FXの仲値トレード|元手10万から8年間で1.3億円稼いだ私のおすすめ手法

はじめまして。FX専業トレーダーのジュンです。私は、元手10万円からFXを始めて、8年間で約1億3千万円の利益をあげています。

トレードをしつつ、平日の10時からニコニコ動画で『上手くなりたい』という番組を配信することを日課にしています。番組がきっかけで凄いトレーダーの方とも知り合い、自分の手法を客観的に分析することにもつながっています。

そして、これまでの実績が評価されて、『エン・スパ!』という本にも載ったこともあります。

いくつかある私の手法のほとんどは感覚に頼る部分が多く、正直、文字で全てをお伝えるのは難しいです。しかし、今回この記事の執筆依頼をいただいて、FXトレーダーの教育に少しでも貢献したいと思い、引き受けることにしました。

そこで、この記事では、皆さまにも再現していただけそうな「仲値」に注目した手法をお伝えすることにしました。ぜひ、最後までお読みいただき、今後の投資のヒントにして下さい。

執筆者
ジュン

ジュン

関西在住のFX専業トレーダー。2017年には累計利益が1億3千万円に到達。平日10時からニコニコ生放送の配信も行う。得意な手法は値動きのクセに注目したプライスアクションで、9時55分の仲値に注目したトレード手法もその一つ。FXの利益で自由に暮らすことが目標。ツイッターアカウントは、@jun123789

1.私の実績をご紹介

次のグラフは、2016年からの月間の累積利益です。左の軸が累積利益で、右の軸が月間利益です。

FXを始めて2013年の途中までは負けが続いていましたが、きっかけをつかんでから急に勝てるようになりました。何がきっかけで変化が表れたかは、記事の後半でお伝えしますね。

過去にはマイナスの月もありますが、以前ほど大きく負けることはなくなりました。なお、2016年より前は正確な記録を取っていなかったのですが、6年間で約5,000万円の利益を稼いでいます。そのため、グラフでは、2016年1月はその分の累計利益を最初から上乗せしています。

ジュン④

ちなみに、私は仲値トレード以外にも複数の手法を状況に応じて使い分けており、上のグラフは、全部の手法の合算の利益です。

2.注文するFX会社は大口に有利なGMOクリック証券

私の手法を解説する前に、私の手法に欠かせないGMOクリック証券の特徴についてご紹介します。

GMOクリック証券の最大の特徴は、100万通貨単位の大口注文でもサクサク入る「約定力」です。後ほど詳しく説明しますが、私は100万通貨単位で注文することが多いので、レート画面通りの価格で注文が成立しないと、通貨量が大きいだけに損益に大きな影響を与えます。

他社では約定がスベって不利な価格でエントリーしてしまうところもあるみたいですが、GMOクリック証券ならその心配はなく、ストレスなく取引できます。

さらに、Exモードという機能を使えば、スプレッドは広くなりますが、500万通貨単位まで一度で発注できますので、勝率が高いと判断して勝負したい時は活用しています。

私の詳しい活用法は、『GMOクリック証券の活用方法|FXの大口注文の約定力が最大のメリット』をお読みいただきたいのですが、その他にも、私のトレード仲間であるFXニート氏やオロチ氏もGMOクリック証券を使って利益をあげており、まさにFXで勝つための条件が揃った口座です。

3.仲値トレードの実践方法と売買事例

3.1.値動きのクセを利用した仲値トレードとは

この項では、私の手法の1つである、仲値に注目したトレード手法についてお伝えします。

3.1.1.仲値とは、銀行と顧客の両替の基準となるレート

まず、「仲値」とは何かについて知っておきましょう。

仲値とは、銀行が顧客と外貨の両替をする際の基準となる為替レートのことです。このレートを基に、その日の為替が絡む様々な取引の金額が決まります。

この仲値は平日の9時55分に日本の銀行が発表し、FX口座を持っていればニュースで流れてくるので、誰でも簡単に知ることができます。ちなみに、様々な通貨の仲値が発表されますが、私は米ドル/円に絞ってトレードしています。

3.1.2.仲値トレードは、仲値に向かって動くクセを利用した手法

さて、この9時55分の仲値発表は、多くの市場参加者が注目しているイベントで、売りたい買いたいの様々な思惑が働いて大きく変動する特徴があります。しかし、必ずしもランダムに動いているわけではなく、毎日監視していると、値動きのクセが見えてきます。

