投資の教科書ナビゲーターの柳橋です。
このレポートではVIX指数をを利用し、年利38%の利回りをあげるための方法をお伝えします。
この手法は、VXXというETNを利用する方法で、成功者が続出しています。
時間もほとんどかからないので、会社員でも実践可能です。
無料レポートにノウハウをまとめましたので、ぜひ下記のボタンよりお申込み下さい。
CMEという取引所を聞いたことがあるでしょうか?
CMEは、正式名称の「Chicago Mercantile Exchange」の頭文字を取ったもので、日本語では、シカゴ・マーカンタイル取引所と訳されています。CMEでは、商品先物や金融先物などの先物やオプションが取引されています。
実は、日本人にも馴染みのある日経平均先物やオプションもCMEで取引されています。CMEでは、これらの先物やオプションが、GLOBEXという電子取引システムで24時間取引されています。
CMEは、先物やオプション市場で世界最大級の取引量を誇ります。デリバティブの本場ともいえる取引所なので、これから先物やオプションを取引しようと思っている方は、ぜひ押さえておいてください。
さて、この記事をお読みいただくと、下記の知識を習得できます。
ぜひ、参考にして下さい。
CMEの起源は、19世紀までさかのぼります。1848年に、アメリカで最初の商品取引所として「シカゴ商品取引所(CBOT)」が設立されました。その後、1898年にCBOTから独立して「シカゴ・バター卵取引所」が設立され、これが後に改組して「シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)」となりました。
2000年に株式会社化され、その後、CBOTの買収、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)との経営統合を経て、現在はCMEグループ傘下の取引所として存在しています。
CMEの歴史を年表にまとめましたので、ご覧下さい。
【シカゴ・マーカンタイル取引所の歴史】
1898年 シカゴ商品取引所から独立してシカゴ・バター・卵取引所としてスタート
1919年 シカゴ・マーカンタイル取引所に組織変更
2000年 株式会社化
2002年 株式公開
2007年 シカゴ商品取引所(CBOT)を買収
2008年 ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)との経営統合
2012年 カンザスシティー商品取引所(KCBT)を買収
CMEでは、農産物、エネルギー、金属、通貨、金利、債券、株価指数などの先物およびオプションを取り扱っています。先物やオプションについて理解を深めたい方は、まず次の記事をお読み下さい。
それでは、CMEが取り扱っている具体的な商品を2つご紹介します。
「ブレント原油」は、「WTI原油」「ドバイ原油・オマーン原油」と並ぶ世界3大原油の1つです。別名「北海ブレント原油」とも呼ばれます。ブレント原油金融先物は、このブレント原油を対象とした先物です。
ちなみに、ブレント原油の取引価格は、こちらのCMEのサイトで確認できます。
ブレンド原油の取引単位は、1,000バレルです。上記の例では、2018年7月が期日の先物は78.27ドルなので、1枚あたり78,270ドル、日本円に換算すると、約860万円(1ドル=110円で換算)で買えることになります。
下の画像は、日本でお馴染みの日経平均株価を対象とした先物です。この価格も、CMEのサイトから見ることができます。
日経225先物の取引単位は500単位からしか買えないので、この場合の最低投資金額は、約1,137万円(=22,740円×500単位×1ドル100円換算)となります。
海外先物はインタラクティブ・ブローカーズ証券(IB証券)で取引できる他、国内では楽天証券で取引することができます。
楽天証券では、「マーケットスピード」という取引ツールで取引することができ、日本株の売買で慣れている方は、抵抗なく取引できると思います。
●楽天証券の「ナスダック100」の投資情報画面
楽天証券は手軽に取引したい場合には良いのですが、取扱銘柄が限られるので、全ての銘柄を取引できるわけではありません。
例えば、先ほどご紹介したブレント原油はIB証券では取引できますが、楽天証券では取扱いがありません(楽天証券で扱っている海外先物取扱銘柄については、こちらのページをご覧下さい)。
そのため、銘柄の制約がなく、本格的に取引したい場合はインタラクティブ・ブローカーズ証券に口座開設をして取引することをおすすめします(口座開設方法については、『海外投資に必須のインタラクティブ・ブローカーズ証券の使い方』を参考にして下さい)。
