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長期的な運用による株式投資は、様々な資産を組み合わせてリスクとリターンのバランスをとりながら長期的な目線で利益を狙います。
特に長期で金融資産を運用するファンドなどは、大量の資金を株式で運用するために「株価指数」という指標を参考に銘柄を組み合わせて投資をするものがおおいです。
基本的にはそのような株価指数に連動させて銘柄を購入しますが、ある銘柄に株価を下げさせるような大きな悪材料が出てきた場合には、当然ファンドの組み入れ銘柄群の中からそのような銘柄を除外しなければなりません。また新たに指数に組み入れられる銘柄は、ファンドが銘柄群の中に組み入れるためにその株式を購入したりします。
この一連の動きは「ファンドのリバランス」と呼ばれます。
リバランスが起きると、比較的大きな資金の動きが特定の銘柄に発生するためその動きがあることを前もって知っておかないと思わぬ損失を出してしまうことがあります。また買われる銘柄をあらかじめ知っておくことで先回りして銘柄を仕込んでおく収益機会にも恵まれます。
目次
銘柄入れ替えとしてリバランスを考えるには、まずはそのもととなる株価指数を知っておく必要があります。代表的なものとして次の3つを知っておくと良いでしょう。
日経平均株価は日本を代表する225社の株価から算出される指数です。トヨタや三菱商事、ソフトバンクやファーストリテイリングなどといった大きな企業の株価を見なし株価に計算し直して株式取引時間中に常に日経平均は動いています。この日経平均株価が225銘柄からなりますが、年1回見直しが入り、新しく組み入れられる銘柄と除外される銘柄がでてきます。もちろん組み入れがない時もあります。また日経平均株価は株価の大きな銘柄の値動きの影響を受けやすいという特徴があります。
TOPIXは東京証券取引所の1部指定
全銘柄の時価総額から計算される指数の事を言います。日記平均とは違い、トヨタや銀行株などといった時価総額の大きな銘柄の影響を受けやすいという特徴があります。TOPIXをベンチマークとして利用し投資をするファンド(投資信託)は数多く存在しています。
JPX400は2014年型開始された指数で、投資家を意識した経営ができているか、また資本を効率的に活用しているか(ROEの向上)という観点から選ばれる400の企業から算出される数字です。投資家目線から選出された企業による株価指数ということでこれから大変注目される指数となります。特に投資家への利益の還元を第一に考えるアメリカを習った指数とも考えられ、海外投資家からの注目も大きく、そこからの資金も流入されることが予想されます。
日経平均株価、TOPIX、JPX400などの株価指数を構成する銘柄に入れ替えや増資などが起きた場合に、そのような株価指数をベンチマークとして運用しているインデックスファンドは、構成比率に合うようにファンド内の銘柄の入れ替えをします。
新たに組み入れられる銘柄や除外される銘柄、買いましされる銘柄などがありますが、あらかじめどのような銘柄が売買されるのかを知っておくことで損失を逃れることもできますし、これから買われると思われる銘柄を先に仕込んで収益機会に1えることもできます。
日経平均株価のリバランスに関しては年1回見直されますが、入れ替えが発生する時と発生しない時があります。
日経平均に対して構成比率がどれくらいの大きさなのかによって、値動きの大きさも異なります。構成比率が大きければ大きいほど収益をとるチャンスになりますので、あらかじめどのような銘柄が組み入れられるのかを確認して取引を行っていくと良いでしょう。
日経平均のリバランスで目を引いたのは2013年9月におきた日東電工の組み入れでしょう。リバランス発生日の大引けでストップ高まで一気に株価が上昇した好例となりました。下記のチャートを見ると矢印の日に異常な値動きをしていることがわかります。これは引けにかけて一気に購入された暴騰した値動きの例です。その日に購入して引けで売るだけで最低売買単位での取引で10万円近い利益を狙うことが可能でした。
年一回とはいえ、このような収益機会をとらえるのも立派な投資法です。下記の記事をぜひ参考にしてみてください。
参考:日経平均寄与度から判別する日経平均入れ替え時の利益の狙い方
次にトピックスのリバランスについてです。
TOPIXに関しては、東証1部指定があった銘柄が実際に東証1部に上場をした翌月の末にインデックスファンドなどに買われることが有名です。日経平均とは異なり、年に何度もあるのが特徴です。具体的には、
がきっかけとなります。もちろん1部指定をされる前にその銘柄を仕込んでおきたいところですが、指定されるかどうかわからない状況で株式を保有しておくのは資金も拘束されるため、指定されたのちに収益機会を求めるのが良いでしょう。
1部指定された銘柄は下記サイトの銘柄スケジュールで確認することが可能です。
特に時価総額の大きな銘柄などはチャンスが大きくなりますのでつねにチェックしておきましょう。
ただ、最近は銘柄によって買われるか買われないかのばらつきがあるようです。買われない時には先回りして仕込んでいた人たちの失望売りが発生することになりますので、その際にポジションをはずすのをためらうことのないようにしましょう。
JPX400に関しては、ROEの基準やIFRSの採用など投資家目線での事項が重視されることもあり、組み入れられる銘柄には大きな注目が集まることになります。
多くのJPX400インデックスファンドが組成させておりこれからの動向が注目されます。
JPX400の選定基準を知っておくことは、先回りして組み入れ銘柄を仕込みチャンスを広げてくれます。下記の選定基準は記憶しておくとよいでしょう。
ここまで日本指数のリバランスについて解説していきましたが、日本株に影響を与える世界の指数としてMSCI指数があります。この指数は世界の機関投資家が株式売買のベンチマークとしている世界的なインデックスです。
世界的な機関投資家の売買に使用されるため、銘柄の入れ替えには大きな需給が発生します。日本の銘柄も例外ではありません。日本の上場投資信託(ETF)にもMSCI指数のものが多く存在し、国内市場の投資信託には上場インデックス日本株式などがあります。
MSCIインデックスのリバランスは毎年2月、5月、8月、11月の年4回行われます。その中で大きな入れ替えは5月と11月です。毎年、銘柄入れ替えがある場合にはその採用銘柄、除外銘柄を公示します。タイミングとしては月の半ばに発表して月末に入れ替えを行います。
最近でも、下記の記事で扱われているようにMSCIのリバランスが発生しています。
この時はキヤノンに売り需要が発生しています。大型の銘柄でも100億円を超える売りが入れば当然株価は下落します。また5月のリバランスにおいては、日本航空ビルを指数に採用して、大和工業を除外しています。
このリバランスの発生をあらかじめ知ることができたなら、無駄な売り需要を被らなくても済みますし、組み入れ銘柄を先回りして取得しておくことで収益機会もあるはずです。
銘柄の入れ替えに伴い発生する株式売買の需給は前もって知ることができます。
リバランスを収益機会に変えるためには前提知識をしっかり持っておくこと、そして過去の値動きを確認しておくことが大事です。無駄な損失をなるべく出さないためにも、知識をしっかりと持っておきましょう。
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