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株式投資を始めようという人の多くは、基本的知識から売買のための技術の順で投資知識を蓄えていく傾向がありますが、実はその前に当たり前の知識として知るべき事実があります。
投資で勝てる投資家たちは経験上、または個別に学んでその事実を知っているがゆえに投資で勝ちを積み重ねることができるのです。
このページでは、個人投資家とは何かを3種類のスタンス別にお伝えした後、勝つ投資家は知っている以下の3つの知識をお伝えします。
目次
個人投資家とは、「個人の資金を株式などの金融資産に投資をして値上がり利益や配当などを獲得しようとする人」を指します。この点では、どの個人投資家も同じですが異なる点は投資のスタイルの違いです。
ざっと分けても上記のような種類の投資家たちが存在します。それぞれ、投資の分析方法や投資先の企業まで大きく異なります。投資スタイルは異なっていても彼らの資金はひっくるめて「個人投資家の資金」として扱うことができます。
数週間から数年など長期的な目線で投資を行う人たちのこと指します。
大きく分けて企業がじっくり成長するのを待つ成長株投資、業績に比べて株価が割安に放置されている株に投資をする割安株投資、配当や優待などを長期間にわたって享受する伝統的な投資など様々な投資の種類があります。
数日から1週間程度で株の売買を行う人たちのことを指します。
基本的に上下に良く動く株式をタイミングよくキャッチして自分が思った方向へと株価が動いたら売却して利益を得ようとします。サーフィンの波乗りのように銘柄を上手に入れ替えて利益を上げていきます。株保有期間は原則として2から3日で手放すことが多いようです。
1日の中で何度も売買を繰り返す人たちのことを指します。
デイトレーダーが手掛ける銘柄は、とにかくその時に盛り上がっている人気の銘柄に限ります。多くのデイトレーダーが参加し、1日に数十%動くような銘柄をいくつかピックアップして、その中に資金を投じて数分から数十分程度で利益を上げようとします。
個人投資家として投資を始めたばかりの人は、まず始めに初心者用の本を読み、いわゆる株式市場の基本的な知識や銘柄の選び方、売買のためのテクニックなどを身につけようとしてしまいがちですが、実はそれでは勝つために必要な前提知識としては不十分です。相場で勝つために本当に重要な前提知識を身に着けておきましょう。
株式市場の動きには人間の心理が深く関わっています。特に自分の物差しで物事を図ってしまう人間にとって投資の世界で「思い込み」を行ってしまうことは時にリスクがあります。
例えば株価は値下がりをしますが、大きく株価が下がった時には、多くの投資家が「これだけ下がったのだから。」と言う単純な思い込みの元で株を買いに走ってしまいます。しかし、この思い込みは利益のなることもありますが、多くは失敗に終わります。
株価は、本当に下がるときにはとことん下がるもので、中途半端な思い込みにより株を仕込むことは本当に自殺行為につながります。特に自分の過ちを認められずに、下がるにつれて株を買い増すナンピンをしてしまう場合には、資産をなくすリスクがより一層高まります。
この思い込みに関する人間の心理は「投資家心理」として、売買テクニックを学ぶ前に知っておくべき重要な要素です。個人投資家として、成功したいのであればまずは投資家心理について詳しく知っておくと良いでしょう。
参考記事)株式投資で失敗しないために抑えておくべき5つの投資家心理
株式市場には個人投資家にほかにも様々な投資家がいます。例えば、私たち国民の年金を運用している年金基金や保険会社、信託銀行そして外国人投資家などがそれにあたります。
中でも外国人投資家の売買シェアは現在6割以上に及び、日本の株式市場に大きな影響を与えていると言われています。外国人投資家には豊富な資金力があるため、どうしても外国人投資家が売ると相場は下がり、彼らが買うと相場が上がる傾向があります。
下記の表は日本株市場における外国人投資家と個人投資家の年間別(2010年から2015年)の売買動向です。プラスが買い越し、マイナスが売り越しです。
単位(100万円) | 2010年 | 2011年 | 2012年 | 2013年 | 2014年 | 2015年 |
外国人投資家 | 3,210,499 | 1,972,486 | 2,826,499 | 15,119,640 | 852,692 | -325,779 |
個人投資家 | -2,277,135 | 5,937 | -1,911,181 | -8,750,822 | -3,632,322 | -4,929,904 |
外国人投資家の動きに対して、個人投資家の動きは逆になっている傾向があることがわかります。これは非常に重要な事実です。
実際2013年は日経平均株価が60%近い上昇をした年でしたが、外国人投資家は15兆円もの金額を買いで投入していることが分かります。一方で個人投資家はこの年は売り越しです。一部の投資家がアベノミクスで儲かったとはやし立てられていますが、実はそれほど個人投資家全てが儲かっている訳ではないのです。
勝つ投資家は当然外国人投資家の資金力を把握して、その流れに逆らわない投資スタイルをとります。そのため資金力のある投資家動向を把握しておくことは投資上級者になるための第一歩なのです。
参考記事)熟読必須!株式市場を動かす外国人(海外)投資家とは
選んで投資をしていた銘柄に悪材料(悪いニュース)がでることもありますのが、そんな時には素早く損切りを行い、別のより良い投資対象へ乗り換えることが必要です。これは短期、長期に関係なく当てはまります。
例えば、有名企業の東芝には2015年に会計上の悪材料(悪いニュース)がでてしまいました。その時の株価チャート(グラフ)は以下の通りになっています(縦軸:株価 横軸:時間)
矢印でいうとちょうど緑の時点で株価が大きく値下がりをしました。この時この企業の株を買っていたならば、この下げで損失が出ている状態になっています。しかし、売ってはいないので損失を確定しているわけではありません。さて「この時、この株をどうしますか?」というのが、この項目での主題です。
じつは実際に株式投資をしていると、この問題は重要だとわかります。
上記のグラフだと、その後株価が右肩下がりになっていることがわかるので、売るという判断が出来ますが、下落した(緑の矢印時点)ではその先のチャートはまだ作成されてません。
実は投資初心者の多くは、この時株価が自分の買った値段まで戻るのを待ってしまう傾向があります。株式投資で稼ぐには、悪い材料が出た株や持っている株が急に下がり始めてしまった場合に損失を素早く確定させる必要があります。これを損切りといいます。
この損切りができないと、損失はどんどん拡大し、なけなしの資産が一気に消えることもありますし、何よりこれから大幅上昇する株への投資機会を逃す羽目になります。
このことから、上がらない株は早めに切って、他に乗り換えることが重要なのです。
投資で利益を上げ続けるうえでは基本的に投資の売買の方法を学ぶことは重要ですが、このページでご紹介した3つの知識も前提知識としては重要です。特に多くの投資家は投資を始めて実体験を積んではじめて上記の事実に気付く人が多いので、できるだけ最初の段階で感覚だけでも捉えておくときっと長い株式投資人生においては役に立つはずです。
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