簡単に説明すると、9時55分の発表より前に価格がスルスル上昇するクセがあります。その特性を利用して、9時55分の発表と同時に売るのが私の得意なパターンです。

ここまでお読みいただいても、まだイメージがつかめないと思います。しかし、これから具体的に説明させていただきますので、ご安心下さい。

3.2.仲値トレードの手法の解説

3.2.1.具体的なエントリータイミング

私の仲値トレードの具体的なエントリーポイントを説明する前に、値動きの特徴をもう少し詳しくお伝えします。

仲値トレードの値動きの最大の特徴は、9時55分に仲値が決まる前の9時30分頃から価格がジワジワ上昇して円安になる傾向があることです。毎日必ずそうなるとは限らず、正確なデータを取ったわけではないのですが、私の経験上から言えることです。

しかし、私はこの9時55分の仲値発表前の値動きに付いていくことはしません。ここがポイントなのですが、私がエントリーするタイミングは、9時55分の発表直後か、その数秒前にフライング気味で売りから入ります。ちなみに、通貨量はワンショット100万通貨を基準にしています。

直前にどれくらいの値幅上昇していたら売る、という明確なエントリー基準はないのですが、9時55分の時点で既に上昇し切っていることが多く、この局面で売っておけば事前に買っていた人も利益確定のために売ってくるので、私は売りから入ったほうが有利だと決めつけています。

当然、9時55分の発表と同時にさらに上昇することもあるのですが、相場が落ち着いたら下落してくることが多いです。(売ってから上昇して含み損になった場合の対処法は、この後お伝えします。)

言葉ではわかりにくいと思うので、私が頭の中で思い描いている仲値トレードを図で解説しますね。

ジュンさん成績

注意点として、仲値が実際にいくらで決まるかは関係ありません。例えば、仲値にタッチしたら売るとか、仲値を上抜けるまで待つということはしません。あくまでも、仲値に吸い寄せられるように上昇する値動きに注目します。

3.2.2.利食いとロスカットのタイミング

利食いのタイミングは明確にはルール化しておらず、売りでエントリーして反落する値動きを確認したら数秒間で買い戻す場合もありますし、さらに下落するまで待つ場合もあります。

また、ロスカット(損切り)のタイミングは、発注時に予め逆指値注文を「6pips」に設定して、6pips損をしたら自動的に注文が執行されるようにリスク管理しています。

私がすぐにロスカットするかしないかを判断するポイントは、9時55分の発表直後にさらに上がってしまった場合の「上がり方」に注目します。具体的には、次のように2つに分けて考えます。

  • ジリジリ上昇する場合 → 反落の見込みがないので手動でロスカットする
  • さらに勢いよく上昇するが、ロスカット幅の6pipsまでは届かない → 下落するまで様子見

2番目の様子見をする場合でも、含み損が利益になるまで待つことはありません。エントリーした直後に自分が思い描いた値動きにならなかった時点で負けだと思っていますので、若干のマイナスか損益ゼロになった時点で買い戻します。

この仲値トレードは毎日訪れるチャンスなので、上手くいかなかった日はなるべく早くロスカットして、次の日まで備えることを心掛けています。損失を最小限に抑えておけば、その分の損失は翌日以降に取り返すことができるほど有効な手法だと思っています。

3.2.3.具体的な売買事例4つ

言葉だけではわかりにくかもしれませんので、私の売買事例を4つご紹介します。

MT4チャートでエントリーと利食いのタイミングを示し、実際の取引履歴を載せていますので、私の仲値トレードのイメージをつかんでいただければと思います。なお、pipsからの利益額の計算方法は、『FXの単位pips(ピップス)とは?|読み取り方のコツ』に書かれています。

