揺らした直後の2026年10月19日の配信で、広木氏はこの問題は「そう簡単に収束しない」と述べ、しばらくは最大限の警戒でマーケットを見ていくべきだとしました。中間選挙後は値動きが激しいながらも上を向き、2027年は利益確定のタイミングが最大の課題になるとの見方も示しています。

暴落・リスク半導体・AI中国・新興国

井出真吾 · · PIVOT(YouTube)

井出真吾「6月の7万2000円は背伸び、来年前半に7万円台定着へ」|PIVOTのYouTube動画より(2026年10月)

PIVOT「セクター超分析」の特別編で、井出氏は6月の7万2000円はバブルではなく「若干背伸びしていた」程度で、業績見通しが上がった今は6万9000〜7万円まで正当化できると述べました。今年度の純利益は26%の増益見込みで、来年前半には7万円台が定着し、来年中に最高値を超えていくとの見方を示す一方、財源の見えない減税などによる「悪い金利上昇」で6万円割れもありうると注意を促しています。

日本株半導体・AI金利・日銀

マイク・ウィルソン · · CNBC Television(YouTube)

マイク・ウィルソン「調整は最終回。2027年5月に8,300」|CNBC TelevisionのYouTube動画より(2026年10月)

2026年10月20日、ウィルソン氏はCNBCの番組で、6月から続いた平均的な銘柄の厳しい調整は「最終回」に入ったとの見方を示しました。あと2〜3週間は乗り越える必要があるとしつつ、年末は力強く終わり、来年にかけても上がると述べています。金利が高いのは成長が強いからだとし、S&P500は2027年5月に8,300、来年の中ごろに8,500もありうるとしています。

米国株FRB・米金利半導体・AI

武者陵司 · · Musha Research 武者リサーチ(YouTube)

武者陵司「高市政権1年、株高と資産効果は大きな成果。生活はまだ」|武者リサーチのYouTube動画より(2026年10月)

高市政権の発足から約1年となる2026年10月7日収録の自社チャンネルの動画で、武者氏は、株価や企業の利益は大きく伸びた一方で家計の暮らしはまだ良くなっていない、という「ずれ」を解説しました。株と土地の値上がりで国全体の資産が大きく増えたことを、この1年の最大の成果に挙げています。

日本株政治・政策景気・インフレ

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ご意見番

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  • 武者リサーチ代表(元ドイツ証券副会長)

    武者陵司長期強気

    日本株は歴史的な長期上昇の途中にあり、政策が減税・積極財政に変われば日経平均10万円も視野に入る。

    発言の記録 14件

  • マネックス証券 チーフ・ストラテジスト

    広木隆長期強気・短期は慎重

    株価は企業の利益の積み上げとともに長い目で上がっていくもの。ただし短期の行き過ぎやリスクは数字で見極め、相場から降りないことが大事だ。

    発言の記録 15件

  • エコノミスト・グローバルストラテジスト(レディーバードキャピタル代表)

    エミン・ユルマズ長期強気・AIバブル警戒

    AI関連の株価はバブルで、いつか必ず崩れる。ただし日本株の長期の上昇シナリオは変わらず、地政学の変化は日本の追い風になる。

    発言の記録 13件

  • 経済ジャーナリスト(元日本経済新聞記者)

    後藤達也データ重視の中立

    相場の当て物はせず、統計・日銀やFRBの言葉・市場の織り込みを並べて「何が分かっていて、何が分からないか」を伝える。

    発言の記録 12件

  • レオス・キャピタルワークス 創業者(ファウンダー)、HEVN STAGE 代表取締役会長(元「ひふみ」シリーズ運用責任者)

    藤野英人長期強気(インフレ前提)

    30年のデフレが終わり、物価が世界に追いつくまでインフレは続く。日経平均10万円は楽観ではなく、投資しない人が取り残されるという危機感の話だ。

    発言の記録 12件

  • 農林中金バリューインベストメンツ 常務取締役兼最高投資責任者(CIO)、投資信託「おおぶね」ファンドマネージャー

    奥野一成長期保有・相場は予想しない

    株式投資は売買ではなく、構造的に強い企業のオーナーになって利益を分けてもらうこと。相場は予想せず、参入障壁のある会社を長く持つ。

    発言の記録 12件

  • 第一ライフ資産運用経済研究所 経済調査部 首席エコノミスト(内閣府 経済財政諮問会議 民間議員)

