DMMFXのロスカットルールと大損失を回避する方法

この記事では、DMMFXのロスカットの特徴や、メリット・デメリットなどを解説していきます。

そして、損失を抑えるための絶対に必要なこともお伝えしているので、是非最後まで読んで、しっかりご覧ください。

ちなみに、ロスカットの基本は『FXのロスカットの仕組みと必ず知っておくべき算出方法』で学べますので参考にしてみてください。

それでは一緒に見ていきましょう。

1.DMMFXのロスカット条件

DMMFXでロスカット条件は、証拠金維持率が50%以下になった時です。その前に、証拠金維持率が100%未満の場合、追証が発生します。

これから、ロスカットにならないための対処法を解説していきます。ロスカットの前に追証があるので、そちらから見ていきましょう。

なお、証拠金維持率の基礎は、『FXの証拠金の仕組みと特に重要な3つの数字の計算法』を参考にしてくださいね。

2.DMMFXで追証が発生した時の対処法

先ほど、ロスカットは証拠金維持率が50%以下で発動することをお伝えしましたが、追証は100%を下回った場合に発生します。

実際に追証が発生すると、以下のように証拠金状況の追加証拠金額に不足金額が赤文字で表示されます。

出所:DMMFX公式

もし追証が発生した場合は、不足資金を期日までにその状態を解消しなければなりません。以下でより詳しく説明します。

また、追証になった場合は以下の措置がとられます。

  1. 新規取引の停止
  2. 出金予約の停止
  3. 発注済み新規未約定注文の取消
  4. 出金予約の取消

このように追証が発生した場合は、以下の3つの解消方法から1つを選択することになります。

  1. 追加入金する
  2. 保有ポジションを決済する
  3. 何もしない

それぞれ対処方が違うため、次の解説でしっかり理解しておきましょう。

2.1.追加入金する

追証が発生し、「入金」を対処法として選んだ場合、今抱えているポジションを維持するために必要な資金を回復させる必要があります。つまり、足りない分のお金を預け入れます。

例えば、追証)が20万円と判定された場合は、1営業日中に20万円を入金する必要があります。

以下がそのイメージです。

出所:DMMFX公式

この場合、DMMFXの「クイック入金」がおすすめです。

クイック入金なら、全ての手続きをインターネットで行えて、すぐに入金が反映されます。つまり、直ぐに追証を解消することができます。

しかも、DMMFXでは、約380行の銀行のクイック入金を取り扱っており、それは業界最多の水準なので、気軽にFX口座へ入金することができます。

入金の詳しい手順は、『DMM FXのログイン・入金・取引方法を画像で解説』で解説してますので、参考にしてみてください。

2.2.保有ポジションを決済する

他方で、追証を「保有ポジションを決済する」ことで解消しようとした場合は、「現在の純資産額」に見合うよう、保有量を減らすことになります。つまり、ポジションを自己資金に見合った量にします。

例えば、追証が20万円と判定されたら、20万円分以上のポジションを決済することで追証は解消されます。

以下がそのイメージです。

出所:DMMFX公式

DMMFXの決済方法は『DMM FXのログイン・入金・取引方法を画像で解説』で解説しているので参考にしてみてください。

2.3.何もしない

もし、あなたが追証が発生した翌営業日の04時59分までに「入金」も「ポジションの決済」も選択しなかった場合は、追証に対して「何もしない」という選択をしたことになります。

その場合は、全ポジションが強制決済(マージンカット)されます。

ちなみに、マージンカットはロスカットとは別です。すぐあとに解説します。

以下は、マージンカットのイメージです。

出所:DMMFX公式

何もしないということでペナルティはありませんが、全ポジションが決済されるため、極力、入金かポジションの決済で追証を解消するようにしてください。

ちなみに、追証とロスカットでいまいち混乱してしまっているかもしれませんので、もう一度お伝えしますね。

追証は、このように証拠金維持率が100%未満になった時に、翌営業日の04時59分までに対処すると、解消できます。ただし、対処する前にさらに損失が膨らんで証拠金維持率が50%以下になったときに発生するのがロスカットです。

