投資の教科書

オプションをなんとか覚えたいならこれが最も効果的

(更新 ) · 増田 丞美

オプションをなんとか覚えたいならこれが最も効果的

この記事は2021年に公開したアーカイブ記事です。制度・数字・サービスの内容は当時のものです。

次のSQは2026年11月13日、取引最終日は2026年11月12日です。SQ日カレンダーを見る →

今回ご紹介するのは「オプションチェーン」と呼んでいるものです。

この数学的な原理を理解すればオプションについて改めて学習する必要はありません。

オプションチェーン

オプションをなんとかおぼえたいならぜひこれが最も効果的です。
上記の表は対象とする銘柄の株価が 32ドルの時のものです。

株価が32ドルで変わらなければ、以下の表のようになります。
株価が全く変動しないというのは現実的ではないというのはわかっています。しかし、多くのオプションの価値がゼロになるというのは現実的なのです。それを出発点にしてオプションをおぼえるといいでしょう。オプションの最大の魅力の一つがそれです。

オペレーションチェーン

もう一つの表(オペレーションチェーン)を掲げます。

これの元になっている株価は163ドルです。

表はSの値が163のCとPの値を中心に見ます。
問題は、どれを選べばいいか、です。

あなたがオプションの初心者なら特に60Pを「売る」ことを選べばいいだろうと私は考えます。

私は「売り」、「買い」という言葉をオプションにおいて使うのを好みません。

数学的に、「売り」ではなく-(マイナス)、「買い」ではなく+(プラス)という符号を用います。

60P-1 @12.00

↑このオペレーション(取引)が何を意味するかわかると思います。

これによって1200ドルもの現金収入を得ることができます。

株価が60ドルまで暴落したってかまいやしません。

ちなみ、上記のオペレーション(「売買」という言葉の代わりに“オペレーション”という言葉を用います。;「数学によってお金を生み出す。」をイメージしてください。)は初心者だけでなくプロも用いる技の一つです。こんなにも簡単なのです。

初めに掲げた表の利用法についてはさらに次回お話します。

この記事を書いた人

増田 丞美

現在、WBP,LLC/Wish & Brains Partners代表(CEO)兼社長。
「オプション・キャッシュフロークラブ」主宰。
米国コロンビア大学を卒業後、野村証券(東京・ロンドン)、米国投資銀行モルガンスタンレー(ロンドン)などを経験。
現在、国内外の事業会社の経営の傍ら、日本において幅広い個人層にオプションの実践を指導している。
オプションに関する著書・訳著多数。

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