CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)とは|多様な金融商品が魅力
(更新 ) · 投資の教科書 デリバティブ事務局

この記事は2018年に公開したアーカイブ記事です。制度・数字・サービスの内容は当時のものです。記事内には広告(アフィリエイト)のリンクを含みます。
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CMEという取引所を聞いたことがあるでしょうか?
CMEは、正式名称の「Chicago Mercantile Exchange」の頭文字を取ったもので、日本語では、シカゴ・マーカンタイル取引所と訳されています。CMEでは、商品先物や金融先物などの先物やオプションが取引されています。
実は、日本人にも馴染みのある日経平均先物やオプションもCMEで取引されています。CMEでは、これらの先物やオプションが、GLOBEXという電子取引システムで24時間取引されています。
CMEは、先物やオプション市場で世界最大級の取引量を誇ります。デリバティブの本場ともいえる取引所なので、これから先物やオプションを取引しようと思っている方は、ぜひ押さえておいてください。
さて、この記事をお読みいただくと、下記の知識を習得できます。
- 多様な金融商品が取引されているCMEの基礎知識
- CMEのサイトからの情報の取得方法
- CMEの金融商品の取引手段
ぜひ、参考にして下さい。
1.CMEの歴史
CMEの起源は、19世紀までさかのぼります。1848年に、アメリカで最初の商品取引所として「シカゴ商品取引所(CBOT)」が設立されました。その後、1898年にCBOTから独立して「シカゴ・バター卵取引所」が設立され、これが後に改組して「シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)」となりました。
2000年に株式会社化され、その後、CBOTの買収、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)との経営統合を経て、現在はCMEグループ傘下の取引所として存在しています。
CMEの歴史を年表にまとめましたので、ご覧下さい。
【シカゴ・マーカンタイル取引所の歴史】
1898年 シカゴ商品取引所から独立してシカゴ・バター・卵取引所としてスタート
1919年 シカゴ・マーカンタイル取引所に組織変更
2000年 株式会社化
2002年 株式公開
2007年 シカゴ商品取引所(CBOT)を買収
2008年 ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)との経営統合
2012年 カンザスシティー商品取引所(KCBT)を買収
2.CMEの取り扱い商品
CMEでは、農産物、エネルギー、金属、通貨、金利、債券、株価指数などの先物およびオプションを取り扱っています。先物やオプションについて理解を深めたい方は、まず次の記事をお読み下さい。
それでは、CMEが取り扱っている具体的な商品を2つご紹介します。
2.1.ブレント原油金融先物
「ブレント原油」は、「WTI原油」「ドバイ原油・オマーン原油」と並ぶ世界3大原油の1つです。別名「北海ブレント原油」とも呼ばれます。ブレント原油金融先物は、このブレント原油を対象とした先物です。
ちなみに、ブレント原油の取引価格は、こちらのCMEのサイトで確認できます。

ブレンド原油の取引単位は、1,000バレルです。上記の例では、2018年7月が期日の先物は78.27ドルなので、1枚あたり78,270ドル、日本円に換算すると、約860万円(1ドル=110円で換算)で買えることになります。
2.2.日経225円建先物
下の画像は、日本でお馴染みの日経平均株価を対象とした先物です。この価格も、CMEのサイトから見ることができます。

日経225先物の取引単位は500単位からしか買えないので、この場合の最低投資金額は、約1,137万円(=22,740円×500単位×1ドル100円換算)となります。
3.取引できる証券会社
海外先物はインタラクティブ・ブローカーズ証券(IB証券)で取引できる他、国内では楽天証券で取引することができます。
楽天証券では、「マーケットスピード」という取引ツールで取引することができ、日本株の売買で慣れている方は、抵抗なく取引できると思います。
●楽天証券の「ナスダック100」の投資情報画面
楽天証券は手軽に取引したい場合には良いのですが、取扱銘柄が限られるので、全ての銘柄を取引できるわけではありません。
例えば、先ほどご紹介したブレント原油はIB証券では取引できますが、楽天証券では取扱いがありません(楽天証券で扱っている海外先物取扱銘柄については、こちらのページをご覧下さい)。
そのため、銘柄の制約がなく、本格的に取引したい場合はインタラクティブ・ブローカーズ証券に口座開設をして取引することをおすすめします(口座開設方法については、『海外投資に必須のインタラクティブ・ブローカーズ証券の使い方』を参考にして下さい)。

4.まとめ
CMEは、株価指数先物や商品先物を取引できる市場として非常に大きな流動性を持っています。特に、CMEが運営する電子取引所のGLOBEXでは24時間取引が行われているので、いつでも好きな時に取引できます。
なお、記事の中でご紹介したインタラクティブ・ブローカーズ証券(IB証券)では海外の先物やオプションを自由に取引でき、私も実際に使っています。ただし、海外口座なので少しハードルが高いと感じるかもしれません。その場合は、まずは楽天証券の海外先物口座で始めてみるのも良いでしょう。
国内だけでなく、グローバルな投資を考えている方は、CMEにもチャレンジしてみてはいかがですか。
この記事を書いた人
投資の教科書 デリバティブ事務局
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