    永濱利廣財政楽観・成長重視

    日本の財政は言われるほど悪くなく、金利上昇はインフレ経済への正常化。カギは供給力と実質賃金だ。

    発言の記録 13件

  • みずほ銀行 チーフマーケット・エコノミスト

    唐鎌大輔構造的円安

    円安は金利差だけでなく、貿易・デジタルの赤字や家計の円売りという構造から来ている。止める正攻法は利上げだ。

    発言の記録 13件

  • ブーケ・ド・フルーレット代表(元日興コーディアル証券国際市場分析部長)

    馬渕治好目先慎重・長期強気

    株価は企業の利益と比べて見るのが基本。今の株高は割高で一部の銘柄に偏っているので一度は調整するが、長期の上昇は心配していない。

    発言の記録 11件

  • 複眼経済塾 代表取締役・塾長(元野村證券)

    渡部清二長期強気

    『会社四季報』の言葉と見出しの変化から相場の空気と次のテーマを読む。日本株は長期の上昇局面にあり、インフレは株式の追い風。

    発言の記録 11件

  • 大和証券 チーフテクニカルアナリスト(テーマリサーチ担当)

    木野内栄治長期強気・短期は波を読む

    インフレとAIのイノベーションの時代に入った日本株は長い目で上がっていく。ただ、目先はチャートと需給、半導体の製品サイクルから天井と底の時期を読み、調整には備える。

    発言の記録 13件

  • ニッセイ基礎研究所 研究理事 チーフ株式ストラテジスト

    井出真吾長期強気・業績で判断

    株価は企業の利益と市場心理の掛け算で、長い目では株主資本の積み上げとともに上がっていく。業績から見た「身の丈」を物差しにし、急落したときは分けて買えばいい。

    発言の記録 12件

  • 三井住友DSアセットマネジメント チーフマーケットストラテジスト

    市川雅浩強気(条件付き)

    日本株は2012年以降の長期上昇トレンドの中にあり、急落しても前提が崩れない限りトレンドは変わらない。先が読めない時は、条件ごとのシナリオと下値の目途を数字で示す。

    発言の記録 6件

  • マネックス証券 チーフ・マーケット・アナリスト(2025年9月から。前職はニッセイアセットマネジメント 投資工学開発センター長)

    吉野貴晶やや強気(データ派)

    相場の格言や印象ではなく過去のデータで確かめ、ROEとPBRから見た理論株価と、業績がついてくる銘柄を重視する。

    発言の記録 10件

  • 楽天証券経済研究所 所長 兼 チーフエコノミスト(日本銀行出身)

    愛宕伸康インフレ・金利上昇を警戒

    日本はすでにインフレ経済で、財政を拡張すれば物価と長期金利は上振れしやすい。日銀は円安を意識しながら緩やかな利上げを続ける。

    発言の記録 13件

  • ふくおかフィナンシャルグループ チーフ・ストラテジスト(日本銀行、JPモルガン・チェース銀行出身)

    佐々木融構造的円安

    円はインフレ率より金利が低い「実質金利のマイナス」と、企業の対外直接投資による資金流出で構造的に弱く、日銀が十分に利上げできない限り円安基調は続く。

    発言の記録 13件

  • 専業の個人投資家(松井証券の番組「テスタの魔法株学校」校長役)

    テスタ予想より資金管理

    相場全体は予想しない。損切りと資金管理で「退場しないこと」を最優先にし、動いた方についていく。

    発言の記録 14件

  • Oaktree Capital Management 共同創業者・共同会長

    ハワード・マークス慎重・リスク管理重視

    未来は誰にも分からない。値段が本来の価値より高すぎないかを見て、楽観が行き過ぎた時は守りを増やし、悲観が広がった時に買う。

    発言の記録 9件

  • モルガン・スタンレー 最高投資責任者(CIO)兼チーフ米国株ストラテジスト

    マイク・ウィルソン2025年から強気

    2025年4月で弱気相場と「分野ごとの景気後退」は終わり、利益の回復が広がる新しい強気相場に入った。

    発言の記録 14件

  • Fundstrat Global Advisors 共同創業者・リサーチ責任者(Fundstrat Capital 最高投資責任者)

    トム・リー一貫して強気

    投資家の悲観が強いときこそ株は上がる。途中の大きな下げはあっても、AIと人口の追い風で米国株の強気相場は長く続く。

    発言の記録 13件

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