追証の解説は以上です。それでは、続いてロスカットの回避方法について見ていきましょう。

3.ロスカットを回避する方法

追証からロスカットに発展しないようにする方法は2つです。

  • 証拠金維持率を高くする
  • 早めに損切り(利確)をする

この2つを心がけることでロスカットを回避できるようになります。これは絶対に徹底してください。順番に説明します。

3.1.証拠金維持率に余裕を持つ

まず第一に、ロスカットを回避するには、証拠金維持率を少しでも高く維持することが求められます。なぜなら証拠金維持率に余裕がなければ、急落に耐えられず、証拠金維持率が50%以下になり、ロスカットが発動してしまうからです。

また、証拠金維持率をどれだけ高くするかは、取引する量にも変わります。絶対に何%以上にするという基準はありませんが、高めることで追証、ひいてはロスカットが起こりづらくなります。

ですから、ポジションを持ったら常に証拠金を見る習慣をつけましょう。

3.2.早めに損切り(利確)をする

しかし、証拠金にある程度余裕を持たせるだけでは、相場急変の対策をしっかりできたとはいえません。相場が急変すれば、大きな損失を被ることになりますので、その予防が必要なのです。

そこで、早めに損切りをすることが求められます。

損切りについては『損切りとは?正しいトレードルールの作り方』をご覧ください。

含み損を抱えてもそのままにするのではなく、一旦ポジションを決済してリセットするなどの考え方が重要となります。

もちろん、利益が出ていても放置せず、決済をして、しっかりと利益を確定することも暴落の回避に繋がります。

それでも、まだ安心はしきれません。なぜなら、ロスカットは発動しないことがあるからです。

4.危険!金融ショック時はロスカットが間に合わず入金額以上の損失が発生する場合もある

実は、金融ショック時は、短時間で大幅に相場が変動するため、証拠金維持率が50%に到達しても、あまりの急変動によってロスカット(強制ポジション決済)処理が追いつかず、発動しないことがあります。

リーマンショックやスイスフランショックが金融ショックの主な例です。

例としてスイスフランショックの動画をご覧ください。

出所:YouTube

上の動画のスイスフランショックでは、スイスの中央銀行がそれまでスイスフランを売り続ける(介入する)ことで、通貨ペアのレートを維持していました。

その介入を、中央銀行が突然やめると宣言したことにより、通貨の価値が類例のない規模で動いて損失を抱える人が続出したという、金融ショックの代表例です。

このような金融ショックが起きた場合、想定以上の大きな損失が出る可能性があります。

いかなる時もしっかり根拠を持って、集中してトレードするようにしましょう。そうすることで、こうした事態に巻き込まれることがなくなるでしょう。ただし、なあなあでトレードしていると、こういう失敗になります。

覚えておいてください。

まとめ

さて、ここまでDMMFXのロスカットについて詳しく解説してきました。

重要なのは、自己資金に余裕を持つことです。また、資金を管理することに重きを置き、しっかり損切りをする力が求められます。

難しく考えずに、沢山練習をしてみてくださいね。

もしまだ取引が不安なのであれば、一度デモ口座を使って取引に慣れておく、ということもできます。取引に慣れてくれば、自分なりの手法が見つかるかもしれません。

デモ口座については『DMM FXのデモ口座のレビュー』で解説していますので参考にしてみてください。

自分の手法を見つけたい方は『FX初心者が本気で稼ぐために絶対知るべき45の知識と手法』をご覧になってください。

執筆者
遠藤 タカシ

遠藤 タカシ

Twitter@investerETで世界経済に対する見解を発信中!
世界中の株式、FX、商品先物を運用する兼業投資家。高校在学中に起業し経営の道へ。大学入学後に株式投資を開始し証券アナリスト資格を学びながら独自の手法を生み出す。その後は専業投資家、財産構築アドバイザーとして活動。運用では日々数億円規模の取引を行い、数々の金融ショックから資産を守り膨張させる。投資手法は、割安な銘柄を買う「バリュー投資」と、マクロ経済と時代の変化に着目した「パラダイムシフト投資」。お金にまつわる講師も務めた経験あり。好きなものはアニメと映画。

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