お金を得る最もシンプルで最もはやい方法
· 増田 丞美

この記事は2022年に公開したアーカイブ記事です。制度・数字・サービスの内容は当時のものです。
次のSQは2026年11月13日、取引最終日は2026年11月12日です。SQ日カレンダーを見る →
「なんとかオプションを身につけたいがオプションの話になるとついていけない」そのように相談される人はけっこういます。
そのような人は総じて非常に真面目で勉強熱心です。学習意欲が十分になります。
そのような人たちに私は「オプションは勉強するな!」と告げます。冗談ではありません。いたって真面目です。
オプションは数学
オプションに真っ向から向かうとどんなに優秀なひとでも多くは挫折してしまうでしょう。
私はオプションを勉強せずにオプションを身につけてもらうことを目標にこのようなことを書いています。
オプションは数学です。
数学というとオプション以上に敬遠してしまう人がいるかもしれませんが、ほとんど算数の四則演算で大丈夫です。ただし、負の数を扱います。
下の表については前回も同じものをかかげました。
これは株価が17.80ドルの時のオプションのプレミアム表です。
このような表を使いこなすことが成功への道になります。
攻めどころ満載です。この表をみただけで現在の株価が分かります。

時間が経過するとゼロになる
IVがゼロのCの価値とPの価値をごらんください。
それらの価値はTVです。つまり、時間価値です。
それは時間が経過するとゼロになります。
単純でできることから始めます。
一度に多くのことをおぼえようとすると挫折するおそれがあります。
25Cを売るとどうなるか考えてみましょう。
0.30とあります。これはTVです。金額にして30ドルです。
15Pを売るとどうでしょうか?
0.30とあります。これはTVです。金額にして30ドルです。
2つ売ると60ドルがもらえます。
オプションの期限までに株価が25ドルをこえると株式を100株1ドル25ドルで売らなければなりません。
一方、オプションの期限までに株価が15ドルより下がっていれば、株式を100株1ドル15ドルで買わなければなりません。
売りからおぼえる理由
ほかにもいろいろと組み合わせて確実に収入を取る方法があります。それは上記の2つをおぼえてから進むことになります。
25Cと15Pどちらを売るのがいいでしょうか。
それは銘柄の性質によります。
長期にさがる傾向のある銘柄なら25C、あがる傾向にあるなら15P、一定の水準にとどまっているなら両方を売ることができます。
売りからおぼえるのは、それがお金を得る最もシンプルで最もはやい方法だからです。
この記事を書いた人
増田 丞美
現在、WBP,LLC/Wish & Brains Partners代表(CEO)兼社長。
「オプション・キャッシュフロークラブ」主宰。
米国コロンビア大学を卒業後、野村証券(東京・ロンドン)、米国投資銀行モルガンスタンレー(ロンドン)などを経験。
現在、国内外の事業会社の経営の傍ら、日本において幅広い個人層にオプションの実践を指導している。
オプションに関する著書・訳著多数。





