銘柄コードとは
(更新 ) · 投資の教科書 株式事務局

この記事は2016年に公開したアーカイブ記事です。制度・数字・サービスの内容は当時のものです。
企業は取引所に上場することで「銘柄」として扱われ、そこに番号である銘柄コード(証券コード)が付くことで簡単に言えば業種などを区別しやすいようにしています。
この銘柄コードは意外と重要で証券ツールで銘柄の売買をするときや、パソコンや雑誌、投資家必携の書籍である四季報などで情報を仕入れるときに素早く検索するために必要なものです。
実際に企業情報を仕入れるために企業名で検索をかけていると余分な時間がかかってしまいますが、銘柄コードを少し覚えるだけでも検索の効率が大きく向上するのです。長期的に情報を仕入れることを考えると銘柄コードを覚えているのといないのとでは歴然とした差が生じるのです。
今回の記事では銘柄コードの基本と、今日から使える銘柄コード早覚えのための知識を書いていきます。
1.銘柄コードとは
銘柄コードは上場している全ての企業についている4桁のナンバーのことです。株取引をするのであれば原則として企業名とセットで覚えておきたい物です。
日本を代表するトヨタ自動車や三菱UFJ銀行、それほど有名ではない小さな規模の会社まで上場企業には全て銘柄コードが付いています。例えば、
- トヨタ自動車(7203)
- 三菱UFJ銀行(8306)
- 日本たばこ産業(2914)
- 海帆(3133)
- エストラスト(3280)
という具合に企業名の横に4桁の数字がつきます。下記画像はヤフーファイナンス(投資家がほぼ毎日見るサイト)の検索欄です(赤枠)

枠の中には小さな薄い文字で「銘柄名やコード、キーワードを入力」と書いてあります。企業を探すにはここに直接企業名(銘柄名)を入れることもできますが、毎日何十回も企業のページを見ることを考えるとコード入力に慣れたほうが、はるかに作業効率は上がります。
ただ、この銘柄コードが、東京証券取引所に上場している銘柄だけで3638にも及ぶ企業が上場し、それと同じ数の銘柄コードが存在しています(2018年11月)。
もちろん全てを覚える必要はありませんが、ある程度名前がしれている大手の企業くらいは最初の段階で覚えておくと良いです。また取引をしたり市場を見たりしているうちに自然と覚えていくため、焦らずゆっくりと吸収していくことが大事です。
実は、この銘柄コードには傾向というものがあります。それを覚えておくと銘柄コード攻略の近道となりますのでこれからご説明します。
2.銘柄コードを気軽に覚えるための2つの豆知識
ここで銘柄コードをできる限り素早く簡単に覚えるための前知識をご紹介します。
- 銘柄コードは業種ごとに傾向がある(頭2桁)
- その業種を代表する企業群のコードの末尾に特徴がある(下2桁)
2.1.銘柄コードは業種ごとに傾向がある(頭2桁)
最初は頭2桁の特徴です。
銘柄コードはランダムに付されているわけではなく業種ごとに一定の法則があります。それは4桁のうちで頭の2桁は業種のコードを表していると言うものです。(ただし最近上場する銘柄に関しては3000番台あたりでランダムに付されています)下記を参考にしてください。
| 13~ | 水産・農林 |
| 14~19 | 鉱業・建設 |
| 20~ | 食品・サービス・小売り |
| 30~ | 卸売・小売り |
| 34~35 | 繊維(一部) |
| 36~ | 情報通信 |
| 39~ | パルブ・紙 |
| 40~ | 化学 |
| 45~ | 薬品 |
| 46~ | 情報通信 |
| 50~ | ガラス土石 |
| 51~ | ゴム |
| 52~ | 窯業・鉄鋼 |
| 54~ | 鉄鋼 |
| 57~ | 非鉄 |
| 59~ | 金属製品 |
| 60~ | サービス |
| 61~ | 機械 |
| 65~ | 電気機器 |
| 70~ | 造船・輸送用機器 |
| 71~ | 金融(一部) |
| 72~ | 輸送用機器 |
| 74~ | 小売り・卸売 |
| 77~ | 精密機器 |
| 79~ | その他製品 |
| 80~ | 卸売・小売り |
| 83~ | 銀行 |
| 86~ | 証券 |
| 87~ | 保険 |
| 88~ | 不動産 |
| 90~ | 陸運 |
| 91~ | 海運 |
| 93~ | 倉庫 |
| 94~ | 情報通信 |
| 95~ | 電気・ガス |
| 96~ | 卸売・サービス |
(※注意点)
頭二桁で傾向を見ると下記のような傾向があり。ただし、必ずしもその業種だけでなく時々異なる業種が入ってくる。そのため、ランダムなものは都度覚えていく必要がある。
(ランダム例:ソフトバンクは頭2桁が99)
| 9432 | NTT |
| 9433 | KDDI |
| 9437 | NTTドコモ |
| 9984 | ソフトバンクグループ |
業種だけでも覚えるのは大変ですが、四季報などを見るようになると覚えるのが早くなります。
2.2.その業種を代表する企業群のコードの下2桁には特徴がある
今度は下2桁の特徴です。
それは、下2桁が01~10位までは業種を代表する企業が該当することが多いということです。(※これもあくまで傾向を示しているので必ずしもすべてにあてはまるわけではないです)
例えば、自動車業界である輸送機器という業種は、頭2桁が72~始まっていました(先ほどの項目参照)
その72の後、順番に01、02、03と当てはめた状態でヤフーファイナンスなどで検索してみてください(これは是非自分で試してみてください)
| 7201 | 日産自動車 |
| 7202 | いすず自動車 |
| 7203 | トヨタ自動車 |
| 7204 | 該当なし |
| 7205 | 日野自動車 |
と一度は名前を聞いたことのある有名な企業が出てくるはずです。他にも頭2桁65~始まる電気機器に当てはめてみると以下のようになります。
| 6501 | 日立製作所 |
| 6502 | 東芝 |
| 6503 | 三菱電気 |
| 6504 | 富士電機 |
と大手の電気機器関連企業が名を連ねます。この法則を知っておくだけで銘柄コードも一気に覚えやすくなることでしょう。
まとめ
銘柄コードは、最初は覚えにくいと思いがちですが、証券ツールを使用して銘柄を調べたり、会社四季報を読んだりしているうちにだんだんと慣れてきます。そのうち何も見ないでも4桁のコードを自然と打てるようになる筈ですので、焦らずに覚えていきましょう。
この記事を書いた人
投資の教科書 株式事務局
投資の教科書株式事務局では、株式投資で稼ぐ力を身につけるために必要な基礎知識をはじめ、実際に成果をあげているトレーダーの手法、分析方法などを、初心者にもわかりやすくお伝えしています。