●事例①:2017年10月16日

・9時55分00秒に112.052円で100万通貨売り
  ↓ 5秒後
・9時55分05秒に112.043円で100万通貨買い戻し 

利益額:100万通貨×(売値112.052円-買値112.043円)=100万通貨×0.009円(0.9pips)=9,000円

1016

1016②

●事例②:2017年10月27日

・9時54分59秒に114.138円で500万通貨売り
  ↓ 2分20秒後
・9時57分19秒に114.131円で500万通貨買い戻し 

利益額:500万通貨×(売値114.138円-買値114.131円)=500万通貨×0.007円(0.7pips)=40,000円

1027

1027②

●事例③:2017年12月1日

・9時55分00秒に112.425円で100万通貨売り
  ↓ 3秒後
・9時55分03秒に112.420円で100万通貨買い戻し 

利益額:100万通貨×(売値114.425円-買値112.420円)=100万通貨×0.005円(0.5pips)=5,000円

1201

1201②

●事例④:2017年12月11日

・9時54分59秒に113.626円で100万通貨売り
  ↓ 6秒後
・9時55分05秒に113.618円で100万通貨買い戻し 

利益額:100万通貨×(売値113.626円-買値113.618円)=100万通貨×0.008円(0.8pips)=8,000円

1211

1211②

4.私の取引環境

次に、私の取引環境をご紹介しますので、参考にしていただければと思います。

4.1.トレード時間とチェックする情報

私は、9時55分の仲値トレード以外にもいくつかの手法を実践しており、日本の株式市場が始まる午前9時から10時の時間帯は価格がよく動くので特に注目しています。

ちなみに、起きたらまずやることは、『羊飼いのFXブログ』で1日のイベントのスケジュールを確認することです(羊飼いのFXブログの活用方法については、『FXで稼いでいるトレーダーが使っている3つの厳選サイトと具体的活用方法』に書かれています)。

この記事では触れませんが、他にも複数の手法を状況に応じて行っており、ヨーロッパ時間は抜かしてニューヨーク時間まで取引しています。

4.2.パソコンのモニターは6台

モニターは6台使っており、以下のように使い分けています。

  • チャート監視用と発注用4台 (8つの通貨ペアを表示、FX口座はGMOクリック証券
  • ニコニコ生放送用1台
  • バイナリーオプション用1台

通常のFX取引は4台のモニターを使っていますが、仲値トレードに限れば、米ドル/円しか売買しないので1台もあれば十分です。ちなみに、チャートはMT4チャートを使っており、ローソク足は1分足を表示させています。

5.初心者の方へ私からのアドバイス

5.1.粘り強く取り組んで得意パターンを見つけるべし

私は、FXを始めた頃は全く勝てませんでした。びっくりするほど負けた経験から、負け方があるなら勝ち方もあるはずと発想を転換し、手法だけでなく、投資家の心理まで幅広く勉強しました。

そして、毎日チャートを観察していたら、時間帯ごとに値動きのクセがあることを発見し、「時間」を意識したトレードを心掛けるようになりました。この記事で紹介した仲値トレードも、その1つです。

初心者の方は、最初は上手くいかないことのほうが多いかもしれませんが、色んな手法を試して、自分の性格に合った取引スタイルを見つけて下さい。いったんルールを作ってしまえば、それを繰り返すことで利益は積み上がっていきます。トレードは、このように合理的に考えるべきだと思います。

しかし、トレードに正解はなく、私の考えが絶対だとも思っていません。稼げるようになるためには、次のような成功している複数のトレーダーの考え方を学んで、自分が納得できて共感できるものを取り入れて、自分だけの売買ルールを構築して下さい。

5.2.私がおすすめするサイトと本

最後に、私が初心者の方におすすめするサイトと書籍をご紹介します。

・サイト『経済指標研究所 by 黒猫アイランド

GMOクリック証券が運営するトレードバトル「トレードアイランド」で2年連続で1位を獲得したトレーダーが運営しているサイトです。2017年1月以降は更新されていませんが、「相場アプローチ法」のカテゴリーでは、様々な相場の見方が学べて投資のヒントを得ることができます。

勝ち続ける意志力

・書籍『世界一プロ・ゲーマーの「仕事力」勝ち続ける意志力』 著者:梅原 大吾

プロ格闘ゲーマーが「勝つために必要なことは何か?」「なぜ多くの人は勝ち続けることができないのか?」をわかりやすく書いています。投資とは直接関係ありませんが、負けグセがついていた私にとって、考えを改めるきっかけにもなった一冊です。

まとめ

仲値トレードは毎日同じ時間にチャンスが訪れるので、毎日ウォッチして値動きの特徴がつかめるようになると、皆さまにも再現していただくことは充分可能です。

ただし、日中の値動きが見れないサラリーマンには仲値トレードは難しいかもしれません。ただし、帰宅してからトレードする場合でも、仲値トレードのように、「時間帯ごとの値動きのクセをつかむ」ことを意識しておくと、規則性が見えてくる時があります。ぜひヒントにしていただければと思います。

普通の人間である私でさえも、FXに真剣に取り組むことで1億円を超える利益を得ることができました。私の手法で少しでも参考になるところがあれば取り入れて、チャレンジしてみて下さい。

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