CMEは、株価指数先物や商品先物を取引できる市場として非常に大きな流動性を持っています。特に、CMEが運営する電子取引所のGLOBEXでは24時間取引が行われているので、いつでも好きな時に取引できます。
なお、記事の中でご紹介したインタラクティブ・ブローカーズ証券(IB証券)では海外の先物やオプションを自由に取引でき、私も実際に使っています。ただし、海外口座なので少しハードルが高いと感じるかもしれません。その場合は、まずは楽天証券の海外先物口座で始めてみるのも良いでしょう。
国内だけでなく、グローバルな投資を考えている方は、CMEにもチャレンジしてみてはいかがですか。
投資の教科書ナビゲーターの柳橋です。
このレポートではVIX指数をを利用し、年利38%の利回りをあげるための方法をお伝えします。
この手法は、VXXというETNを利用する方法で、成功者が続出しています。
時間もほとんどかからないので、会社員でも実践可能です。
無料レポートにノウハウをまとめましたので、ぜひ下記のボタンよりお申込み下さい。
CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)とは|多様な金融商品が魅力
CMEという取引所を聞いたことがあるでしょうか? CMEは、正式名称の「Chicago Mercantile Exchange」の頭文字を取ったもので、日本語では、シカゴ・マーカンタイル取引所と訳されています。CMEでは、商品先物や金融先物などの先物やオ
投資をしている方であれば「先物取引」という言葉は聞いたことがあると思います。 先物取引と聞くと、「リスクが高い危険な取引」というイメージを持つ人が少なくありませんが、実はもともとリスクを避けるために考えられた金融商品です。 先物取引は「レバレッジをかけ
株式投資に使える先物の3つの前提知識と商品先物の2通りの見方
「原油が売られているからリスクオフ(株は売り)だ!」 そのような言葉を新聞やネットの情報で聞いたことがあるかもしれませんが、具体的にどのような意味なのか分かっていない方も多いのではないでしょうか。 株式投資をしていく上で株式市場の動向を常にウォッチして
差金決済とは、決済時に現物資産の受渡しをせずに、売却金額と買付金額との差額の授受により決済することをいいます。これに対して、現物資産の受渡しをする現物の決済を行う場合もあります。差金決済には現物の決済にはないメリットがあります。 この記事では、差金決済と
先物取引とは、特定の商品について、あらかじめ決められた期日に決められた価格で売買することを約束する取引をいいます。価格や期日などの売買の条件をあらかじめ決めておくことができるので、価格が変動する商品を取引する際の価格変動リスクを抑えることができます。
先物取引やオプション取引でよく聞く「限月(げんげつ)」とは?
先物取引やオプション取引で、「限月」(げんげつ)という言葉があります。これは、株の現物取引にはない概念で、先物取引やオプション取引では必ず理解しておかなければならないものです。この記事では、先物取引やオプション取引で必須の「限月」について解説します。 な
VIX先物のカレンダースプレッドで利益を上げる方法と必要な知識
オプション投資には「カレンダースプレッド」という手法があります。 簡単にいうと、同じものを原資産とする先物やオプションの「期先を買って期近を売る」という取引です。原理を理解すれば、オプションや先物の単純な売りや買いといった取引よりリスクを抑えつつ、大きな
VIXという指標があります。これは、アメリカのシカゴオプション(CBOE)取引所が算出している指数で、別名「恐怖指数」として非常に有名です。 この指数は、一見とてつもなく複雑に見えますが、非常に特徴的で、ある程度決まった動きをします。それが分かれば、私
「日経平均株価」とは、日本を代表する株価指数です。この指数は、225銘柄の株価を調整して平均化することで算出されます。 そのため、日経平均株価は、日本の経済や株式市場全体の景気が分かる指標の1つとして、テレビのニュースなどで経済情報を伝える際には、よく「
著者:増田 丞美
オプション投資の第一人者がオプションの基本から実践方法までを解説!
「投資とはマーケットのメカニズムや構造が生みだす優位性を利用して利益を得る行為である」これは、この本の著者の増田丞美氏が述べた言葉です。オプションの理論的な部分ではなく、オプション取引の実践的な部分、すなわち「いかにオプションを利用して利益をあげるか」にフォーカスしています。とかく難解と捉えられがちなオプション取引を図解入りで説明しているので、初心者でも挫折することなく理解することができるでしょう。