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投資先を選ぶ際には、ほとんどの投資家が利益に着目して投資先を選びます。
しかし、利益の大きさは当然業種や企業によって異なります。そのため企業間で利益を比較するためには、1株辺りで算出した数値(EPS)を使用する必要があります。
「EPSが前年に比べて大きく伸びた、もしくは減った」という事実は、その銘柄に大きな影響を与えます。1株辺りの利益は投資を続けていく上では必要な不可欠な指標です。
そこでこのページではEPSに関して、解説をしていきます。
通常、利益は会社がだした利益を合計して算出するもの(売上高、営業利益、当期純利益など)ですが、株式投資をする方にさらにわかりやすいよう1株あたりどれくらい稼げているかの利益も算出されます。
それがEPS(1株利益)です。このEPSは次のような計算式で算出されます。
EPS=当期純利益÷発行済株式総数
たとえばある企業の当期利益が100億円、発行済株式数が1億株だったなら、1株利益は100円となります。
下記四季報を見てみましょう。トヨタ(7203)の四季報情報です。
トヨタの1株利益は16.3の741.4円からは利益は微増し、18.3には842円になっています(赤枠内)
隣に記載されている業績や配当の伸びも超優良企業としての実績・予想になっています。投資をする際には、1株配当の伸びをチェック項目にいれることをおすすめします。
1株利益を投資に使用していく際の使用法ですが、下記の2点に注意する必要があります。
上記2点を確認するようにします。
再び、四季報です。ある銘柄の四季報ですが、下記の状態は投資するうえでどうでしょうか。
利益が毎年落ち込み、配当は毎年一定水準支払っていますが、EPSは落ち込んでいます。この銘柄は配当利回りが4%と高い状態にあります(2015年3月26日現在)。
しかしそれは業績悪化を見越した株価下落が要因で配当利回りが相対的に上昇しているだけかもしれません。
上記のような四季報情報のあるべき姿としては、1株配当をしっかり出しているにも関わらず、それを余裕でカバーできる1株利益があること(利益からしっかりと配当を出せるので剰余金などに手をつけずに済む)と、毎年の1株利益が順調に伸びていることです(本業の利益)。
上記の条件を揃えた企業の株価は順調に伸びる傾向があります。
そのような企業が投資対象としては魅力的な企業ということになります。
EPSは、単純に良い会社を探すためだけに必要なわけではなく、成長株、つまりこれから大きく業績を伸ばして株価を上げていく銘柄を探す際にも必要になる指標ですので、確実におさえておくようにしましょう。
EPSの説明をしてきましたが、いかがでしたか。
EPSは、すでにご説明したとおり投資家が重要視する指標であり、業績良好な企業に投資をする上で必要な指標の1つです。
四季報や業績予想などを見るときにも頻繁に使用するものなので、確実に抑えておいてください。
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