【必読】世界の時価総額ランキングから見えてくる傾向

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時価総額は、企業の規模を表すもので、国際比較が容易にできる一つの指標です。

※時価総額ってなんだろうと思った方はコチラの記事を参考にしてみてください。

さて、本記事では、そんな時価総額のランキングを世界規模で比較し、その傾向をつかむことで、成長している企業を知り、どのように投資に活かせるかを考えていきたいと思います。

それでは、最後までじっくりとご覧ください。

1. 時価総額ランキング

さて、時価総額が高い企業はいったいどこなのでしょうか。

まずは『世界の時価総額ランキング』を見てみましょう。

1.1.世界の時価総額ランキング

このランキングは世界の企業の時価総額ランキング(2017年11月版)です。

この表からわかることは、とにかく米国が多いことです。資金調達環境が世界で特に優れていることが大きな理由の一つだと私は考えます。

以下の表が国別にまとめたものです。

(出所)SBI証券より、エンジュク作成

ちなみに、自動車産業(世界規模)で最も時価総額が高い企業は日本のトヨタ自動車です。

しかしトヨタが、全産業の世界の時価総額ランキングトップ30に入っていたのは2016年までのことで、2017年にはランキング圏外になってしまいました。その理由は、アジアのIT企業が台頭してきたからです。

1.2.日本企業と米国企業の比較

さてここからは、世界の大手企業がなぜそれだけ高い時価総額を維持できているのかを深堀りしていきましょう。

ここでは、日本を代表するトヨタ自動車と海外を代表するアップルを比較をします。

2017年9月時点で、アップルの時価総額はトヨタ自動車(23兆円)の約4倍です。アップルのこの時価総額の裏付けは、圧倒的な営業利益率によるもので、今後の成長に投資家から期待が集まっているということを意味します。

売上高から売上原価や人件費などの経費を差し引いたものが営業利益です。アップルなどの巨大なIT企業は、サーバーを自社で持っていたり人件費も高く設定していますが、それでも利益率は良いということになります。

つまり、時価総額が高まる背景には、営業利益率の高さがあることがわかります。

1.3.時価総額の高い企業の3つの特徴

さらに、ランキングから、時価総額の高い企業に多い3つの特徴をまとめました。

IT分野であること
営業利益率が高いこと
資金調達環境が整っていること

さて、以上のことを確認できたところで、私たちが投資をする際には、時価総額をどのように考えるべきでしょうか。次章で解説します。

2. 時価総額で投資対象を選ぶ方法

時価総額から投資対象を選ぶ方法は3つあります。

①国を選ぶ
②企業を選ぶ
③偽物を見抜く

この3つのステップを以下で解説しますので、一緒に見ていきましょう。

①国を選ぶ

まず、投資対象を選ぶときに重要なことがあります。それは国です。

日本に投資をするか、米国に投資をするか、それとも中国、欧州、etc…と選択肢は無数にあります。そこで時価総額ランキングの傾向から、どの国が伸びているかを考えましょう。

最近の傾向としては、中国企業が急成長していることから、世界の投資家が同国に目をつけています。また、米国は資金調達環境に恵まれていることからも、投資対象として悪い選択ではありません。

②企業を選ぶ

国が決まれば次は、企業の探索です。

企業を選ぶ場合、上で紹介したアップルのように、時価総額を伸ばしていて、営業利益率の高い企業を選ぶことがポイントとなります。それは財務諸表をしっかりチェックして選んでいきましょう。

もし、国として投資対象にならなくても、企業として見ると非常に魅力的な銘柄がある場合もあります。

なので、時価総額と業績を調べて投資判断をしましょう。

③偽物を見抜く

株価が上がっている企業の中には、自社株買いによって買い支えているものもあります。

そのような会社は、利益が出ていないことも考えられるので時価総額だけでなく財務諸表に注目しましょう。(参考:『時価総額とは?仕組みと特徴を解説』)

3.まとめ

さて、世界の時価総額ランキングから、米系企業、あるいはIT企業が時価総額の高さを維持していることがわかりました。

その背景には、営業利益率や資金調達環境があります。

そこで私たちは、投資をするときに、そのような傾向を意識して、これから規模が大きくなりそうな企業を選別していく必要があります。

その場合、時価総額だけを投資をする根拠にするのではなく、その時価総額を記録している背景にも注目していきましょう。

もし、その背景に、自社株買いなどの、株価を意図的に上げようという思惑が見えた時は、それがどれだけ長く続くのだろうか、というようなことにも注意できるようにしていきましょう。

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